
Reproってどんなシンセ?
Repro-1とRepro-5の違いは?
シーケンサーやエフェクトの使い方は?
伝説的なアナログシンセを忠実に再現しつつ、64ステップシーケンサーやエフェクト(アナログディレイ・コーラスなど)を搭載し、自由なサウンドメイクが可能です。
この記事では、基本機能からシーケンサーの活用法、エフェクトの使い方、音作りのテクニックまでを解説します。
Reproを使いこなし、プロ並みのアナログサウンドを作れるようになりましょう!
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Reproとは?伝説の2機種が1つになったシンセの魅力

Reproは、ソフトシンセの名門u-heが開発したアナログモデリングシンセです。
最大の特徴は、モノフォニックの「Repro-1」とポリフォニックの「Repro-5」が1つに統合されている点。往年の名機を忠実に再現しながら、デジタルならではの機能も追加されています。
サウンドの質感は、実機のアナログシンセに限りなく近く、太く温かみのある音が特徴。
さらに、64ステップシーケンサーやアナログディレイ、コーラスなどの内蔵エフェクトによって、幅広い音作りが可能です。
- Repro-1とRepro-5を1つのプラグインで使用可能
→ モノフォニック(単音)とポリフォニック(和音)を自由に切り替えられるため、リードやベースはもちろん、パッドやコードの演奏もこなせる。 - アナログ回路を忠実に再現したサウンド
→ 実機の細かな挙動までシミュレートし、オシレーターの太さやフィルターの質感が本物のアナログシンセのように響く。 - 64ステップシーケンサーを搭載
→ 直感的なパターン作成が可能で、シンプルなフレーズから複雑なアルペジオまで自在に作り込める。 - 内蔵エフェクトが充実
→ アナログディレイやコーラス、リバーブ、ディストーションなどが搭載され、外部プラグインなしでも本格的なサウンドメイクが可能。 - シンプルなUIで操作しやすい
→ 初心者でも直感的に扱えるデザインで、音作りの自由度が高い。
Repro-1とRepro-5の違いは?モノフォニックとポリフォニックの特性

Reproには「Repro-1(モノフォニック)」と「Repro-5(ポリフォニック)」の2つのシンセが含まれています。
それぞれの特性を理解することで、適切な場面で使い分けができるようになります。
Repro-1は、単音専用のモノフォニックシンセ。太くパンチのあるサウンドが特徴で、ベースやリード向きです。
一方、Repro-5は複数の音を同時に鳴らせるポリフォニックシンセ。コード演奏や厚みのあるパッドサウンドに適しています。
- Repro-1(モノフォニック)の特徴
→ 1音しか発音できないが、その分サウンドが太く、アナログらしい力強さがある。ベースやリードに最適。
→ ステップシーケンサーを搭載し、リズミックなフレーズを簡単に作成可能。
→ オシレーターが2基あり、クロスモジュレーションやシンクで音作りの幅が広い。 - Repro-5(ポリフォニック)の特徴
→ 最大8ボイスの発音が可能で、コードやパッドに適している。
→ ユニゾンモードを活用すれば、厚みのあるシンセリードも作成可能。
→ Repro-1と異なり、モジュレーションの仕様が若干シンプルだが、そのぶん扱いやすい。
Reproは本物のアナログシンセとどれくらい近いか

Reproは、実機のアナログシンセを徹底的に解析し、回路レベルで再現したソフトウェアシンセです。
そのため、デジタルシンセとは思えないほど温かみのあるサウンドとアナログ特有の揺らぎを持っています。
特にフィルターの挙動やオシレーターの倍音成分、エンベロープの動きに至るまで、実機に近い動作を忠実に再現。
さらに、ハードウェアの個体差による微妙な違いまでエミュレートしているため、まるで実際のアナログシンセを演奏しているような感覚を味わえます。
- オシレーターの揺らぎを再現
→ 実機と同様に、発音ごとにわずかなピッチや波形の変化が生じるため、より有機的なサウンドになる。 - アナログフィルターの挙動を忠実にエミュレート
→ カットオフを動かした際の倍音の変化や、レゾナンスの特性が実機に非常に近い。 - 微妙な歪みや倍音変化を再現
→ フィードバックやサチュレーションを細かく調整できるため、リアルなアナログの質感を生み出せる。 - ソフトならではの細かい調整も可能
→ アナログらしさを強調するための**ジャンパー設定(内部回路の微調整)**があり、好みに応じた音作りができる。
