
打ち込みだけでは生まれない、リアルなグルーヴや空気感。
「More Hands Bundle」は、そんな音楽の“体温”を加えるためのパーカッション音源集です。
人間が演奏するような不揃いさや揺らぎを、あなたのトラックに自然に取り入れることができます。
More Hands Bundle:生きたパーカッションで、打ち込みトラックに本物の息吹を与える音源集

打ち込みのドラムトラックに「人間味」や「リアルな質感」を求めている人にとって、Ink Audioの「More Hands Bundle」は最適なソリューションとなるKontakt用音源です。
このバンドルは、10種類のユニークなパーカッション音源を収録。木・皮・金属・プラスチックといったリアルな素材感が強く感じられる音が、緻密なサンプリングと人間らしい演奏ニュアンスで表現されています。
More Hands Bundleの特徴と構成

More Hands Bundleには、合計10種類のKontakt音源が収録されています。
以下のようにカテゴリ別で、使える音源が多数含まれています。
打楽器のコアとなる「皮もの系・胴鳴り系」
これらの音源は、ドラムの基礎となるような低音の土台や、メロディックな打楽器の表現に役立ちます。
- Ink Heads (Circles)
・膜鳴りのドラムを中心に構成
・低く温かみのある胴鳴りが特徴
・「アコースティック感」のあるビートにぴったり - Ink Corners (Cajons)
・カホンの全音域を網羅
・低域のボックス感、高域のスナップ感が自然に共存
・一人で複数パートを担うような使い方も可能 - Ink Not Not Toms
・ユニークなメロディックトムサウンド
・変則的で個性的なトーン
・フィルインやアクセントとして使いやすい - Ink Buckets
・ストリートスタイルのバケツドラム音源
・パワフルで無骨なアタック感
・アーバン・ヒップホップなどに最適
メタル・ウッド・その他のテクスチャー系音源
リズムに彩りと立体感を加える装飾的な音源群です。
- Ink Plates
・金属プレート系サウンドを多数収録
・シマー系やスクレープ系の効果音に最適
・映画的な音の演出にも活躍 - Ink Chime
・繊細でメロディックな金属音
・アンビエンスや感情的な場面に効果的
・高域の動きや装飾に使える - Ink Clang
・硬質で荒々しいメタルヒット音
・ミックスの中でアクセントとして強調
・サウンドデザイン用途にも有効 - Ink Blocks
・木製のブロックや様々な打音を収録
・乾いたアタックと明瞭な定位感が魅力
・ミックスに抜けの良い打音が欲しい時に重宝
テクスチャーや独自性を高める個性派音源
リズムの「間」や「ノリ」を作り出すための音源です。
- Ink Brush
・ブラシ奏法による擦過音やゴーストノートを収録
・リズムの裏で空間を埋めたり、立体感を生み出すのに最適 - Ink Angles
・幾何学的・抽象的な音が中心
・通常のパーカッションでは得られないリズム構成が可能
・実験的・前衛的なビート作成に向いている
Ink Audioの哲学:「人の手」の感覚をデジタル音楽に
このバンドル最大の特徴は、「あえての不完全さ」
- わずかな指の擦れやスティックの引っかかり
- 微妙な音量差・テンポの揺れ
- 人が実際に叩いたときにだけ生まれるニュアンス
こうしたディテールをサンプリングで丁寧に再現していることで、MIDIシーケンスでも人間が演奏しているような自然なグルーヴ感が得られます。
More Hands Bundleの使い方・活用法

