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Baby Audio「IHNY-2」ドラムにパンチと存在感を与える魔法!XYパッドで直感操作できる超攻撃的パラレルコンプレッサー

ドラムにもっとパンチを出したい
音圧を上げても自然な仕上がりにしたい

そんな悩みを解決するのが、Baby Audioの「IHNY-2」です。

IHNY-2は、並列圧縮(パラレルコンプレッション)を直感的に操作できる超攻撃的なコンプレッサー

XYパッドを使って、圧縮量とドライ/ウェットのバランスを簡単にコントロールできます。

ドラムのアタック感を強調しながら、音圧をしっかり確保できるのが最大の魅力です。

価格:$99.00

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この記事では、IHNY-2の基本的な使い方や最適な設定、ドラム以外への応用方法まで詳しく解説します。

IHNY-2をマスターして、プロのようなミックスを手に入れましょう。

CONTENTS

Baby Audio「IHNY-2」とは?超攻撃的パラレルコンプレッサーの魅力

Baby Audio「IHNY-2」ドラムにパンチと存在感を与える魔法!XYパッドで直感操作できる超攻撃的パラレルコンプレッサー|DTMプラグインセール

IHNY-2は、Baby Audioが開発した並列圧縮(パラレルコンプレッション)専用のプラグインです。

通常のコンプレッサーは音のダイナミクスを抑え込むことでまとまりを出しますが、IHNY-2は元の音(ドライ)と圧縮後の音(ウェット)をバランスよくブレンドし、パンチ感と迫力を損なわずに音圧を向上させるのが特徴です。

特に、ドラムやベースなどのリズム楽器に対して効果を発揮します。

IHNY-2の最大の特徴は、XYパッドを用いた直感的な操作です。

通常のコンプレッサーではスレッショルドやアタック・リリースなど複数のパラメーターを細かく調整する必要がありますが、IHNY-2はマウスでXYパッドを動かすだけで、圧縮量とドライ/ウェットのバランスを一度に調整可能です。

  • XYパッドを使った操作
    圧縮の強さ(ウェット成分)とドライ/ウェットのバランスを、一つのパッド上で同時にコントロール可能。
    これにより、複雑な設定をしなくても直感的にサウンドメイクができる。
  • パンチ感を失わない並列圧縮
    通常のコンプレッションでは、強く圧縮すると音がつぶれてしまうことがある。
    しかし、IHNY-2は並列圧縮の仕組みを活かし、音の勢いを保ったまま密度のあるミックスを実現できる。
  • アタック感とサチュレーションの強化
    「PUNCH」機能でアタック成分を強調し、「HARMONICS」機能で圧縮に応じた倍音を加えることで、より存在感のあるサウンドを作ることができる。
  • 自動ゲイン調整(AGR)機能
    圧縮の強さによって出力レベルが変化しないよう、自動で音量を補正。
    適切なバランスでミックスできるので、音圧を上げながらも不自然な音量変化を防げる。
  • ドラムやベース以外にも活用可能
    ギターやボーカルにも使用でき、アタック感を強調しつつ適度な圧縮を加えることで、サウンドにまとまりを持たせることができる。

