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Eventide「ShimmerVerb」ピッチシフターとリバーブの完璧な融合!ギター、シンセ、ボーカルを天国のようなアンビエンスで包み込む伝説的シマーサウンド

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Eventide「ShimmerVerb」ピッチシフターとリバーブの完璧な融合!ギター、シンセ、ボーカルを天国のようなアンビエンスで包み込む伝説的シマーサウンド|DTMプラグインセール

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もっと広がりのある音を作りたい
ギターやシンセに、幻想的な響きを足したい

そんな願いを持つ方に注目されているのが、EventideのShimmerVerbです。

リバーブとピッチシフターを組み合わせたこのプラグインは、音に“神秘的な空間”を与えてくれる唯一無二の存在。
U2のようなアンビエントなサウンドから、現代的なエレクトロまで幅広く対応できます。

とはいえ、

パラメーターが多くて難しそう
どんな場面で使えばいいの?

と感じる方も多いはず。

この記事では、ShimmerVerbの特徴から具体的な使い方、楽器別の活用例までわかりやすく解説していきます。

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CONTENTS

Eventide ShimmerVerbの魅力と基本情報

Eventide「ShimmerVerb」ピッチシフターとリバーブの完璧な融合!ギター、シンセ、ボーカルを天国のようなアンビエンスで包み込む伝説的シマーサウンド|DTMプラグインセール

ShimmerVerbは、Eventideが開発したリバーブ系プラグインで、通常の空間系エフェクトとは一線を画す仕上がりが特徴です。

内部ではリバーブとピッチシフターを組み合わせており、楽器の音に上昇感や幻想感を付加できます。

そのため、単なる残響ではなく、“音そのものを昇華させるような効果”を狙いたいときに最適です。

音の広がりだけでなく、動きや揺らぎも生み出せるため、アンビエントやエレクトロだけでなく、ポップスや映画音楽にも活用できます。

こうして、プロから趣味のDTMerまで幅広い支持を得ているのです。

  • ギターに使うと、
    単音フレーズでも空間を埋めるような厚みを持たせられる
  • シンセパッドにかければ、
    音に広がりと浮遊感が生まれ、楽曲の雰囲気を一気に変化させられる
  • ボーカルにうっすら使えば、
    透明感を残したまま包み込むような効果が得られる
  • ピッチ設定で上下のオクターブを加えることで、
    神秘的なサウンドスケープを形成できる
  • 内蔵プリセットは楽器別・ジャンル別に用意されており、
    初めてでも扱いやすい

ShimmerVerbとは?ピッチとリバーブの融合効果

Eventide「ShimmerVerb」ピッチシフターとリバーブの完璧な融合!ギター、シンセ、ボーカルを天国のようなアンビエンスで包み込む伝説的シマーサウンド|DTMプラグインセール

ShimmerVerbは、従来のリバーブとは異なり、リバーブ成分に対してピッチシフトを加えることで“音に浮遊感や幻想性”をもたらすエフェクトです。

もともとは1980年代にスタジオエンジニアたちが実験的に生み出した手法を、Eventideが洗練させてプラグイン化したものです。

その結果、空間をただ響かせるだけでなく、音が“上昇する”ような印象や、音程の動きによる心理的な変化までも演出できます。

単なる残響とは一線を画し、まさに「音にドラマを加える」ような使い方が可能です。

  • 上昇系のピッチ(例:+1オクターブ)を加えることで、
    音が空へ昇っていくような演出が可能
  • 下行系のピッチ(例:-1オクターブ)を設定すれば、
    重厚で神秘的な雰囲気を作れる
  • リバーブのDecayやSizeを調整すると、
    ホールのような長い残響や、小部屋のような短い響きを選べる
  • ピッチシフターは2系統あり、
    異なる音程を重ねることで分厚く複雑なハーモニーを作れる
  • リバーブとピッチの効果はMixでブレンド可能
    原音とエフェクトのバランスも細かく調整できる

EventideがShimmerVerbで目指した音の世界観とは

EventideはShimmerVerbを通じて、単なる“空間系エフェクト”ではなく、「音を次元ごと変化させる装置」としての可能性を追求しています。

U2の名盤『The Unforgettable Fire』などで聴かれる、神秘的で没入感のある“シマーサウンド”を誰もが再現できるよう、現代の制作環境に合わせてデザインされているのが特徴です。

