
もっと自然に音を操れたら…
そう思ったことはありませんか?
ROLIのEquator2は、タッチの強弱や指の動きまで音に反映できるMPE対応シンセです。
この記事では、Equator2の特長や使い方、他シンセとの違いをわかりやすく解説します。
より直感的に、自分だけの音を奏でたい方は、ぜひご覧ください。
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Equator2とは?他のシンセと一線を画す理由

Equator2は、ROLIが手がけたMPE対応のソフトシンセで、指先のわずかな動きやタッチの強さまで音に反映できるのが最大の特長です。
一般的なMIDI音源では難しかった、滑らかなピッチベンドや音の表情の変化も自然に表現できるようになります。
そのため、鍵盤楽器でありながらギターやストリングスのような細かいニュアンスの演奏も可能になります。
サウンドデザインの自由度と演奏表現のリアルさを両立している点で、他のシンセとは一線を画しています。
- MPE対応:
Strike(発音の強さ)やSlide(縦方向の指の動き)など、最大5つの演奏情報を同時に受け取って音に反映 - 6つのシンセエンジン搭載:
Wavetable、VA、サンプラー、グラニュラー、ノイズ、リングモジュレーションを自由に組み合わせて使用可能 - 高品質プリセット1400種以上:
MPE用、スタンダードMIDI用など用途に応じて使い分けられ、すぐに実践的な音作りができる - サンプル・ウェーブテーブル読み込み:
自分のサンプルをドラッグ&ドロップで追加可能。
音源の個性をさらに引き出せる - 柔軟なモジュレーションシステム:
ドラッグ操作でモジュレーションの割り当てができ、直感的に複雑な音作りが可能になる
MPEとは何か?従来のMIDIとの違い

MPEとは「MIDI Polyphonic Expression(ポリフォニック・エクスプレッション)」の略で、ひとつひとつの音に対して個別の演奏情報を送れる拡張MIDI規格です。
従来のMIDIでは1つのチャンネルにすべてのノート情報がまとめて送られるため、複数の音を同時に個別でコントロールすることはできませんでした。
このように、MPEに対応することで、1音ごとに異なるピッチベンドやフィルター、ボリュームの変化を同時に扱うことが可能になります。
表現力の面で大きな差が生まれるのがMPEの特徴です。
- 独立した演奏制御:
各ノートが専用のMIDIチャンネルを持ち、それぞれに異なるピッチやフィルター操作を反映できる - 滑らかなピッチベンド:
弦楽器のような“滑る”動きをリアルに再現可能。
たとえば1本の指でピッチを下げつつ、他の指は維持することができる - タッチの強弱が音に反映:
Strike(押す力)とPress(押し続ける圧力)により、音の立ち上がりや伸び方に自然な表情が加わる - 指の動きで音色変化:
Slide(縦方向の指の動き)を使えば、音の明るさやフィルターの開き具合を直感的に操作できる - MPE非対応との違い:
通常のMIDIキーボードでは全ノートに同じモジュレーションがかかるため、細かなニュアンスの表現が難しい
Equator2が「次世代」と呼ばれる理由

Equator2は、単なる高音質シンセにとどまらず、サウンドエンジンの構造そのものが極めて柔軟に設計されています。
複数の音源モジュールを自由に組み合わせて音を構築できるため、1つの音色に奥行きと複雑さを持たせることが可能です。
このように、アナログシンセの暖かさからデジタル特有の鋭さ、さらにはリアルな楽器の再現まで、1台で幅広い音作りを実現します。
その結果として、Equator2は「次世代のマルチシンセ」として多くのクリエイターに注目されています。
- 最大6つの音源モジュールを同時使用:
それぞれに異なるシンセエンジンを割り当て、1つの音色に複数の質感をレイヤーできる - ウェーブテーブル/グラニュラー/マルチサンプル対応:
一つの音源に複数方式の合成法を使えることで、音作りの幅が飛躍的に広がる - 直感的なルーティングシステム:
各音源をフィルター、エフェクト、アウトプットに自由に振り分けられる構造で、複雑なサウンドチェーンも容易に構築可能 - エディット画面が見やすく洗練されている:
視覚的に構造がわかりやすく、初心者でも迷わず音作りに集中できる - 従来のシンセを超える表現力と拡張性:
モジュールの自由度とMPEの融合により、ハードウェア顔負けの演奏体験をソフトで実現
ROLI「Equator2」の価格

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6つの音源エンジンを徹底解説|Equator2の音作りの核

