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ポリリズムって難しそう…
変拍子なんて自分には無理かも
音楽制作をしている人なら、一度はそう感じたことがあるかもしれません。
特にDAW内でシーケンスを組む場合、複雑なリズムや動きを作ろうとすると、設定が煩雑になりがちです。
そんな悩みを解消してくれるのが、510kのMIDIプラグイン「POLYLLOP」
この記事では、POLYLLOPの基本から実践的な使い方、音楽的な面白さの引き出し方まで、詳しく紹介していきます。
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POLYLLOPとは?初心者でも理解できる基本概要

POLYLLOPは、510kが手がけるMIDI専用のシーケンサープラグインです。
最大4つのレーンを使い、リズムや音の高さ、音の長さ、ベロシティなどを独立して制御できます。
レーンごとに進行方法を変えられるため、一定のパターンに縛られない、自由で動きのあるフレーズを作ることが可能です。
そのため、機械的になりがちなシーケンスに、意外性や人間的なニュアンスを加えることができます。
- 4レーンの独立構造:
各レーンに専用のリズム、ピッチ、長さ、ベロシティを設定でき、同時再生も可能です。 - 再生モードの多様性:
前進、後退、振り子、ランダムなど、各レーンに異なる再生モードを設定できます。 - スケール量子化:
設定したスケールに合わせて音程が補正され、コードやメロディが調和した形で生成されます。 - リアルタイムMIDIトランスポーズ:
MIDIキーボードやクリップで操作することで、演奏中にコード進行や展開を自在に変えられます。 - ランダマイズとステップロック:
ランダムに変化を加えることも、一部ステップだけ固定することもでき、コントロール性と偶然性のバランスがとれます。
POLYLLOPは何ができるのか
POLYLLOPは、ただのステップシーケンサーではありません。リズム、音程、長さ、強弱といった音の要素を、複数のレーンで独立して制御できるため、音楽に“揺らぎ”や“ずれ”といった自然な表現を持たせることができます。
このことから、無機質な打ち込みでは難しかった音楽的な展開やリズムの複雑さを、直感的な操作で実現できるのが大きな特徴です。
- ポリリズム/ポリメーターの生成:
各レーンのステップ数を変えることで、拍のズレや複雑なリズム構造を簡単に作れます。 - コードやアルペジオの作成:
複数のレーンを同時再生し、それぞれに異なる音程を割り当てることで、重厚な和音や流れるようなアルペジオが生まれます。 - 進行に動きを持たせる再生モード:
前進・後退・振り子・ランダムなどを組み合わせることで、単調にならない展開を生み出せます。 - 即興的な操作とDAW連携:
リアルタイムでMIDIキーボードやクリップからパターンやトランスポーズを操作でき、ライブにも活用可能です。 - 12パターンのプリセット切り替え:
ひとつのプリセットに最大12パターンを保存でき、瞬時に切り替えることで展開のある曲作りが可能です。
SEQUNDとの違いと進化ポイント
POLYLLOPは、510kのフラッグシップ製品である「SEQUND」の基本的な構造と思想を引き継ぎながら、さらに表現力と柔軟性を高めた進化版と言える存在です。
SEQUNDも高機能なMIDIシーケンサーですが、POLYLLOPではポリフォニックかつポリメーターなアプローチが可能になったことで、作曲やライブでの活用範囲が大きく広がりました。
このことから、SEQUNDユーザーにとっても自然に移行しやすく、かつ「より音楽的に自由になれる」ツールとなっています。
- 4レーン同時出力のポリフォニック対応:
SEQUNDはモノフォニックですが、POLYLLOPは最大4つのレーンで同時に異なる音を出力でき、コードや多層的なメロディに対応します。 - 各レーンの独立したステップ長設定(ポリメーター):
SEQUNDは全レーンが共通ステップ数なのに対し、POLYLLOPではレーンごとに異なるステップ数を設定可能です。
これにより、拍のズレや複雑な周期が簡単に作れます。 - 再生モードの個別設定:
SEQUNDでは全体の進行が一様ですが、POLYLLOPではレーンごとに前進・後退・振り子・ランダムなどを自由に組み合わせられます。 - トランスポーズの拡張:
POLYLLOPではスケール量子化やMIDIによるリアルタイムトランスポーズなど、より直感的かつ多機能なピッチ操作が可能です。 - Hold機能の追加:
音の持続をコントロールする「Hold」レーンが新たに加わり、ノートのつながりや持続感をより細かく調整できます。
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DAWごとのPOLYLLOPの使い方:導入方法とMIDIルーティングのコツ
POLYLLOPは音を出さず、MIDIデータだけを出力するプラグインです。
そのため、DAWによっては少し特殊なルーティング設定が必要になります。
とはいえ、一度手順を覚えてしまえば操作はとても簡単で、好みのソフトシンセを自由にコントロールできるようになります。
ここでは代表的なDAWごとに、POLYLLOPを正しく動作させるための設定手順をご紹介します。
- Ableton Live:
POLYLLOPをMIDIトラックに挿入し、別のMIDIトラックにソフトシンセを配置します。
ソフトシンセ側のMIDI入力を「POLYLLOPからのMIDI」に設定し、「IN」に切り替えることでシーケンスが再生されます。 - Logic Pro:
インストゥルメントチャンネルを作成し、「MIDI FX」スロットにPOLYLLOPを読み込みます。
ソフトシンセを「INPUT」スロットに入れることで接続が完了します。 - FL Studio:
Channel RackにPOLYLLOPとソフトシンセを追加し、POLYLLOPのMIDI出力チャンネルをシンセと同じに設定します。
演奏時にはPOLYLLOPが出力するMIDIを正しく受信できます。 - Reaper:
インストゥルメントトラックを作成し、まずPOLYLLOPを、次にソフトシンセを順に挿入します。
トラック内でMIDIがルーティングされるため、特別な設定は不要です。 - Studio One:
POLYLLOPを挿入したInstrumentトラックとは別に、ソフトシンセ用のトラックを作成します。
シンセ側のMIDI入力をPOLYLLOPに設定し、録音状態にすれば準備完了です。 - Cubase:
VSTインストゥルメントとしてPOLYLLOPを追加後、別のMIDIトラックにソフトシンセを配置し、MIDI入力元をPOLYLLOPに指定します。 - Pro Tools:
AAXプラグインとしてPOLYLLOPをInstrumentトラックに挿入し、その下にコントロールしたいシンセを追加します。
シンプルながら安定したルーティングが可能です。
Ableton Liveでの設定手順
Ableton Liveでは、POLYLLOPを正しく動作させるために「2つのMIDIトラック」を使ってルーティングを組む必要があります。
最初はやや戸惑うかもしれませんが、実際の操作はとてもシンプルです。
Liveの柔軟なMIDIルーティング機能を活かせば、POLYLLOPのシーケンスを自在にコントロールすることが可能になります。
- MIDIトラックを2つ用意する:
1つ目のトラックにPOLYLLOPを、2つ目のトラックにソフトシンセ(例:OperatorやSerum)を挿入します。 - ソフトシンセ側のMIDI入力設定を変更する:
シンセのあるトラックで「MIDI From」を「POLYLLOPのあるトラック」に設定します。
その下のメニューでは「Post FX」ではなく「POLYLLOP」を選びます。 - MIDIモニタリングを「IN」に切り替える:
ソフトシンセ側のモニターを「IN」にすることで、常にPOLYLLOPからのMIDI信号を受け取れるようになります。 - POLYLLOPでシーケンスを設定する:
任意のパターンを組み、ゲート(Gate)にノートを設定すれば音が鳴ります。
ここで音が出ない場合は、MIDIチャンネルの設定を再確認してください。 - Liveの再生ボタンを押す:
再生中にPOLYLLOPのシーケンスが動作し、ソフトシンセがMIDIに応じて音を出します。
Logic Proでの設定手順
Logic Proでは、POLYLLOPは「MIDI FXプラグイン」として扱われます。
そのため、ソフトシンセとPOLYLLOPは同じチャンネルストリップ内で動作させることができます。
