
無料だけど、音楽制作にしっかり使える。
今回は、SampleScienceが配布しているユニークで実用的なフリープラグイン3つを詳しく紹介します。
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シンプルでも実用的。SampleScienceの無料プラグイン3選
音楽制作に役立つ無料プラグインをお探しの方に、今回はSampleScienceが提供している「実践的かつ個性的」な3つのVST音源をご紹介します。
どれもユニークな音源でありながら、操作はシンプル。
アイデアの出発点にも、隙間を埋める素材としても活躍してくれます。
UltraBasic v2|シンプルながら汎用性の高いアナログ風シンセ
UltraBasic v2は、その名のとおり超シンプル設計の仮想アナログシンセサイザーです。
見た目は地味ですが、「実は使える」プラグインのひとつ。
特徴とポイント
- 1オシレーターのみのミニマル設計
- 音作りはとにかく直感的。
- 過剰な機能がなく、迷わず使える。
- ウェーブフォームは複数搭載
- Sine、Saw、Square、Triangleなど、基本波形を網羅。
- Lo-fi波形もあり、意外と表情豊か。
- エンベロープとフィルター搭載
- シンプルなADSRとローパスフィルターがあり、音の調整がしやすい。
- LFOやノイズも搭載
- ノイズレイヤーで質感を足したり、LFOで音に動きを加えることも可能。
- プリセット付き
- 使いやすいプリセットが複数あり、ゼロから音を作らなくてもすぐに使える。
こんな人におすすめ
- 初心者だけどシンセの音作りを覚えたい人
- アナログっぽいベーシックな音をサクッと出したいとき
- CPU負荷を抑えたい軽量プラグインを探している人
Virtual Handpan|癒しの打楽器サウンドをDAWに
Virtual Handpanは、独特の響きが魅力的なハンドパン音源です。
ハンドパンとは、スチール製の打楽器で、手で叩くことで癒し系のサウンドを奏でる楽器です。
特徴とポイント
- リアルなサンプリング音源
- 複数のサンプルが丁寧に収録されており、非常に自然な響き。
- ミュート音、リリース音の再現もリアル。
- エフェクト内蔵
- リバーブ、ディレイ、ローパスフィルターなどを搭載。
- プラグイン内で完結する音作りが可能。
- 演奏キーに合わせてスケールを選択可能
- D minorなど、スケールが固定された演奏もできるので、ミスが出にくい。
- 簡単操作&軽量設計
- UIも見やすく、CPU負荷も軽い。
- 思いついたときにすぐ鳴らせる。
こんな人におすすめ
- ヒーリング音楽やアンビエントを制作する人
- 生楽器の雰囲気を取り入れたいDTMer
- メロディックな打楽器を探している人
80s DrumStar|レトロなドラムで80年代サウンドを再現
80s DrumStarは、その名の通り80年代テイストのドラムサウンドを再現したサンプラー音源です。
Lo-fi感あるサウンドが心地よく、シンセウェーブやレトロポップとの相性抜群です。
特徴とポイント
- 80年代風ドラムキットを多数搭載
- LinndrumやSimmons風など、クラシックなドラムマシンのサウンドが再現されています。
- 各ドラム音はサンプリングベースで、質感がしっかりしている。
- ミックス機能付き
- 各パートにパン、ボリューム、ピッチ調整が可能。
- キックとスネアの音量バランスを細かく調整できるのも嬉しい。
- レトロ加工済みの質感
- あえて高音質すぎず、Lo-fiっぽいフィルター感が施されていて味がある。
- 即戦力な音色プリセット
- ドラムキットは完成された状態で収録されており、即ビートメイキング可能。
こんな人におすすめ
- シンセウェーブやレトロ系のトラックを作っている人
- Lo-fi Hip Hopやチル系で温かみあるドラムを使いたい人
- ドラムの音色をレイヤーとして追加したい人
まとめ:SampleScience「UltraBasic v2、Virtual Handpan、80s DrumStar」癒し系ハンドパン・レトロドラム・シンプルシンセが全部無料!癒し・レトロ・アナログなサウンドの世界|DTMプラグインセール
今回ご紹介した3つのSampleScience製プラグインは、それぞれ個性が際立っていて、ちょっとした工夫で楽曲の雰囲気をがらっと変えることができる便利な音源です。
- UltraBasic v2:シンプルなシンセで音作りを学びたい人に最適
- Virtual Handpan:癒し系やアンビエントで活躍する打楽器音源
- 80s DrumStar:懐かしくも心地よい80年代風ドラム音源
どれもDAWに取り入れるだけで音楽制作の幅が広がるツールばかりです。
「無料だからとりあえず試してみよう」ではなく、ちゃんと制作の武器として活用できるクオリティがあります。
気になった方はぜひチェックして、自分の制作環境に取り入れてみてください。