Equator2の音作りの心臓部となるのが、6つのシンセエンジンの存在です。
これらを自由に組み合わせることで、1つのプリセット内に多層的で豊かな音響構造を作ることができます。
このおかげで、従来のシンセのように1種類の音源に縛られることなく、さまざまなサウンドの質感を一つの音にまとめあげることが可能になります。
以下に、6つのエンジンの概要を紹介します。
- Wavetableエンジン:
時間軸で波形をスキャンしながら変化する複雑な音を作成できる。
進化するサウンドやモジュレーションとの相性が良い - バーチャルアナログ(VA):
アナログシンセのような暖かく太い音が得意。
シンプルな音作りに向いており、他のエンジンとのレイヤーで深みを出せる - サンプラー:
リアルな楽器の再現に特化。
ピアノや弦楽器、世界の民族楽器まで多数のマルチサンプルが搭載されている - グラニュラー:
サンプルを細かく分解し再構築することで、幻想的で空間的な音を生み出せる。
アンビエント系や特殊効果音に最適 - ノイズエンジン:
白色・ピンクノイズなどを利用し、音にザラつきや広がりを加える。
アタック音や空気感の演出に役立つ - リングモジュレーター:
他の音源との掛け合わせにより、倍音豊かな攻撃的なサウンドを作ることができる。
エフェクト的な役割にも使える
Wavetable・VA(バーチャルアナログ)エンジンの特徴

Equator2で最も基本かつ多用途に使えるのが、Wavetableエンジンとバーチャルアナログ(VA)エンジンです。
どちらも1から音を合成していくタイプの音源でありながら、それぞれ個性が異なります。
Wavetableは、複数の波形を連続的にスキャンして再生することで、時間軸で変化する音を作り出します。
モジュレーションと組み合わせることで、1音の中に動きや奥行きを加えることが可能です。
一方、VAはクラシックなアナログシンセのようなシンプルで暖かい音色が特長です。
エレピ、ベース、リードなど、安定感のある土台となる音を作るのに最適です。
このように、2つのエンジンは異なる音作りのアプローチを支えながら、同時に使用することでサウンドの完成度を高めます。
- Wavetableの多様性:
アディティブ、FM、ボーカル系などカテゴリ別に豊富な波形が用意されており、音色に独特の動きを加えられる - モーフィング機能:
波形間のスムーズな変化が可能。
Morphパラメータを使えば音色に滑らかなグラデーションを付けられる - VAの基本波形:
サイン波・矩形波・鋸歯状波・三角波などのクラシックな波形が使える。
シンプルな構成だからこそ音作りの幅が広がる - ユニゾン機能とデチューン:
同じ音を複数重ねて広がりや厚みを加えることができ、ステレオ感や迫力を調整しやすい - FMやリングモジュレーションへの拡張:
他のエンジンとの連携により、VA・Wavetableの音にさらなる複雑さを加えられる
グラニュラー・サンプラーエンジンで音の粒子を操る
Equator2のグラニュラーエンジンとサンプラーエンジンは、リアルな音素材を独自の方法で変化させるための強力なツールです。
特にグラニュラー方式は、音を“粒子”に分解して再構成するという手法で、時間軸やピッチを自由に操ることができます。
その結果として、ドローンやアンビエント、映画音楽のような浮遊感のあるサウンドを簡単に作ることができます。
一方、サンプラーエンジンはピアノやストリングスなど、マルチサンプリングによってリアルな楽器音を忠実に再現するのに適しています。
この2つのエンジンは、リアルと非現実を行き来するような柔軟な音作りを可能にし、表現の幅を格段に広げてくれます。
- グラニュラーの粒度設定:
音を数ミリ秒単位のグレイン(粒)に分割し、再生順序や密度をコントロールできる。
動きのあるテクスチャー作成に最適 - 再生方向とスキャン速度:
音の再生を前後に反転させたり、一定のスピードでグレインの開始位置をスキャンできる - ピッチやサイズのランダム化:
一つ一つの粒にランダムなピッチや長さを与えることで、複雑で予測不可能なサウンドを生み出せる - サンプラーのマルチゾーン構造:
1つの楽器に複数のベロシティとピッチゾーンを設定でき、演奏のダイナミクスをリアルに再現 - 自分のサンプルを簡単に取り込める:
ドラッグ&ドロップで.wavファイルを追加するだけ。
ルートノートの指定もUI上で完結する
ノイズ・リングモジュレーションによる表現の広がり
Equator2には、音作りのスパイスとして活躍するノイズエンジンとリングモジュレーターも搭載されています。
