Plugin Alliance「Mäag Audio EQ4」黒いUIオプション追加でさらに使いやすく進化したPlugin Alliance人気No.1プラグイン！ワンクリックでバンド単位のバイパス可能なデテント・コントロールで作業効率も向上した、世界のトップボーカリスト御用達EQ

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Plugin Alliance「Mäag Audio EQ4」黒いUIオプション追加でさらに使いやすく進化したPlugin Alliance人気No.1プラグイン！ワンクリックでバンド単位のバイパス可能なデテント・コントロールで作業効率も向上した、世界のトップボーカリスト御用達EQ｜DTMプラグインセール

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ボーカルの抜けが悪い
ミックスにツヤが足りない

と感じたことはありませんか？

そんな悩みを一発で解決してくれるEQが、Plugin Allianceの人気プラグイン「Mäag Audio EQ4」です。

独自のAIR BAND®で、自然なまま高域を持ち上げることができ、ボーカルや楽器がぐっと前に出てきます。

最新バージョンでは、黒いUIオプションやバンド単位のバイパス操作など、作業効率も向上。
プロも絶賛する理由がそこにあります。

この記事では、EQ4の基本から活用テクニックまで詳しく解説します。

「EQが苦手」「設定に自信がない」という方でも安心して使える内容にしています。

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CONTENTS

Mäag Audio EQ4の特徴と進化ポイント

Mäag Audio EQ4は、Cliff Maag氏による伝説的なアナログEQ「EQ3」をベースに、Plugin Allianceが高精度でデジタル化したプラグインです。