IHNY-2は何が特別?従来のコンプレッサーとの違い

コンプレッサーは、音のダイナミクスを調整し、音圧を均一にするための重要なツールです。

しかし、従来のコンプレッサーは適切な設定をしないと、音の勢いを失ったり、ミックス内で埋もれてしまうことがあります。

IHNY-2は、並列圧縮を活用しながら音のパンチ感を保ちつつ、自然な仕上がりにできる点が大きな違いです。

IHNY-2の特長を、従来のコンプレッサーと比較しながら詳しく見ていきましょう。

  • 従来のコンプレッサーは細かい設定が必要
    一般的なコンプレッサーは、スレッショルド、レシオ、アタック、リリースなど複数のパラメーターを調整する必要がある。
    そのため、初心者には適切な設定が難しく、音のまとまりが悪くなることがある。
  • IHNY-2はXYパッドで直感的に操作可能
    圧縮の強さとドライ/ウェットのバランスを一度に調整できるXYパッドを採用。
    マウスでポイントを動かすだけで、最適なコンプレッションを簡単に設定できる。
  • 従来のコンプレッサーは音をつぶしがち
    圧縮を強くかけると、アタック感やダイナミクスが失われることがある。
    その結果、音がのっぺりしてしまい、ミックスの中で存在感がなくなることがある。
  • IHNY-2はパンチ感と迫力を維持しながら音圧を上げる
    「PUNCH」機能でアタックを強調し、「HARMONICS」機能で倍音を追加。
    圧縮による音の劣化を防ぎ、サウンドをより際立たせることができる。
  • 従来のコンプレッサーは並列圧縮を手動で設定する必要がある
    一般的に並列圧縮を行う場合、2つのトラックを用意し、片方にコンプレッサーを適用してブレンドする必要がある。
    これには追加のルーティングが必要で、手間がかかる。
  • IHNY-2は並列圧縮が内部で完結
    プラグイン内で自動的にドライとウェットを分け、適切なバランスでミックスできるため、外部の設定が不要。
    簡単に並列圧縮の効果を得られる。

Baby Audio「IHNY-2」の価格

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XYパッドで直感操作!IHNY-2の基本的な使い方

Baby Audio「IHNY-2」ドラムにパンチと存在感を与える魔法!XYパッドで直感操作できる超攻撃的パラレルコンプレッサー|DTMプラグインセール

IHNY-2の最大の特徴は、XYパッドを使った直感的な操作です。

一般的なコンプレッサーでは、スレッショルドやレシオなどを個別に調整する必要がありますが、IHNY-2ではXYパッドを動かすだけで、圧縮の強さとドライ/ウェットのバランスを同時にコントロールできます。

初心者でも簡単に理想のサウンドを作れるのが魅力です。

XYパッドの基本的な動作について、詳しく見ていきましょう。

  • 横軸(X軸):圧縮量の調整
    右に動かすほど圧縮が強くなり、音の密度が増す。
    左に動かすと圧縮が緩くなり、よりナチュラルな音に近づく。
  • 縦軸(Y軸):ドライ/ウェットのバランス調整
    上に動かすとウェット(圧縮後の音)が強まり、パンチのあるサウンドになる。
    下に動かすとドライ(元の音)寄りになり、自然なダイナミクスが残る。
  • AGR(Adjusted Gain Reduction)メーターで適切な圧縮レベルを確認
    圧縮の強さを数値で確認できる。推奨値は-10〜-20の範囲。
    これを目安に設定すると、音がつぶれすぎず、適度なパンチ感を得られる。
  • オートゲイン機能で出力レベルを一定に保つ
    圧縮によって音量が極端に変化しないよう、自動でゲイン調整が行われる。
    これにより、設定に集中でき、音のバランスが崩れる心配がない。