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Reproの使い方:基本機能と特徴・音作りのための重要ポイント

Reproは、シンプルな操作性と深い音作りの両方を兼ね備えたシンセサイザーです。
基本的な構成は、オシレーター・フィルター・エンベロープ・LFO・エフェクトと、アナログシンセらしい直感的な設計になっています。
Repro-1は2基のオシレーターと強力なモジュレーション機能を持ち、ベースやリード向き。
一方、Repro-5は最大8ボイスのポリフォニック対応で、パッドやコード演奏に適しています。
それぞれに最適化された設計ながら、どちらもアナログらしい温かみと太さを活かしたサウンドメイクが可能です。
- オシレーター(波形発生装置)
→ Repro-1は2基のオシレーターを搭載し、パルス幅変調やシンクを活用できる。
Repro-5は1基のオシレーターで8ボイスを発音可能。 - フィルター(音色を決定する要素)
→ 実機に近いカットオフやレゾナンスの特性を持ち、アナログらしい質感を再現。
Repro-1は強烈な自己発振が可能。 - エンベロープ(音の変化を作る)
→ アタック・ディケイ・サステイン・リリース(ADSR)を自由に調整し、滑らかな音の立ち上がりや、キレのある減衰を作れる。 - LFO(周期的な揺らぎを加える)
→ ピッチやフィルターをモジュレーションし、トレモロやビブラートの効果を生み出す。 - エフェクト(内蔵の音加工機能)
→ アナログディレイ・コーラス・ディストーションなどを搭載し、音作りの幅を広げる。
Reproのオシレーターの特徴|波形の種類と音の違い
オシレーターは、シンセサイザーの音作りの核となる部分で、基本となる波形を生成します。
Repro-1とRepro-5では、オシレーターの設計が少し異なりますが、どちらもアナログらしい太く温かみのあるサウンドを生み出せます。
Repro-1は2基のオシレーターを搭載し、波形のミックスやシンクを活用した複雑な音作りが可能。
一方、Repro-5は1基のオシレーターで最大8ボイスを発音し、ポリフォニックなサウンドに適しています。
- サイン波(Sine)
→ 最もシンプルな波形で、丸みのある柔らかい音が特徴。
サブベースやパッド向き。 - 三角波(Triangle)
→ サイン波に少し倍音を加えた、温かみのある音。
柔らかいベースやリードに適している。 - ノコギリ波(Sawtooth)
→ 明るくパワフルな音で、リードやストリングス系のサウンドに最適。
Reproでは、実機に近い太いサウンドが得られる。 - 矩形波(Square)
→ 独特の倍音構成を持ち、クラシックなシンセベースやリードによく使われる。
パルス幅を調整することで音色を変化させることが可能。 - ノイズ(Noise)
→ ホワイトノイズやピンクノイズを生成し、パーカッションや効果音の作成に活用できる。
フィルターの種類と特性|アナログらしい音の秘訣
フィルターは、音の明るさや倍音のバランスを調整し、シンセサイザーの音色を決定づける重要な要素です。
Reproのフィルターは、実機の特性を忠実に再現しており、カットオフやレゾナンスの動きがアナログシンセそのもの。
特に、高めのレゾナンス設定ではフィルター自体が発振し、独特な音を生み出すことが可能です。
Repro-1とRepro-5では、フィルターの特性に若干の違いがありますが、どちらもアナログらしい温かみのある響きを持ち、サウンドメイクの幅を広げてくれます。
- ローパスフィルター(LPF)
→ 設定した周波数より上の音をカットし、まろやかで太い音を作る。
ベースやパッド向き。 - ハイパスフィルター(HPF)
→ 低音を削り、シャープで抜けの良いサウンドを作る。
リードやエフェクト音に最適。 - バンドパスフィルター(BPF)
→ 特定の帯域だけを通し、独特のこもった音を作り出す。
シンセブラスやリズミカルなサウンドに効果的。 - レゾナンス(共鳴効果)
→ カットオフ周波数付近の音を強調し、独特なうねりを加える。
高く設定すると、自己発振してシンセドラムのような音作りも可能。 - キーボードフォロー(Key Follow)
→ 演奏する音の高さによってカットオフの周波数が変化する。
高音域では明るく、低音域ではこもった音になるため、自然なフィルター効果を得られる。
エンベロープの使い方|音の立ち上がりと余韻を操る
エンベロープは、時間の経過とともに音の変化をコントロールする機能です。
Reproでは、アナログシンセの特性を忠実に再現したエンベロープを搭載しており、音の立ち上がり(アタック)や余韻(リリース)を細かく調整できるため、表現力豊かなサウンド作りが可能です。