このことから、ShimmerVerbは単なる残響の延長ではなく、音楽の「情緒」や「空気感」をコントロールするツールとして扱われています。

空間の中にメロディを漂わせたり、音の余韻で感情を語らせたりするような演出が可能です。

  • 実機での複雑なルーティングや接続を、
    1つのプラグインで簡単に再現できる
  • リバーブにピッチ変化を加えることで、
    音が揺らぎながら広がるような動きを作り出せる
  • 内蔵されたFreeze機能によって、
    1つの音を永遠に鳴らし続ける“音の彫刻”のような演出ができる
  • Ribbon機能を使えば、
    1つのサウンドが徐々に変化していく“時間の流れ”を表現できる
  • プリセットにはプロアーティスト監修のものもあり、
    即戦力として使える完成度の高いサウンドが豊富

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ShimmerVerbの使い方:パラメーターを徹底解説

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ShimmerVerbは、その美しいサウンドの裏に多数のパラメーターが用意されており、音作りの幅を大きく広げてくれます。

とはいえ、初めて触る方にとっては少し多く感じるかもしれません。

だからこそ、基本となる各設定の意味をしっかり理解しておくことが大切です。

このおかげで、プリセットに頼らず、自分好みのサウンドを追い込むことができるようになります。

パラメーターはすべて直感的に動かせるよう設計されており、使っていくうちに自然と慣れていける構成になっています。

  • Mix
    原音とエフェクト音のバランスを調整。
    100%にすると完全にリバーブのみの音になる
  • Reverb Decay
    残響が消えるまでの時間を設定。
    長くすると音が空間に溶け込むような響きに
  • Reverb Size
    空間の“広さ”を設定するパラメーター。
    小さめにすると密室感、大きくすると壮大な空間に
  • Pitch A / Pitch B
    それぞれ独立したピッチシフター。
    +1オクターブや+5度など音程を設定可能
  • Delay
    ピッチシフターに送る前のディレイ時間。
    わずかな遅れが音に揺らぎと奥行きを与える
  • Low / Mid / High Level
    3帯域に分けて、どの帯域をフィードバックさせるかを調整できる
  • Feedback
    リバーブの残響に、どれだけピッチシフトされた音を再度送り込むかの量を決める
  • Tempo Sync
    Delayをテンポに合わせるか、ミリ秒で調整するかを切り替える設定

Reverb SizeとDecayの違いと使い分け

ShimmerVerbで空間の印象を大きく左右するのが「Reverb Size」と「Reverb Decay」の2つのパラメーターです。

どちらも“響き”に関わる要素ですが、意味合いと役割が異なります。

これを混同してしまうと、思ったようなサウンドにならないこともあるため、使い分けを明確に理解することが大切です。

Reverb Sizeは空間そのものの広さをシミュレートします。一方でReverb Decayは、音がその空間の中でどれだけ長く残響するかを決定するものです。

このことから、同じDecayでもSizeが異なれば印象は大きく変わります。

  • Reverb Sizeを大きくすると、
    音に「距離」や「スケール感」が生まれ、壮大なホールのような響きに
  • Sizeを小さく設定すると、
    スタジオや部屋鳴りのような“タイトな空間”を再現できる
  • Reverb Decayを長くすれば、
    音がいつまでも伸びる「幻想的な残響」になる
  • Decayを短くすると、
    音がはっきりと切れていき、リズムを強調したい場面に有効
  • 例えば、Sizeは小さくDecayを長くすれば
    「狭い空間に響きが残る」ような独特の質感も作れる

Pitch A/Bと音楽的な設定ポイント

ShimmerVerbの真髄とも言えるのが「Pitch A」と「Pitch B」の2系統のピッチシフターです。

これらを使うことで、単なるリバーブにとどまらない、音楽的で幻想的な空間演出が可能になります。

どちらも独立して設定できるため、組み合わせ次第で驚くほど多彩なサウンドを生み出せます。

その影響で、和音やハーモニーを持たせた音の広がりを出すこともでき、単音のギターやボーカルにも“重なり合う音”を加えるような感覚になります。

設定値は音楽的な区切りに合わせて固定されているため、初心者でも不自然な音程になりにくいのが特徴です。

  • Pitch AとBは、
    それぞれ+1オクターブ、+5度、+4度などから選択可能。倍音や和声の演出に使える
  • AとBに異なる値を設定することで、
    リッチで立体的な響きが得られる(例:A=+12、B=+7)
  • オクターブ上を設定すると、
    音が空へ上がっていくような浮遊感を演出できる
  • あえてオクターブ下を選ぶことで、
    重厚で落ち着いた響きになり、荘厳な雰囲気が出せる
  • ハーモニクス感を強調したいときは
    +5度や+4度などの設定がおすすめ。シンセやパッドと相性が良い