XYパッドの操作方法:圧縮とドライ/ウェットバランスの調整

IHNY-2のXYパッドは、圧縮の強さ(ウェット成分)とドライ/ウェットのバランスを同時に調整できる便利な機能です。

一般的なコンプレッサーのように複数のノブを操作する必要がなく、マウスの動きだけで直感的にサウンドメイクができます。

操作のポイントを詳しく見ていきましょう。

  • 圧縮を強めたい場合(X軸を右に移動)
    音を密にしてパンチ感を強調したいときは、XYパッドのポイントを右側に移動させる。
    圧縮量が増え、音のまとまりが良くなるが、極端にかけすぎるとダイナミクスが失われるため、AGRメーターを確認しながら調整するとよい。
  • ナチュラルな音を維持したい場合(X軸を左に移動)
    圧縮の影響を抑えて自然な音にしたい場合は、ポイントを左側に移動させる。
    ドラムやベースの原音のニュアンスを残しながら、適度な圧縮をかけることができる。
  • ウェット成分を強調したい場合(Y軸を上に移動)
    圧縮後の音を目立たせたいときは、ポイントを上側に移動する。
    パンチ感のある圧縮サウンドになり、トラック全体の一体感が増す。
  • ドライ成分を残したい場合(Y軸を下に移動)
    原音のダイナミクスを残しつつ圧縮を適用したい場合は、ポイントを下側に移動する。
    ナチュラルな印象を維持しながら、適度な厚みを加えることができる。
  • ポイントの動きに合わせた微調整
    圧縮が強すぎると感じたら、X軸を左に少し戻し、Y軸を下げてドライ成分を増やすとバランスが取りやすい。
    逆に、もっとパンチを出したい場合は、X軸を右に、Y軸を上に動かすと効果的。

オートゲイン&AGR機能で最適な音圧を得る方法

IHNY-2には、オートゲイン機能AGR(Adjusted Gain Reduction)メーターが搭載されており、圧縮をかけても音量バランスが崩れにくい設計になっています。

通常のコンプレッサーでは、圧縮の強さによって出力レベルが大きく変化し、適切な音量調整が必要ですが、IHNY-2では自動補正によって最適なバランスを維持できます。

それぞれの機能について、詳しく見ていきましょう。

  • オートゲイン機能で音量のばらつきを防ぐ
    圧縮を強くかけると、音が小さくなったり、逆に出力が大きくなりすぎたりすることがある。
    IHNY-2のオートゲイン機能は、圧縮後の音量を自動で補正し、ミックス全体のバランスを維持できる。
    手動で音量を調整する手間が省け、設定に集中しやすい。
  • AGRメーターで適切な圧縮レベルを確認
    AGR(Adjusted Gain Reduction)は、現在の圧縮量を数値で表示するメーター。
    強く圧縮すると値が大きくなり、弱めると小さくなる。
    適切な音圧を得るためには、-10〜-20の範囲を目安に設定すると、パンチ感を維持しながら自然な仕上がりになる。
  • 音圧を調整する際のポイント
    AGRメーターが-10より小さい場合は圧縮が足りず、サウンドにまとまりがない可能性がある。
    逆に、-20を超えると圧縮が強すぎて音がつぶれやすくなる。
    そのため、パッドの位置を微調整しながら最適な値をキープするとよい。
  • オートゲインが合わない場合の対処法
    場合によっては、オートゲインの補正が強すぎたり、弱すぎたりすることがある。
    そのときは、オートゲインスライダーを調整して、出力レベルを微調整するとバランスがとりやすい。

初めての設定ガイド!おすすめのプリセットとカスタマイズ

IHNY-2には、すぐに使える156種類のプリセットが用意されており、初心者でも簡単に理想のサウンドを作ることができます。

プリセットを選ぶだけで、ドラムやベース、ボーカルなどに適した圧縮設定が適用されるため、細かい調整をせずにプロのようなミックスを実現できます。

ここでは、初心者におすすめのプリセットと、そのカスタマイズ方法を紹介します。

  • 「Drum Buss Punch」プリセットでドラムに迫力をプラス
    ドラムバス全体の圧縮に適したプリセット。
    XYパッドを右上に少し動かし、圧縮を強めると、より一体感のあるサウンドになる。
  • 「Snare Snap」プリセットでスネアのアタックを強調
    スネアの立ち上がりを強調する設定。
    PUNCHノブを上げると、さらに明瞭なアタック感を得られる。
  • 「808 Fatness」プリセットでベースの太さを調整
    808系のベースに適した設定。
    XYパッドをやや左上に動かし、圧縮しすぎずにドライ成分を残すと、低音の存在感を保ちやすい。
  • 「Vocal Presence」プリセットでボーカルを際立たせる
    ボーカルトラックに透明感を与える設定。
    SHAPE機能を調整すると、高音域の抜け感が向上し、より明瞭なサウンドに仕上がる。
  • 「Mix Glue」プリセットで全体のまとまりを強化
    ミックス全体に軽く圧縮をかけ、各トラックを一体化させる用途に適している。
    XYパッドのY軸をやや下げ、ドライ成分を多めに残すと自然な仕上がりになる。