Repro-1とRepro-5のエンベロープは基本的にADSR(アタック・ディケイ・サステイン・リリース)形式になっており、フィルターとアンプに個別のエンベロープが用意されているため、より細かい音作りができます。
- アタック(Attack)
→ 音が鳴り始めるまでの時間を調整。
短くすると即座に音が鳴り、長くすると徐々に音が立ち上がる。
パッドやストリングス系の音には長めのアタックが効果的。 - ディケイ(Decay)
→ アタック後、音がどのくらいの時間をかけて減衰するかを決める。
短くするとキレの良い音になり、長くすると滑らかで柔らかい音になる。 - サステイン(Sustain)
→ キーを押している間、音がどれくらいの音量で持続するかを設定。
リード音なら高め、ベースならやや低めに設定するとバランスが良い。 - リリース(Release)
→ キーを離した後、音がどれくらいの時間をかけて消えていくかを決める。
短くするとパーカッシブな音、長くすると幻想的なサウンドになる。 - モジュレーション(Modulation)
→ フィルターエンベロープと組み合わせることで、時間とともに音の明るさを変化させることも可能。
Reproの64ステップシーケンサーを使いこなす

Repro-1には強力な64ステップシーケンサーが搭載されており、リズミカルなフレーズや複雑なパターンを簡単に作成できます。
従来のアナログシーケンサーと同様に、ノートのオン/オフやピッチの変更を直感的に操作できるため、即戦力として活用できるのが特徴です。
このシーケンサーを使うことで、ベースラインやアルペジオを素早く作成でき、手弾きでは難しい細かなフレーズの構築が可能になります。
特にRepro-1の太いアナログサウンドと相性が良く、シンプルなループを作るだけでもグルーヴ感のあるフレーズが生まれます。
- 最大64ステップのフレーズを作成可能
→ ステップごとにノートのオン/オフを設定し、シンプルなループから複雑なメロディまで自由に作れる。 - ノートごとのピッチ変更が可能
→ 各ステップに異なる音程を設定できるため、メロディックなシーケンスを作成可能。 - ベロシティやゲートタイムの調整
→ 音の強弱や長さを細かく設定し、より表情豊かなフレーズに仕上げる。 - シーケンサーとLFOの組み合わせ
→ LFOと連携することで、音量やフィルターをリズムに合わせて変化させ、よりダイナミックなサウンドが作れる。 - リアルタイムでのパターン変更
→ DAWとの連携で、再生中にシーケンスを変更しながらパフォーマンスすることも可能。
ステップシーケンサーの設定方法|基本操作を解説
Repro-1の64ステップシーケンサーは、直感的な操作でリズミカルなフレーズを作成できる強力なツールです。
ベースラインやアルペジオを簡単に作るだけでなく、ピッチやゲートタイムを調整することで、より表情豊かなシーケンスを作成できます。
基本的な設定を理解すれば、シンプルなループから複雑なリズムパターンまで自在にプログラム可能です。
- ステップ数を設定する
→ 1〜64ステップの範囲で設定可能。
短いループなら8〜16ステップ、長めのシーケンスなら32ステップ以上が適している。 - ノートのオン/オフを設定する
→ 各ステップで音を鳴らすかどうかを決定。
オフにすると、そのステップは休符となる。 - ピッチ(音程)を設定する
→ 各ステップの音程を自由に調整でき、メロディックなフレーズを作成可能。
ベースラインやアルペジオの制作に最適。 - ゲートタイムを調整する
→ ノートの長さをコントロールし、短くすればスタッカート、長くすればレガートな演奏感を演出できる。 - ベロシティを調整する
→ 各ノートの強弱を設定し、ダイナミクスのあるシーケンスを作成。
強調したい音を目立たせることで、リズムにアクセントを加えられる。 - シーケンサーの速度を調整する
→ DAWのBPMに同期させるか、内部クロックで独立したテンポを設定できる。
リズミックなフレーズを作るテクニック
Repro-1のステップシーケンサーを活用すると、手弾きでは難しいリズミカルなフレーズやグルーヴ感のあるパターンを簡単に作成できます。
音のオン/オフや長さを工夫するだけで、単純なループでも複雑で動きのあるリズムが生まれます。
特にベースラインやシンセリードの作成において、ノートの配置やアクセントを調整することで、より洗練されたサウンドを作ることが可能です。
- 休符を効果的に使う