Feedback・Low/Mid/High Levelの音作り応用

ShimmerVerbの奥深さをさらに引き出すために欠かせないのが「Feedback」と「Low/Mid/High Level」のコントロールです。

Feedbackは、ピッチシフトされたリバーブ音を再びリバーブに戻す量を調整するもので、設定次第で残響がどこまでも続くような効果を生み出します。

そして、Low/Mid/Highの3バンドは、どの帯域の音をフィードバックに回すかを細かく制御する役割を持っています。

そのため、音の輪郭や重心をコントロールしながら、狙った空間を設計することができます。

これが原因で、同じプリセットでも全く異なる印象のサウンドに仕上がることもあります。

  • Feedbackを高めに設定すると、
    音が何層にも重なっていくような“無限の残響”が得られる
  • Feedbackを0に近づけると、
    リバーブは一度響くだけの自然な印象に仕上がる
  • Low Levelを強めにすれば、
    低域がしっかり残り、重厚感のある音に。
    ベースや太めのシンセと好相性
  • Mid Levelを上げると、
    リードボーカルやメロディラインがしっかり残響に包まれるようになる
  • High Levelを上げると、
    高域が長く伸び、キラキラした浮遊感が強調される。
    シンセやピアノに効果的

ギター、シンセ、ボーカル別のおすすめ設定

ShimmerVerbは幅広い楽器に使える万能なプラグインですが、それぞれの楽器で最適な設定を知ることで、より効果的な音作りができます。

単にリバーブをかけるだけでなく、楽器の特性に合わせてピッチやフィードバックを調整することで、曲全体の印象が大きく変わります。

その結果として、ギターなら厚みと広がり、シンセなら浮遊感、ボーカルなら透明感といった“楽器ごとの理想的な響き”を引き出すことができます。

ここでは、よく使われる楽器ごとのおすすめ設定とその狙いを紹介します。

  • ギター向け設定
    Pitch A/B を+12/+7に設定し、Feedbackをやや高めに。
    単音でも音が広がり、アルペジオなどに幻想的な響きが加わる
  • シンセ向け設定
    Reverb Sizeを最大近くにし、Pitch A/B を+12/+12に設定。
    空間を満たすようなパッドサウンドが生まれ、浮遊感を強調できる
  • ボーカル向け設定
    Pitch A を+12、Pitch B はオフ。
    Mixを30~40%程度に抑え、High Levelを少し上げると、自然な広がりのある透明感を演出できる
  • 汎用的な初期設定
    Decayは50前後、Sizeは中程度、Pitchは+12/+7でスタートすると多くの楽器で扱いやすいサウンドになる
  • トリッキーな使い方
    Pitch Bだけを-12に設定し、Feedbackを高めにすると「沈み込むような」特殊効果が得られ、サウンドデザイン用途にも便利

ギターに使う場合のプリセットと設定例

ShimmerVerbは、ギターとの相性が非常に高く、特にアルペジオやクリーントーンとの組み合わせで真価を発揮します。

ピッチによる上昇感と長い残響が加わることで、単音フレーズでも空間全体を満たすようなリッチな響きを作り出せます。

特に空間系を重視するアンビエント系やポストロック系のギタリストには人気が高いエフェクトです。

このおかげで、コードの隙間を埋めるような残響や、メロディラインの余韻を引き延ばす効果が得られます。

プリセットを活用すれば、初めてでも直感的にその魅力を体感できます。

  • おすすめプリセット:Ethereal Clean Gtr
     ピッチは+12/+7、Decayが長めで、ギターのクリーントーンが幻想的に広がる。
    特に指弾きアルペジオにおすすめ
  • 設定例①:広がり強調タイプ
     Pitch A/Bを+12/+12、Feedbackを70、Sizeを80に設定。
    広がりと浮遊感が強く、バッキングにもリードにも対応
  • 設定例②:控えめサポートタイプ
     Pitch Bのみ+7に設定し、Mixを30%程度に抑える。
    主張しすぎず、メインの演奏を引き立てる脇役的使い方に有効
  • 設定例③:トリックサウンドタイプ
     Pitch Aを-12、Feedbackを90に設定すると、音が沈み込むようなサウンドに。
    幻想的なフレーズに変化を与えたいときに効果的
  • 補足:ギターの音作りとのバランス
     歪み系エフェクトの後段に配置すると、リバーブがクリアに響きやすく、空間系の効果がより際立つ

