
Lo-Fiらしい空気感を、手間をかけずに楽曲へ取り入れたい。
そんな制作スタイルに寄り添うのが、Vital専用に作られたこのLo-Fi音源パックです。
音色、ドラム、コードまでそろっているため、アイデアを止めずに制作を進められます。
Modern Lo-Fi For Vital:Vital専用に作られたLo-Fi向け音源パック

Modern Lo-Fi For Vitalは、フリーシンセのVital専用に作られたLo-Fi向け音源パックです。
デジタルでありながら、まるでアナログ機材を通したかのような温かさと揺らぎを重視して設計されています。
制作したのはRed Sounds。
Lo-Fiはもちろん、ヒップホップ、インディー、チル系の楽曲制作とも相性が良い内容です。
コンセプトとサウンドの方向性
このパックの軸にあるのは、「デジタルなのにアナログよりアナログらしい音」。
レトロ感のある音色を、現代的なトラック制作にそのまま使える形でまとめています。
収録されている音の傾向は以下のとおりです。
- デチューンされたコードや鍵盤系サウンド
- カセット感のあるピアノやパッド
- ヴィンテージ感のあるリードやシンセ
- 現代的なLo-Fiに欠かせない太い808サウンド
Lo-Fiという名前ですが、古さ一辺倒ではありません。
現代的なビートメイクにも自然に溶け込むバランスが意識されています。
Vital用プリセットの内容
本体となるのは、Vitalシンセ用のプリセット集です。
単なる雰囲気重視ではなく、実際の制作現場を想定して細かく作り込まれています。
プリセット数と内訳
- 808:11種類
- ベース:4種類
- キー系:15種類
- リード:4種類
- パッド:15種類
- プラック:3種類
- シンセ:14種類
- ボーカル系:9種類
すべてのプリセットに、よく使う操作をまとめた4つのマクロが用意されています。
音作りの知識がなくても、ノブを回すだけで質感や雰囲気を直感的に変えられる設計です。
アナログ感へのこだわり
Red Soundsは、実際のアナログ機材からウェーブテーブルやノイズ素材を制作しています。
それらをVitalのプリセットに組み込むことで、デジタル特有の冷たさを抑えています。
結果として、以下のような質感が得られます。
- 角の取れた柔らかい音の立ち上がり
- 微妙な揺らぎやピッチ感
- Lo-Fiらしいくすみと温度感
多くのプリセットには、カセットテープを通したようなキャラクターが加えられています。
ボーナスパック1: Cassette Drums

このパックには、ドラム専用のボーナス素材が含まれています。
シンセで作ったドラム音を、実際にカセットテープへ録音し、さらにアナログフィルターを通して加工しています。
収録内容は以下のとおりです。
- キック:20種類
- スネア/クラップ/スナップ:22種類
- ハイハット:14種類
かなり汚しの効いた、太くてLo-Fiらしいドラムサウンドが特徴です。
打ち込みだけで、トラック全体の空気感が一気に決まります。
ボーナスパック2: Lo-Fi Guitar

Lo-Fiやインディー系の制作に使いやすいギターループも収録されています。
- ループ数:24種類
- すべてBPMとキー表記付き
コード感のあるフレーズが多く、打ち込み中心のトラックに人間味を加えたいときに便利です。
ボーナスパック3: Lo-Fi & Soul Chords MIDI

