
レトロな電話の「プッシュ音」って、音楽制作に使えると思ったことはありますか?
PulseDial DTMF Synthesizerは、そんな懐かしい音を本格的に操れる、少しマニアックでかなり面白いプラグインです。
通信音好きにも、エレクトロ系サウンドデザイナーにも刺さる内容、じっくり紹介します。
価格:$20.00 → 無料配布
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PulseDial DTMF Synthesizer:音楽とテクノロジーを融合したユニークなDTMFシンセサイザー

PulseDial DTMF Synthesizerは、古典的な電話機のキー音(DTMFトーン)を使って、音楽制作やサウンドデザインに活用できるプロフェッショナル向けのプラグインです。
見た目はシンプルながら、中身は非常に高機能。
音楽家、サウンドデザイナー、通信技術者にとって魅力的なツールとなっています。
PulseDialの主な特徴と機能
以下に、PulseDialの注目ポイントを詳しく紹介します。
本格的なDTMFトーンの再現
- ITU-T Q.23規格に準拠した正確なデュアルトーン生成
±1.5%の精度でトーンを合成し、実際の電話機と同等の信号を再現します。
直感的な操作が可能な4×4キーパッド
- 視覚的なフィードバック付きの電話型キーパッド
マウスやタッチ操作でリアルタイムに音を出すことができます。
MIDI対応でDAWとの親和性も抜群
- 16個のキーをMIDIノートにマッピング可能
C4からスタートして、連続した16音に対応しています。 - CCコントロール対応
音量ブースト(CC1)、フィルター調整(CC71)、サチュレーション(CC74)などに割り当て可能。
3つのトーンモードを搭載
- Hold:押している間だけ鳴らす
- OneShot:一回押すと一定時間鳴る
- Specモード:ITU-Tのタイミング規格に準拠(40msトーン+40msギャップ)
高度なアルペジエーター機能
- 8つのパターンスロットと各16ステップの構成
テンポレンジ:60〜240BPM - 再生モード
順送り・逆再生・往復(PingPong)・ランダムといった多彩な再生形式に対応。
本物の電話回線の音質を再現
- 6次バンドパスフィルター(300Hz〜3400Hz)
本物の電話越しのような質感を再現できます。
サウンドデザイン向けの多彩なエフェクト
- ノイズ、サチュレーション、量子化、ステレオ幅の調整が可能
ローファイな質感から、広がりのある空間演出まで自由自在。
多くのフォーマットに対応
- VST3, AU, AUv3, CLAP, LV2, スタンドアロンで使用可能
主要なDAWで使えるので、環境を選びません。
音作りの可能性
PulseDialは単なるDTMFトーン再現ツールではなく、音楽的に活用するための工夫が詰まっています。
- 「電話番号メロディー」やリズムパターンの作成が可能
アルペジエーターと組み合わせることで、ユニークな音楽表現ができます。 - 複数のキーを同時に鳴らしてハーモニーを構築
最大12音のポリフォニーに対応。 - ローファイ・グリッチ系のサウンドにも強い
特に「Lo-Fiプリセット」とアルペジエーターの組み合わせが強力です。
通信系サウンドの制作にも最適
- レトロなテクノロジーサウンドを再現したいときに便利
- ITU-T Q.23準拠の「Specモード」で実際の信号を模倣可能
ミニマム40msのトーンと40msのギャップで、正確な信号発信が可能になります。
詳細なMIDIマッピング
- MIDIノートの割り当て
C4から始まる16ノートが電話キーに対応 - MIDI CCコントロール
- CC1:一時的な音量アップ
- CC71:電話フィルターのミックス調整
- CC74:サチュレーションの強さ調整
- プログラムチェンジ対応(0〜3)で即座にプリセットを切り替え可能
技術仕様
- 精度:±1.5%(ITU-T Q.23準拠)
- 同時発音数:最大12音
- 対応サンプルレート:44.1kHz、48kHz、96kHzなど
- エフェクトのパラメータ:
- ノイズ:0〜0.1
- サチュレーション:0〜1.0
- ビット深度:8〜16bit
- ステレオ幅:0〜200%
- 出力ゲイン、アタック、リリース、トーン長の調整も可能
プリセット紹介
- Clean:純粋なDTMF音。通信信号の再現に最適。
- Phone Line:軽いノイズとサチュレーションで電話回線風に。
- Lo-Fi:強いフィルターと歪みでグリッチ・テクスチャ系に。
- Wide:フル帯域の広がりあるステレオサウンド。
対応環境と必要スペック
- OS:macOS 10.13以降、Windows 10以降
- CPU:Apple Silicon / Intel / AMD(64bit)
- 空き容量:1GB以上
- 対応フォーマット:VST3、AU、AUv3、CLAP、LV2(DAW対応が必要)
まとめ:Kushview「PulseDial DTMF Synthesizer」電話のプッシュ音を本格的な楽器として使える!音楽制作にもDTMF信号シミュレーションにも使える“ニッチで万能”なシンセサイザー|DTMプラグインセール
PulseDialは、DTMFトーンというニッチな分野を音楽制作やサウンドデザインに活かせるよう、非常に高機能に仕上げられたプラグインです。
- 正確なDTMFトーンの再現
- 豊富なエフェクトとアルペジエーター
- MIDI完全対応で柔軟な演奏が可能
- レトロから現代的な表現までカバー
「電話の音で遊ぶ」と聞くと地味に思えるかもしれませんが、PulseDialはまさにその先入観を覆す一本。
興味を持った方は、ぜひ導入してみてください。
価格:$20.00 → 無料配布