どちらも単独で使うよりも、他の音源と組み合わせることで真価を発揮する補助的なエンジンです。
ノイズエンジンは、音にざらつきや空気感を加えるのに効果的です。
アタック音にノイズを少し混ぜるだけでも、より自然な鳴りを演出できます。
リングモジュレーターは、2つの音の干渉を利用して倍音成分を生み出す仕組みで、荒々しい金属的な音を作るのに向いています。
このように、細部の演出や特殊な効果音の作成においても、Equator2は細かい配慮がされています。
- ノイズの種類:
ホワイトノイズ、ピンクノイズ、クラックルノイズなど、用途に応じた異なるノイズキャラクターを選べる - ステレオ幅と密度の調整:
ノイズの広がり方や粒の密集具合をコントロール可能。
環境音やドラムのアタック強調に便利 - ノイズをモジュレーション可能:
LFOやエンベロープを使ってノイズのボリュームやパンを変化させることで、動きのあるサウンドを作れる - リングモジュレーションの干渉音:
2つの音源の周波数の差を利用して不協和で刺激的な音を生成。
金属音や効果音に適している - モジュレーションによるコントロール:
リングモジュレーターの深さやバランスを他のモジュールから動的に調整でき、音に個性を与えられる
Equator2の真骨頂|MPEによる圧倒的な表現力

Equator2の最大の魅力は、MPEによって実現されるリアルで人間的な表現力にあります。
従来のMIDIではすべてのノートに同じモジュレーションがかかっていましたが、MPEでは各ノートに個別の演奏情報を与えることができます。
このことから、演奏者の微細な動作──たとえば指を滑らせる、押し込む、ゆっくり離す──といった動作が、そのまま音の変化として現れるのです。
結果として、単なる「打ち込み」ではなく、「演奏」が可能になります。
- Strike(発音の強さ):
鍵盤を叩く力の強弱に応じて音のアタック感が変化。
リズム感と感情表現が自然に伝わる - Press(押し込みの深さ):
鍵盤を押し続ける力の強さで音の伸びや明るさが変化。
サステイン中の表情付けに最適 - Glide(左右の動き):
左右に指をスライドさせるとピッチが滑らかに変化。
弦楽器のようなビブラートやポルタメントが演出できる - Slide(縦方向の動き):
指を縦に動かすことでフィルターやエフェクトが変化。
明るさや音の質感を直感的に操作可能 - Lift(離す速度):
鍵盤から指を離すスピードによって音の消え方が変化。
自然なリリースや余韻の演出ができる
タッチの強弱が音色にどう影響するのか
Equator2では、鍵盤を押す力や押し続ける圧力によって、音色そのものが大きく変化します。
これはMPEの「Strike」や「Press」によって制御されており、打鍵の瞬間だけでなく、持続中もニュアンスをコントロールできます。
このように、単に「音を鳴らす」だけではなく、力加減によって音の立ち上がり方や音色の明るさ、さらにはエフェクトのかかり具合まで調整できます。
その結果、楽器のように感情を込めた演奏が可能になります。
- アタックの強弱による変化:
強く弾けばパーカッシブに、弱く弾けば柔らかく立ち上がる音になるため、演奏の抑揚が出しやすい - 音量だけでなく音質が変わる:
Strikeによってフィルターやエンベロープが連動し、タッチの強さが音の明るさや太さに反映される - Pressでサステイン中の音を操れる:
押し続ける圧力によって音量が上がったり、フィルターが開いたりと、変化をリアルタイムで追加可能 - タッチによる効果の割り当てが自由:
任意のパラメータにStrikeやPressを割り当てることで、表現の幅を自分好みに広げられる - ベロシティ以上の細やかな反応:
従来のMIDIよりも高解像度な反応により、わずかな力加減の違いもサウンドに反映される
ピッチベンドやスライド操作の反応性
Equator2は、鍵盤上での指の移動によるピッチ変化や音色変化を極めて滑らかに、かつ直感的に再現できます。
MPEの「Glide」や「Slide」といったジェスチャーを活用することで、まるで弦楽器やホーンのように、音が“つながる”感覚で演奏できるのが特徴です。
このように、1音ごとに独立したピッチベンドが可能なため、コード演奏の中で特定の音だけをなめらかに変化させるといった、従来のMIDIでは難しかった表現も簡単に実現できます。
- Glideによるピッチの滑らかさ:
鍵盤上を横に指をスライドさせるだけで、音程が連続的に変化。
ポルタメントやビブラートのような表現が自然に出せる - 個別ノートのピッチ操作:
MPEにより、1つのノートだけにピッチベンドをかけることができる。
他のノートには影響しないため、演奏の自由度が高い - Slideによる音色変化:
鍵盤上を縦方向にスライドすると、明るさやエフェクトの深さが変化。
リアルタイムで音の表情を操作できる - モジュレーションの割り当ても自由:
GlideやSlideを任意のパラメータにアサインすることで、音の動き方を自分好みにカスタマイズ可能 - 従来のピッチベンドホイールとの違い:
物理的なノブやホイールよりも、鍵盤上での指の動きの方が直感的で繊細なコントロールがしやすい
MPE対応コントローラーと組み合わせるメリット
Equator2は通常のMIDIキーボードでも使えますが、その真価を発揮するのはMPE対応コントローラーと組み合わせたときです。
ROLIのSeaboardシリーズやPiano MのようなMPEデバイスを使えば、タッチの細かいニュアンスや指の動きがダイレクトに音に反映され、まるで楽器そのものを演奏しているかのような体験が得られます。
このように、ハードウェア側での高精度な入力とEquator2の柔軟な音源構造が合わさることで、より立体的で生きたサウンド表現が可能になります。
- Seaboardとの高い親和性:
柔らかく弾力のある鍵盤を使うことで、押す・滑らせる・揺らすといった操作が思いのままに伝わる - Piano Mでもフル機能に対応:
ROLIの小型コントローラーでもMPEがしっかり活かされ、軽量ながら高い表現力を維持できる - タッチジェスチャーがそのまま音に反映:
StrikeやSlideなど、通常のMIDIキーボードでは難しい入力が自然に行える - プリセットがMPE最適化済み:
Equator2にはMPE対応プリセットが豊富に揃っており、接続するだけですぐに本格的な演奏が可能 - 学習コストが少ない操作感:
演奏の感覚が視覚と一致しているため、操作を覚えるというより“体で覚える”感覚で慣れていける
Equator2の使い方:音作りを支える豊富なプリセットと柔軟なモジュレーション

Equator2には、すぐに使える高品質なプリセットが1,400種類以上収録されています。
MPE対応のものから通常のMIDIコントローラー向けまで幅広く用意されており、ジャンルや楽器タイプ別に探しやすい構成になっています。
このように、プリセットの質と量が充実していることで、初心者はすぐに演奏に集中でき、上級者はプリセットをベースに自分なりの音作りへと展開していけます。
また、モジュレーションの柔軟さもEquator2の大きな魅力です。
- MPEとスタンダード両対応のプリセット:
579のMPEプリセットと896の標準MIDIプリセットを収録。
使用機材に合わせて選択可能 - プリセットの詳細フィルター機能:
音色タイプ(リード、ベース、パッド等)やアーティキュレーション(Sustain、Pluckedなど)で瞬時に絞り込みできる - プリセットごとのカスタムマクロ:
各プリセットには複数のマクロが割り当てられており、簡単に音の雰囲気を変えることができる - モジュレーションの割り当てが直感的:
パラメータのダイヤルにドラッグ&ドロップでLFOやエンベロープを割り当てられる - 視覚的なモジュレーション表示:
動作中のモジュレーションがUI上でアニメーション表示されるため、どの設定が音に影響しているか一目で分かる
1400種類以上のプリセットの中身とは

Equator2に収録されているプリセットは、量だけでなく質も非常に高く、すぐに使える即戦力の音色が揃っています。
MPE対応のものだけでも500種類以上あり、それぞれがタッチレスポンスや指の動きを前提にデザインされています。
このおかげで、SeaboardやMPEコントローラーを接続すれば、最初の1音からすでに「演奏している感覚」が得られます。
また、スタンダードMIDI用のプリセットも用意されており、一般的なキーボードでもしっかり使えるのが嬉しいポイントです。
- ジャンルに合わせた音色カテゴリ:
ベース、リード、パッド、キー、FX、アトモスフィアなど、用途に応じて探しやすい - モジュレーションが仕込まれている:
ほとんどのプリセットにLFOやエンベロープなどのモジュレーションが設定されており、動きのある音が多い - アーティキュレーション別に分類:
Sustain、Pluck、Complexなど、音の鳴り方の特徴によって分類されている - タグと検索機能が優秀:
作成者別、波形タイプ別(デジタル/アナログ)など、多彩な条件でフィルタリングが可能 - お気に入り登録で管理がしやすい:
よく使う音を★マークでブックマークすれば、後からすぐ呼び出せる
モジュレーションマトリクスとカーブ編集の使い方
Equator2は、モジュレーション機能が非常に充実しており、音に動きを加える設計がとても柔軟です。
