Sonnox「Mastering Plugin Bundle」音圧だけじゃない。透明感・密度・配信対応までこだわる人へ！自宅スタジオでも商業品質を目指せる、プロが使う5つのプラグインが1つにまとまったバンドル｜DTMプラグインセール

自分でマスタリングまで仕上げたい
配信用に音質を整えたい

そんな制作者の悩みを解決してくれるのが、SonnoxのMastering Plugin Bundleです。

この記事では、このバンドルに含まれる各プラグインの特徴から活用法、どんな人におすすめかまで、詳しくわかりやすくご紹介します。

Mastering Plugin Bundle：プロ仕様のマスタリングを実現するSonnoxの定番バンドル

Sonnox社が提供するMastering Plugin Bundleは、プロの現場でも信頼されている5つのマスタリング用プラグインをセットにしたバンドルです。

2ミックス処理や配信前の最終チェックに必要な機能がすべて揃っており、トランスペアレントかつ強力なマスタリングが可能です。

Mastering Plugin Bundleに含まれる5つのプラグイン

それぞれのプラグインは単体でも非常に優秀ですが、セットで使うことで一貫性のある仕上がりと高い効率性が得られます。

Oxford Dynamics

• 6つの処理を1つのプラグインに統合
  ゲート、エキスパンダー、コンプレッサー、リミッター、2バンドのサイドチェインEQ、サチュレーションを搭載。
• フィードフォワード方式による正確な動作
  サイドチェイン信号のタイミング精度が高く、音質を損なわずに精密なレベル制御が可能。
• 3種類のコンプレッションタイプを選択可能
  「Normal」「Classic」「Linear」で音のキャラクターをコントロール可能。
• プロユーザーの信頼が厚い
  Sony OXF-R3コンソール直系の技術を採用しており、音楽・放送業界でも評価が高い。

Oxford EQ

• 5バンドのパラメトリックEQ
  ハイパス/ローパスフィルターのスロープを調整可能で、繊細なカーブを実現。
• 4種類のEQキャラクターを選択可能
  SSL4000E、Neve、SSL Gなど、用途に応じた音作りが可能。
• インターフェースが直感的で操作しやすい
  素早く判断・調整できるため、作業効率が非常に高い。

Inflator

• 音圧を上げても自然なまま
  圧縮感なく「音を前に出す」ことができるので、ボーカルの存在感アップに最適。
• 独特な“膨らみ”と“接着感”を演出
  音をまとめる“グルー”効果でミックスの一体感が増す。
• チャンネル単位でも使いやすい
  ミックスバスだけでなく、個別のトラック処理にも◎。

Oxford Limiter V3

• 真のピークリミッター
  業界標準であるITU-R BS.1770-4に準拠した処理を実現。
• リコンストラクション・オーバーロードを防止
  表面上は見えないクリップを検知・修正できる。
• Enhance機能で音圧アップ
  音の透明感を保ったまま、聴感上の音量を稼げる。
• 多彩なプリセットを搭載
  初心者でもすぐに使いこなせる設定が揃っている。

Fraunhofer Pro-Codec

• リアルタイムで5つのコーデックを同時比較
  mp3、AAC、HE-AACなど、配信フォーマットの違いをその場で確認可能。
• エンコード前に最適化
  圧縮によるアーティファクトや歪みを事前に把握し、対策が取れる。
• バッチ処理も対応
  専用アプリで一括変換が可能。大量のファイルも効率よくエンコード。

Mastering Plugin Bundleの使い方・活用法

Mastering Plugin Bundleは、音源の最終仕上げであるマスタリング作業において、音質の向上・安定性の確保・配信品質の担保など、複数の目的に応じて活用できます。

