
小さなカリンバから生まれた、等身大のサンプルライブラリ。
「Kalimba Experiments」は、シンプルな構成の中に“遊び”を仕込んだ音源です。
派手さよりも、触っていて楽しいことを大切にした一本といえるでしょう。
Kalimba Experiments:小さなカリンバに、ちょっとした“実験”を詰め込んだサンプルライブラリ

「Kalimba Experiments」は、Mark(Nowa)Taylor氏が制作したカリンバ音源です。
シンプルな構成ながら、サウンドに遊び心を加えられる設計が特徴です。
商用ライブラリに頼らず、自分の手で作り上げたカリンバ音源を使いたい。
そんな思いから生まれました。
収録内容と仕様
本ライブラリの基本構成は次の通りです。
・ダイナミックレイヤー:1種類
・ラウンドロビン:3種類
シンプルですが、打鍵のばらつきを自然に再現できます。
収録音域
・実際の録音レンジ:C4〜C6
・E6まで鳴りますが、最上部の2音は演奏が難しいとのこと
さらに、ピッチシフトによってレンジを拡張。
・最低音:C3
・最高音:G6
コンパクトな楽器ながら、使い勝手の良い音域をカバーしています。
操作系統 ― 3つのノブ
このライブラリの象徴ともいえるのが「3ノブ設計」です。
直感的に音作りができます。
Volume(CC11)
・音量をコントロール
・細かな表情付けに便利
Wobble(CC1)
・音を“揺らす”コントロール
・具体的な用途はあえて限定されていません
・どのように変化するかは、実際に触って確かめる楽しみがあります
単なるビブラートとは違う、少し実験的な変化を加えられるパラメータです。
Reverb
・4種類のコンボリューションリバーブを搭載
・ドロップダウンメニューで選択可能
搭載リバーブの種類
それぞれ個性がはっきりしています。
Small Room
・小さな部屋の響き
・上げると効果が分かりやすい
Bloom(デフォルト)
・非常に大きな空間系リバーブ
・少量でもしっかり広がる
・かけすぎると音が埋もれやすい
Presence
・Small Roomに近いキャラクター
・存在感を少し前に出したいときに有効
Heavy
・インパクトの強いリバーブ
・文字通り“顔に当たる”ような強さ
・使いすぎには注意
曲調やアレンジに合わせて、空間の印象を大きく変えられます。
使用時の注意点
ひとつ注意事項があります。
長くノートを保持しすぎると、低いハムノイズが聞こえることがあります。
原因は、録音時にノートPCを充電しながら作業していたことによるもの。
可能な限りEQで除去していますが、完全には取り切れていません。
音を伸ばしすぎない使い方を意識すると、より自然に鳴らせます。
こんな方に向いています
・商用大規模ライブラリよりも、個人制作の温度感を大切にしたい
・素朴で繊細な打音を楽曲に加えたい
・シンプルな操作で、少し実験的なニュアンスを足したい
・コミックダブや映像音楽で、軽やかな質感を探している
特に、小編成アレンジやアンビエント寄りのトラックとの相性が良い印象です。
まとめ:Mark (Nowa) Taylor「Kalimba Experiments」シンプル構成でもここまで表現できる!3ノブ設計と4種リバーブを搭載した実験的カリンバサウンド|DTMプラグインセール
「Kalimba Experiments」は、17キーのカリンバをもとに制作されたサンプルライブラリです。
大規模なマルチレイヤー構成ではありませんが、その分、扱いやすく、直感的に音を変化させられます。
特に“Wobble”ノブや4種類のリバーブは、この音源ならではの個性です。
・ダイナミックレイヤー1種+3ラウンドロビン構成
・実録音域C4〜C6、ピッチシフトによりC3〜G6まで拡張
・CC操作に対応した3ノブ設計(Volume/Wobble/Reverb)
・個性の異なる4種類のコンボリューションリバーブを搭載
・シンプルながら、実験的な音作りが可能
・個人制作ならではの温度感があるサウンド
派手さはありません。
けれど、だからこそ使いどころがはっきりします。
小編成アレンジや映像音楽、アンビエント系の楽曲に、そっと彩りを加えてくれる音源です。