複雑なルーティングを必要としないため、設定は比較的スムーズです。
初めて使う場合でも、基本操作を押さえておけばすぐに使いこなせるようになります。
- インストゥルメントトラックを作成する:
新規ソフトウェア音源トラックを作成し、そこに使用したいソフトシンセを読み込みます。 - MIDI FXスロットにPOLYLLOPを挿入する:
トラックの上部にある「MIDI FX」スロットをクリックし、「AU MIDIエフェクト」からPOLYLLOPを選択します。 - POLYLLOPの設定を行う:
シーケンスを作成し、ゲートやピッチを設定します。
POLYLLOPはMIDI出力のみを行うため、音源側の設定に依存します。 - 再生ボタンを押して確認する:
Logic Proを再生すると、POLYLLOPが自動的に動作し、ソフトシンセがシーケンス通りに演奏されます。 - リアルタイムの操作も可能にする:
トランスポーズやパターン切り替えなどの機能を使えば、演奏中の変化を加えることも可能です。
FL Studioでの設定手順
FL StudioでPOLYLLOPを使うには、Channel RackでMIDI出力と入力チャンネルを正しく設定する必要があります。
他のDAWと違い、MIDIチャンネルの指定が明確に必要になるため、最初は少し手間取るかもしれません。
ただし一度理解すれば、非常に柔軟にシーケンスコントロールができるようになります。
- POLYLLOPとソフトシンセをChannel Rackに追加する:
まず、両方のプラグインをChannel Rackに読み込みます。 - POLYLLOPのMIDI出力を有効にする:
POLYLLOPの設定画面で「Enable MIDI Output」をONにします。
これを忘れると、MIDI信号が出力されません。 - MIDIチャンネル番号を一致させる:
POLYLLOPの出力チャンネルと、ソフトシンセの受信チャンネルを同じ番号に設定します(例:Channel 1)。 - ソフトシンセ側の「Port」を指定する:
MIDI設定画面で、同じPort番号(例:Port 1)を指定することで、MIDI信号が正しく届きます。 - シーケンスを作成し再生する:
FL Studioの再生ボタンを押すと、POLYLLOPのシーケンスが動き、ソフトシンセが演奏を開始します。
その他のDAW(Reaper / Cubase / Studio One など)
POLYLLOPは主要なDAWすべてに対応していますが、それぞれでMIDIルーティングの考え方に違いがあります。
特にMIDI出力を受け取る構造が異なるため、DAWごとの基本操作を知っておくことが重要です。
このことから、環境に合わせた設定の最適化が制作効率を大きく左右します。
- Reaper:
1つのトラックにPOLYLLOPとソフトシンセを順番に挿入するだけで完了します。
Reaperは柔軟なルーティングが可能なため、設定が非常に簡単です。 - Cubase:
VSTインストゥルメントとしてPOLYLLOPを読み込み、別のMIDIトラックにソフトシンセを挿入します。
シンセ側の「MIDI Input」にPOLYLLOPを指定すれば動作します。 - Studio One:
POLYLLOPをInstrumentトラックに読み込み、別のトラックにソフトシンセを配置します。
ソフトシンセのMIDI入力を「POLYLLOP」に設定し、録音ボタンを有効にすればMIDI信号を受け取れます。 - Sonar(Cakewalk):
POLYLLOPをソフトシンセとして挿入する際、「MIDI出力を有効化」を選択します。
その後、別トラックにシンセを配置し、MIDI入力元にPOLYLLOPを指定するだけで完了です。 - Pro Tools:
AAX形式で使用し、POLYLLOPをInstrumentトラックの上段に、ソフトシンセを下段に挿入します。
トラック1つで完結するので、構成がシンプルになります。
POLYLLOPの5つのブロックを完全理解する
POLYLLOPの核となるのが、「Gate」「Pitch」「Length」「Hold」「Velocity」の5つのブロックです。
これらはすべて、最大4レーン(A〜D)で構成されており、それぞれ独立して制御可能です。
