
ミックス作業で
どのトラックがどの帯域でぶつかっているのか分かりづらい
と感じたことはありませんか?
Kholors Stationは、トラックごとのスペクトラムをカラーで可視化し、視覚的に「音の混み合い」を把握できるツールです。
ミックスの判断をもっと直感的に、そして効率的に行いたい方に最適なアプリケーションです。
CONTENTS
Kholors Station:ミックスの可視化を一画面で実現する次世代スペクトラムアナライザー

- 目的
ミックスダウン時に複数のアナライザーを行き来する煩雑さを解消し、トラック間の干渉やピークを一目で把握できる環境を提供します。 - 構成要素は2つ
- Kholors Station:ミックス全体のスペクトラムを表示するスタンドアロンの可視化アプリケーション
- Kholors Sink:DAWにインサートする軽量なVST3プラグイン(各トラックに挿して使用)
- 動作の仕組み
- 各トラックに挿入したKholors Sinkが、オーディオ、トラック名、トラックの色などの情報をKholors Stationに送信
- Stationはそれらを受信して、カラーコード付きのリアルタイムスペクトログラムとして表示
- 使用シーン
- 周波数の衝突を発見
- レゾナンスの強調部を視覚的に確認
- EQ・ミキシングの判断材料として活用
特徴的なポイント
- DAW外で動作するビジュアライザー
DAWとは別ウィンドウで動作し、サブディスプレイに表示することでミックス全体を見渡せる環境を作れます。 - カラーコード表示
各トラックがDAWの色設定に連動して表示されるため、視覚的に混乱しにくく、直感的に把握できます。 - 軽量設計
Sinkプラグインは非常に軽量なため、すべてのトラックに挿しても負荷が少ない設計です。 - オープンソースで活発な開発
GitHubでコードが公開されており、開発者が活発に更新・改善を続けています。
Kholors Stationの使い方
- Kholors Stationを起動
- できればセカンドモニターに表示するのが理想
- DAW側でKholors Sinkをインサート
- 分析したいトラックすべて、または主要なバストラックに挿入
- 自動的にステーションに信号が送られ、視覚化がスタート
現状の注意点
- 開発初期段階(ALPHA版)
- 安定性や互換性はまだ十分ではありません
- DAWによっては正しく動作しない可能性があります
- バグ報告やフィードバックを歓迎
まとめ:Quentin FAIDIDE「Kholors Station」トラックごとの周波数が色分けされて一目で分かる!EQのかぶりやミックスの濁りを視覚で分析できる新時代の可視化ツール|DTMプラグインセール
Kholors Stationは、複数トラックのスペクトラムをリアルタイムで俯瞰できる革新的なツールです。
- Kholors Stationは、DAWとは別ウィンドウで動作するスペクトラムビジュアライザー
- 各トラックにVST3プラグイン(Kholors Sink)を挿入して音声とメタ情報を送信
- ミックスの帯域被りやピークを視覚的にチェックできる
- セカンドモニターでの使用がおすすめ
- 開発初期段階のため、不安定な場合もあるが無料で使用可能
- GitHubでオープンソースとして公開されており、今後の発展にも期待
Kholors Stationを使うことで、耳だけでなく目でもミックスを判断できるようになり、仕上がりの精度が大きく変わります。