とくにAIR BAND®による自然な高域補正は唯一無二で、ボーカルやアコースティック楽器に透明感と空気感を与えるのが特徴です。

近年のアップデートではUIや操作性が見直され、より直感的で使いやすくなりました。

多くのトッププロが愛用している理由がここにあります。

Mäag Audio EQ4とは？その成り立ちと位置づけ

Mäag Audio EQ4は、アナログEQ「EQ3」の特徴を忠実に再現しつつ、現代のデジタル制作環境にフィットするように進化した製品です。

Plugin Allianceとのコラボによって、実機のサウンドキャラクターを保ちながら、操作性・安定性・視認性などが大きく向上しています。

今では「ボーカルに迷ったらEQ4」と言われるほど、世界中のエンジニアに重宝されています。

AIR BAND®の搭載：
6つの可変周波数から選べるAIR BAND®により、楽曲に合わせて自然な高域補正ができる

アナログライクな音質：
デジタルながらも、温かみや滑らかさのあるアナログらしい音質が得られる

プロ現場での使用実績：
Madonna、Celine Dion、Black Eyed Peasなど一流アーティストの楽曲でも使用されている

直感的なインターフェース：
必要最小限のノブ配置と明確なバンド構成で、迷わず操作できる設計

安定した動作環境：
軽量でCPU負荷が少なく、DAW上で複数立ち上げても安定して動作する

EQ3との違いとアップデート内容

EQ4はEQ3の音質を継承しながら、操作性や柔軟性を大幅に強化した進化版といえます。

AIR BAND®のスイープ機能やレベル補正用のトリム、ユーザーインターフェースの改善など、実用性を重視したアップデートが多数含まれています。

EQ3ユーザーにとっても、違和感なくステップアップできる自然な設計です。

スイープ式AIR BAND®：
EQ3では固定だったAIR BAND®が、EQ4では周波数選択式になり、より多様なソースに対応可能

LEVEL TRIM機能の追加：
バンドをブーストした際の全体的なゲイン上昇を簡単に補正できる専用ノブを搭載

視認性の高いUI：
黒・白のUI切り替えが可能で、照明環境に合わせて目に優しい表示を選べる

Undo／Redo操作対応：
32ステップまでの操作履歴を戻したり進めたりでき、作業効率が向上

マルチバンク設定対応：
A～Dのプリセットバンクに設定を保存・呼び出しできるので、比較作業もスムーズに行える

黒UIオプション追加による操作性の向上

最新バージョンで追加された黒UIは、単なる見た目の変更ではなく、実際の操作性にも大きく影響します。

暗い作業環境での視認性向上、ノブや数値の見やすさ、ミスの減少といった恩恵があり、多くのユーザーから好評を得ています。

目の負担を減らすことで、より長時間の制作にも集中しやすくなるのです。

暗所での視認性向上：
スタジオなど照明の少ない環境でも、文字やノブがはっきり見えるようになる

コントラストによる誤操作防止：
操作子の色や配置が明確になり、間違ったバンドをいじってしまうリスクが減る

好みに応じたUI切替：
好みや作業環境に合わせて黒・白のUIを簡単に変更でき、柔軟に対応可能

目の疲れを軽減：
黒背景は白背景よりも目の負担が少なく、長時間の作業でも疲れにくい

操作意欲の向上：
見た目の美しさが作業のモチベーションにもつながり、結果として効率アップに寄与する

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AIR BAND®の正体と音質への影響

AIR BAND®は、Mäag Audio EQ4を象徴する革新的な高域ブースト機能です。

通常のEQと異なり、倍音や空気感といった繊細な部分を自然に持ち上げるため、ボーカルやアコースティック楽器に独特の「開放感」や「ヌケの良さ」を与えます。

高域を持ち上げても耳障りになりにくいのが特長で、多くのプロが「これでしか出せない音がある」と語る理由がここにあります。

AIR BAND®の各周波数の使い分け方

AIR BAND®は6種類の周波数帯から選択可能で、それぞれに適した用途があります。

どの帯域を選ぶかによって、音のキャラクターが大きく変わるため、ソースに応じて使い分けることがポイントです。

以下に各帯域の傾向と使い方の例を整理します。

スクロールできます

周波数	音の特徴	推奨用途
2.5kHz	中高域に張りを加える	ロックボーカル、アコギの輪郭強調
5kHz	明るさと存在感を加える	ナレーション、男性ボーカル全般
10kHz	シルキーで透明感のある高域	女性ボーカル、ピアノ、弦楽器
15kHz	空気感ときらめきを追加	ドラムのオーバーヘッド、シンセ
20kHz	超高域の広がりを付加	マスタリング、空間感演出
40kHz	人間には聴こえない領域だが倍音を強調	全体の空気感や臨場感を演出したいとき

