
音をクリアに整えたいけれど、従来のEQでは思い通りにならない
そんな経験はありませんか?
その特徴と使い方をわかりやすく解説します。
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SmoothEQ2:Airwindowsの最新EQプラグイン

SmoothEQ2 は、Airwindowsが開発した独自のイコライザー(EQ)で、直感的な操作性と音の明瞭さを両立した革新的なツールです。
従来のSmoothEQをさらに進化させ、4バンドのシェルフ型EQとして設計されています。
以下で、その特徴や仕組みを詳しく紹介します。
SmoothEQ2の特徴
- 4バンド構成のシェルフ型EQ
- 一般的なパラメトリックEQのように「ピーク」や「ノッチ」を持たず、すべてシェルフフィルターで設計。
- 繊細な調整が必要な場面でも、音の透明感を損なわずに扱える。
- 高次フィルタリングと急峻なクロスオーバー
- シンプルなフィルター設計により、従来よりも高次のフィルタリングが可能。
- より急峻なクロスオーバーを実現し、帯域の境界を明確に分けられる。
- 可変するQファクター
- 通常は「Bessel」や「Butterworth」といった固定的なフィルターデザインを選ぶが、SmoothEQ2では周波数設定に応じてQが自動で変化。
- これにより、バンド同士の距離に応じてレゾナンスが自然に変化する。
- シェルフ+ティルトEQ的挙動
- バンドを移動させると、隣接するクロスオーバーが一緒に動く。
- その結果、シェルフEQが単純に動くだけでなく「ティルトEQ」のように働き、帯域全体のバランスを直感的に変えられる。
SmoothEQの使い方と操作感
- バンド操作の直感性
- 1つのバンドを上げ下げすると、その周囲の帯域に「傾き(ティルト)」が発生。
- 例:ハイミッドを持ち上げると、高域側のカットオフは急峻になり、ロー側は緩やかになる。
- ハードウェア的コントロールにも最適
- 開発者は、4つのジョイスティックを同時に操作するコントローラーでテスト。
- EQ全体を同時にモーフィングさせるような動作が可能。
- 一般的なMIDIコントローラーでも、縦フェーダーをゲイン、つまみを周波数に割り当てれば、直感的なコントロールができる。
- DAW内でも快適に使用可能
- 専用のハードウェアを使わなくても、DAW上のスライダー操作で十分扱える。
- ただし、ハンズオンでの操作に特に適しており、ライブパフォーマンス的な使い方も期待できる。
SmoothEQ2の開発背景
- SmoothEQからの進化
- 元々のSmoothEQは、シンプルながら音の質感を損なわない設計が特徴。
- SmoothEQ2では、そのコンセプトをさらに拡張し、複雑で柔軟なコントロールを可能にした。
- コンソールシステムへの応用
- 開発者は、将来的に「Console」シリーズの一部としてSmoothEQ2を組み込む計画を持っている。
- すでにプロトタイプ的な形で実装が始まっており、今後の進化も期待できる。
ダウンロードと利用について
- SmoothEQ2は、Airwindows公式サイトから無料で入手可能。
- 各種フォーマットに対応:
- CLAP / AU / VST3 / LV2
- VST2 / AU(スタンドアロン版もあり)
- Windows、Mac、Linuxに対応
すべてMITライセンスで公開されており、自由に利用・改変が可能です。
まとめ:Airwindows「SmoothEQ2」直感的な操作で音を自在に操る革新的EQ!シェルフ型フィルター、可変Q、ティルト挙動、高次フィルタリングで透明感あるサウンドを実現し、ハードウェア的操作からDAW内での細かなトーン調整まで幅広く活用できる次世代イコライザー|DTMプラグインセール
SmoothEQ2は、単なるEQを超えて「音作りの感覚に寄り添う」ツールです。
- シェルフ型EQ+ティルト的挙動
- 可変するQによる自然なレゾナンス
- 高次フィルタリングによる明瞭さ
- 直感的なハードウェア/ソフトウェア操作
これらの特徴により、DAW上での精密なトーンコントロールから、直感的なサウンドデザインまで幅広く対応できます。
Airwindowsの中でも特にユニークなプラグインのひとつと言えるでしょう。
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