このような構造により、メロディとリズム、長さや強弱までもを細かく個別に組み立てることができ、シンプルな操作でも豊かな表現が可能になります。
- Gate(ゲート):
リズムを決める部分で、ノートの発音タイミングを設定します。
ステップがアクティブな場所で音が鳴り、それ以外では無音になります。 - Pitch(ピッチ):
音程を設定するブロックです。
4つのレーンを同時に使うことで、単音メロディだけでなくコードや対位法的な動きも表現できます。 - Length(長さ):
各ステップのノート持続時間を指定できます。
短く切ることでリズム感を強調したり、長めにすることで滑らかさを演出できます。 - Hold(ホールド):
Holdが有効なステップは、次のゲートが来るまで音を保持します。
特に滑らかなフレーズやレガートを表現したいときに効果的です。 - Velocity(ベロシティ):
ノートの強さ(音の大きさ)をコントロールします。
値を0にするとノートオフになり、部分的な休符表現にも使えます。
GateとPitchの使い方
POLYLLOPの中でも、まず理解しておきたいのが「Gate」と「Pitch」の2つのブロックです。
どちらも常に表示されており、シーケンスの骨組みを作る上で重要な役割を担います。
この2つを組み合わせて操作することで、ただのループではなく、動きのある音楽的なパターンを作ることが可能になります。
- Gate(ゲート):
ステップのオン・オフによって音の鳴るタイミングを指定します。
空白のステップがあることでリズムに抜け感が生まれ、音の詰まりすぎを防げます。
また、1ステップごとにランダム化することで、リズムの変化を加えることも可能です。 - Pitch(ピッチ):
各ゲートが有効なステップに対して音程を割り当てます。
スケール設定と連動するため、外れた音が出ないようになっており、初心者でも心地よいメロディが作れます。
複数レーンを同時に使えば、コードやハーモニーの構築も簡単です。
Length / Hold / Velocityの違いと活用方法
POLYLLOPの「Length」「Hold」「Velocity」ブロックは、音の表現力を大きく左右するパラメータです。
リズムだけでなく、ノートの長さや強さを調整することで、打ち込みとは思えない自然な演奏感を生み出すことができます。
この3つを理解し活用することで、音楽にニュアンスや感情を加えることが可能になります。
- Length(長さ):
ゲートで発音したノートの持続時間を調整します。
ステップごとに個別に設定できるため、短い音でリズムを引き締めたり、長くしてゆったりとした雰囲気を作ることができます。
ステップ数の範囲内で自由に変化をつけられるのが特徴です。 - Hold(ホールド):
次のゲートが来るまでノートを持続させる機能です。
たとえば、コードを滑らかに繋ぎたい場面では、Holdを使うことでレガートのような表現が可能になります。
SEQUNDとは異なり、レーンごとのホールド処理が独立しているため、複雑なつながりも簡単に実現できます。 - Velocity(ベロシティ):
音の強さを数値でコントロールします。
0〜127の範囲で細かく設定でき、値が低ければ弱く、0でノートオフ(無音)になります。
アクセントや抑揚をつけたい場合に非常に効果的で、特にドラム系の音源と組み合わせると人間らしいグルーヴが作れます。
ポリリズムとポリメーターの面白さを引き出す設定法
POLYLLOPの大きな魅力の一つが、各レーンに異なるステップ数を設定できる「ポリメーター」機能です。
これによって、意図的なズレや周期の違いが生まれ、予測できない展開が自然と構築されていきます。
このようなズレは単なる複雑さではなく、音楽にグルーヴや動きを与える重要な要素です。
- レーンごとに異なるステップ数を設定する:
たとえば、レーンAを16ステップ、レーンBを15ステップにすると、周期的にタイミングがズレ、常に異なる組み合わせが現れます。
そうすることで、繰り返しがありながらも常に変化のあるパターンが作れます。 - メロディとリズムに独立性を持たせる:
PitchレーンとGateレーンのステップ数をあえて変えることで、同じメロディが異なるリズムで再生されるなど、音楽的な揺らぎが生まれます。 - 複数の再生モードと組み合わせる:
ポリメーターに加えて、再生モード(前進・後退・ランダムなど)をレーンごとに変えることで、さらに予測不可能な展開が生まれます。 - 短いループと長いループを組み合わせる:
短いループで安定感を持たせつつ、長いループで変化を加えることで、曲全体の中で“聴かせどころ”を作ることができます。
各レーンの長さを変えることで何が起きるのか
POLYLLOPのレーンは、最大16ステップまで自由に長さを設定できます。
この「レーンごとのステップ数の違い」が音楽に複雑さと変化をもたらすカギになります。
リズムやメロディが周期的にズレていくことで、単純なパターンでも聴き手に新鮮さを与えられるようになります。
その結果として、繰り返しの中に自然な揺らぎが生まれ、音楽が“動き続ける”印象を与えるのです。
- ループの開始点が徐々にズレていく:
たとえばレーンAが16ステップ、レーンBが13ステップだと、両者のスタートが少しずつズレていき、数小節後にようやく再び一致します。 - 周期の異なるパターンが重なり合う:
リズムとメロディのタイミングをずらすことで、特定のステップでしか現れない組み合わせが生まれ、偶発的な“名フレーズ”ができることもあります。 - 短いループで安定、長いループで変化を演出:
安定したビートを刻む短いレーンに対し、長いレーンで変化を加えることで、聴き手の集中を保ちながら新しい展開を加えることができます。 - 全体の印象に「グルーヴ感」が出る:
リズムがわずかにズレ続けることで、機械的な打ち込みでは得られない“揺れ”が生まれます。
このことから、無機質なシーケンスに生命感を与えることができます。
音楽的に面白いポリリズムを作る3つのテクニック
ポリリズムは、単に拍をズラすだけでは音楽的に成立しません。
リズムの“衝突”や“交差”に意味を持たせることで、初めて聴き手の印象に残る魅力的な展開になります。
POLYLLOPでは、レーンごとのステップ数や再生モードを活用することで、手軽に奥行きのあるポリリズムが作れるのが特徴です。
このことから、下記のようなシンプルなテクニックでも、十分に個性的なグルーヴを生み出すことができます。
- 3:4の関係を意識する:
たとえば、レーンAを12ステップ、レーンBを9ステップにすることで、3:4の比率が生まれ、数学的にも耳心地の良いポリリズムになります。
そうすることで、自然と交差するポイントが繰り返され、構造美のあるパターンになります。 - リズムとメロディを独立させる:
GateとPitchでステップ数を変えると、同じメロディが違うリズムで展開されていきます。
その結果として、同じ素材でもまったく異なる印象のパターンが生まれます。 - 再生モードをバラバラに設定する:
たとえば、レーンAは前進、Bは後退、Cは振り子、Dはランダムというように、異なる進行を組み合わせると、全体のリズムに“うねり”が生まれ、聴いていて飽きない動きが加わります。
プレイモードとランダマイズ機能の極意
POLYLLOPでは、各レーンごとに「プレイモード(再生の進み方)」と「ランダマイズ機能(ランダム変化の適用)」を個別に設定できます。
どちらも、音楽に偶発性や有機的な変化を加えるための強力なツールです。
このような細かい設定ができることで、フレーズのマンネリを防ぎ、常に動きのあるシーケンスを維持することができます。
- 再生モードをレーンごとに変える:
各レーンに「前進」「後退」「振り子」「双方向」「ランダム(同一ステップ可/不可)」といった進行方法を設定できます。
たとえば、Pitchだけをランダム再生にすると、リズムは一定でも音程に偶然性が加わります。 - ランダマイズで予想外のバリエーションを得る:
ランダマイズ機能は、Block単位またはレーン単位で使用できます。
特に「Density(密度)」設定により、どのくらいの確率で変更が起こるかを調整できるため、完全なカオスから軽い変化までコントロール可能です。 - 特定のステップだけをロックする:
ステップをロックすることで、ランダマイズの影響を受けず、安定した要素と変化のある要素を両立できます。
このおかげで、フレーズ全体のバランスを保ちつつ、部分的に変化を加えるという使い方が実現します。
前進/後退/振り子/ランダムの違いとは
POLYLLOPでは、各レーンごとに「どのようにステップを再生するか」を自由に選べるのが大きな特徴です。
再生モードを変えるだけで、同じステップ内容でもまったく異なる印象のフレーズになります。
