
OB-Xfは、名機Oberheim OB-Xの魅力を現代の制作環境に合わせて蘇らせたオープンソースのソフトウェアシンセです。
OB-Xdを基盤に、Surge Synth Teamが安定性やUIを大幅に改良し、無料で使える強力な音作りツールとして注目を集めています。
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OB-Xf:Oberheim OB-Xを現代に蘇らせたオープンソースシンセ

OB-Xfは、往年の名機 Oberheim OB-X をベースにしたソフトウェアシンセサイザーです。
もともとは OB-Xd(2DaT氏が開発し、後にdiscoDSPが引き継ぎ)から始まり、現在は Surge Synth Team がさらに機能を発展させています。
現代的な環境に合わせて改良されており、アルファ版ながら注目を集めています。
OB-Xfの特徴
- OB-Xからのインスピレーション
アナログシンセの代表格であるOB-Xの音作りを忠実に再現しつつ、ソフトならではの柔軟さを追加。 - OB-Xdからの進化版
OB-Xdのオープンソース最終版を土台にしており、そこからさらにモダンな改良を加えています。 - モダンなUIとテーマ対応
デザイナー satYatunes と arturrembe による新しいテーマが追加。見た目も分かりやすく、拡張性があります。 - 安定性の向上
データレースやメモリの不具合を修正。
プラグイン検証ツール「pluginval」の厳格テスト(レベル10)をAU/VST3でパスしており、信頼性が高い。 - マルチプラグイン対応
VST3 / AU / LV2 / CLAP / スタンドアロンで動作可能。幅広い環境に対応します。
OB-Xdとの違い
- 非互換性
OB-Xdで作ったパッチやバンクは、そのままではOB-Xfで使用できません。
パラメータの変更が多いため、完全な互換性は保証されていません。 - 音作りの自由度
OB-Xfでは設計を見直しているため、より幅広いサウンドデザインが可能。
ただし、OB-Xdそのままの音を完全に再現するわけではありません。
まとめ:Surge Synth Team「OB-Xf」シンセファン必見!Oberheim OB-Xの伝説的なアナログサウンドをオープンソースで無料再現するソフトシンセ|DTMプラグインセール
OB-Xfは、OB-Xの伝説的なサウンドをオープンソースの形で今に蘇らせるプロジェクトです。
OB-Xdをベースにしながらも、UI・安定性・機能面で進化しており、現代の制作環境にマッチした使いやすさを提供しています。
- OB-XfはOberheim OB-Xをベースにしたソフトシンセ
- OB-Xdを継承しつつ、Surge Synth Teamが改良・開発
- 無料で利用でき、VST3/AU/LV2/CLAP/スタンドアロンに対応
- 安定性やUIが改善され、モダンな音作り環境に最適
- OB-Xdとのパッチ互換性はないが、より自由度の高いサウンドデザインが可能
この記事を読んだ後は、GitHubのナイトリービルドから入手し、実際に音作りを試してみるのがおすすめです。
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