
リバーブにもっと自由な表現を加えたいと思ったことはありませんか?
「REEV-R」は、プリ・ポスト両方にモジュレーションがかけられるコンボリューションリバーブで、まるで音の形を自在に描くような操作が可能です。
この記事では、そんなREEV-Rの機能と魅力を簡潔にまとめてご紹介します。
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REEV-R:モジュレーション対応の高性能コンボリューションリバーブ
「REEV-R」は、KlangFalterライブラリを活用したクロスプラットフォーム対応のコンボリューションリバーブです。
特徴的なのは、プリ・センド(Pre/Send)とポスト・ボリューム(Post/Volume)信号に対するモジュレーションが可能な点です。
JUCEベースの標準コンボリューションとは異なり、CPU使用率を大幅に抑えつつ多機能を実現しています。
REEV-Rの主な特徴
- 高性能コンボリューションリバーブ
- JUCEの標準ライブラリがデバッグ環境で20%のCPUを消費するのに対し、REEV-Rはわずか1%未満で動作。
- FFTベースのKlangFalterライブラリを採用。
- インパルスレスポンス(IR)の多彩な操作
- IRのストレッチ、トリム、リバース、アタック、ディケイを自在に編集可能。
- 編集後はバックグラウンドで読み込み、クロスフェードでスムーズに切り替え。
- 豊富なモジュレーション機能
- プリ/ポストに対して独立したMSEG(マルチステージエンベロープジェネレータ)モジュレーションを適用。
- 内蔵のエンベロープフォロワーにより、音の強弱に合わせた自動変化を実現。
- ユーザー定義パターンとビジュアル操作
- 「Paintモード」でカスタムパターンを描画・編集可能。
- 32種類のパターンを保存・共有し、任意の形状にリスケール可能。
- ポイントタイプの柔軟な編集
- 8種類のポイントタイプ(カーブ、階段、S字など)に対応。
- 複数ポイントの選択・変形も可能(Alt+ドラッグでスケール・傾斜)。
- トリガー方式の自由度
- MIDIノートやオーディオ信号でパターンをトリガー。
- ドラムモードでは音のエネルギーに応じてトリガー可能。サイドチェーン入力にも対応。
- テンポ同期とLFOレート制御
- パターンやモジュレーションの同期をテンポまたはHz単位で制御可能。
- 内蔵シーケンサーとランダマイザー
- シーケンスの作成・編集・ランダム生成が可能。
- 作成したパターンは「Apply」で保存し、さらに編集可能。
- 再帰パターンとトリガー同期
- 開始点や終了点の制限なく、繰り返しパターンを生成。
- 曲の再生位置にシンクしてパターンを切り替え可能。
対応プラグイン形式
- Windows, Linux, macOS 向けに以下の形式を提供
- VST3
- LV2
- macOSのみAU形式対応
- ※CLAP形式は、JUCEによる正式サポート後に対応予定
インストールに関する注意点
- デフォルトのIRファイル以外は同梱されていないため、別途IRファイルを準備する必要あり。
- IRファイルは以下から入手可能(変換が必要な場合あり)
- Bricasti M7
- Voxengo
- Reaper Stash
- Open Air
- FL Studioのデモ版
MacOSでの注意事項
- macOS向けビルドは署名されておらず、未検証
- 使用にはターミナルでクアランタインを解除する必要あり
まとめ:TiagoLr「REEV-R」単なる空間エフェクトにとどまらない、音のリズムや質感すら変化させる!ShaperBoxインスパイアの、細部まで作り込まれたモジュレーション機能が融合した高性能コンボリューションリバーブ|DTMプラグインセール
REEV-Rは、プリとポストのモジュレーション機能を備えた高性能コンボリューションリバーブです。I
・FFTベースの高速コンボリューション処理でCPU負荷を大幅に軽減
・IRファイルの編集(ストレッチ、リバースなど)で音の質感を自在にコントロール
・プリ・センド/ポスト・リバーブそれぞれにモジュレーション適用可能
・32パターン対応のペイントモードと視覚的なパターン描画
・MIDIやオーディオトリガーで自在なパターン再生
・テンポ同期や内蔵シーケンサーでリズムに合わせた演出が可能
・Windows/Linux/macOSで動作し、VST3・LV2・AUに対応
以上のように、REEV-Rは高度な音作りを直感的なUIで実現できる、実践的かつ実験的なツールです。
複雑な空間演出を求めるクリエイターにとって、試してみる価値のあるリバーブプラグインと言えるでしょう。
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