ボーカルに最適なAIR BAND®設定例

AIR BAND®は特にボーカル処理でその効果を発揮しますが、使い方を誤ると不自然になりがちです。

ここでは、ジャンルや声質に応じたおすすめの設定例を紹介します。

女性ボーカル（透明感を出したい場合）：
10kHzまたは15kHzを選択し、+2〜+4dB程度ブースト。
明るくなりすぎないよう控えめに調整する

男性ボーカル（輪郭と明瞭さを出したい場合）：
5kHzまたは10kHzを選択し、+3dB程度で調整。
モコモコ感を解消し、前に出る印象を与える

ロックボーカル（パワフルに抜けさせたい場合）：
2.5kHzを選択して+2〜+5dB程度。
歯擦音がきつくならないように注意しながら使う

バラードや繊細な歌声：
15kHzを軽くブースト。
広がりと空気感を自然に加え、立体的な響きを演出する

マスタリング時の全体処理：
20kHzや40kHzを選び、全体にほんの少し（+1〜2dB）足して全体にきらめきを与える

AIR BAND®が不自然になる原因と回避策

AIR BAND®は優れた機能ですが、扱いを間違えると「耳につく高域」や「不自然な派手さ」につながることもあります。

特に過剰なブーストや周波数選択のミスには注意が必要です。

以下のポイントを意識することで、より自然で心地よい仕上がりが得られます。

ブースト量が多すぎる：
+5dB以上のブーストは音が浮きすぎる傾向があるため、まずは+2dBから試す

不要な周波数を選んでいる：
ソースに合わない周波数を選ぶと、耳障りな音や違和感が出る。目的に応じて帯域を選定する

他のEQバンドとの兼ね合いが悪い：
AIR BAND®だけで処理しようとせず、他バンドとのバランスも意識することで自然な仕上がりになる

モニター環境に左右されやすい：
モニタースピーカーやヘッドホンの特性により高域が強調されることもあるため、複数の再生環境で確認する

各EQバンドの役割と効果的な使い方

Mäag Audio EQ4には、AIR BAND®を除いて5つの固定バンドが搭載されています。

それぞれのバンドは、単独で使うだけでなく、他のバンドと組み合わせることで音作りに深みを加える設計になっています。

特定の帯域だけをブースト・カットするのではなく、全体のバランスを整える感覚で使うことが、このEQを活かすポイントです。

音の特徴や用途をしっかり理解しておくことで、より的確なEQ処理が行えるようになります。

Sub～2.5kHz 各バンドの調整ポイント

EQ4の各バンドは、直感的に扱えるように設計されており、それぞれが「音楽的な結果」を得やすい帯域に設定されています。

ここでは、Subから2.5kHzまでの5つのバンドの特徴と、具体的な活用例をまとめます。

スクロールできます

バンド	周波数	特徴	活用例
Sub	約10Hz以下	極端に低い帯域で、体で感じる振動成分	キックやベースに重みを加える。不要ならカットしてローエンドの濁りを解消
40Hz	固定	低域の「太さ」と「厚み」を補強	キックに迫力を与えたいときや、ベースに丸みを足したいときに有効
160Hz	固定	中低域の「こもり」や「箱鳴り」に関与	ボーカルやアコギの濁りを取り除いたり、ナレーションに低音の厚みを加える
650Hz	固定	中域の明瞭さや存在感を調整	ボーカルの輪郭を出したいとき、または全体の抜け感を出したいときにブースト。曇りを取るためにカットする使い方も有効
2.5kHz	固定	明瞭感やアタック感、ギラつきに関与	ロックボーカルやエレキギターの攻撃的な音を際立たせたいときに使える