ここでは、実際にどのように使うべきか、その具体的な活用方法をご紹介します。

主な活用法一覧

• トラック全体の音圧・明瞭度のコントロール
  • Oxford Dynamicsを使うことで、微細なダイナミクス処理が可能。
  • 複数のコンプレッサータイプを使い分けて、自然な押し出し感を演出。
  • ゲートやエキスパンダーも併用することで、不要なノイズの除去や音の輪郭づけが行える。
• EQによる周波数バランスの最適化
  • Oxford EQで、特定の帯域をピンポイントに処理。
  • 医療用レベルの精度で耳障りな周波数をカットし、クリアで滑らかな音に仕上げる。
  • マスタリングに適した広くて穏やかなカーブを使って、自然な響きに整えることが可能。
• 音に“厚み”や“存在感”を加える処理
  • Inflatorを軽くかけるだけで、ミックス全体に“前に出る”感覚が出る。
  • コンプレッションでは難しい「密度のある音作り」が、より自然な形で実現。
  • ボーカルやドラムなど、目立たせたいパートに重点的に使用するのも効果的。
• 最終段階のピークコントロールとラウドネス調整
  • Oxford Limiter V3を使って、ITU規格に則ったトゥルーピークリミッティングが可能。
  • Enhance機能で、音のパンチを保ったまま“音圧感”を増やせる。
  • 楽曲のジャンルや用途に応じて、ソフトニーやリリースタイムを微調整。
• 配信用のフォーマットチェックと最適化
  • Fraunhofer Pro-Codecで、mp3やAACなどの配信形式にリアルタイムでエンコード可能。
  • コーデックごとの影響を“耳で聴いて”確認できるので、事前対策が可能。
  • 複数のフォーマットを同時に比較でき、目的に合った最適な書き出し設定を選べる。

Mastering Plugin Bundleがおすすめな人

Mastering Plugin Bundleは、ただのマスタリングツールではありません。

プロ品質の仕上がりを目指すあらゆる音楽制作者に向けた、信頼性の高いバンドルです。

ただ、すべての人にとって「必要不可欠」というわけではありません。

ここでは、特にこのバンドルが真価を発揮する「おすすめの人」のタイプを具体的にご紹介します。

こんな人におすすめ

• セルフマスタリングに挑戦したいミュージシャン
  • 外注せずに自分で楽曲の最終仕上げまで手掛けたい人に最適。
  • 各プラグインがわかりやすく、専門的すぎず使いやすい。
• 配信用音源の品質を底上げしたいDTMer
  • YouTubeやSpotify、Apple Musicなど、ストリーミング向けの音圧・音質調整に強い。
  • Fraunhofer Pro-Codecで事前のフォーマット確認もでき、トラブルを未然に防げる。
• サウンドの“完成度”を追求する人
  • 単なるミックスでは物足りない、もう一歩上のクオリティを目指すクリエイターに。
  • ノイズ処理や音圧調整だけでなく、音の「艶」や「深み」まで手が届く。
• 音圧競争に疲れたけれど、迫力は維持したい人
  • InflatorやOxford Limiter V3で、無理に潰さずに迫力を出せる。
  • 耳に優しく、かつ印象に残る音作りが可能。
• クライアントワークや商業制作に対応したいエンジニア
  • ITU規格に準拠したリミッターや精密なEQは、納品クオリティの基準をしっかりクリアできる。
  • 業界基準に沿ったマスタリング環境を、手軽に自宅スタジオで構築できる。
• すでに個別プラグインを所有していて、統一感を持たせたい人
  • 複数のバラバラなメーカー製プラグインを使っていた人が、ワークフローの統一を図れる。
  • 同一ブランドによる統一されたUIと音響設計により、操作性と仕上がりに一貫性が生まれる。

システム要件と動作環境

• 対応OS： macOS 10.12以降、Windows 7以降（64bitのみ）
• 対応フォーマット： VST3 / AU / AAX
• iLok USB（第2世代または第3世代）が必要

まとめ：Sonnox「Mastering Plugin Bundle」音圧だけじゃない。透明感・密度・配信対応までこだわる人へ！自宅スタジオでも商業品質を目指せる、プロが使う5つのプラグインが1つにまとまったバンドル｜DTMプラグインセール

このバンドルは、「音を仕上げる」ためのすべてが揃ったツールセットです。

• 本バンドルは、Sonnox社のマスタリング向けプラグイン5種を収録
• ダイナミクス処理・EQ・リミッター・音圧向上・コーデック確認といった全工程を網羅
• 各プラグインはプロの現場でも使用されており、UIも洗練されていて扱いやすい
• セルフマスタリングやクライアント納品にも対応できる柔軟性がある
• 導入することで、DAWの限界を超えた音質改善と配信対策が可能になる

ミックスで終わらず、プロレベルの完成度を目指す方にとっては、非常に心強い選択肢になるはずです。

この記事が導入を検討する際の参考になれば幸いです。