NFTの登場により、はじめて音楽を所有することができるようになった
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NFTって何?
"NFT"って最近よく聞くけど、何? Non-Fungible Tokenの略。 日本語では"非代替性トークン" わかりにくいですが、替えがきかないもの、世界で1つしかないものということ。 逆にFungible Token(代替性トークン)は、替えがきくもの。 例えば、新品の野球ボールを友だちと1コずつ買いました。 友だちに交換してほしいと言われたら、新品なら別に交換してもよいですよね? ところが、ボールを買ったあとに自分だけイチロー選手のサインをしてもらました。 それを見て友だちが交換してほしいと言ってきたら、しないですよね。 サインがあることによって価値がでて、替えがきかないもの(非代替性)になったからです。 そう、NFTは替えがきかないということで、そのものに価値がでてきます。 レオナルド・ダ・ヴィンチの"モナリザ"はルーブル美術館に展示されているものが本物。 世界で1つだけ存在しています。 コピー品がたくさんあっても、価値があるのは本物だけ。 デジタルデータは、コピーすることが簡単なため ほんとうは価値があるのに、価値が認められにくくなっていました。 現在、ブロックチェーンという技術で"改ざんできない所有証明書付きデジタルデータ"であるNFTが生みだされ、 それに価値があると考える人たちによって、さかんに取引きされるようになっています。
CDやレコードを買ったら所有にならない?
音楽はデジタルデータです。 2022年現在、音楽はサブスクのサービスにより、 ユーザーは音楽を所有せず、聴くだけになっています。 少し前はCD、もっと前はレコードで音楽は販売されていました。 NFTが登場する以前は、CDやレコードを買うことが音楽を所有するという認識でした。 しかしNFT登場後、CDは音楽を聴くことができる"プラスチック"という認識に変りました。 そう、CDを買っても、それは音楽を所有したのではなく、音楽を聴くことができるプラスチックを所有したことになります。 音楽の所有にはもう1つ、著作権の所有という意味もあります。 NFT販売は所有権の販売であり、著作権の販売ではありません。 そのためNFTを買っても、その楽曲の著作権は譲渡されません。
project of napskintは音楽NFTで楽曲を販売します
音楽を聴くだけなら、無料でダウンロードできるし、それでいいのでは?
その通りです。
楽しんで聴いてもらえたらうれしいです。
近い将来、NFTが生活の中であたり前に使われているころ、
すべての音楽は無料で聴かれるようになっているでしょう。
それでも音楽自体には価値がないということではありません。
好きなアーティストの音楽NFTは買いたくなると思います。
ぼくもTOOLやAlice in Chainsの音楽NFTが販売されていたらほしいです。
おそらく高額で手がでないとは思いますが。
NFTを所有する感覚は、実際に買ってみないとわからない面が大きいです。
日本円で購入できるマーケットも出てきていますが、
2022年現在は、暗号通貨(仮想通貨)での購入が一般的です。
そのため、NFTを購入するには
・暗号通貨取引所で口座開設
・メタマスクなどのウォレット作成など
購入までのハードルが高いので、別途解説していきます。
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