→ すべてのステップに音を入れず、適度に休符を入れることで、よりグルーヴ感のあるパターンが生まれる。
特に、4つ打ちのリズムに対して3連符のような動きを加えると、ユニークなリズムが作れる。 - ゲートタイムを変えてノリを作る
→ ノートの長さを調整して、短めにすればタイトなリズム、長めにすればレガート感のある流れるようなフレーズになる。 - ベロシティで強弱をつける
→ 強調したい部分のノートのベロシティを上げることで、リズムにアクセントがつく。
ダイナミックなパターンを作るのに有効。 - オクターブを使い分ける
→ 一定のピッチではなく、時折オクターブ上や下のノートを入れることで、より動きのあるフレーズが作れる。
特にシンセベースに効果的。 - シーケンサーとLFOを組み合わせる
→ LFOでフィルターをモジュレーションし、リズムに合わせた音の変化を作ると、より生き生きとしたフレーズになる。
シーケンサーで作るベースラインのアイデア
Repro-1のステップシーケンサーを活用すれば、手弾きでは難しいグルーヴ感のあるベースラインを簡単に作成できます。
特に、16分音符のリズムや休符を活かしたパターンを作ることで、より躍動感のあるベースフレーズを生み出せます。
さらに、オクターブの上下を織り交ぜたり、ゲートタイムを調整することで、シンプルなパターンでも多彩な表現が可能になります。
- キックと連携させる
→ ドラムのキックに合わせてノートを配置すると、トラック全体のグルーヴが向上する。
特に4つ打ち系の曲では、キックと同じタイミングでベースを鳴らすと、タイトなリズムが作れる。 - 休符を効果的に使う
→ すべてのステップにノートを入れず、適度に休符を入れることで、リズミカルなノリが生まれる。
ヒップホップやファンク系のベースラインでは特に重要。 - オクターブジャンプを活用
→ 時折オクターブ上のノートを入れることで、単調なベースラインに動きを加えられる。
特に16ステップのシーケンスでは、最後の1~2ノートをオクターブ上げると、展開感が出る。 - スライドやレガートを取り入れる
→ ゲートタイムを調整し、長めにすることで滑らかなレガートフレーズが作れる。
また、シーケンサーの設定でスライドをオンにすると、TB-303のような特徴的な動きを演出できる。 - フィルターやエフェクトで表情を加える
→ フィルターカットオフをLFOやエンベロープで動かし、サウンドに変化をつけると、単調にならずに飽きのこないベースラインを作れる。
Reproの内蔵エフェクトを活用してプロのサウンドを作る

Reproには、アナログの質感を高めるための内蔵エフェクトが豊富に搭載されています。
特に、アナログディレイやコーラス、ディストーションなどは、単体のエフェクトプラグインに匹敵するクオリティを誇ります。
これらを適切に活用することで、より奥行きのあるプロ仕様のサウンドメイクが可能になります。
- アナログディレイ(Delay)
→ 温かみのあるエコー効果を加え、シンセリードやパッドをより立体的に仕上げる。
テンポに合わせたディレイタイムを設定すると、楽曲に馴染みやすくなる。 - コーラス(Chorus)
→ 音をわずかにずらして重ねることで、厚みや広がりを演出。
特にパッドやシンセブラスに適しており、アナログ感を強調できる。 - ディストーション(Distortion)
→ 音に歪みを加え、存在感を強調する。
ベースやリードに適用すると、アグレッシブなアナログサウンドが作れる。 - リバーブ(Reverb)
→ 音に空間的な広がりを加え、幻想的なサウンドを作成。
長めのリバーブを適用すると、アンビエントな雰囲気が生まれる。 - EQ & サチュレーション
→ 倍音を強調し、音に暖かさやパンチを加える。
ベースのローエンドを強化する場合や、リードの抜けを良くしたい場合に活用できる。
アナログディレイの効果とおすすめ設定
Reproに搭載されているアナログディレイは、デジタルディレイとは異なり、温かみのあるエコー効果を生み出すのが特徴です。
アナログ特有の揺らぎや、フィードバック時のサチュレーションが加わることで、音に立体感と深みが生まれます。
シンセリードやパッドだけでなく、ベースやシーケンスフレーズにも活用でき、シンプルなフレーズでも奥行きのあるサウンドに仕上げることが可能です。
- 短めのディレイでリズムを強調(50ms〜200ms)
→ シーケンサーやベースラインに適用すると、音のアタック感が強調され、グルーヴ感が増す。
フィードバックを控えめにすると、タイトな印象を維持できる。 - ミディアムディレイで広がりを加える(250ms〜500ms)