シンセやパッドに合う空間演出のコツ

シンセやパッド系の音色にShimmerVerbを組み合わせると、音に立体感や“時間の流れ”を加えることができます。

特に持続音との相性が良く、ピッチシフトされた残響が折り重なることで、単調になりがちなシンセサウンドに動きや表情が生まれます。

その結果として、アンビエントやシネマティックな楽曲制作においては、ShimmerVerbが空間設計の中心となることも少なくありません。

広がりすぎないようにコントロールするのもポイントです。

  • 設定例①:浮遊感のある広がり系
     Pitch A/Bを+12/+12、Reverb Sizeは最大近くに設定。
    Decayも長めにすると、音が空間を満たすように広がる
  • 設定例②:密度感をもたせた空間
     Pitch Aのみ+7にして、MidとHighのLevelを強調。
    こうすることで倍音が響き、厚みのある中高域の空間が生まれる
  • 設定例③:動きのあるシーン用
     Ribbon機能でPitch Aをモーフさせ、演奏中に少しずつ音程が上がるように設定。
    幻想的で“時間が伸びていく”ような効果が得られる
  • 補足:フィルター系シンセとの相性
     フィルター変化とShimmerVerbのピッチ感が組み合わさると、音の“奥行き”が強調されてより没入感が増す
  • 注意点:濁りを防ぐためのMix調整
     Mixは50%以下に抑えると原音の輪郭を保ちやすく、パッドとしての機能性を損なわずに広がりを加えられる

ボーカルにShimmerVerbをかけるときの注意点

ShimmerVerbはボーカルにも美しい残響を与えることができますが、扱い方を間違えると“言葉が聞き取りづらくなる”“音像がぼやける”などの問題が起こることがあります。

特にピッチシフターによる倍音成分が重なることで、原音の輪郭が薄れやすいため、慎重な設定が求められます。

そのため、主旋律を支えるようなニュアンスで使うのがポイントです。

透明感や神秘性を与えながらも、ボーカルの表情や抑揚を邪魔しないようバランスを取ることが大切です。

  • 設定例①:自然な広がりをプラスしたい場合
     Pitch Aを+12、Pitch Bはオフ。
    Mixを30%前後、Sizeをやや小さめに設定すると、ほどよい空間感が得られる
  • 設定例②:サビやブレイクでの盛り上げ演出
     Decayを長めに、Pitch Bを+5に加えると、高揚感のある浮遊感を演出できる。
    リードボーカルの感情を際立たせたいときに有効
  • 設定例③:コーラスや裏メロに使う場合
     Mixを50%以上に設定し、Pitch A/Bを少しずつずらして使うと、厚みのあるハーモニー風の効果が得られる
  • 補足:ダッキングとの併用
     ShimmerVerbの残響が強すぎるときは、ボーカルが鳴っている間だけリバーブ音量を抑える“ダッキング”処理を加えると、原音の明瞭度を維持しやすい
  • 注意点:子音が消えやすいのでリスニング環境で必ず確認
     特にスネアやシンセと重なる帯域では濁りやすくなるため、Mid Levelのコントロールで調整すると効果的

