
Nine Stripは、コンソールモデリングからEQ、コンプレッサーまでを一括で扱えるチャンネルストリップです。
Airwindowsのアルゴリズムを土台に、ミックスに必要な処理をひとつにまとめています。
余計な迷いを減らし、音作りの流れを整えたい方に向いた設計です。
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Nine Strip:VST3対応のチャンネルストリップ

Nine Stripは、JUCEフレームワークで開発されたVST3対応のチャンネルストリップ・プラグインです。
Airwindowsのクラシックなアルゴリズムを取り込み、ミックスやマスタリングに必要な処理をひとつにまとめています。
DAW上で使えるVST3プラグインとして動作するだけでなく、スタンドアロンアプリとしても利用できます。
つまり、DAW内のトラック処理にも、単体のオーディオ処理ツールとしても活用できる設計です。
主な特徴は次のとおりです。
- コンソールモデリング
- ハイパス/ローパスフィルター
- 3バンドEQ
- コンプレッサー
- 入出力ゲイン管理
ひとつの画面で、音のキャラクター作りからダイナミクス制御まで完結できます。
Nine Stripの全体像
Nine Stripは、いわゆる「チャンネルストリップ」です。
チャンネルストリップとは、EQ・コンプ・フィルターなどを一体化したミキシング用ツールのことです。
複数のプラグインを並べる代わりに、ひとつのインターフェースで音作りを進められます。
作業の流れが整理され、判断がしやすくなります。
内部の処理はAirwindowsの実績あるアルゴリズムをベースに構築されています。
そのため、デジタル処理でありながらアナログ的な質感を加えられます。
シグナルチェーン構成
Nine Stripは、上から下へ順番に信号が流れる設計です。
処理の流れは次のようになっています。
- PURESTGAIN(入力ゲイン)
- CHANNEL9(コンソールモデリング+サチュレーション+ドライブ)
- HIGHPASS2(ハイパスフィルター)
- LOWPASS2(ローパスフィルター)
- BAXANDALL2(低域・高域シェルフEQ)
- PARAMETRIC(中域パラメトリックEQ)
- DC BLOCKER(DCオフセット除去)
- PRESSURE4(コンプレッサー)
- PURESTGAIN(出力ゲイン)
入力から出力まで、すべての工程を一貫してコントロールできます。
レベル管理をしながら音色とダイナミクスを整えられる構成です。
主な機能の詳細
主な機能は、以下の通りです。
コンソールモデリング(CHANNEL9)
CHANNEL9では、アナログコンソールの質感を再現します。
- サチュレーションによる自然な倍音付加
- ドライブによるキャラクター変化
- デジタル特有の硬さを抑える効果
ボーカルやドラム、ベースなどに軽くかけるだけでも、まとまりが出ます。
音に「前に出る感覚」を加えたい場面に向いています。
フィルター機能
高域・低域を整理するためのフィルターを搭載しています。
- ハイパスフィルター
- ローパスフィルター
- カットオフ周波数の調整
- スロープ設定
不要な低域ノイズや、耳につく高域成分を素早く整理できます。
ミックスの濁りを減らしたいときに便利です。
3バンドEQ
EQは3バンド構成です。
- 低域シェルフ
- 高域シェルフ
- 中域パラメトリック
Baxandallトポロジーを採用しています。
自然な効き方で、極端になりすぎません。
中域は周波数・ゲイン・Qを調整できます。
ボーカルの抜けを作ったり、ギターの存在感を整えたりする作業がスムーズに行えます。
DC BLOCKER
DCオフセットを除去する機能です。
不要な直流成分を取り除き、安定した信号に整えます。
録音素材によっては、目に見えない歪みやヘッドルームの無駄が発生します。
その対策として組み込まれています。
コンプレッサー(PRESSURE4)
ダイナミクス処理にはPressure4を採用しています。
- 透明感を保ちながらのゲイン制御
- 音量のばらつきを自然に整える
- 過度な色付けを避けた設計
ボーカルの安定化や、ドラムのまとまり作りに役立ちます。
ミックスを崩さずに音圧を整えたいときに扱いやすい設計です。
入出力ゲイン管理
チェーンの最初と最後にPURESTGAINを配置しています。
- 入力段でのレベル最適化
- 出力段での最終調整
- ゲインステージングを意識した設計
音作りではレベル管理が重要です。
Nine Stripはその流れを自然に行えるようになっています。
使い方のポイント
プラグインモードでは、処理したいトラックに挿入します。
スタンドアロンモードでは、オーディオインターフェースを設定して使用します。
信号は上から下へ流れます。
順番に音を整えていく設計です。
- まず入力ゲインを調整
- 次にコンソールキャラクターを付加
- フィルターで不要帯域を整理
- EQで音色を整える
- コンプレッサーでダイナミクスを制御
- 最後に出力レベルを合わせる
この流れを意識すると、迷いが減ります。
ミックスのスピードも上がります。
対応フォーマット
利用できる形式は次のとおりです。
- VST3プラグイン
- スタンドアロンアプリケーション
DAW内のトラック処理だけでなく、外部機材の音声処理にも応用できます。
用途の幅が広い設計です。
インストール方法
インストール方法は、以下の通りです。
Linux
VST3として使う場合は、以下の手順です。
- NineStrip.vst3をダウンロード
- ~/.vst3 ディレクトリにコピー
- DAWでプラグインを再スキャン
システム全体にインストールする場合は、/usr/lib/vst3/ にコピーします。
スタンドアロン版は実行権限を付与して起動します。
macOS
VST3版は、ダウンロード後に隔離属性を解除します。
ターミナルで次のコマンドを実行します。
xattr -rd com.apple.quarantine ~/Downloads/NineStrip.vst3
その後、以下のいずれかにコピーします。
- ~/Library/Audio/Plug-Ins/VST3/
- /Library/Audio/Plug-Ins/VST3/
スタンドアロン版も同様に隔離属性を解除してから使用します。
Windows
VST3版は以下のディレクトリに配置します。
C:\Program Files\Common Files\VST3\
その後、DAWで再スキャンします。
スタンドアロン版は実行ファイルを直接起動できます。
まとめ:blablack「Nine Strip」コンソールモデリングからEQ・コンプレッサーまで一括処理!Airwindowsアルゴリズムを統合したVST3対応チャンネルストリップ|DTMプラグインセール
Nine Stripは、Airwindowsのアルゴリズムを統合した総合チャンネルストリップです。
- コンソールモデリング
- 3バンドEQ
- フィルター
- コンプレッサー
- ゲイン管理
これらをひとつの画面で扱えます。
複数プラグインを組み合わせる代わりに、整理された一連の処理で音作りを進めたい方に向いています。
シンプルな操作感で、ミックスの基礎をしっかり整えたい場面に役立つツールです。
無料配布