このことから、パターンの“動き方”に変化をつけたいときは、プレイモードの使い分けが非常に効果的です。
- 前進(Forward):
1→2→3→…と順番に進む、最も基本的なモードです。
安定したフレーズを作る際に適しています。 - 後退(Backward):
最後のステップから逆方向に進みます。
通常とは逆の印象を与え、クールで抑揚のある動きを作りたいときに便利です。 - 振り子(Pendulum):
1→2→3→…→n→(n-1)→(n-2)→…と行ったり来たりします。
端のステップは1回しか再生されないため、滑らかな往復感が生まれます。 - 双方向(Bi-Directional):
振り子に似ていますが、最初と最後のステップが2回再生されます。
そのため、ループ感がより強調されます。 - ランダム1(Random Mode 1):
ステップが無作為に選ばれ、同じステップが連続することもあります。
予測できない動きを求める時に使えます。 - ランダム2(Random Mode 2):
ステップはランダムに再生されますが、直前と同じステップにはなりません。
その結果、常に新しい動きが続くため、より有機的な流れが生まれます。
ステップロックと密度コントロールの使いどころ
POLYLLOPでは、シーケンスの変化を自在にコントロールできるよう「ステップロック」と「密度(Density)」という便利な機能が備わっています。
これらを上手く使えば、偶然性に任せたフレーズ作りと、狙った安定感の両立が可能になります。
このことから、予測不能な展開と構成力のある音楽を同時に成立させることができるのです。
- ステップロック:
特定のステップを固定する機能です。ランダマイズやリセットを行ってもロックされたステップは変更されません。
たとえば、拍頭だけをロックすることで、リズムの核を残しながら他を自由に変化させることができます。 - 密度(Density):
ランダマイズ時に「どのくらいの確率で変化が起きるか」を設定するパラメータです。
密度を高くすれば大きく変化し、低くすれば部分的な微調整にとどまります。特定のレーンだけにランダマイズをかけることも可能です。 - ロックと密度の併用:
必要な部分はロックして保持しながら、他のステップにだけ変化を加えることで、意図と偶発性のバランスが取れたフレーズを作れます。
このおかげで、「動きは欲しいけど崩したくない」パターンに最適です。
トランスポーズとスケール設定の効果的な使い方
POLYLLOPでは、シーケンス全体を上下に移動させる「トランスポーズ」と、使用する音階を指定する「スケール設定」によって、音楽的な一貫性と自由な展開を両立できます。
この機能を使えば、複雑なコード進行や即興的なメロディ展開も、感覚的な操作で実現できます。
- トランスポーズ:
シーケンス全体を上下にシフトする機能です。
キーボードやMIDIクリップからリアルタイムに操作することもでき、演奏中にコード進行を変えるような使い方が可能です。
ライブ用途にも適しており、DAWのオートメーションとも連携できます。 - スケール設定:
POLYLLOPで使用する音階(スケール)を指定します。
デフォルトではCメジャーなどの一般的なスケールが選べますが、自作のスケールを登録することも可能です。
そのため、メロディやコードが調和しやすく、外れた音が出にくい構造になっています。 - 量子化の選択:
スケール量子化をオンにすると、トランスポーズ操作時もスケール内で音が移動します。
オフにすると半音単位の移動になり、より自由度の高い操作が可能です。
場面に応じて使い分けることで、音楽的な意図を明確に表現できます。
スケール量子化とクラシックモードの違い
POLYLLOPでは、トランスポーズ操作に「スケール量子化(Scale Quantize)」を適用するかどうかを選ぶことができます。
量子化をオンにすれば、スケールに沿って音が整えられ、オフにすれば自由な半音単位の移動が可能になります。
また、量子化オンの状態でも「クラシックモード」と「スケール依存モード」という2つの方式が用意されており、演奏スタイルに応じた使い分けが可能です。
- クラシックモード(Classic):
演奏したMIDIノートに応じて、スケール内の度数(1度、2度、3度…)でトランスポーズされます。