IHNY-2を使ってドラムにパンチと存在感を与える方法

Baby Audio「IHNY-2」ドラムにパンチと存在感を与える魔法!XYパッドで直感操作できる超攻撃的パラレルコンプレッサー|DTMプラグインセール

IHNY-2は、特にドラムトラックのパンチ感を強調するのに適したコンプレッサーです。

並列圧縮によって、アタックを維持しながら音圧を上げることができるため、ドラムの存在感を引き出しつつ、ミックス全体に馴染ませることができます。

ここでは、ドラムに最適な設定と調整のコツを紹介します。

  • XYパッドを右上に配置してパンチ感を強化
    圧縮を強め、ウェット成分を増やすことで、ドラムのインパクトが増す。
    キックやスネアのアタックを際立たせたい場合に効果的。
  • PUNCHノブを調整してアタック感を維持
    圧縮を強くするとアタックが失われやすいが、PUNCHノブを上げることでトランジェント(立ち上がり)を強調できる。
  • TILT機能で低音域と高音域のバランスを調整
    低域を圧縮しすぎるとキックの存在感が失われるため、TILTを使って低音を軽く抑えるとバランスが取りやすい。
    逆に、シンバルやハイハットを際立たせたい場合は、高音域を強調する設定にするとよい。
  • LO + HI-PRESERVE機能を活用し、特定の帯域を保護
    キックやスネアの特定の周波数を圧縮から除外することで、自然な響きを維持しながら全体の密度を高めることができる。
  • AGRメーターを確認しながら調整
    ドラムのパンチを保ちつつ、圧縮しすぎないようにするため、AGRの値を-10〜-20の範囲に収めるのが理想的。

キックとスネアのアタック感を強調する設定

キックとスネアは、リズムの中心となる重要な要素です。IHNY-2を使うことで、パンチのあるキックや、抜けの良いスネアを作ることが可能になります。

圧縮を適切に調整しながら、アタック感を維持することがポイントです。

キックとスネアのアタックを強調する具体的な設定方法を紹介します。

  • XYパッドを右上に動かして圧縮を強める
    ウェット成分を増やしながら、適度な圧縮を加えることで、音の密度を高める。
    特にスネアの「鳴り」を強調したい場合に効果的。
  • PUNCHノブを上げてアタックを強調
    圧縮が強くかかると、アタックが失われることがある。
    PUNCHノブを調整することで、キックのアタック感を保ち、スネアの立ち上がりを明瞭にすることができる。
  • TILT機能で帯域バランスを最適化
    キックの低音を強調したい場合は、TILTを低域寄りに設定し、高音域を抑える。
    逆にスネアを明るく抜けの良い音にしたい場合は、高域を強調すると効果的。
  • HARMONICSを加えて太さと存在感をアップ
    圧縮に応じて倍音を加えるHARMONICS機能を使うと、キックやスネアの厚みを増すことができる。
    特にスネアの「スナッピー感」を強調したいときに有効。
  • AGRメーターを確認しながら適切な圧縮量を調整
    圧縮しすぎると、音がのっぺりしてしまうため、AGRの値を-10〜-15程度に設定するのが理想的。
    アタック感を維持しながら、適度に音圧を上げる。

