
音楽制作で「本物の空間の響き」を求めたことはありませんか?
NoiseRverbは、エクアドル・キトの歴史的教会で収録した残響をもとに作られた無料のコンボリューションリバーブ。
プラグインを挿すだけで、まるで教会で演奏しているかのような奥行きと臨場感を再現できます。
CONTENTS
NoiseRverb: 歴史的空間を再現するコンボリューションリバーブプラグイン

音楽制作やサウンドデザインにおいて、リバーブは空間の響きを生み出すために欠かせない要素です。
今回紹介するNoiseRverbは、ただのリバーブではありません。
実際の歴史的建築物で収録されたインパルスレスポンス(IR)をもとにした、非常にリアルで奥行きのある響きを提供するコンボリューションリバーブプラグインです。
NoiseRverbとは?
- 開発背景
- エクアドル・キト市にある7つの歴史的教会で実際に収録されたインパルスレスポンスを使用。
- AES 2025で発表されたプロジェクト。
- 開発はC++とJUCEフレームワークで実施。
- 特徴
- 教会建築特有の残響を忠実に再現。
- 音楽制作だけでなく、映画やゲームなどの没入型体験にも活用可能。
- 直感的な操作ができるインターフェース。
コンボリューションリバーブの魅力
NoiseRverbが採用する「コンボリューションリバーブ」は、実際の空間で録音されたインパルスレスポンスを元に処理を行います。
そのため、一般的なアルゴリズムリバーブとは異なり、以下のような強みがあります。
- 現実に近い自然な響き
- 録音空間の特性そのままを反映。
- 録音場所ごとに全く異なる雰囲気を得られる。
- 音楽ジャンルを問わず活躍
- クラシックや聖歌隊のような広がりを重視する音楽。
- アンビエントやシネマティックサウンド。
- ポップスやエレクトロでも独自の空気感を加えることが可能。
利用シーンの例
- 映画やゲームのサウンドトラック
- シーンに応じて教会の残響をそのまま再現できる。
- ボーカルやアコースティック楽器の収録
- ドライな録音に奥行きを持たせ、自然な広がりを加える。
- アンビエント作品の制作
- 音響空間そのものを音楽表現の一部として活用できる。
NoiseRverbが提供する体験
- 「本当に教会の中で演奏しているような音が欲しい」
→ 実際に現地で録音された残響を使うので、まるで現地録音のようなリアルさが得られる。 - 「リバーブを深くかけても不自然になりたくない」
→ コンボリューション方式なら、自然な残響が得られ、過剰な加工感が出にくい。 - 「手軽に雰囲気のある空間を再現したい」
→ プラグインを挿すだけで、複雑な設定なしに本格的な響きを得られる。
まとめ:Jhonatan López「NoiseRverb」まるで現地で演奏しているような奥行きと臨場感!エクアドル・キトの7つの歴史的教会で収録されたインパルスレスポンスを搭載した無料コンボリューションリバーブ|DTMプラグインセール
今回の記事では、NoiseRverbの魅力について解説しました。
ポイントを整理すると以下の通りです。
- 特徴:7つの歴史的教会で収録されたインパルスレスポンスを使用
- 用途:音楽制作、映画、ゲーム、アンビエント作品など幅広く活用可能
つまり、NoiseRverbは「本格的な空間響きを、誰でも手軽に再現できるフリープラグイン」と言えます。
特にリバーブの質感にこだわりたい方にはぜひ試してほしいツールです。