たとえば、C2を押すと1度、C#2を押すと2度上に動くため、12音すべてに音階的な意味があります。 - スケール依存モード(Scale Dependent):
スケール内に含まれるノートだけが有効になり、それ以外のノートは反応しません。
たとえば、CメジャーでD2を押すと2度上に、F2で4度上といった具合に、スケール内の音にのみ反応する設定です。 - 量子化オフの場合:
トランスポーズは半音単位で行われます。C1を押せば−12半音、C3で+12半音の移動となり、クロマチックな操作が可能になります。
その結果、あえてスケールを外すような自由なフレーズを作るときに向いています。
MIDIキーボードによるリアルタイム操作の魅力
POLYLLOPは、MIDIキーボードからの入力でシーケンス全体をリアルタイムに操作できる点も大きな魅力です。
トランスポーズやパターン切り替えを演奏中に自由に行えることで、より即興的でダイナミックな表現が可能になります。
この機能は、ライブ演奏やジャムセッションなどの場面で特に力を発揮します。
- トランスポーズ操作が鍵盤で直感的に行える:
スケール量子化をオンにした状態で、鍵盤のC2〜B2などを押すと、シーケンスがスケール内の度数で上下に移動します。
そのため、コード進行やメロディの変化をリアルタイムに加えることができます。 - スケール依存モードなら演奏ミスが起きにくい:
スケールに含まれない音は無視されるため、ライブ中でも調性を崩すことなくスムーズに演奏を続けられます。 - パターン切り替えもMIDIノートで制御できる:
C0〜B0のノートにパターン1〜12が割り当てられており、演奏中に瞬時に切り替えが可能です。
このおかげで、展開に合わせた切り替えや即興的な構成変更が簡単に行えます。 - オートメーションとの併用も可能:
DAW側でノートデータを用意すれば、演奏せずとも自動で展開させることができ、ライブ以外の制作にも役立ちます。
ライブ演奏やリアルタイム制御で活かすための工夫
POLYLLOPはシーケンスを“組む”だけでなく、“操る”ことに長けたツールです。特にライブパフォーマンスや即興演奏では、リアルタイムの操作性が曲の展開や空気感を大きく左右します。
そのため、ただ音を鳴らすだけでなく、状況に応じたコントロール術を身につけておくことで、音楽的な表現力が飛躍的に広がります。
- トランスポーズはオクターブ単位で整理:
C1〜C2を「落ち着いたコード」、C2〜C3を「盛り上がる進行」など、オクターブごとに役割を分けておくと、即興でも迷わず操作できます。 - パターンごとに展開をデザインしておく:
パターン1〜4を“Aメロ”、5〜8を“Bメロ”として準備するなど、ライブ前に構成を練っておくと、パターン切り替えがよりスムーズになります。 - ランダマイズ機能はスイッチ的に使う:
特定のパートだけにランダマイズをかけて、急に展開が変わるような演出を狙えます。
急激な変化が場の空気を一変させるスパイスになります。 - 必要なノート以外は“無効”にする:
鍵盤上で誤操作を防ぐために、使用しないノートには別のパラメータや空のパターンを割り当てておくと安心です。 - AbletonやBitwigとの連携でコントロール拡張:
マクロやMIDIマッピングを併用すれば、複数のパラメータを同時に操作することも可能です。
これをきっかけに、より表情豊かなライブ展開が実現します。
他のMIDIシーケンサーとの比較と使い分け
MIDIシーケンサーにはさまざまなタイプが存在し、それぞれ得意分野が異なります。
POLYLLOPは、ポリリズムや変則的なステップ処理に優れている反面、コード記憶や直感的な操作に特化したものとは方向性が異なります。
用途に応じて併用することで、制作の幅が大きく広がります。
シーケンサー | 特徴 | 向いている用途 |
---|---|---|
POLYLLOP | ポリリズム・多レーン制御に強い | 複雑なビート・予測不能な展開 |
SEQUND | ミニマルでシンプルなループ制御 | グルーヴ作成・ベースライン生成 |
Cthulhu | コード記憶とアルペジエーター機能 | コード進行・メロディ補完 |
HY-RPE | モジュラーライクな操作感とビジュアル性 | 実験的な音作り・ビート構築 |
SEQUND、Cthulhu、HY-RPEとの違いは?
