
Polarity-Recorderは、常に音声を録音し続け、必要になったタイミングで過去の音声を保存できるオーディオレコーダーです。
録音だけでなく、波形編集や試聴、WAVファイルの書き出しまで行えるため、音楽制作やサウンドデザインなど幅広い用途で活用できます。
この記事では、Polarity-Recorderの特徴や主な機能、基本的な使い方について分かりやすく紹介します。
Polarity-Recorder:録音・編集・書き出しまでできるオーディオ録音ツール

Polarity-Recorderは、入力された音声を常時記録し、必要な部分だけをあとから保存できるレコーダーです。
通常の録音ソフトのように録音ボタンを押す必要がありません。
常に最新の音声を保持しているため、思いがけず良いフレーズや演奏が生まれた場合でも、あとから保存できます。
主な特徴は次のとおりです。
- 常時録音に対応
- 過去の音声をあとから保存可能
- 波形を見ながら編集できる
- WAV形式で書き出せる
- プラグイン版とスタンドアロン版を利用できる
常時録音で過去の音声を保存できる
Polarity-Recorder最大の特徴は、常に音声をリングバッファへ記録し続けることです。
録音履歴は必要に応じて長さを変更できます。
保存できる履歴は次の5種類です。
- 1分
- 2分
- 5分
- 10分
- 20分
録音を一時的に固定したい場合は、Record Holdを使用すると履歴が更新されなくなります。
波形を見ながら録音内容を確認できる
録音した音声は波形表示で確認できます。
必要な範囲を視覚的に選択できるため、細かな編集もしやすくなっています。
表示中も録音は継続されるため、作業を止める必要はありません。
主な機能はこちらです。
- 波形表示
- ズーム表示
- 選択範囲の確認
- 録音履歴のプレビュー
周波数ごとに色分け表示できる
波形表示にはカラー表示機能があります。
有効にすると、周波数帯域ごとに色分けして表示されます。
色分けは以下のようになります。
- 低域:赤
- 中域:ティール
- 高域:淡い青
色分けを無効にすると、タイムラインのマーカーが見やすくなります。
DAWと連携した編集機能
Polarity-Recorderは、DAWのテンポや拍子に合わせた編集にも対応しています。
テンポ情報を利用することで、小節や拍単位で選択や編集を行いやすくなります。
対応している機能は次のとおりです。
- 小節表示
- 4分音符表示
- 8分音符表示
- 16分音符表示
- スナップ機能
- BPMの手動設定
- 拍子の設定
- 秒単位表示への切り替え
音楽制作との相性が良い編集環境になっています。
ホストマーカーに対応
DAWの再生情報を利用して、小節や拍の位置を表示できます。
選択範囲も拍や小節に合わせて調整されるため、ループ素材の作成にも便利です。
Ctrlキーを押しながら操作すると、スナップを無効にして自由に位置を調整できます。
編集専用エディターを搭載
録音履歴から選択した音声は、編集専用エディターへコピーできます。
エディター上で編集を行うため、録音履歴そのものを直接変更することはありません。
録音と編集を分けて作業できるので、安心して加工できます。
編集機能も充実
Polarity-Recorderには、一般的なオーディオ編集機能が一通り搭載されています。
編集できる内容は次のとおりです。
- コピー
- カット
- ペースト
- 削除
- 無音化
- トリミング
- クロップ
- リバース
- 回転
- ラップ処理
- フェードイン
- フェードアウト
- ゲイン調整
- ピークノーマライズ
- LUFSノーマライズ
- ハードクリップ
録音から簡単な編集まで、このソフトだけで完結できます。
Undo・Redoにも対応
編集内容は履歴として保存されます。
誤って編集してしまった場合でも、元に戻すことができます。
利用できる機能は次のとおりです。
- Undo
- Redo
- キーボードショートカット操作
なお、書き出したファイルやクリップボードだけの操作は編集履歴には含まれません。
ループ再生で確認できる
編集後は、その場で試聴できます。
開始位置を指定して再生したり、ループ再生で繰り返し確認したりできます。
さらに、SYNC機能を利用すると、DAWの再生開始位置と同期して試聴できます。
WAVファイルの読み込みにも対応
録音した音声だけでなく、外部のWAVファイルも読み込めます。
読み込めるファイルは次のとおりです。
- モノラルWAV
- ステレオWAV
読み込んだファイルもエディター上で編集できます。
WAV形式で保存できる
編集した音声はWAV形式で保存できます。
WindowsとmacOSでは、選択した音声をそのままドラッグ&ドロップで対応ソフトへ渡すことも可能です。
LinuxではSAVE機能から書き出します。
クリップ名にはさまざまな情報を設定できます。
設定できる情報の例はこちらです。
- プロジェクト名
- サンプル種類
- フォーム
- BPM
- キー
- スケール
- テイク番号
ファイル名を分かりやすく管理できるため、あとから探しやすくなります。
クリップブラウザーで管理しやすい
書き出したWAVファイルはクリップブラウザーで管理できます。
検索機能も搭載されているため、大量のファイルでも見つけやすくなっています。
できることは次のとおりです。
- タイトル検索
- メタデータ検索
- プレビュー再生
- ドラッグ操作
- 読み込み
- リネーム
- 削除
録音中も音声はそのまま出力される
試聴機能を使用していない場合は、入力された音声をそのまま出力します。
録音によって音声が変化することはありません。
モノラルとステレオの両方に対応しています。
リアルタイム処理にも配慮
録音処理はリアルタイム性能を重視した設計になっています。
オーディオ処理中は不要なメモリ確保やファイルアクセスなどを行わず、それ以外の処理はバックグラウンドで実行されます。
安定した録音環境を重視して設計されています。
対応環境
Polarity-Recorderは複数のOSとプラグイン形式に対応しています。
対応環境は次のとおりです。
- Windows
- macOS
- Linux
- CLAP
- VST3
- LV2
- AUv2(macOSのみ)
- スタンドアロン版
モノラル・ステレオの両方を扱うことができます。
基本的な使い方
Polarity-Recorderの基本的な流れはシンプルです。
- DAWまたはスタンドアロン版で起動する。
- 音声を常時録音する。
- 保存したい範囲を選択する。
- エディターへコピーする。
- 必要に応じて編集する。
- WAVファイルとして保存する。
録音から編集、書き出しまで一つのソフトで完結できます。
まとめ:Polarity Productions「Polarity-Recorder」録音ボタンを押し忘れても過去の音声をあとから保存できる常時録音機能を搭載したオーディオレコーダー|DTMプラグインセール
Polarity-Recorderは、常時録音しながら必要な音だけをあとから保存できるオーディオレコーダーです。
録音だけではなく、波形編集や試聴、WAV書き出し、クリップ管理まで対応しているため、音楽制作やサウンドデザインの作業効率を高められます。
主なポイントをまとめると次のとおりです。
- 常時録音で録り逃しを防げる
- 最大20分の録音履歴を保持できる
- 波形を見ながら編集できる
- DAWのテンポや拍子と連携できる
- WAV形式で保存できる
- クリップ管理機能も搭載
- Windows・macOS・Linuxに対応
- プラグイン版とスタンドアロン版を利用できる
演奏中のアイデアや偶然生まれたフレーズを逃さず保存したい人にとって、便利なレコーディングツールです。