さらに、MIDIコード集も付属しています。
Lo-Fi向けに厳選されたコード進行が、プリセット形式でまとめられています。
内容は以下のとおりです。
- フォルダ数:40
- MIDIコード数:896
使い方は主に2通りです。
- メディアプレイヤーなどで試聴し、そのままDAWにドラッグ
- CthulhuやChordzなどのコードトリガー系プラグインで使用
コードに悩む時間を減らし、制作スピードを大きく上げられます。
Modern Lo-Fi For Vitalの使い方と導入方法
導入はとてもシンプルです。
- Vitalを起動
- 「Import Bank」を選択
- 「Red Sounds – Modern Lo-Fi For Vital.vitalbank」を読み込む
フリー版のVitalがあれば使用できます。
特別な追加プラグインは必要ありません。
Modern Lo-Fi For Vitalの活用法
Modern Lo-Fi For Vitalは、プリセットを鳴らすだけでも雰囲気が出ますが、組み合わせ方を意識すると、さらに使いやすくなります。
ここでは、制作の流れに沿った実践的な活用法を紹介します。
プリセットを起点に曲の方向性を決める
最初にVitalのプリセットを選ぶことで、楽曲全体の空気感を素早く固められます。
- PadやKeys系でコードを鳴らし、曲のムードを確認する
- 808やBassプリセットで低域のキャラクターを決める
- Lo-Fi感が強いか、ややモダン寄りかで使う音色を取捨選択する
音色先行で作ることで、ジャンル感がぶれにくくなります。
マクロを使って音作りを最小限にする
各プリセットには、よく使う操作をまとめたマクロが用意されています。
- フィルターや歪み量をマクロで調整する
- 揺らぎやテープ感をノブ操作だけで変える
- オートメーションを書いて、展開に動きをつける
細かいパラメータを触らなくても、音に表情を付けられる点が強みです。
MIDIコードと組み合わせて制作スピードを上げる
付属のMIDIコードを活用すると、コード進行に悩む時間を減らせます。
- MIDIコードをDAWにドラッグして即座に試す
- KeysやPad系プリセットに差し替えて音色を比較する
- 同じコード進行でも音色を変えて複数パターン作る
アイデア出しから構成作りまでがスムーズになります。
Cassette Drumsで一気にLo-Fi感を出す
ドラムは楽曲の印象を大きく左右します。
Cassette Drumsを使うことで、トラック全体が一気にLo-Fi寄りになります。
- キックとスネアだけ先に決めてグルーヴを作る
- ハイハットで揺れや隙間を演出する
- クオンタイズを弱めて人間味を出す
音作りよりも配置とリズムに集中できる点が便利です。
ギターループで人間味を足す
打ち込み中心のトラックでは、ギターが良いアクセントになります。
- サビやブレイクに薄く重ねる
- フィルターやリバーブで奥に配置する
- ワンフレーズだけ切り出して使う
入れすぎず、雰囲気作りとして使うのがコツです。
ジャンル別の使い分け
Modern Lo-Fi For Vitalは、Lo-Fi以外にも応用できます。
- Lo-Fiヒップホップ
- カセット感の強いKeysとDrumsを中心に構成する
- チル系・ビートミュージック
- PadやSynthを広げて空間重視に仕上げる
- インディー寄りトラック
- ギターループと軽めのドラムを組み合わせる
音色選びを変えるだけで、幅広い方向に対応できます。
デモ作りやアイデアスケッチにも最適
このパックは、完成曲だけでなく下書き制作にも向いています。
- 短時間でそれらしいデモを作れる
- 後から音を差し替えても構成が崩れにくい
- アイデアを形にするスピードが上がる
制作の最初から最後まで使える、実用性の高い音源です。
Modern Lo-Fi For Vitalがおすすめな人
Modern Lo-Fi For Vitalは、特定のジャンルや制作スタイルに偏りすぎていないため、幅広い人に使いやすい音源パックです。
特に、以下のような人には相性が良い内容です。
Lo-Fiやチル系の楽曲を作りたい人
Lo-Fiらしい質感を、難しい音作りなしで取り入れたい人に向いています。
- カセット感や揺らぎのある音が欲しい
- 雰囲気重視のトラックを作りたい
- 作業時間をかけずにLo-Fi感を出したい
音色を選ぶだけで、ジャンル感が自然に整います。
Vitalを使い始めたばかりの人
フリー版Vitalを使っている人にも使いやすい構成です。
- プリセットを中心に制作したい
- シンセの細かい設定がまだ難しい
- 音作りより曲作りに集中したい
マクロ操作だけで音が変えられるため、操作に迷いにくくなっています。
トラックメイクのスピードを上げたい人
制作効率を重視する人にも向いています。
- コード進行に悩む時間を減らしたい
- ドラムや音色を一から作りたくない
- デモやアイデアスケッチを素早く形にしたい
MIDIコードやドラム素材がそろっている点が強みです。
打ち込み中心でも人間味を出したい人
デジタル臭さを抑えたい人にもおすすめです。
- 無機質な音になりがち
- もう少し温かみが欲しい
- アナログっぽい揺れを加えたい
実録アナログ素材を元にした音作りが、自然な質感を加えてくれます。
Lo-Fi以外のジャンルにも応用したい人
名前はLo-Fiですが、用途はそれだけに限りません。
- ヒップホップやチルビートを作る人
- インディー寄りのサウンドが好きな人
- モダンとレトロの中間を狙いたい人
音色の選び方次第で、幅広い方向性に対応できます。
最小限の環境で制作したい人
環境をシンプルに保ちたい人にも適しています。
- 無料のVitalだけで完結させたい
- プラグインを増やしたくない
- 一つのパックで音源をまとめたい
必要な素材が一通りそろっているため、制作環境が整理しやすくなります。
まとめ:Red Sounds「Modern Lo-Fi For Vital」VitalだけでLo-Fiトラックが完結する!アナログ感のあるシンセ音色・ドラム・コード素材をまとめた制作向け音源パック|DTMプラグインセール
デジタル環境でも、温かく揺らぎのあるLo-Fiサウンドを作りたい人に向いた内容です。
音作りに時間を取られず、曲作りに集中できる点が大きな魅力といえます。
- アナログ感を意識したLo-Fi向けシンセ音色
- すぐ使えるドラム素材とギターループ
- コード進行に悩まないための大量のMIDIコード
- 無料シンセだけで完結できるシンプルな制作環境
- デモ制作から完成トラックまで対応できる汎用性
音源選びやコード作りで手が止まりがちな人ほど、制作の流れがスムーズになります。
Lo-Fiを軸にしつつ、幅広いジャンルに応用したい場合にも使いやすいパックです。