POLYLLOPは「複雑なポリリズムを誰でも簡単に扱えるように」という思想のもとに設計されています。
他のMIDIシーケンサーと比べて特に優れているのは「再生方向の自由さ」「レーンごとの完全独立性」「多機能ながらも直感的なUI」です。
対して、他のシーケンサーにはそれぞれ独自の強みがあり、用途によって使い分けるのが理想的です。
SEQUNDはミニマルテクノやグルーヴ重視のシーンでよく使われる、シンプルで直感的なシーケンサーです。
Cthulhuはコードとアルペジオに特化し、鍵盤操作が苦手なユーザーでもプロ並みの和音進行を作成可能です。
HY-RPEは視覚的に複雑なルーティングを組めるため、エクスペリメンタルなトラック制作やビートメイキングに向いています。
シーケンサー | 主な特徴 | 向いている音楽スタイル | 弱点・補足 |
---|---|---|---|
POLYLLOP | ポリリズム、再生方向設定、ランダム性 | IDM / グリッチ / 現代エレクトロニカ | 初心者は最初に設定で迷う可能性 |
SEQUND | ミニマルなUI、ベロシティやシフト調整が簡単 | テクノ / ハウス / ミニマル | 複雑な構成は不向き |
Cthulhu | コード記憶、スケールベースのアルペジオ | シンセポップ / フューチャーベース | リズム制御はできない |
HY-RPE | 視覚的モジュラー設計、自由なルーティング | エクスペリメンタル / ブレイクコア | 操作に慣れが必要 |
POLYLLOPが特に向いている音楽ジャンルとは
POLYLLOPは、一般的な4/4のループでは得られないリズムのズレや予測不可能性を活かせる場面で特に力を発揮します。
つまり、均質なビートよりも「ゆらぎ」や「意外性」を重視するジャンルに非常にマッチします。
メロディとリズムの独立制御、トランスポーズやランダマイズを駆使することで、同じシーケンスから無限に近いバリエーションを生み出すことが可能です。
- IDM(インテリジェント・ダンス・ミュージック):
ランダム要素やポリリズムが作品に有機的な複雑さを与えるため、POLYLLOPの再生方向と密度制御機能が活躍します。 - グリッチ・ミュージック:
短いステップで音を細かく刻んだり、突然の変化を生むランダマイズ機能により、意図的な破綻や不規則性を演出できます。 - アンビエント/ドローン:
Pitchの長いステップやHoldを使って、滑らかで流れるようなハーモニーを構築でき、予測不能な展開が静寂の中で印象的に響きます。 - モジュラー系エレクトロニカ:
DAWとの連携やMIDIマッピングの柔軟性により、POLYLLOPをモジュラーのような操作感で扱えるため、自由度の高い音作りに適しています。 - ポスト・クラブ系(Hyperpop, deconstructed clubなど):
予測不可能なリズムや急展開に対応できるプレイモード設定と、自由なスケール操作が特に映えます。
推奨される使用環境と注意点まとめ
POLYLLOPはシンプルなUIと柔軟な機能を備えたVST/AU対応MIDIシーケンサーですが、快適に使用するためにはいくつかの環境条件や設定上の注意点があります。
このことから、導入前に確認すべきポイントを押さえておくと、トラブルなくスムーズに活用できます。
- OSとホストDAWの対応:
macOS 10.14以降 / Windows 10以降に対応しています。
VST3/AU対応のDAWであれば基本的に動作しますが、FL Studioなど一部DAWではMIDI出力の仕様上、追加設定が必要です。 - MIDI出力を受け取れる構成が必要:
POLYLLOP単体では音は鳴らず、外部のソフトシンセなどにMIDIを送って鳴らす設計です。
そのため、ルーティングに不慣れな方は最初少し戸惑うかもしれません。 - 64bit対応のDAW推奨:
現行の環境では64bit対応が基本です。
古いDAWや32bit環境では動作しない可能性があります。 - CPUやメモリ負荷は軽め:
複数レーンを同時に動かしても動作は非常に軽快で、ノート数が増えても安定しています。
その結果、ライブ用途や複数インスタンスの使用にも適しています。 - ライセンスは1ユーザーにつき2台まで:
510k公式サイトで購入した正規ライセンスにより、最大2台のマシンでアクティベートが可能です。
まとめ:POLYLLOPで音楽制作に“意図的な偶然”を取り入れる|DTMプラグインセール
今回の記事ではこんなことを書きました。
以下に要点をまとめます。
- POLYLLOPはレーンごとの再生方向やステップ数を自由に設定できる、柔軟性の高いMIDIシーケンサー
- ポリリズム/ポリメーターによって複雑で有機的な展開が簡単に作れる
- SEQUNDやCthulhuなど、他のシーケンサーとは違う思想と操作性を持つ
- プレイモード、ランダマイズ、スケール設定などの機能が即興性と一貫性を両立させる
- ライブ演奏やリアルタイム操作でも直感的に使え、表現の幅を広げられる
上記の内容から、POLYLLOPは“単なるループ再生ツール”を超えた、“演奏するシーケンサー”と言えるでしょう。
すでに他のMIDIシーケンサーを使っている方も、音楽的な揺らぎや予測不可能性をプラスしたいと感じているなら、ぜひ一度POLYLLOPを試してみてください。
制作環境に新しい風を吹き込むはずです。
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