視覚的にもわかりやすいUIにより、複雑な設定も感覚的に操作できます。
このように、LFOやエンベロープ、キートラッキングなどを組み合わせて、特定のパラメータに対して細かく制御を加えることができます。
さらに、転送カーブ(カーブエディター)を活用すれば、単なるオン/オフではなく、繊細で人間らしい変化を付けることが可能です。
- ドラッグ操作で簡単に割り当て:
モジュレーションソースをパラメータにドラッグするだけで、すぐに接続・設定できる - 可視化されたモジュレーション範囲:
パラメータの周囲にオレンジのリングが表示され、変化の幅を視覚的に確認可能 - Mod Matrixの詳細編集:
一覧表示されたモジュレーション設定から、深さやカーブ、接続のオンオフを細かく調整できる - マルチモッド(Multi-Mod)の活用:
LFOとステップシーケンサーを組み合わせたようなカスタムモジュレーションを自作できる - 転送カーブエディターで動きを調整:
モジュレーションの反応カーブを手描きで編集可能。滑らか・鋭い・ステップ的など思い通りに設定できる
エフェクトとルーティングで音に深みを加える

Equator2には、最大12スロットのエフェクトラックが搭載されており、音の仕上げまで一貫して行えるよう設計されています。
各エフェクトは自由に順番を入れ替えることができ、複数のルーティング構成から選ぶことで、音の流れも自在にデザインできます。
このように、音源からエフェクト、最終出力までのプロセスをひとつの画面で把握・調整できるため、サウンドの完成度を高めたいときにも非常に便利です。
まさにプロ仕様の柔軟性を備えた設計と言えるでしょう。
- 12スロットのエフェクトラック:
コンプレッサーやリバーブ、ディストーション、グレインディレイなど多彩なエフェクトを自由に組み合わせ可能 - 複数のルーティング構成に対応:
直列接続だけでなく、並列やフィードバックループなども選べる。
音の流れに変化をつけやすい - 各スロットのバイパス・再配置が簡単:
ドラッグ&ドロップで順序を変更でき、音の変化を試しながら調整しやすい - エフェクトごとの視覚的コントロール:
各モジュールのパラメータがわかりやすく表示されており、細かい調整がしやすい - 音源ごとのルーティングも可能:
6つのソースごとに、フィルターやエフェクトへの送信量を個別に調整できるため、複雑なミックスが可能
12スロットのエフェクトラックで自在に加工
Equator2には、最大12個のエフェクトを同時に挿入できるラックが用意されています。
それぞれのスロットは自由に順序を入れ替えることができ、音の変化をリアルタイムで比較しながら調整することが可能です。
この結果として、空間系・歪み系・モジュレーション系を組み合わせることで、プリセットや自作サウンドにさらなる深みや個性を与えることができます。
各エフェクトの質も高く、単体プラグインに引けを取らない仕上がりです。
- リバーブとディレイの豊富なバリエーション:
サイズやフィードバックを細かく設定でき、空間の奥行きを自在に演出できる - 高性能ディストーション/サチュレーション:
暖かい倍音追加から激しい破壊音まで幅広く対応。
歪み系だけでも複数種類あり - モジュレーション系エフェクト:
コーラス、フェイザー、トレモロなどの揺れ系エフェクトが音に動きを加える - EQ・コンプレッサーも完備:ミ
ックスバランスの調整やアタック感のコントロールがエフェクトラック内で完結する - 視認性の高いUI設計:
各エフェクトの状態や数値が一目で分かり、マクロノブへの割り当ても簡単に行える
ルーティング構成を使い分けてサウンドをコントロール
Equator2では、音源からエフェクト、最終出力までの信号の流れを柔軟にコントロールできるようになっています。
これにより、同じ音源やエフェクトでも、ルーティングの仕方次第でまったく異なるサウンドキャラクターを作り出すことが可能です。
このように、ルーティング構成を戦略的に使い分けることで、より立体的で広がりのあるサウンドデザインができるようになります。
音の個性や方向性を調整する上で、重要な機能のひとつです。
- 直列・並列の切り替えが簡単:
エフェクトを直列で繋げて濃密な処理を行ったり、並列にして複数の質感を同時に加えたりできる - 音源ごとのルート設定が可能:
6つのサウンドソースを個別にフィルターやエフェクトへ送信でき、複雑な音響構成が作れる - エフェクトブロックごとのグループ化:
特定の処理系統(例:空間系/歪み系)をまとめて設定・切り替えられる - アウトプットのステレオ分割:
音源やエフェクトの出力を左右で振り分けることで、広がりのあるステレオ感を演出できる - ルーティング全体の視覚的マップ:
画面上で信号の流れを線で確認できるため、複雑な構成でも迷わず設計できる
他のシンセとどう違う?代表的なシンセとの比較

Equator2は、数あるソフトシンセの中でも特に「演奏性」と「柔軟な音作り」に優れている点で評価されています。
競合シンセとしてよく比較されるのが、XferのSerumやSpectrasonicsのOmnisphereなどですが、それぞれに得意な分野があり、目的によって選び方も変わります。
このように、単純な音質や機能だけではなく、「どんな制作スタイルに向いているか」でシンセを選ぶことが大切です。
以下に代表的なシンセとの違いを表でまとめます。
項目 | Equator2 | Serum | Omnisphere |
---|---|---|---|
表現力(MPE対応) | 完全対応。タッチや動きで音変化 | 非対応(通常MIDI) | 一部対応 |
音源エンジンの種類 | 6種(Wavetable、サンプル等) | Wavetable中心 | 膨大なマルチサンプルと合成 |
プリセットの種類 | 約1,400種(MPE向けも充実) | 約500種(EDM向けが多い) | 約13,000種(シネマティック向け) |
エフェクト/ルーティング | 最大12スロット+自由な構成 | 10種ほど。基本的に固定構成 | 高性能だが構造はやや複雑 |
UIと操作性 | 視覚的で直感的。学習コスト低め | 分かりやすく軽快 | 情報量が多くやや玄人向け |
向いているジャンル | 映像音楽・アンビエント・実験系 | EDM・ベース系 | 映画音楽・壮大なサウンドスケープ |

Equator2とSerumの違い
Equator2とSerumはどちらも高評価を受けているソフトシンセですが、目的やスタイルによって向いている層が大きく異なります。
SerumはEDMやダンスミュージック系で多く使われる「Wavetable特化型シンセ」で、キレのあるサウンドやグリッド的な音作りが得意です。
一方、Equator2は「表現力重視」の設計がなされており、MPEによるタッチや指の動きといった演奏要素を含めた音作りが可能です。
その結果、ジャンルや用途に合わせてどちらを選ぶかが明確に分かれます。
- MPEの対応状況:
Equator2は完全対応。Serumは従来のMIDIのみ対応で、個別ノートの表現はできない - 音源エンジンの数:
Equator2は6種のエンジンを組み合わせて使用可能。
SerumはWavetableのみ(ただし非常に高性能) - 音作りの方向性:
Equator2は有機的で演奏的。
Serumはエッジの効いたデジタルサウンドや重厚なベースラインに強い - UIの操作感:
両者とも視覚的にわかりやすいが、Equator2の方がモジュレーションや音源構成に柔軟性がある - 用途やジャンル:
SerumはEDM、ダブステップ、トラップなどに最適。
Equator2はアンビエント、映画音楽、クラシカルな表現に向いている
Equator2とOmnisphereの違い
Equator2とOmnisphereはどちらも多機能なマルチ音源ですが、設計思想と得意とするサウンドの方向性には大きな違いがあります。
Omnisphereはサンプルベースとシンセ合成を組み合わせた膨大な音源ライブラリを持ち、特に映画音楽やシネマティックな制作現場で高く評価されています。
一方、Equator2はMPE対応を前提とした「演奏性重視」のソフトシンセです。
細かいタッチの変化やリアルタイムコントロールを活かした“弾く音源”として設計されており、より演奏者の感情を音に載せやすいのが特徴です。
- サウンドソースのアプローチ:
Omnisphereは50GB以上のサンプルライブラリを中心に構成。
Equator2はシンセエンジン+MPE操作を重視 - MPE対応の範囲:
Equator2は完全対応、Omnisphereは一部MPE入力に対応しているが、最適化はされていない - プリセットの規模:
Omnisphereは13,000種以上と圧倒的な量。
Equator2は1,400種と少ないが、MPE前提での緻密な作りが光る - 操作画面と学習コスト:
Omnisphereは高機能ゆえに操作が複雑。
Equator2は視覚的で操作しやすく、初心者にも取っつきやすい - 向いている制作ジャンル:
Omnisphereは壮大なサウンドスケープやシネマティック作品に強い。
Equator2は演奏性を求めるアンビエントや実験音楽、即興的なパフォーマンスに適している
導入のしやすさと注意点|初心者にもおすすめ?