ドラムバス全体を強化する並列圧縮テクニック

ドラムバスにIHNY-2を適用すると、各ドラムパートを一体感のあるサウンドにまとめながら、パンチのある仕上がりにすることが可能です。

並列圧縮の特性を活かし、個々の音のダイナミクスを維持しつつ、全体の迫力をアップさせるのがポイントになります。

ドラムバス全体を強化するための具体的な設定方法を見ていきましょう。

  • XYパッドを中央やや右上に配置し、バランスをとる
    圧縮を強めすぎるとダイナミクスが失われ、弱すぎるとまとまりが出ない。
    XYパッドを右上に軽く動かし、適度なウェット成分を加えることで、バス全体の密度を上げる。
  • SHAPE機能を活用して低域と高域を際立たせる
    ドラム全体の抜けを良くするために、SHAPE機能をオンにすると「スマイリーEQカーブ」が適用され、低音と高音が強調される。これにより、キックの重量感とシンバルの明瞭さが向上する。
  • LO + HI-PRESERVEで特定の帯域を圧縮から守る
    キックの低音やシンバルの高音を圧縮から保護することで、過度な圧縮を避け、バランスの取れたミックスに仕上げることができる。
  • PUNCHノブを適度に上げ、アタック感を残す
    ドラム全体を圧縮すると、アタック成分が埋もれやすい。
    PUNCHを調整することで、スネアやキックのアタックを維持しつつ、まとまりのあるサウンドに仕上げることができる。
  • AGRメーターを-10〜-20に調整し、適切な圧縮レベルをキープ
    AGRの値が小さすぎると圧縮の効果が薄れ、大きすぎるとダイナミクスが失われる。
    -10〜-20の範囲で調整し、自然な圧縮を目指す

TILTとSHAPEで周波数バランスをコントロール

IHNY-2には、サウンドの周波数バランスを調整できるTILTSHAPEという便利な機能が搭載されています。

これらを活用することで、低音を引き締めたり、高音を際立たせたりと、ミックス全体のまとまりを向上させることが可能です。

それぞれの機能の役割と調整のポイントを詳しく見ていきましょう。

  • TILTを活用し、低音または高音の圧縮強度を調整
    TILTは、圧縮を低域寄りまたは高域寄りにシフトする機能
    たとえば、キックの重低音を残したい場合はTILTを低域側に、シンバルやスネアの抜けを良くしたい場合は高域側に調整するとよい。
  • SHAPEを使い、スマイリーEQカーブを適用
    SHAPEをオンにすると、低音と高音を持ち上げる「スマイリーEQカーブ」が適用される。
    これにより、ドラムの重量感とシンバルの明瞭さが増し、バランスの良いサウンドに仕上がる。
  • キックとベースを引き締めたい場合の設定
    低域をスッキリさせるために、TILTを低域寄りにしつつ、SHAPEを適度に加えると、余分な低音を削りながら厚みを保てる。
  • スネアやボーカルを際立たせたい場合の設定
    高音域の抜けを良くするために、TILTを高域寄りに調整。
    SHAPEを適用すると、ミックス全体の明るさが増し、透明感のあるサウンドになる。
  • ミックス全体のバランスをとる方法
    ドラムバスに適用する場合、TILTの調整を極端にしすぎると不自然になりやすい。
    SHAPEを適度に使いながら、TILTで微調整すると、より自然なバランスに仕上げることができる