Freeze・Ribbon・Hotswitchの活用法

ShimmerVerbには、他のリバーブ系プラグインにはなかなか見られないユニークなパフォーマンス機能が備わっています。

それが「Freeze」「Ribbon」「Hotswitch」の3つです。

どれもリアルタイムで音を動かしたり、瞬時にサウンドを切り替えたりできるため、ライブ演奏やサウンドデザインで非常に役立ちます。

こうして、単に“かけっぱなしのリバーブ”ではなく、演奏や展開に合わせて音を操る表現力が得られるのがShimmerVerbの魅力です。

  • Freeze
    現在のリバーブ状態をそのまま保持し続ける機能。
    音を止めているようで空間が残るため、ボーカルの合間やパッドの切れ目に効果的
  • Ribbon
    複数のパラメーターを一括で変化させる操作スライダー。
    ピッチやフィードバック、Mixなどを動かしながら音の流れを作れる
  • Hotswitch
    2つの設定状態を瞬時に切り替えるスイッチ。
    AメロとBメロで空間の広さを変えるなど、ダイナミックな展開演出に活用できる
  • MIDI連携
    これらの操作はMIDIコントローラーと連動させることができるため、キーボードのモジュレーションホイールなどでリアルタイム操作が可能
  • 応用例
    Freezeでコードの残響を固定し、上からドライなリードフレーズを重ねると、厚みのあるレイヤーが簡単に作れる

Freeze機能で生まれる「止まった空間」効果とは

Freeze機能は、ShimmerVerbならではのクリエイティブな武器のひとつです。

音を一度リバーブに通したあと、その状態を「フリーズ」させて無限に保持することで、まるで“時間が止まったような”空間を作り出します。

この効果はアンビエント系やシネマティックな楽曲において特に重宝されます。

その結果、1音鳴らすだけで楽曲の空気を塗り替えるような深みが加わります。

また、Freeze中に新たな音を重ねることで、対比やレイヤー効果を簡単に演出することもできます。

音を「演奏」するというより、「風景」として使えるようになる機能です。

  • コードを一発鳴らしてFreezeをオン
    空間にコード感を保ちつつ、次のフレーズに集中できる。
    即席のアンビエントパッドとして活用可能
  • ピッチシフターが無効化される特徴を活かす
    Freeze中はピッチの動きが止まるため、音程感を固定した背景作りに最適
  • ボーカルフレーズの終わりに使うと印象が残る
    歌の最後に残響をFreezeさせると、余韻を引っ張るようなドラマティックな演出になる
  • シンセと組み合わせて、リードと背景を分離
    Pad音をFreezeし、その上に別のメロディを重ねることで、奥行きのあるアレンジが簡単にできる
  • 効果を切るタイミングが演出ポイント
    Freezeをオフにする瞬間が“空間の開放”になるため、場面転換やブレイクに使うと効果的

Ribbonでできる音の「動き」の表現方法

ShimmerVerbに搭載されている「Ribbon」は、複数のパラメーターを一括で動かせるコントロール機能です。

これにより、手元のスライダーやMIDIモジュレーションホイールを使って、音に“動き”や“推移”を加えることができます。

特に、演奏中にリアルタイムで空間の変化を演出したいときに大きな力を発揮します。

そのため、静かなセクションから盛り上がる場面へ向かう「音の変化」を滑らかに表現したいときや、フィードバックやピッチの強度を徐々に高めたい場合などに最適です。

単なるリバーブエフェクトを超えて、“音の流れ”そのものを操る感覚を味わえます。

  • 使用例①:フィードバックを徐々に上昇させる
     RibbonにFeedbackの変化幅を設定しておけば、演奏中にリバーブの濃度を手元でコントロールできる
  • 使用例②:ピッチA/Bをモーフさせる
     A=+7から+12、B=+5から+12の間をRibbonで移動させると、ハーモニーがリアルタイムに上昇していくような演出が可能
  • 使用例③:リバーブSizeとDecayを連動させる
     小さな空間から壮大なホールへ広がるような変化を演奏中に加えることで、ダイナミックな展開を作れる
  • MIDI連携でライブパフォーマンスにも対応
     MIDIコントローラーのModホイールに割り当てれば、リアルタイムの抑揚や表現が自由自在
  • プリセット変更なしで音のキャラクターを変化
     一つのプリセット内で多彩な変化を演出できるため、制作中の手間を減らしながら創造性を保てる