→ シンセリードやコード演奏に適用すると、音がより豊かになり、奥行きを演出できる。
左右のパンニングを調整すると、より立体的なステレオ感が生まれる。 - ロングディレイで幻想的な効果を作る(600ms〜900ms)
→ アンビエント系のパッドやエフェクト音に活用すると、幻想的で浮遊感のあるサウンドに仕上がる。
フィードバックを多めにすると、音の尾を長く引き伸ばすことが可能。 - モジュレーションと組み合わせてヴィンテージ感を強調
→ LFOやフィルターと組み合わせることで、ディレイのタイミングや質感を変化させ、よりアナログ的な温かみを追加できる。
コーラスエフェクトの活用法|広がりのある音を作る
Reproに搭載されているコーラスエフェクトは、音をわずかにずらして重ねることで、厚みや広がりを加える効果を持っています。
特に、シンセパッドやストリングス、エレクトリックピアノ系のサウンドに適用すると、温かみのある豊かな響きが生まれます。
微妙なピッチ変化とディレイが加わることで、よりアナログらしい奥行きのあるサウンドを作ることが可能です。
- 軽めのコーラスでナチュラルな厚みを加える
→ デプス(Depth)を控えめ(10〜20%)にし、レート(Rate)をゆっくりにすると、さりげない広がりを作れる。
コード演奏やシンセブラスに最適。 - 中程度のコーラスでシンセパッドに奥行きを出す
→ デプスをやや強め(30〜50%)にし、ミックス量を50%程度に設定すると、より立体的な響きが得られる。
アンビエント系のサウンドにおすすめ。 - 強めのコーラスでモジュレーション効果を強調
→ デプスを60%以上、レートを速めに設定すると、ワブル感のある独特な揺らぎを演出できる。
シンセベースやリードのサウンドメイクに活用可能。 - ステレオ感を強調して広がりを最大化
→ 左右のコーラス成分を微妙にずらすことで、音が空間的に広がり、より立体的なステレオ効果を得られる。
特にヘッドホンや大きなスピーカーで聴くと、より効果を実感できる。
ディストーション&リバーブで太い音を作るコツ
Reproに搭載されているディストーションとリバーブは、シンセサウンドに厚みと存在感を加えるために非常に有効なエフェクトです。
ディストーションは音に倍音を加えてパワフルにし、リバーブは空間的な広がりを演出します。
特に、シンセベースやリードのサウンドを強調したいときに、これらのエフェクトを適切に調整することで、より太く迫力のある音作りが可能です。
ディストーションの活用法
- 軽めのディストーションで温かみを加える
→ ドライブ(Drive)を控えめ(10〜30%)に設定すると、わずかに歪みを加えてアナログらしい温かみのあるサウンドに仕上がる。
特にベースサウンドに効果的。 - 中程度のディストーションでパンチを強調
→ ドライブを50〜70%程度に上げると、アタック感が強まり、ロックやエレクトロ系のシンセリードに最適。
フィルターと組み合わせると、より表情豊かな音になる。 - 強めのディストーションでアグレッシブなサウンドを作る
→ ドライブを80%以上にすると、過激な歪みが加わり、インダストリアル系やハードなシンセサウンドに適した力強い音になる。
リバーブの活用法
- 短めのリバーブで音を引き締める
→ ディケイ(Decay)を短く設定し、ルームリバーブを適用すると、音に自然な空間感を加えつつ、タイトな印象を維持できる。 - 中程度のリバーブで奥行きを演出
→ ディケイを2〜4秒に設定し、プレディレイ(Pre-Delay)を少し加えることで、シンセリードやコード演奏に広がりを持たせられる。 - 長めのリバーブで幻想的なサウンドを作る
→ ディケイを5秒以上に設定し、ホールリバーブを適用すると、壮大で幻想的な雰囲気を演出できる。
アンビエント系のサウンドに最適。
Reproで作る音色別のサウンドデザインガイド
Reproは、アナログらしい質感を持つソフトシンセとして、さまざまなジャンルの音楽に対応できる万能なサウンドデザインが可能です。
特に、ベース・リード・パッドの3つの音色を押さえておけば、幅広い楽曲に活用できます。
ここでは、それぞれの音色を作る際のポイントを紹介します。
ベースサウンドの作り方
- オシレーターはノコギリ波または矩形波を使用
→ 太く芯のある低音を作るために、倍音を多く含む波形を選ぶ。 - フィルターのカットオフを低めに設定
→ ローパスフィルターで不要な高音域を削り、温かみのあるベースを作る。 - アタックは短く、ディケイを適度に調整
→ キレのあるベースラインを作るには、エンベロープのアタックをゼロにし、ディケイを短めに設定するとよい。 - サチュレーションやディストーションを軽くかける