ドラム以外にも使える?IHNY-2の応用テクニック

IHNY-2はドラム向けのコンプレッサーとして開発されていますが、ベース・ギター・ボーカルなどにも効果的に活用できます

並列圧縮の特性を活かし、音の厚みを増しながらダイナミクスを維持できるため、楽器ごとに適切な設定をすれば、幅広いミックスに対応できます。

各楽器にIHNY-2を適用する際のポイントを紹介します。

  • ベースに使用し、輪郭を際立たせる
    低音がぼやけやすいベースに対し、XYパッドを中央やや右上に設定すると、パンチ感が増し、ミックスの中でも明瞭に聴こえる。
    TILTを低域寄りにして、LO-PRESERVEを適用すれば、不要な圧縮を避けつつ、安定感のある低音を作れる。
  • エレキギターのコードストロークを厚くする
    ギターのコード演奏に並列圧縮を加えることで、ボディ感を増しつつダイナミクスを損なわないサウンドにできる。
    XYパッドをやや右上に配置し、SHAPEをオンにすると、高音の煌びやかさを強調しつつ、低域をしっかり支えるサウンドに仕上がる。
  • リードギターの抜けを良くする
    ギターソロやリードフレーズには、HARMONICSを適度に加えつつ、PUNCHを上げるとアタック感が増し、ミックスの中で埋もれにくくなる。
    XYパッドを右寄りにしすぎるとコンプレッションが強くなりすぎるため、AGRメーターを-10〜-15程度に収めるのが理想的。
  • ボーカルに使用し、存在感をアップ
    ボーカルトラックに並列圧縮を加えると、音量変化が滑らかになり、前に出てくるサウンドになる。
    XYパッドを中央やや上に配置し、TILTを高域寄りに調整すると、抜けの良いボーカルを作れる。
    さらに、HARMONICSを加えることで、アナログ的な温かみをプラスできる。
  • ピアノやシンセの厚みを増す
    ピアノやパッド系シンセには、XYパッドをやや右上に設定し、圧縮しすぎない範囲でSHAPEをオンにすると、低域と高域の広がりが強調され、豊かな響きを作ることができる。

ベースの輪郭を際立たせる設定とは

ベースはミックスの土台となる重要な楽器ですが、音が埋もれたり、低音がぼやけたりしやすいのが課題です。

IHNY-2を使うことで、低音の厚みを保ちつつ、輪郭を際立たせることが可能になります。

並列圧縮を適用すれば、ダイナミクスを維持しながら音の一貫性を高められるため、よりタイトなベースサウンドを作ることができます。

ベースの明瞭さを引き出すための具体的な設定を紹介します。

  • XYパッドを中央やや右上に配置し、適度な圧縮をかける
    圧縮を強めすぎると低音がつぶれてしまうため、XYパッドをやや右上に設定し、適度なウェット成分を加えることで、ベースラインの安定感を向上させる。
  • TILTを低域寄りに調整し、不要な高音圧縮を避ける
    ベースの輪郭をしっかり出したい場合、TILTを低域側に調整することで、高音域の不要な圧縮を防ぎ、低音の厚みを維持することができる。
  • LO-PRESERVEを活用し、超低域のダイナミクスをキープ
    圧縮の影響で低音の響きが弱くならないように、LO-PRESERVEを有効にすると、キックとのバランスを保ちながら、しっかりとした土台を作れる。
  • PUNCHノブを適度に上げ、アタック感を強調
    指弾きやスラップ奏法のニュアンスを強調したい場合は、PUNCHを上げることで、ベースのアタックを明瞭にし、ミックス内で存在感を増すことができる。
  • HARMONICSを加えて、倍音を強調しつつ音抜けを良くする
    HARMONICSを適度に加えることで、ベースにアナログ的な温かみをプラスしつつ、抜けの良いサウンドに仕上げることができる。
  • AGRメーターを-10〜-15に設定し、適切な圧縮レベルをキープ
    圧縮が強すぎると、ダイナミクスが失われてしまうため、AGRメーターを-10〜-15程度に調整するのが理想的。
    これにより、タイトで明瞭なベースサウンドが得られる。