ジャンル別おすすめEQ設定例

音楽のジャンルによって求められる音像は異なります。

EQ4はバンドごとの個性がはっきりしているため、ジャンルに応じた使い方をすれば、短時間で「らしい音」に近づけることができます。

ここではジャンル別の具体的な設定例を紹介します。

ロック（パンチと抜けを重視）：
40Hzと2.5kHzを軽くブースト。
160Hzを少しカットして中低域のもたつきを抑える

ポップス（明るく整った音像）：
AIR BAND®を10kHz、EQは650Hzを+2dB、160Hzをやや控えめに。
ボーカルの明瞭度が向上する

ヒップホップ（低域の厚みと輪郭）：
Subと40Hzをブーストしてベースラインに迫力を加える。
650Hzを少しカットして抜けを調整

バラード（柔らかさと空気感）：
160Hzで温かみを出しつつ、AIR BAND®を15kHzで+2dB程度。
40Hzは軽めに加えてもよい

EDM（広がりとインパクト）：
40Hzと2.5kHzをしっかりブースト。
AIR BAND®を20kHzや40kHzに設定して空間を演出する

実際の使用感と作業効率の向上ポイント

Mäag Audio EQ4は、音質だけでなく“使いやすさ”の面でも高く評価されています。

ノブの操作性、バンドの配置、視認性の高いUI、そしてデジタルならではの利便性が、日々のミックス作業におけるストレスを大きく軽減します。

細かい設定をせずとも「とりあえず回してみれば音が決まる」感覚は、他のEQにはない大きな強みです。

ミックス初心者でも扱いやすく、経験者には時短ツールとして活躍します。

デテント・コントロールの便利さとは

EQ4のノブは「デテント（段階付き）」仕様になっており、設定値を視覚でも触感でも把握しやすくなっています。

これにより、細かな調整をする際も感覚的な操作が可能となり、作業スピードの向上に直結します。

とくにA/B比較やプリセット作成時に、その効果を実感できます。

手元の感覚で操作できる：
ノブを触ったときに段階が伝わるため、目視だけでなく指先でも位置を確認できる

数値にとらわれず音で判断できる：
「何dB上げるか」ではなく「どのくらい変わるか」を耳で確かめながら回せる

設定の再現がしやすい：
段階があるおかげで「前と同じ設定」に戻すのが簡単になる。
プリセット化も容易

集中力が削がれない：
感覚で操作できることで、視線を頻繁に動かす必要がなく、ミックスに集中しやすくなる

バンド単位のバイパスがもたらす作業効率

EQ4は各バンドに対して個別にバイパスが可能です。

これにより、設定したEQ処理が実際に音にどう影響しているのかを瞬時に確認することができます。

視認性の高いインターフェースと合わせて、素早い判断と調整が求められる現場での作業効率を大幅に向上させます。

オンオフで変化を瞬時に比較：
各バンドを一時的にオフにすることで、そのバンドが音に与えている影響を正確に確認できる

無駄なEQ処理を見直せる：
不要なブーストやカットを見極めやすくなり、ミックスの引き算がしやすくなる

迷った時にリセットしやすい：
「このバンドは本当に必要か？」と迷ったときに、スイッチひとつで効果を検証できる

ミックスの調整スピードが上がる：
音の変化をすぐ耳で確認できるため、仮説と検証のスピードが格段に速くなる

プロの現場での使用例と評価

Mäag Audio EQ4は、数あるEQプラグインの中でも「プロが現場で使い続けている」数少ない存在の一つです。

多くのエンジニアやミキシングプロデューサーがこのEQを信頼し、ボーカルや楽器の処理において日常的に活用しています。

その理由は、即効性のある音の変化と、音楽的な結果が得られやすい設計にあります。

単に「音が良くなる」だけでなく、作業スピードの速さもプロが選ぶ決め手となっています。

著名エンジニアたちの使用事例

EQ4は、グラミー受賞歴を持つミキシングエンジニアたちの定番ツールとして広く知られています。

ジャンルを問わず活用されており、その万能性も高く評価されています。以下は、実際にEQ4を使用しているプロたちの例です。

Dave Pensado（グラミー受賞エンジニア）：
ボーカルに抜けと艶を加えるためにAIR BAND®を活用。
EQ4は「ミックスの最終仕上げで必ず使うEQ」とコメント

Dylan Dresdow（Black Eyed Peasなど担当）：
AIR BAND®を10kHzや20kHzに設定し、広がりと空気感を調整。
ステムごとに複数のEQ4を挿すこともある

David Reitzas（Celine Dion, Madonna担当）：
アコースティック系やオーケストラの楽器に透明感を与える用途で使用。
「音楽的で扱いやすいEQ」と高く評価

Tony Maserati（Alicia Keys, Beyoncéなど）：
サブ帯域と650Hzを使い分け、厚みと中域の明瞭度を調整。
「アナログライクな質感が得られるのが魅力」と発言

