
中域の音作り、EQだけで満足していますか?
この記事では、その特徴と使い方を詳しく解説します。
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MidBoss:中域に特化したサチュレーション&トーンシェイパー

「MidBoss」は、Analog Obsessionが開発した中域に特化したサチュレーター/スウィートナー(音質補正ツール)です。
音を飽和(サチュレーション)させながら、6種類の異なるタイプで音色を微細に調整できます。
MidBossの主な特徴と機能
- 中域に特化したサチュレーター
- MidBossは、中域(ミッドレンジ)を中心にサチュレーション処理を行う設計。
- 単なる歪みではなく、“音の存在感”や“密度”をコントロールできます。
- 6種類の異なるタイプを搭載
- 各タイプごとに処理のキャラクターが異なり、選ぶタイプによって**高域や低域のレスポンス(音の反応)**にも変化が生じます。
- 例:より明るくシャープな音になるタイプや、ふくよかで温かみのあるタイプなど。
- DRIVEコントロール
- サウンドの芯を太くし、倍音を付加するメインコントロール。
- 回すだけで、音が“前に出る”ような印象に。
- MIXノブ(ウェット/ドライブレンド)
- サチュレーション処理前と処理後の音を混ぜることが可能。
- パラレル処理のような使い方ができ、原音の良さを残しつつ音質補正ができます。
- OUTコントロール(±15dBの出力ゲイン)
- 最終的な音量を調整するノブ。
- 微細な音量調整だけでなく、ミックス内でのバランス調整にも有効。
- バイパススイッチ(I/O)
- 瞬時にオン/オフを切り替えて、処理前後の違いを確認可能。
- A/B比較が簡単にできるため、判断しやすい設計です。
GUI(ユーザーインターフェース)の特徴
- サイズ変更が可能なリサイズ機能
- プラグイン画面の右下コーナーをドラッグすることで、50%〜200%の間で自由に拡大・縮小できます。
- 高解像度のディスプレイや作業環境に合わせて調整可能。
- GUIサイズを保持する方法(Tips)
- プラグイン複製時には現在のサイズが維持されますが、新規インスタンスでは初期サイズに戻る仕様。
- サイズを毎回設定し直す手間を省くには:
- プラグインを初めて開く。
- ノブを触る前に、画面サイズを好みに合わせて調整。
- その状態でDAW内にデフォルトプリセットとして保存。
- 以降はそのサイズで自動的にロードされます。
こんな人におすすめ
- 中域の輪郭や厚みを丁寧に整えたい人
- 単なるEQでは出せない“存在感”を加えたいミキサー・エンジニア
- パラレルサチュレーションで自然な質感を求めるトラックメイカー
- シンプルな操作で音の表情を変えたいDTMer
対応フォーマットとシステム条件
- 対応プラグイン形式
- VST3、AU、AAX Native(AudioSuite対応)
- 対応OSと環境
- Mac:macOS 10.11以降/IntelおよびApple Silicon対応(Metal対応のGPU必須)
- Windows:Windows 10〜11(OpenGL対応のGPU必須)
まとめ:Analog Obsession「MidBoss」EQやコンプレッサーではどうしても埋もれてしまう中域の処理に!音の芯と密度を自然に補い、ミックスの中で“ちゃんと聴こえる音”を作る、中域特化型の新しい定番サチュレーター|DTMプラグインセール
MidBossは、音の“主役帯域”とも言える中域をターゲットに、自然かつ音楽的なサチュレーションを施せるプラグインです。
- 中域(ミッドレンジ)に特化したサチュレーション&スウィートナー
- 6種類の音色タイプで、幅広い音作りに対応
- MIX機能で自然なブレンドも可能
- GUIはリサイズ可能、環境に合わせて快適に使用できる
- 無料で提供、支援は任意のPatreonモデル
MidBossは、単なる“音を太くするツール”ではなく、音楽的に馴染ませるための質感を整えるプラグインです。
EQやコンプレッサーだけでは届かなかった部分に、ぜひ導入してみてください。
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