ギターやシンセに適したIHNY-2の活用法

IHNY-2は、ドラムやベースだけでなく、ギターやシンセにも効果的に使用できます

並列圧縮を活用することで、音の厚みを増しながら、ダイナミクスを損なわずにバランスの取れたサウンドを作ることが可能です。

特に、コードストロークやリードギター、シンセパッドの透明感を維持しつつ存在感を強調するのに適しています。

ギターやシンセでIHNY-2を活用する際のポイントを見ていきましょう。

  • エレキギターのコードストロークを厚くする
    ギターのコード演奏に並列圧縮を加えることで、音のまとまりが良くなり、力強いサウンドになる。
    XYパッドをやや右上に設定し、PUNCHを上げると、リズムのノリが強調され、コードの粒立ちが良くなる
  • リードギターの抜けを良くする
    ソロやメロディラインを際立たせるには、PUNCHを上げてアタック感を出し、HARMONICSを適度に加えることで、艶やかで前に出るサウンドを作ることができる。
    XYパッドを中央やや右寄りに設定し、ウェット成分を程よく加えると効果的。
  • クリーンギターの透明感を維持しながら圧縮を加える
    クリーンサウンドにコンプレッションを加えすぎると不自然になるため、XYパッドをやや左寄りに設定し、TILTを高域寄りに調整することで、温かみのあるサウンドをキープしながら、輪郭をはっきりさせることが可能
  • シンセパッドをよりリッチなサウンドに仕上げる
    シンセパッドの厚みを出したい場合、XYパッドを右上に動かしつつ、SHAPEをオンにして低域と高域を持ち上げると、広がりのあるサウンドになる。
  • シンセベースをよりタイトにまとめる
    シンセベースがミックスの中で埋もれないようにするため、LO-PRESERVEを活用しながら、PUNCHを加えてアタックを強調する。XYパッドをやや右上に配置し、圧縮を適度にかけると、タイトで引き締まったベースラインが作れる。
  • HARMONICSでアナログ感を加える
    デジタルシンセやクリーンなギターに、少しアナログ感を加えたい場合は、HARMONICSを適度に上げると、温かみのある倍音が加わり、サウンドに深みが生まれる

ボーカル処理にも使える?パラレルコンプレッションの効果

IHNY-2は、ボーカルトラックにも効果的に活用できます。ボーカルに並列圧縮を適用することで、ダイナミクスを保ちつつ音量のばらつきを抑え、前に出るクリアなサウンドに仕上げることができます。

特に、ポップスやロック、エレクトロ系の楽曲では、ボーカルの一貫性を持たせながら、存在感を強調するのに役立ちます。

ボーカルにIHNY-2を適用する際のポイントを見ていきましょう。

  • XYパッドを中央やや上に配置し、ナチュラルな圧縮をかける
    ボーカルのニュアンスを保ちつつ、一定の音圧をキープするため、XYパッドを中央やや上に設定する。
    圧縮を強めすぎると息づかいや細かい表現が失われるため、適度なウェット成分を加えるのが理想的。
  • PUNCHを上げてアタック感を強調
    パーカッシブな発音を明瞭にするため、PUNCHを適度に上げる。
    これにより、子音の立ち上がりがシャープになり、ミックスの中で埋もれにくくなる。
  • TILTを高域寄りに調整し、抜けの良いボーカルを作る
    ボーカルをより前に出したい場合、TILTを高域寄りに調整すると、透明感が増し、ミックスの中で抜けの良いサウンドになる。
    逆に、ウォームな雰囲気を出したい場合は、低域寄りに調整することで、落ち着いたトーンを作ることも可能。
  • HARMONICSを加え、アナログ的な温かみをプラス
    クリアなボーカルに温かみを持たせたい場合、HARMONICSを少し上げると、自然なサチュレーション効果で、ボーカルに厚みが加わる
  • SHAPEをオンにして、ボーカルの周波数バランスを整える
    SHAPEを有効にすると、低域と高域が持ち上げられ、モダンな明るいボーカルサウンドを作るのに適している
  • AGRメーターを-10〜-15に設定し、圧縮のかかりすぎを防ぐ
    ボーカルが不自然に圧縮されるのを防ぐため、AGRメーターを-10〜-15の範囲に収めるのが理想的。