→ 倍音を強調し、ミックスの中でしっかりと存在感を出す。
リードサウンドの作り方
- ノコギリ波やパルス波を使用し、ユニゾンを活用
→ 複数のオシレーターを少しずらして重ねることで、厚みのあるシンセリードを作れる。 - エンベロープのアタックを短くし、サステインを高めに設定
→ 立ち上がりが速く、持続感のある音を作るための基本設定。 - フィルターをモジュレーションし、動きを加える
→ フィルターエンベロープやLFOを使い、音の明るさに変化をつけると、より表情豊かになる。 - ディレイやリバーブを加え、空間的な広がりを作る
→ 長すぎず適度なリバーブを加えることで、楽曲の中で馴染みやすいリードサウンドになる。
パッドサウンドの作り方
- 三角波やノコギリ波を重ねて柔らかい音を作る
→ 倍音を多く含む波形を重ねると、厚みのあるサウンドが生まれる。 - アタックを長めに設定し、スムーズな立ち上がりを作る
→ ストリングスのような滑らかなサウンドを作るために、アタックタイムを長めにする。 - フィルターをゆっくり開く設定にする
→ フィルターエンベロープを活用し、徐々に明るくなるサウンドを作ることで、動きのあるパッドになる。 - コーラスやリバーブを活用して奥行きを出す
→ 広がりを強調するために、コーラスでステレオ感を出し、リバーブで空間的な深みを加える。
ReproをDAWで快適に使うための設定&活用法
Reproは、ほぼすべての主要なDAW(Ableton Live、Logic Pro、FL Studio、Cubase など)で使用可能なVST/AU/AAX対応のソフトシンセです。
しかし、アナログモデリングの精度が高いため、CPU負荷が比較的高め。
そのため、スムーズに作業を進めるためには、いくつかの設定を最適化すると快適に使えます。
快適に使用するための設定
- 高負荷時は「エコノミーモード」を活用
→ Reproの設定で「CPU負荷を抑えるモード」があるため、ラフな作業時はONにすると動作が軽くなる。 - オーバーサンプリング設定を調整
→ デフォルトでは高品質設定になっているが、「オーバーサンプリング」を低くすると、リアルタイムのパフォーマンスが向上する。 - DAWのバッファサイズを適切に設定
→ 低すぎると音が途切れやすくなるため、作業時は128〜256サンプル、最終書き出し時は1024サンプル以上にすると安定する。 - トラックをフリーズまたはバウンスする
→ Reproのトラックをオーディオ化して負荷を軽減し、CPUの使用率を最適化する。
DAWでの活用テクニック
- MIDIコントローラーと連携
→ フィルターのカットオフやレゾナンスをリアルタイムで調整することで、アナログらしいダイナミックな演奏が可能。 - オートメーションを活用
→ カットオフやLFOのパラメーターをオートメーションで動かし、より表情豊かなサウンドに仕上げる。 - 他のシンセと組み合わせて使う
→ Repro-1でシーケンスベースを作り、Repro-5でコードやパッドを重ねると、より厚みのあるアナログサウンドが作れる。
Reproのサウンドを極める!プロ並みの音作りTips
Reproは、アナログシンセの質感を再現する高品質なソフトシンセですが、細かい調整を加えることで、さらにプロ仕様のサウンドを作ることができます。
フィルターやエンベロープの設定、エフェクトの活用、音作りのアプローチを工夫することで、より洗練されたシンセサウンドを作り出せます。
- 「ジャンパー設定」を活用して個性的なサウンドに
→ Reproには、アナログ回路の特性を変更できる「ジャンパー設定」があり、音の個性を調整できる。
倍音の強さやフィルターの特性を微調整し、理想のサウンドを作る。 - エンベロープの設定を細かく調整する
→ アタック、ディケイ、サステイン、リリース(ADSR)のバランスを調整することで、音の立ち上がりや消え方をコントロール。
特に、フィルターエンベロープを活用すると、動きのある音色に仕上がる。 - 「微妙なピッチの揺らぎ」を加えてアナログ感を強調
→ オシレーターの「Detune」をわずかに調整すると、実機のアナログシンセ特有の揺らぎが再現できる。
ユニゾンモードを活用すると、さらに厚みのあるサウンドに。 - エフェクトを最小限に抑えて原音の太さを活かす
→ 過度なエフェクト処理を避け、Repro本来の太く温かみのあるサウンドを活かすのがプロのテクニック。
必要最低限のディレイやコーラスを加えることで、洗練されたサウンドに仕上がる。 - MIDIベロシティを活用し、表現力を高める