若手エンジニアやYouTuber：
導入コストが比較的手頃なため、学習用や商業案件の制作にも広く使われている。
解説動画でも使用例が多い

プリセット活用のヒントと注意点

EQ4には、多数のプリセットが用意されており、初心者でもすぐに音作りを始められる設計になっています。

ただし、プリセットはあくまで「出発点」であり、音源やミックス環境に応じて微調整することが大切です。

音に頼りすぎず、耳で判断する姿勢が重要です。

ボーカル用プリセットの特徴：
AIR BAND®を10kHzに設定し、650Hzと160Hzを軽くカット。
抜け感とクリアさを出すための定番設定

ドラム用プリセットの使い方：
Subと40Hzをブーストし、アタック感を出すために2.5kHzを上げる。
キックとスネアの分離感が向上

マスタリングプリセットの注意点：
20kHzまたは40kHzのAIR BAND®を使った高域強調が中心。
使いすぎると全体がシャリシャリになりがちなので要注意

独自プリセットの作成がおすすめ：
自分の音源に合わせたセッティングを保存しておくことで、次回からの作業が格段に早くなる

プリセット比較時は耳が主役：
名前や推奨ジャンルにとらわれず、実際の効果を耳で判断して選ぶのがベスト

初心者向けMäag EQ4の使い方ガイド

EQに苦手意識がある方でも、Mäag Audio EQ4は非常に扱いやすく設計されています。

シンプルなインターフェースと、音楽的に調整しやすい固定バンドにより、複雑な知識がなくても感覚的に操作が可能です。

ポイントは、すべての帯域を一度に触ろうとせず、まずは目的に合ったバンドに絞って使うこと。

少しずつ音の変化を確認しながら調整することで、自然な音作りができるようになります。

まず触るべき3つのバンド

EQ4には6つのバンド（AIR BAND®含む）がありますが、最初に意識して使いたいのは「160Hz」「650Hz」「AIR BAND®」の3つです。

これらを調整するだけでも、ボーカルやメイン楽器の印象が大きく変わります。

160Hz：
中低域のこもり感を調整する帯域
ボーカルやギターがモコモコして聞こえるときは、160Hzをカットすることでスッキリとした音像になる

650Hz：
輪郭と明瞭さに関係する帯域
声が埋もれていると感じたら650Hzを少しブーストすることで、存在感が増す。
逆にきつい印象があればカットする

AIR BAND®：
全体の抜け感と高域の開放感を与える帯域
10kHzか15kHzあたりを選び、+2〜3dB程度軽く持ち上げるだけでボーカルが前に出てくる

よくあるミスとその解決方法

初めてEQ4を使う方が陥りがちなミスには、いくつか共通点があります。

原因を理解し、対処法を知っておくことで、よりスムーズに活用できるようになります。

ブーストしすぎる：
AIR BAND®や低域バンドで5dB以上のブーストをすると、不自然な仕上がりになりやすい。
まずは+2〜3dBの範囲で試す

すべてのバンドを動かしてしまう：
音を良くしようとすると、つい全バンドを触ってしまいがち。
最初は1〜2バンドに絞って調整するのが安全

視覚に頼りすぎる：
ノブの位置や数値だけで判断せず、必ず音を聴きながら調整する。
耳を主役にすることが大切

AIR BAND®の周波数を目的に合わせて選んでいない：
とりあえず40kHzを選ぶのではなく、声や楽器の性質に合った帯域を選択する

他のEQとの干渉を考慮していない：
ほかのEQやプラグインとのバランスを確認しながら調整することで、音が破綻しにくくなる

他のEQと併用する場合の注意点

EQ4は補正というより“音にキャラクターを加える”タイプのEQです。

そのため、他のパラメトリックEQやアナライザー付きEQと併用することで、より柔軟な音作りが可能になります。

ただし、順番や使い方を誤ると効果が半減することもあるため注意が必要です。

補正EQは先、EQ4は後：
まず不要な帯域を別のEQでカットし、その後にEQ4でキャラクターや艶を加えるように使うと自然に仕上がる

AIR BAND®は高域EQの後に使うと強すぎることも：
すでに高域をブーストしている場合、AIR BAND®の追加で高域が暴れることがあるため控えめに設定する

同じ帯域を複数のEQで触らない：
650Hzなどの重要帯域を重複して調整すると、ピークやディップが極端になりやすい

マスタリング時の使用は控えめに：
EQ4はブースト方向に強いEQなので、最終段階で使う場合はほんの少しずつ変化を加えるのがベター

