
SoundFontユーザーに朗報!
SFLTは、ゲーム音楽制作者やFL Studioユーザー向けに作られた軽量かつ高機能なSoundFontプレイヤーです。
この記事では、その特徴や使い方、注意点までを詳しく解説します。
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SFLT:ゲーム音楽制作者向けの革新的SoundFontプレイヤー

SFLTは、ビデオゲーム音楽の制作者やパワーユーザーのニーズに応えるために開発された、新しいSoundFontプレイヤー・プラグインです。
VST3/CLAP形式に加えて、FL Studio専用のネイティブプラグインとしても提供されており、高いSoundFont互換性・優れた音質・快適な操作性を特徴としています。
SFLTの主な特徴
以下のような特徴があります。
- SoundFont 2.01を完全サポート
- 複雑なSF2ファイルにも対応し、仕様準拠の音作りが可能です。
- 高速で使いやすいブラウザ機能
- プリセットやファイルの検索・並び替え・フィルターが簡単にでき、作業効率が上がります。
- リニアリサンプリング対応
- 時代に合った正確なサウンドを再現できます。
- 「Nearest resampling(最近傍補間)」も選択可能で、レトロゲーム的な音作りにも対応。
- FL Studioとの密接な統合
- スライドノート、ノートごとのパン、ポルタメントなどFL独自機能と連携。
- FLユーザーには特に使いやすい設計です。
- Note ExpressionとMPEのサポート
- VST3やCLAPに対応したDAWでは、より表現力豊かな演奏が可能。
- 軽量で高パフォーマンス
- メモリ使用量が少なく、動作も高速。古いPCでも扱いやすいです。
- 「Mother 3」SoundFontへの完全対応
- 特定の有名SoundFontでも安定して動作します。
- ソースコードはGPLv3で公開
- オープンソースとして開発されており、カスタマイズも可能です。
現時点での制限事項
現在はベータ版のため、以下のような制限があります。
- リバーブやコーラスの内蔵エフェクト未実装
- 外部エフェクトを通して処理することで代替可能です。
- リンクされたモジュレータは非対応
- 高度なSF2仕様機能のため、ほとんどのSF2では問題なし。
- 一部のジェネレーター設定が正確に動作しない可能性あり
- 特殊な設定を使う場合は注意が必要です。
よくある質問(FAQ)
以下は、公式ページに掲載されているFAQからの抜粋です。
- Q. macOSで使えますか?
- 現在はWindowsのみ対応。Mac用の開発環境が無いため、非対応です。
- Q. VST3/CLAPとFL Studio版の違いは?
- FL版はFL Studio専用で、スライドノートなどのFL機能と連携。
- VST3/CLAP版は他のDAWでの使用向け。仕様準拠のサウンドが得られます。
- 両者はインストール先が異なるため、混同しないよう注意が必要。
- Q. 対応するFL Studioのバージョンは?
- FL Studio 12以降をサポート。32bit/64bitどちらにも対応。
- FL Studio 2024を基に構築されています。
- Q. プラグインがFL Studioで読み込めない!
- FLネイティブ版をVSTフォルダに入れると読み込めません。マニュアル通りにインストールしてください。
- Q. SFLTをFL StudioのデフォルトSoundFontプレイヤーにできますか?
- 残念ながら不可能です。.sf2ファイルをChannel Rackへ直接ドラッグすると、FL純正のSoundFont Playerが起動します。
- SFLT内蔵のブラウザから直接.sf2を読み込むことで回避可能です。
- Q. SFLTの読み方は?
- 「スヴェルト(svelte)」と発音します。
- 名前の由来は「SF(SoundFont)」「FL(FL Studio)」「T(Tubular?)」の組み合わせ。
- Q. バグを見つけたら?
- 開発者に連絡すれば、調査してもらえます。
まとめ:ash taylor?!「SFLT」SoundFontユーザー・ゲーム音楽制作者必見!FL Studioと強力に連携し、レトロで高品位な音を自在に扱える、Windows専用の新世代プラグイン|DTMプラグインセール
SFLTは、SoundFontを活用した音楽制作を行う上で非常に頼れる存在です。
FL Studioとの親和性も高く、VST3/CLAPとして他のDAWでも使用可能。
- ゲーム音楽制作用のSoundFontプレイヤーとして開発された
- FL StudioとVST3/CLAP両方に対応
- 高速で使いやすいファイルブラウザとリサンプリング設定
- FL Studioとの緊密な統合機能
- macOS非対応など、ベータ版ゆえの制限点
- 開発者による積極的なサポート体制
SFLTは、FLユーザーにとっても、SoundFontユーザーにとっても「痒いところに手が届く」プラグインです。
導入に迷っている方は、この記事の情報をもとに一度使ってみる価値アリです。
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