→ 音の強弱をMIDIベロシティでコントロールすると、より人間的でダイナミックな演奏が可能になる。
特に、エンベロープと組み合わせると、リアルなアナログフィールが得られる。
プリセットを活用する方法とおすすめ音色
Reproには、プロのサウンドデザイナーが作成した高品質なプリセットが多数収録されており、すぐに楽曲制作に活用できます。
特に、ヴィンテージ感のあるベース、リード、パッドなど、アナログらしい温かみのあるサウンドが豊富です。
プリセットをそのまま使うだけでなく、少しアレンジを加えることで、オリジナルの音作りも簡単に行えます。
プリセットを活用する方法
- カテゴリー別にサウンドを選ぶ
→ Reproのプリセットブラウザでは、ベース、リード、パッドなどのカテゴリごとにプリセットを分類。
ジャンルや用途に応じて選びやすい。 - フィルターやエンベロープを微調整する
→ 気に入ったプリセットを選んだら、フィルターのカットオフやエンベロープの設定を変更するだけで、個性的なサウンドにアレンジできる。 - エフェクトを追加または調整する
→ 内蔵のコーラスやリバーブの量を調整することで、楽曲に馴染むように最適化。
場合によっては、外部のエフェクトを使用するのも有効。 - ユニゾンやデチューンで厚みを加える
→ リードやベースのプリセットにユニゾンを適用すると、より太く存在感のあるサウンドに。
おすすめプリセット
- ベース:「Vintage Fat Bass」
→ 70年代のアナログシンセらしい、太くウォームなベースサウンド。
ディストーションを加えるとより力強くなる。 - リード:「Classic Analog Lead」
→ シンプルながら存在感のあるリードサウンド。
フィルターをモジュレーションすると、表情豊かな演奏が可能。 - パッド:「Warm Poly Pad」
→ 柔らかく温かみのあるパッドサウンド。
コーラスを少し強めに設定すると、より広がりのあるサウンドに。 - アルペジオ:「Rhythmic Seq」
→ ステップシーケンサーを活用したリズミカルなシンセフレーズ。
テンポに合わせて調整すると、楽曲のグルーヴ感を強調できる。
アナログ感をさらに強調する裏技テクニック
Reproはもともとアナログシンセの温かみや太さを再現したソフトシンセですが、設定を少し工夫することで、さらにリアルなアナログ感を演出することができます。
実機のアナログシンセ特有の不安定さや揺らぎを意識したサウンドメイクを取り入れると、より自然で有機的な質感が生まれます。
- 「ジャンパー設定」を調整してアナログ回路の不安定さを再現
→ Reproには「ジャンパー設定」という隠れたパラメーターがあり、ここで回路の特性や個体差を再現できる。
たとえば、「OSC Drift(オシレーターのピッチ揺れ)」を微調整すると、実機のようなピッチの不安定さを再現可能。 - LFOをわずかにピッチに適用し、自然な揺らぎを作る
→ LFOを低速に設定し、オシレーターのピッチにほんの少し(1〜3%程度)適用すると、アナログ特有の自然なピッチ揺れを作れる。
特にパッドやリードに効果的。 - フィルターエンベロープを細かく設定し、倍音の変化を強調
→ フィルターのカットオフにわずかにモジュレーションを加えると、アナログらしいフィルターの揺れを演出できる。
シンセベースやリードの表情が豊かになる。 - ユニゾンを活用して厚みのあるサウンドを作る
→ Repro-5では、ユニゾン(複数のボイスを重ねる機能)を活用し、微妙にデチューンを加えることで、実機のような分厚いサウンドが作れる。 - アウトボード風のサチュレーションを加えてヴィンテージ感を出す
→ Repro内蔵のディストーションや外部プラグイン(例えば、Soundtoys「Decapitator」など)を使い、わずかにサチュレーションを加えると、ウォームなアナログ感が強調される。
Reproを使った音楽制作の実践例
Reproは、アナログシンセ特有の太く温かみのあるサウンドを持ち、さまざまな音楽ジャンルで活躍します。
特に、シンセウェーブ、テクノ、ハウス、ヒップホップ、映画音楽などに最適です。ここでは、Reproを使った音楽制作の具体的なアイデアを紹介します。
ジャンル別の活用例
- シンセウェーブ(Synthwave)
→ Repro-5で煌びやかなコードパッドを作り、Repro-1で特徴的なベースを演奏すると、80年代風のレトロなサウンドを再現できる。
ディストーションを軽く加えると、さらにヴィンテージ感がアップ。 - テクノ(Techno)