「More Hands Bundle」は、ただのパーカッション音源集ではありません。
生演奏のような人間味を加えることができるこの音源は、ジャンルを問わず活用できます。
ここでは、その具体的な活用法を、目的別に分かりやすく紹介します。
映画・ゲームなどのシネマティックスコアに使う
- 緊張感や静寂を演出する音作りに最適
・Ink PlatesやInk Chimeの金属的で広がりのある音は、空間演出にぴったり
・静かなシーンでの「間」の表現にも使える - アクションやクライマックスに厚みを出す
・Ink ClangやInk Bucketsのアタック感で、迫力あるサウンドを構築
・機械的すぎない“人間らしいノリ”が感情に訴える
ヒップホップ・ビートメイキングでの応用
- 打ち込みでは出せないラフでリアルな雰囲気を演出
・Ink HeadsやInk Not Not Tomsは、重めのキックやグルーヴの下地に
・Ink Bucketsでローファイやストリート系の質感をプラス - ドラムループに「外し」や「ズレ」を加えてスウィング感を出す
・Ink Brushを加えるだけでビートに奥行きと動きが生まれる
アンビエント・電子音楽での空間演出
- 音響系やミニマルな構成に自然な揺らぎを加える
・Ink AnglesやInk Brushは、微細な音の変化でリスナーを惹き込む
・環境音やフィールドレコーディングと馴染ませるのも効果的 - モジュラー系シンセやパッド系音源との相性も良好
・中高域を埋めすぎずに、音の“隙間”を活かせる
ポップスやアコースティック系にも馴染む
- アコースティックギターやピアノとの相性も抜群
・Ink CornersやInk Blocksでナチュラルなリズムセクションが構築できる
・リズムを支えつつ、音数を抑えた上品なアレンジにも - 打ち込み臭さをなくし、手作り感のある音に仕上げたいときに最適
・演奏の微妙な揺れが、機械では表現しにくい“味”を出してくれる
サウンドデザインや実験的な音楽制作にも最適
- 非楽器的な打音や響きが豊富
・Ink PlatesやInk Anglesで、聴き手の想像力を刺激する音作りが可能
・サンプラーやグラニュラーシンセで変調すれば、新たな音の素材にも
More Hands Bundleがおすすめな人
「More Hands Bundle」は、単なるパーカッション音源の枠を超え、音楽制作に“人間の手”のニュアンスを加えたい人に向けたライブラリです。
ここでは、特にこのバンドルをおすすめしたいタイプの制作者やシーンを、具体的に紹介します。
打ち込みのリズムに“生っぽさ”を加えたい人
- パターンは良いけど、どうしても機械的に聴こえてしまう…という悩みを持つ人に最適
・わずかな揺らぎや、叩いた時の“余韻”を持つ音が多数収録
・ベロシティに忠実な反応で、MIDIでも人間的なグルーヴが出せる
映画やドラマのスコアを作る作曲家
- 雰囲気重視のBGMや、緊張感ある演出が必要なシーンにぴったり
・金属音や皮ものの深い響きで空気感を表現できる
・シンセでは出せない“自然な違和感”を演出可能
ヒップホップやビートミュージックのプロデューサー
- サンプリングベースのビートに、独自のパーカッションで個性を加えたい人に
・バケツドラムやウッドブロックなど、ストリート感ある素材が豊富
・他の人と被らないビート作りがしやすい
アンビエントやエクスペリメンタルな音楽制作者
- 音の「質感」や「間」を重視する人には特に刺さる音源群
・柔らかく広がる響きや、予測不能なアタックで独創性が生まれる
・エフェクト処理でさらなる音の冒険も可能
音楽に“DIY感”や“温もり”を求めているアーティスト
- あえて洗練されすぎない、ちょっと不器用なニュアンスが欲しい人におすすめ
・完璧に整っていない音が、むしろ音楽にリアルさを加える
・自宅録音やインディー系の楽曲にもマッチする空気感
サウンドデザイナーや効果音制作者
- 単なる打楽器ではなく、素材としての“叩き音”や“擦れ音”が必要な場面で使える
・異素材の接触音を含む、ユニークなレイヤー素材として活躍
・Kontakt環境で細かく編集可能なため、自由度も高い
対応情報
- プラットフォーム:Kontakt(フルバージョンが必要)
- 対応OS:macOS / Windows
- すぐに使える即ダウンロード形式
まとめ:Ink Audio「More Hands Bundle」打ち込みなのに生演奏みたい!人の手による微細なニュアンスを再現できる10種のKontakt音源|DTMプラグインセール
「More Hands Bundle」は、単なるサンプルパックではありません。
「演奏された空気」をそのまま封じ込めたような、人間らしさを注ぎ込める音源です。
- 打ち込みにリアルな質感を加えたい
- シネマティックやアンビエントな音作りをしている
- 自分だけのビートを作りたいヒップホップ・ビートメイカー
- サウンドデザインや効果音にも興味がある
- “完璧すぎない”演奏感で音楽に温かみを加えたい
10種類のユニークなパーカッション音源が、リズムに命を吹き込み、ジャンルを問わず多くの音楽シーンで活躍します。
MIDIを人間らしく聴かせたい人にとっては、まさに理想のツールです。
