
石で作られた打楽器、リソフォン。
その独特な音色をリアルに再現したのが「Neolithic Instruments Lithophone」です。
Kontakt用音源として、実在する楽器を丁寧にサンプリングし、まるで目の前で石を叩いているかのような自然な響きを実現しています。
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Neolithic Instruments Lithophone:有機的な音色が魅力のリソフォン音源

Neolithic Instruments Lithophoneは、Kontakt 8専用の2オクターブにわたるリソフォン(石琴)音源です。
実在するリソフォンをサンプリングしたもので、明るく独特な石の音色が特徴。
打楽器系音源の中でも非常に珍しく、オーガニックで個性的な音が求められる制作現場で力を発揮します。
Lithophoneの特徴と仕様

この音源が注目される理由は、以下のような特徴にあります。
- リアルな演奏感を再現
- 各音のサンプルを6つのベロシティレイヤーで収録。
- 2種類のラウンドロビン(繰り返し演奏時のバリエーション)を採用。
- 2種類のマレット(ばち)によるアーティキュレーション
- ゴム製ばち:明るくはっきりした音。
- 毛糸巻きばち:柔らかく温かみのある音。
- 高品質な録音環境
- マイクはAKG C414のコンデンサーマイクを使用。
- 屋外の自然な空間で録音され、リソフォン本来の周波数レンジを丁寧に捉えています。
- Kontakt内での編集と調整
- サンプルはKontaktに読み込まれ、**内蔵エフェクト(FX)**で自由に音作り可能。
- 多彩なプリセット(6種類)で、すぐに使える音色を試すこともできます。
実在するリソフォンを忠実に再現

この音源の魅力の一つは、実在する石琴(リソフォン)を録音して作られていること。
その背景も非常にユニークです。
- 製作年・場所
- 実物のリソフォンは2018年にBobbie Millar氏によって制作。
- 使用された石材は、イギリス・ヨークシャーデイル国立公園のHorton Quarry産の石灰岩。
- 設置場所
- 実物の楽器は、Horton-in-Ribblesdale駅(北行きプラットフォームの待合室)に常設。
- 公共スペースに置かれ、訪れた人々が自由に演奏できるようになっています。
サンプル作成と開発の裏側
このプロジェクトは、Wayne Scurrah氏によって以下の工程を一貫して手がけられました。
- 録音
- 編集
- サンプルのマッピング
- スクリプトとUIデザイン
また、録音にはTiiva氏、リソフォン製作においてはBobbie Millar氏が協力しています。
音源の魅力と活用ポイント
このリソフォン音源は、以下のような場面で非常に有効です。
- 映画音楽やアンビエントにおける有機的な音の演出
- 打楽器パートに個性を加えたいとき
- 実験的なサウンドデザイン
- 自然音やフィールドレコーディングとの相性も抜群
動作環境
- フォーマット:Kontakt専用
- Kontaktのバージョン:Kontakt 8(フル版)以上
まとめ:Neolithic Instruments「Lithophone」天然石の美しい響きがKontaktでよみがえる!ヨークシャーの石灰岩で作られた実在のリソフォンを高音質で収録したKontakt用音源|DTMプラグインセール
Neolithic Instruments Lithophoneは、他では手に入らない本物の石の音をデジタルで再現した、極めてユニークなKontakt音源です。
・2オクターブ分のリソフォン音をKontaktで再現
・6段階のベロシティと2種類のラウンドロビンでリアルな演奏感
・ゴム製と毛糸巻きのばちによる2つの音色
・高品質マイクAKG C414によるフィールド録音
・イギリスの駅に実在する石琴をモデルに制作
この音源は、他にはない自然で個性的なサウンドを制作に取り入れたい人にぴったりです。
Kontaktユーザーなら、ぜひ一度触れてみてください。

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