Equator2は多機能なソフトシンセながら、導入や初期設定の手順は比較的シンプルで、初めてROLI製品を使う方でも安心してスタートできます。
ROLI公式サイトからダウンロード・認証を行い、DAWに読み込むだけで基本的な動作はすぐに確認できます。
このように、見た目の複雑さとは裏腹に、導入の障壁はそこまで高くありません。
ただし、MPE対応の操作性や機能の豊富さから、すべてを使いこなすには少し慣れが必要です。
- インストーラーはROLI Connectから管理:
Equator2本体とライブラリ、追加サウンドなどを一括でインストール可能 - アクティベーションはアカウント連携方式:
iLokなどの外部認証は不要で、ROLI IDにログインするだけで使用可能 - DAW上での立ち上げもスムーズ:
VST/AUプラグインとして主要なDAWに対応。
特別な設定不要で立ち上げられる - 初期画面にチュートリアルが表示される:
使い方に迷わないよう、ソフト内に案内が組み込まれている - 設定項目が多く最初は戸惑うことも:
プリセットを参考にしながら操作を学ぶと、機能の理解がスムーズになる
インストール・認証の流れ
Equator2のインストールと認証は、ROLIが提供する専用の管理ソフト「ROLI Connect」を使って一括で行う仕組みになっています。
複雑な手続きや外部の認証デバイスは不要で、アカウントを作成してログインすれば、すぐにソフト本体と音源ライブラリのダウンロードが可能です。
このように、初めてROLI製品を使う人でも安心できる導入フローが整っており、トラブルも起きにくい印象です。
インストール後はすぐにDAW上で使用できるため、導入のストレスは最小限に抑えられています。
- ROLI Connectのインストール:
公式サイトからROLI Connectをダウンロードし、パソコンにインストールする - Equator2本体とサウンドのダウンロード:
Connect内の「Instruments」タブからEquator2とライブラリを選んで一括インストール - アカウント認証のみでライセンス登録完了:
ROLI IDでログインするだけでアクティベートされ、iLokなどは不要 - DAWでの起動に対応:
VST(Windows)、AU(Mac)に対応しており、Ableton LiveやLogicなどの主要DAWですぐに立ち上げられる - 初回起動時はチュートリアル付き:
インターフェースの案内や基本操作がソフト内で紹介されるため、迷いにくい
MPE非対応キーボードでも使える?
Equator2はMPE(MIDI Polyphonic Expression)に完全対応しているソフトシンセですが、MPE非対応の一般的なMIDIキーボードでも問題なく使用できます。
もちろん、MPE固有の表現機能(ピッチスライドや縦方向の操作)は使えませんが、Strike(タッチの強さ)やPress(アフタータッチ)など、基本的な演奏操作にはしっかり対応しています。
このため、まずは標準的なキーボードで始めて、慣れてきたらMPE対応機材にステップアップするという使い方も十分に現実的です。
Equator2のプリセットはMPE・非MPEどちらにも対応しているため、初めての方にも優しい設計となっています。
- 標準MIDIでも基本動作は問題なし:
通常の鍵盤での演奏、モジュレーションホイール、ベロシティによる音色変化などは全て使用可能 - MPEなしでも豊かな音作りができる:
プリセットの多くがモジュレーション設定済みのため、鍵盤で弾くだけでも音に動きがある - 操作画面で手動割り当ても可能:
MPEジェスチャーに割り当てられている機能を、他のMIDIコントロールに置き換えることもできる - 後からMPEに切り替えやすい構造:
MPE対応機器を導入すれば、設定を切り替えるだけでフル機能がすぐに活用できる - 初心者にも入りやすいプリセット設計:
MPEに最適化されたものと、スタンダードな操作向けのものがタグで分類されている
実際の使用感とリアルな評価|プロの現場でも選ばれる理由
Equator2は、リリース直後から多くのプロデューサーやパフォーマーに採用されてきました。
その理由は、高度な音作りだけでなく、演奏時の感覚やレスポンスの良さにあります。
単なる「打ち込み音源」ではなく、まるでアコースティック楽器のように「弾ける音源」として扱えるのが特徴です。
このように、DAW内での制作からライブパフォーマンスまで幅広く対応できる柔軟性があるため、実際の現場での評価も高い傾向があります。
以下では、具体的な使用シーンやユーザーの声を交えて紹介します。
- プロデューサーからの評価:
映画音楽やゲームサウンドの現場で「リアルで感情的な音が作れる」と高く評価されている - アンビエント・実験音楽での活用:
滑らかな表現が必要なドローンや空間系サウンドに最適とされ、MPEの表現力が強みとなっている - シンガーソングライターとの相性も良好:
ピアノ音色やエレピ系のサウンドが豊富で、ボーカルを支えるアンサンブル作りにも向いている - 現場での安定動作:
重たいライブラリ系とは違い、軽快に動作するためライブでも安心して使える - 学習コストと効果のバランスが良い:
「数日使っただけで音作りの感覚が掴めた」「見たまま操作できるので迷わない」といった声も多い
音楽制作におけるEquator2の活用例
Equator2は、その柔軟な音作りとMPEによる高い表現力から、さまざまな音楽ジャンルや制作スタイルで活用されています。
特に、音の“動き”や“空気感”を重視するアンビエントやシネマティック系では、他のシンセでは出せないような繊細な音を生み出すことができます。
このおかげで、打ち込み主体のDTMでも、より人間らしい演奏ニュアンスを加えられるため、作品の説得力が増すと感じるクリエイターも多くいます。
以下は、実際の使用例に基づいた活用の一部です。
- アンビエント/ドローンの制作:
グラニュラーやフィルターのスロー操作を駆使し、広がりのある音のレイヤーを構築 - 映画・ゲーム音楽のスコア作成:
ストリングスやパッド系プリセットをベースに、動的なMPEコントロールで情感を演出 - エレクトロニカ/実験音楽:
サンプル操作やピッチモジュレーションで複雑な変化を生む。非MIDI的なアプローチが可能 - シンガーソングライターのデモ制作:
ピアノやエレピのプリセットを使ってボーカルの伴奏を即興的に演奏できる - ダンスミュージックのパッドやFX音源:
他のシンセと組み合わせ、空間的・印象的なレイヤーとして加えると効果的
ライブパフォーマンスでの使い勝手
Equator2はスタジオ制作向けのシンセサイザーとしてだけでなく、ライブ演奏でも非常に有用です。
MPE対応のコントローラーと組み合わせることで、リアルタイムに音色を操る演奏が可能になり、シンセでありながら“楽器らしい”ライブ表現を実現できます。
このように、直感的な操作性と軽快な動作、そして音の反応速度の良さにより、ライブでの安定性と表現力のバランスが取れたソフトウェアとして多くのアーティストに信頼されています。
- MPEジェスチャーが即座に音に反映:
強く弾いたり、滑らせたり、離す動作まですべてがリアルタイムにサウンドに反映される - マクロノブによる即時コントロール:
パフォーマンス中に必要な音色変化をワンアクションで実行できる - パッチ切り替えがスムーズ:
プリセットの読み込み時間が短く、曲間や場面転換でもストレスがない - 軽快な動作で安定性が高い:
CPU負荷が比較的軽く、長時間のライブでも落ちにくい設計になっている - パフォーマンス用テンプレートが用意されている:
ROLI公式やユーザーコミュニティでライブ用セッティングが共有されており、すぐに取り入れられる
システム要件
Equator2をスムーズに使用するためには、一定以上のPC性能と対応環境が必要です。
基本的には中〜上級クラスの音楽制作環境に向けた設計になっていますが、最新の一般的なノートPCでも十分動作するスペックです。
このように、DAWとの併用や大容量ライブラリの使用も想定されているため、インストール前には自分の環境が要件を満たしているかを必ず確認しておきましょう。
- 対応OS(Windows):
Windows 10 以降(64bit)、Windows 11対応 - 対応OS(Mac):
macOS 10.13 以降(Apple Silicon M1/M2にもネイティブ対応) - CPU:
Intel Core i5以上推奨(Apple M1/M2チップ対応済) - RAM(メモリ):
8GB以上(16GB以上推奨) - ストレージ空き容量:
最低2GB(フルライブラリ導入時は15GB以上推奨) - プラグイン形式:
VST3(Windows)、AU/VST3(Mac) - DAW対応例:
Ableton Live、Logic Pro、Cubase、Bitwig、Studio Oneなど主要DAWに対応 - インターネット接続:
インストールおよび認証時に必要(オフライン使用も可能)
まとめ:Equator2は演奏するソフトシンセの決定版|DTMプラグインセール
今回の記事では、ROLIの次世代ソフトシンセ「Equator2」について詳しくご紹介しました。
以下に要点をまとめます。
- MPE対応で、タッチや指の動きがリアルに音へ反映される
- 6種類の音源エンジンを搭載し、自由度の高い音作りが可能
- 1,400種類以上の高品質プリセットを収録
- 柔軟なモジュレーションと視覚的なUIで直感的に操作できる
- ライブ・制作どちらにも対応した安定性と操作感
- 他の代表的シンセと比べても価格以上の価値がある
このように、Equator2は“音を鳴らす”だけでなく、“音を演奏する”という感覚を重視したシンセです。
単に多機能というだけではなく、「自分の感情や表現を音に変えるツール」として、多くのミュージシャンに愛されている理由がよくわかります。
もしあなたが「より人間的な音を作りたい」「MPEに対応した柔軟な音源がほしい」と感じているなら、Equator2はその期待にきっと応えてくれるでしょう。
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