
シンセベースの音に「本物のベース感」を求める人に朗報です。
ベースギター用のエフェクトを使ってリアルにサンプリングされた音源「Imposter」は、単なるデジタル音源ではなく、手触りのある重厚なサウンドが魅力。
今回はその魅力を詳しく紹介します。
CONTENTS
Imposter:ベースペダルボードから生まれた本格シンセベース音源

「Imposter」は、ベースプレイヤーならではの視点から生まれたシンセベース音源です。
ただのサンプルライブラリではありません。
実際のベースエフェクターを駆使し、深く歪んだアナログ感のある音を再現しています。
開発者は、音作りにこだわるプレイヤーとして知られるJaime Gonzalez氏。
彼の手によって、ライブ現場でも馴染みのある「OC-2」や「Russian Big Muff」などのエフェクトサウンドが、丁寧にサンプリングされました。
Imposterの特徴
Imposterの特徴は、以下の通りです。
ベースペダルボードを用いたリアルなアプローチ
- インスピレーションはベースギターエフェクト
通常のシンセベースではなく、実際にベースギタリストが行っているようなペダル操作による音作りを再現。 - OC-2風のシンセ感
BOSSの「OC-2」はサブオクターブサウンドで有名なペダル。
これを再現することで、あの“ぶっとい低音”が得られます。 - Russian Big Muffによる歪み
ソ連製の伝説的なファズ「Big Muff」を加えることで、重厚なディストーションが追加。
太くて暴力的なサウンドを実現しています。
サンプリングと録音環境
- 実機を通したサンプリング
Gonzalez氏自身のペダルボードから直接録音。
エフェクトチェーンのニュアンスをそのままキャプチャ。 - Neve 1073プリアンプで録音
クラシックで高品質なNeve 1073プリアンプを通して録音されているため、アナログ的な温かさと存在感のある音質を実現。
開発・デザイン
- UI設計とプログラミングも担当
Gonzalez氏が音だけでなく、インターフェースや挙動設計も一貫して手がけたため、使いやすさと音の一体感があります。
Imposterがおすすめな人
- ベースラインにインパクトが欲しい作曲家
- ファズベースのニュアンスをシンセ的に扱いたい人
- エフェクティブな低音を使いたいビートメイカーや映像音楽制作者
- ローファイやダーク系ジャンル(例:ダブステップ、ポストロック、実験音楽)を制作している人
まとめ:Jaime Gonzalez「Imposter」エフェクターの音そのままをサンプリング!エッジの効いた重低音が武器になる、OC-2×Big Muffによる“リアルに歪んだ”シンセベース音源|DTMプラグインセール
「Imposter」は、ただのシンセベース音源ではありません。
ベーシストのリアルな音作りをそのまま持ち込み、音源化したものです。
- ベースギターのエフェクト(OC-2+Big Muff)から生まれた本格派サウンド
- 実機を使って録音し、アナログらしさを最大限にキープ
- Decent Samplerで無料使用可能、導入も簡単
- ベースに厚みとエッジを加えたいクリエイターにぴったり
Imposterは「音がカッコいいだけじゃない」。
生演奏さながらのニュアンスと空気感を兼ね備えた、まさに“リアルなシンセベース”です。
作曲に“本物感”がほしいとき、ぜひ取り入れてみてください。