Simple Samples Audio「Simple Legato Viola」超リアルなヴィオラ演奏を実現！驚くほど自然なレガートトランジションとリアルな音色のソロヴィオラ音源

Simple Legato Viola は、リアルなメロディックフレーズを自然に演奏できるソロヴィオラ音源です。

レガートスピードやビブラートの細かい調整が可能で、表現力豊かな演奏を再現できます。

この記事では、Simple Legato Viola の特徴を詳しく解説します。

Simple Legato Viola – 世界初の超リアルなソロヴィオラ音源

Simple Legato Viola（旧称 Rhea Hosanny Legato Viola）は、リアルなメロディックフレーズをあらゆる速度で表現できる世界初の超レガート・ソロヴィオラ音源です。

収録されているすべての音は、プロ奏者 Rhea Hosanny の表現力豊かな演奏スタイルが反映されており、感情豊かなサウンドを実現します。

Simple Legato Violaの特長

最新バージョン 1.3 では、以下の改善が施されました。

• 新しい名称 & GUI（ユーザーインターフェース）
  • 旧名称「Rhea Hosanny Legato Viola」から「Simple Legato Viola」に変更
  • 視認性が向上した新しいGUI
• 音質の改善
  • すべてのノートトランジション（音の移行）がピッチ補正済み
  • いくつかのトランジション、ノート、ノイズを修正

主な機能

• ディープサンプリング（ラウンドロビン収録）
  • 各ノートのトランジション（音のつながり）を複数回録音し、リアルな演奏感を再現
• 演奏ポジションコントロール
  • 1stポジションとエクステンデッドポジションの切り替え
  • エクステンデッドポジションは、音がやや暗くミュートされた響きになる
• ビブラートスタイルの選択
  • Progressive（徐々にビブラートがかかる）
  • Full（最初から強いビブラートがかかる）
• レガートスピード調整
  • スラーのスピードを自由にコントロール
  • 細かいニュアンスの演奏が可能
• ダイナミクス調整（Mod Wheel対応）
  • モジュレーションホイールで音量や強弱をコントロール
• リバーブコントロール
  • オーケストラホールの響きを調整可能
  • 0%にするとモノラルに戻る
• Kontakt専用（フルバージョン 7.10.7 以上が必要）

演奏ポジションの選択

• 1stポジション: 基本的な演奏位置で、開放弦を活かしたクリアな音色
• エクステンデッドポジション: 指を使って開放弦を避け、より柔らかくダークな音色を実現

リアルタイム操作

• サステインペダルを使用することで、ライブ演奏時にポジションを即座に切り替え可能

ポジションによって音色が変わるため、楽曲の雰囲気に合わせて調整しましょう。

ポジション	特徴	使いどころ
1st Position	明るくナチュラルな音色	メロディ、ハーモニーの基本
Extended	暗くこもったトーン	柔らかい雰囲気、開放弦を避けたい場合

ビブラートの種類

• Progressive: 最初はビブラートなし → 徐々にビブラートが増す
• Full: 最初から最大強度のビブラート

ビブラートの強さを選択できます。

設定	特徴	使いどころ
Progressive	徐々にビブラートがかかる	クラシック音楽、抑揚のある演奏
Full	最初から強いビブラート	ドラマチックなメロディ、映画音楽

レガートスピードの調整

• 速い設定: スムーズな速いフレーズに対応
• 遅い設定: より明確なレガートトランジションを楽しめる
• MIDI CC対応: Kontakt内でノブを右クリックし、MIDI CCをアサイン可能

リバーブ調整

• オーケストラホールの響きを自由に調整
• 0%にするとモノラルサウンドへ切り替え

スラーのかかり方を調整できます。

設定	特徴	使いどころ
遅め	滑らかで表情豊か	バラード、エモーショナルな曲
速め	軽快でテンポのある演奏	ポップス、リズミカルな曲

ダイナミクス（音量の調整）

Mod Wheel（モジュレーションホイール） を動かすことで、演奏中に強弱を変えられます。

設定	音の変化
低め	優しく柔らかい
高め	力強く情熱的

リバーブの調整

リバーブ（響き）の量を調整できます。

設定	特徴	使いどころ
0%（オフ）	モノラルでドライな音	近距離の演奏、ミックスしやすい
50%	適度なホール感	室内楽やオーケストラの響き
100%	深く幻想的なリバーブ	映画音楽、アンビエント

Simple Legato Viola を活用するコツ

1. レガートスピードをMIDI CCで調整する
   • 演奏中に動かすと、表現力が格段に向上
2. Mod Wheel でダイナミクスを積極的に活用
   • 繊細な音の強弱をつけることで、より人間らしい演奏に
3. 適度なリバーブ設定を心がける
   • 音が埋もれないよう、ミックス全体を意識
4. MIDIシーケンスのノートを重ねすぎない
   • シンプルなフレーズの方が、よりリアルな響きを得られる

アーティスト紹介 – Rhea Hosanny

Simple Legato Viola の演奏者である Rhea Hosanny は、ロサンゼルスを拠点とするヴィオラ奏者・セッションミュージシャンです。

彼女は世界的なアーティストと共演しており、その実績には以下のアーティストが含まれます。

• Beyoncé, Adele, Kanye West, Andrea Bocelli, Josh Groban, Evanescence, Ricky Martin, Solange Knowles など

また、映画・テレビ・アルバムのレコーディングにも頻繁に参加し、フェニックス交響楽団やラスベガス・フィルハーモニックのメンバーとしても活躍中。

技術仕様

• 3.88 GBのコンテンツ
• 2,869サンプル（44.1 kHz, 24-bit NCW）
• Kontakt 7.10.7 フルバージョンが必要

まとめ：Simple Samples Audio「Simple Legato Viola」超リアルなヴィオラ演奏を実現！驚くほど自然なレガートトランジションとリアルな音色のソロヴィオラ音源｜DTMプラグインセール

この記事では、Simple Legato Viola の使い方について詳しく解説しました。

基本的な機能

• 演奏ポジションの切り替え（1st/Extended）
• ビブラートの選択（Progressive/Full）
• レガートスピードの調整（スムーズな音の移行）
• Mod Wheel でダイナミクスをコントロール
• リバーブ設定でホールの響きを調整

活用のポイント

• レガートスピードを MIDI CC でリアルタイム調整
• Mod Wheel を使い、自然な強弱をつける
• 適切なリバーブ設定でミックスしやすいサウンドに

Simple Legato Viola は、シネマティックな楽曲やクラシック音楽に最適な音源です。

リアルなソロヴィオラの演奏を求める方は、ぜひ試してみてください！