Hotswitchのライブ活用テクニック

ShimmerVerbの「Hotswitch」機能は、2つの異なる設定状態をワンタッチで切り替えるためのスイッチです。

演奏中に空間の広がりやピッチ感を一瞬で変えることができるため、楽曲の展開や構成に“緩急”を加えるのに非常に便利です。

このおかげで、プリセットを切り替えるよりも素早く、しかも自然な流れで音の質感を変化させることができます。

特にライブパフォーマンスや即興的な演奏においては、感情の起伏を表現するための重要なツールとなります。

  • 活用例①:Aメロとサビで空間感を切り替える
     HotswitchにSizeとMixの設定を登録し、Aメロではタイトに、サビでは広がりのある響きに瞬時に切り替え可能
  • 活用例②:ピッチシフターのオン/オフを制御
     通常状態ではピッチオフ、Hotswitchで+12のピッチを加える設定にすることで、シーンに応じた幻想感を操作できる
  • 活用例③:ボーカルやソロの「抜け感」演出
     Mixを控えめにした状態から、Hotswitchで一気に残響を強くすることで、印象的なソロパートが作れる
  • 複数パラメーターを同時に切り替え可能
     Ribbonとは違い、瞬間的にパラメーター群をスナップで切り替えるので、緩急をはっきり出したい場面で有効
  • MIDIコントロール対応で足元操作も可能
     フットスイッチなどに割り当てれば、演奏中でもハンズフリーで自在な操作ができる

他のシマーリバーブとどう違う?ShimmerVerbの強み

シマーリバーブは近年多くのプラグインメーカーからリリースされていますが、ShimmerVerbはその中でも群を抜いた完成度と柔軟性を持っています。

リバーブとピッチシフトを単に組み合わせるだけではなく、演奏表現に対応できる“操作性の高さ”が他との大きな違いです。

このことから、ShimmerVerbは「音を加工する道具」ではなく、「音を演奏する楽器」として使える点が魅力といえるでしょう。

また、帯域別のフィードバック制御やRibbon、Freezeなどの独自機能が、他社製品にはない自由度を提供しています。

  • リアルタイム操作に特化
    RibbonやHotswitchで音の変化をライブで表現できるのはShimmerVerbならでは
  • 音楽的なピッチ構成
    P4(完全4度)、P5(完全5度)、1オクターブなど“耳に心地よい”音程に限定されているため、違和感のない仕上がりになる
  • 3バンド分割のフィードバック制御
    Low/Mid/Highでフィードバックのかかり方を調整でき、ミックスに最適化しやすい
  • Freezeの精度と自然さ
    単にループするのではなく、滑らかに空間を保持するため、聴感的にも自然に馴染む
  • プロアーティストによるプリセット
    実践的で使える音が初めから揃っており、初心者でも即戦力として導入できる

他社製シマー系リバーブとの比較表

シマーリバーブは多くのメーカーからリリースされていますが、それぞれに個性があります。

ShimmerVerbは、その中でも特に“ライブ性”と“表現の自由度”に優れており、音楽的に使いやすい設計が特徴です。

ここでは、代表的なシマー系リバーブと比較しながら、ShimmerVerbの強みを明確にしていきます。

その結果として、どのプラグインが自分の制作スタイルに合っているのかを客観的に判断しやすくなります。

音質だけでなく、操作性や機能の違いにも注目してみてください。

スクロールできます
プラグイン名ピッチシフト方式特徴的機能リアルタイム操作性音の質感プリセットの充実度
ShimmerVerb(Eventide)並列ピッチA/B(選択式)Freeze、Ribbon、Hotswitch、3バンドFB◎(ライブ向け)滑らかで幻想的◎(実践的な構成)
Valhalla Shimmerシリアルピッチ(固定)シンプルなUI、豊富なモード△(操作は静的)透き通るような広がり○(ジャンル別)
Strymon BigSky(ハードウェア)固定ピッチシマー+モジュレーション、MIDI対応◎(直感的操作)温かみと深みがある△(種類は少なめ)
Native Instruments Raumオートピッチ変化(選べない)フリーズ、ディフュージョン強化△(MIDI未対応)ハイファイで現代的○(基本は豊富)
  • ShimmerVerbはライブでの使いやすさを重視した設計になっており、演奏表現に強い
  • ピッチが音楽的にチューニングされているため、ミックスに自然に馴染みやすい
  • 他社製品と比べて、音の変化を“演出”として使える機能が揃っている点が大きな差別化ポイント