よくある質問とトラブル対応集

Mäag Audio EQ4は直感的に使える反面、ユーザーから寄せられる質問やトラブルも少なくありません。

とくに初めて使う方や、他のEQから乗り換えたばかりの方は「思った通りに音が変わらない」「設定が反映されていない気がする」と感じることがあります。

ここでは、そうしたよくある疑問やトラブルの原因と対処法をまとめました。

音が変わらない？原因と対処法

EQを操作しても「音が全然変わらない」と感じる場合、いくつかの見落としが原因になっていることがあります。

EQ4は反応が自然な分、変化が分かりにくい場面もありますが、基本を押さえればしっかり結果が出るプラグインです。

EQがバイパスになっている：
トップバーの「Power」ボタンがオフになっていると、EQ処理が完全に無効になる。
まずはここを確認する

インアウト切替がオフのまま：
本体左上の「In/Out」スイッチがオフだとEQセクション自体が無効になる。
緑のLEDが点灯しているか確認する

ブースト量が小さすぎる：
EQ4はナチュラルな効き方をするため、+1dB程度では変化を感じにくいこともある。
+2〜3dBで確認する

再生中に操作していない：
停止中にノブを回しても変化が体感しづらい。
再生中に耳で確認しながら調整することが大切

ソースに効果的なバンドを選んでいない：
例えばAIR BAND®の40kHzは効果が感じにくいこともある。
2.5kHzや10kHzなど分かりやすい帯域から試す

ゲインが上がりすぎる時の設定調整法

EQ4はブースト系の動作に特化しているため、複数のバンドを上げると全体の音量も上がりやすくなります。

トラックがクリップしたり、他の音とのバランスが崩れたりする前に、音量調整を適切に行う必要があります。

Level Trimノブで調整する：
右下の「Level Trim」で出力全体の音量を下げることができる。
EQの効果はそのままに音量だけを整えられる

視覚だけでなく耳でも確認する：
トリムを操作する際は、メーターだけでなく実際の音量感でもチェックする。
聴感上のバランスが何より重要

他プラグインとのバランスを意識する：
EQ4の後段にリミッターやコンプがある場合、ゲイン上昇が強く影響することがあるので注意する

過剰なブーストは避ける：
複数バンドを同時に大きくブーストすると音が歪みやすくなる。
必要最小限にとどめる

システム要件

Mäag Audio EQ4を快適に使用するには、以下の環境を満たしている必要があります。

使用するOSやDAWによって条件が異なるため、導入前に確認しておくことをおすすめします。

対応OS：

macOS 10.11以降（Intel / Apple Silicon 両対応）
Windows 8〜11（64bit対応）

対応フォーマット：

VST2 / VST3
AU（Audio Units）
AAX（Pro Tools）

対応DAW（一部例）：

Ableton Live
Logic Pro
Cubase
Pro Tools
Studio One
FL Studio など主要な64bitホストに対応

ライセンスおよびインストール：

Plugin Allianceアカウントが必要
インターネット接続によるオンライン認証
最大3台までのマシンでアクティベート可能

推奨システムスペック：

CPU：Intel Core i5 / Apple M1 以上推奨
RAM：8GB以上推奨
ストレージ：約100MBの空き容量

まとめ：Mäag Audio EQ4で理想の音に一歩近づくために｜DTMプラグインセール

今回の記事では、Plugin Allianceの人気EQプラグイン「Mäag Audio EQ4」について詳しく解説しました。

以下に要点をまとめます。

AIR BAND®による自然で透明感ある高域補正が特徴
黒UIオプションやバンドバイパスなど操作性も優秀
各バンドには音楽的な意味があり、初心者でも扱いやすい
世界のトップエンジニアも愛用するほどの高評価
プリセットやデモ版の活用で導入ハードルも低い

EQ4は単なる「高音がキラッとするEQ」ではなく、音楽的なバランスを整え、作品の完成度を一段階引き上げてくれるツールです。

もし今のミックスに「もう少しだけ明るさや抜けが欲しい」と感じているなら、一度AIR BAND®の効果を体感してみてください。

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