→ Repro-1の64ステップシーケンサーを活用し、うねるようなベースラインを作成。
ローパスフィルターをオートメーションで動かすと、トラックにダイナミックな展開を加えられる。 - ハウス(House)
→ Repro-5のアナログエレピ風サウンドを活用し、コードのバウンス感を演出。
ディレイとリバーブを加えて、空間のあるサウンドに仕上げると、メロウな雰囲気に。 - ヒップホップ(Hip-Hop)
→ Repro-1で太いサブベースを作成し、Repro-5でチョップしたシンセパッドを重ねると、90年代のクラシックなヒップホップトラックに最適な雰囲気を作れる。 - 映画音楽・サウンドデザイン
→ Reproのフィルターとエンベロープを駆使し、シネマティックなドローンサウンドを作成。
LFOやモジュレーションを加えることで、より深みのあるテクスチャを演出できる。
制作のポイント
- ベースはRepro-1、コードやパッドはRepro-5を使い分ける
→ モノフォニックなリードやベースはRepro-1、ポリフォニックなコード演奏やパッドはRepro-5を使用すると、楽曲のバランスが取りやすい。 - シーケンサーを活用してグルーヴ感を出す
→ シンプルなリズムでもRepro-1のシーケンサーを使うことで、独特のうねりやリズミカルなフレーズが作れる。 - エフェクトを控えめにし、アナログの質感を活かす
→ 過剰なエフェクトをかけずに、Repro本来のアナログ感を前面に出すと、自然で深みのあるミックスになる。
システム要件
Reproは、高度なアナログモデリングを採用しているため、ある程度の処理能力を持つPC環境が推奨されます。
特に、オーバーサンプリング設定を高めにした場合や、複数のインスタンスを立ち上げる場合は、CPU負荷が増えるため注意が必要です。
対応OS
- Windows:Windows 7 以降(64bit)
- macOS:macOS 10.9 以降(64bit, Apple Silicon & Intel対応)
- Linux:各種64bitディストリビューション(VST2 / CLAP対応)
推奨スペック
- CPU:Intel Core i5 / AMD Ryzen 5 以上(マルチコア推奨)
- メモリ:4GB以上(推奨8GB以上)
- ストレージ:100MB以上の空き容量
- ディスプレイ:1280×800以上の解像度
対応プラグインフォーマット
- VST2 / VST3(Windows / macOS / Linux)
- AU(Audio Units)(macOS)
- AAX(Pro Tools対応)
- CLAP(最新のプラグイン規格、Windows / macOS / Linux対応)
重要な注意点
- Apple Silicon(M1 / M2)に対応しており、ネイティブ動作が可能。
- iLokなどのハードウェアドングルは不要(ソフトウェアライセンス管理)。
- Repro-1とRepro-5を同時に使用する場合、CPU負荷が高くなる可能性があるため、DAWのバッファサイズを適切に設定することを推奨。
まとめ:U-he「Repro」64ステップシーケンサー搭載!伝説の2機種が1つになり、アナログディレイやコーラスも内蔵した究極のモノフォニックシンセ|DTMプラグインセール
この記事では、Reproの基本機能や音作りのテクニック、実践的な活用法について解説しました。
Reproは、アナログの質感を忠実に再現したシンセサイザーで、ベース、リード、パッドなど多彩なサウンドメイクが可能です。
- Reproは「Repro-1(モノフォニック)」と「Repro-5(ポリフォニック)」の2種類を搭載
- 64ステップシーケンサーでリズミカルなフレーズを作成可能
- アナログディレイやコーラス、ディストーションなどの内蔵エフェクトが充実
- フィルターやエンベロープを調整することで、プロ並みの音作りが可能
- 他のシンセと組み合わせることで、より幅広いサウンドデザインができる
- MIDIコントローラーと連携すれば、リアルタイムでの演奏表現が向上
Reproは、シンセウェーブ、テクノ、ハウス、ヒップホップ、映画音楽など、さまざまなジャンルで活躍する万能なソフトシンセです。
プリセットを活用しながら、自分なりのアレンジを加えることで、より個性的なアナログサウンドを作ることができます。
ぜひReproを活用して、自分だけの理想的なシンセサウンドを作り上げてみてください!
価格:$149.00
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