よくある疑問とShimmerVerbの対応策

ShimmerVerbは高機能なぶん、初めて使う方にとっては「ちゃんと使いこなせるのか?」「難しくないか?」という不安もつきものです。

しかし、こうした疑問にはすでに多くの実践的な解決策が存在します。少しずつ理解を深めていけば、誰でも無理なく扱えるようになります。

そのため、最初からすべての機能を理解しようとせず、まずはプリセットや基本操作に慣れるところから始めるのがおすすめです。

以下に、よくある疑問とその対策をまとめました。

  • 「プリセットだけで十分使える?」
     → はい。ギター、シンセ、ボーカルなど用途別の実用的なプリセットが揃っており、まずは選んで鳴らすだけでも十分効果を実感できます。
  • 「自分の環境(DAW)でちゃんと動くか不安…」
     → AAX/VST/AU対応で、Windows・macOSはもちろん、iOSアプリとしても利用可能。ほとんどのDAWで問題なく動作します。
  • 「ピッチ設定とか難しそう」
     → ピッチは音楽的な範囲(P4、P5、1オクターブなど)に限定されており、不自然な音になりにくい安心設計です。
  • 「負荷が高そうでパソコンが重くなるのでは?」
     → リアルタイム処理ながら比較的軽量で、複数トラックで使っても動作に支障が出にくいというユーザー評価も多いです。
  • 「ライブでも使える?」
     → MIDI CC対応なので、モジュレーションホイールやフットスイッチと連携すれば、ライブでの表現にも十分対応できます。

「使いこなせるか不安」に対する解決策

ShimmerVerbを初めて触る方の多くが口にするのが、「操作が複雑そう」「結局うまく使えないのでは?」という不安です。

確かに、多機能でパラメーターも豊富なため、最初は戸惑うかもしれません。

しかし、いくつかのステップを踏んで使っていけば、自然と自分の音に取り入れられるようになります。

その結果として、「難しそうだから」と敬遠していた人でも、気づけば制作や演奏の中で手放せない存在になっていることも少なくありません。

以下のようなアプローチで、安心して始めてみましょう。

  • まずはプリセットから使う
     細かい設定をせず、楽器別プリセットをそのまま読み込んで使ってみることで、音の変化を直感的に体感できます
  • 必要なパラメーターだけ触る
     最初は「Mix」「Size」「Pitch A」だけでも十分。
    慣れてきたら他のパラメーターに少しずつ手を伸ばせばOKです
  • FreezeやRibbonなどは後回しでも問題なし
     最初から全機能を使おうとせず、必要になったタイミングで追加すれば無理なく吸収できます
  • 音作りは“好みに近いプリセットを調整する”感覚で
     一からゼロで作るより、既存の設定を少しずつ変える方が断然スムーズに仕上がります
  • 困ったときは公式マニュアルとフォーラムを活用
     Eventideの公式サイトには詳しい使い方やQ&Aが掲載されており、実際のユーザーの知見も得られます

「初心者に難しい?」という疑念を解消するために

ShimmerVerbは確かに高機能なプラグインですが、それが「初心者には難しいのでは?」というイメージにつながってしまうことがあります。

ですが実際は、UI(ユーザーインターフェース)が直感的で、各パラメーターの動きが分かりやすく反映されるため、意外ととっつきやすい設計になっています。

このおかげで、DTMを始めたばかりの方や、エフェクトに詳しくない方でも、基本的な使い方を覚えるだけで印象的なサウンドが作れるようになります。

ポイントは「すべてを理解しようとせず、音の変化を楽しむ」姿勢で始めることです。

  • ノブの動きがリアルタイムで音に反映される
     変化がすぐに耳で確認できるため、感覚的に“効き方”を覚えやすい
  • プリセットがジャンルや楽器別に整理されている
     どれを選べばいいか迷いにくく、まずは音を出して楽しめる構成になっている
  • パラメーター名が直訳ではなく“意味が伝わる”表記
     たとえば「Pitch A/B」や「Feedback」など、感覚的に何を操作するのかが想像しやすい
  • 最初に覚えるべき操作が少ない
     Mix、Size、Pitchの3つを動かすだけでも十分に「Shimmer感」は得られる
  • YouTubeや公式チュートリアルも充実
     実際の音を聞きながら操作を学べるため、文章だけよりも理解が早い

ShimmerVerbを最大限に活用するためのコツと注意点

ShimmerVerbは非常に表現力が高いプラグインですが、使い方次第で音が「濁ってしまう」「主張しすぎて浮いてしまう」といったこともあります。

つまり、最大限に活用するには“足し算”だけでなく“引き算”も意識することが重要です。

とくにMixやFeedbackのバランス、帯域ごとの調整はサウンドの完成度に直結します。

このことから、音を際立たせたいのか、空間を満たしたいのか、使用目的を明確にすることで、ShimmerVerbの効果を的確に活かせるようになります。

以下のようなポイントを押さえておくと安心です。

  • Mixは控えめスタートが基本
     最初は20〜40%程度に設定し、原音がしっかり聴こえる状態から少しずつ調整していくとバランスが取りやすい
  • Feedbackは音が飽和しないギリギリを探す
     特にパッドやシンセでは、高すぎると音が溜まりすぎて埋もれてしまうことがある
  • 帯域ごとのフィードバック量で音の“重心”を決める
     Low/Mid/HighのLevelを適切に設定することで、濁りを防ぎながら意図した方向性のサウンドが作れる
  • テンポ同期のDelayを活用するとリズムと自然に馴染む
     DAWのテンポに合わせることで、エフェクトが楽曲と一体化しやすくなる
  • 最終的なミックスで聴き比べをする
     ソロで良くても、全体の中で浮いてしまうことがあるため、他の楽器とのバランスで再調整するクセをつけると完成度が上がる

ShimmerVerbはこんな人におすすめ

ShimmerVerbはただのリバーブではなく、“音楽の空気を変えるエフェクト”です。

ピッチシフトによってただ広がるだけでなく、音に浮遊感や情緒を加えることができるため、用途が非常に幅広いのが特徴です。

そのため、ジャンルやレベルに関係なく、多くの制作者にフィットする設計になっています。

このおかげで、音に「もう一味ほしい」と感じている方には特におすすめできます。

以下のような方に、ShimmerVerbは強力な相棒となるでしょう。

  • ギターやシンセで“浮遊感のある音”を作りたい人
     単音でも広がりを持たせ、空間を演出したいプレイヤーに最適
  • ボーカルに透明感や幻想的な響きを加えたい人
     原音を活かしつつ、余韻で印象を強めたいシンガーやエンジニアに向いている
  • アンビエント・ポストロック・シネマティックなど空間重視の音楽を作る人
     FreezeやPitch機能で、音のレイヤー構築がしやすく世界観づくりに貢献
  • DAW操作に慣れていて、MIDIやリアルタイム表現を活用したい人
     RibbonやHotswitchで“演奏できるリバーブ”としての活用ができる
  • 他のリバーブでは物足りないと感じている中級者以上のクリエイター
     独自の設定や音作りを追求できる柔軟性があり、飽きずに使い続けられる

システム要件

ShimmerVerbは多くの制作環境で快適に動作するよう設計されています。Windows・macOSの主要なDAWに対応しており、iOSでも使用可能な点も魅力のひとつです。

また、iLokアカウントは必要ですが、物理的なドングルは不要なので、導入もスムーズです。

その結果、初心者からプロフェッショナルまで、さまざまな環境でストレスなく利用できる柔軟性があります。

スクロールできます
対応OS対応フォーマット必要環境備考
Windows 10以降AAX 64-bit、VST2/VST3 64-bitiLokアカウント(無料)ドングル不要
macOS 10.14以降(Intel / Apple Silicon対応)AAX 64-bit、AU 64-bit、VST3 64-bitRosetta対応済み各種DAWに対応
iOS 11.0以降AUv3 64-bit、スタンドアロンiPad / iPhone対応モバイル制作にも対応

まとめ:Eventide「ShimmerVerb」ピッチシフターとリバーブの完璧な融合!ギター、シンセ、ボーカルを天国のようなアンビエンスで包み込む伝説的シマーサウンド|DTMプラグインセール

今回の記事ではこんなことを書きました。

以下に要点をまとめます。

  • ShimmerVerbは
    リバーブとピッチシフターが融合した独自のエフェクト
  • ギター・シンセ・ボーカルなど
    様々な楽器に対応し、幻想的な広がりを加えられる
  • Ribbon・Freeze・Hotswitchなど
    の演奏向き機能が魅力
  • パラメーターの使い分けで
    「浮遊感」「奥行き」「重厚感」など自由に表現可能
  • 他社製品と比べても
    リアルタイム性と操作性に優れ、ライブや制作に強く対応
  • 初心者にも使いやすく、
    プリセットから簡単に始められる

ShimmerVerbは、空間系エフェクトの枠を超えて“音を情緒的に演出する”ための頼もしいツールです。

リバーブにピッチというもう一歩先のニュアンスを加えたい方、ぜひ試してみてください。

音作りに迷ったときの突破口になるはずです。

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