IHNY-2の実力検証!ほかのコンプレッサーと比較

IHNY-2は並列圧縮に特化したユニークなコンプレッサーですが、ほかの有名なコンプレッサープラグインと比べて、どのような違いや強みがあるのか気になるところです。

ここでは、Waves、FabFilter、Universal Audioなどの代表的なコンプレッサーとIHNY-2を比較し、それぞれの特徴を整理していきます。

IHNY-2が他のコンプレッサーと異なるポイントを見ていきましょう。

  • XYパッドによる直感的な操作性
    一般的なコンプレッサーはスレッショルドやレシオなどの数値を細かく調整する必要があるが、IHNY-2はXYパッドを動かすだけで、圧縮量とドライ/ウェットのバランスを同時に調整できる
    これにより、初心者でも簡単に適切な設定ができる。
  • 並列圧縮が内部処理で完結
    ほかのコンプレッサーで並列圧縮を行うには、通常2つのトラックを作成し、片方にコンプレッサーを適用してブレンドする必要がある
    しかし、IHNY-2はプラグイン内で自動的にドライ/ウェットを処理するため、余計な手間がかからない。
  • PUNCH、HARMONICS、SHAPEなどの音作り機能が充実
    WavesやFabFilterの一般的なコンプレッサーと比較して、IHNY-2にはPUNCHやHARMONICSなど、音の質感を積極的に変化させる独自機能が搭載されている。
    これにより、コンプレッションのかかり方を細かくカスタマイズできる。
  • 自動ゲイン補正(AGR)で適切な音圧をキープ
    ほとんどのコンプレッサーは、圧縮をかけると音量が変化するため、手動でゲインを調整する必要がある
    IHNY-2はAGRメーターを確認しながら最適な圧縮量をキープできるため、出力レベルを一定に保ちやすい。
  • CPU負荷が軽めで動作がスムーズ
    一部の高性能コンプレッサー(特にUniversal Audioのプラグイン)は、サウンドクオリティが優れているがCPU負荷が高くなりやすい
    IHNY-2は比較的軽量な設計で、リアルタイムでの操作がスムーズに行えるのも強み。

IHNY-2を使うべきシチュエーションとは

IHNY-2は、並列圧縮を活用することでパンチ感や音圧を向上させながら、ダイナミクスを自然に保つことができるコンプレッサーです。

特に、音の勢いを損なわずにパワフルなサウンドを作りたい場面で効果を発揮します。

ここでは、IHNY-2が特におすすめなシチュエーションを具体的に紹介します。

  • ドラムのパンチを強調したいとき
    キックやスネアのアタックを際立たせながら、全体の音圧を上げるのに最適。
    PUNCH機能を活用することで、圧縮してもアタック感を失わず、迫力のあるドラムサウンドを作れる。
  • ベースの存在感を高めたいとき
    低音の輪郭をはっきりさせつつ、ミックスの中で埋もれないベースを作るのに効果的。
    LO-PRESERVEを使えば、超低域の厚みを保ちながら適度に圧縮できる。
  • ギターやシンセをミックス内で馴染ませたいとき
    リズムギターやシンセパッドに適度な並列圧縮を加えることで、音の密度を増しつつ、ほかの楽器とバランスよく馴染ませることができる。
  • ボーカルを前に出したいとき
    ボーカルトラックに並列圧縮を適用すると、音量のバラつきを抑えつつ、ダイナミクスを維持したナチュラルなサウンドに仕上げられる。
    PUNCHを加えることで、言葉の輪郭をより明瞭にできる。
  • ミックス全体にまとまりを持たせたいとき
    ドラムバスやミックスバスにIHNY-2を適用すると、トラックごとのバラつきを抑え、統一感のある仕上がりになる。
    SHAPEを使えば、低域と高域を適度に持ち上げ、クリアなサウンドを実現できる。
  • 素早く理想のサウンドを作りたいとき
    XYパッドを動かすだけで適切な圧縮設定ができるため、時間をかけずに直感的にサウンドメイクが可能。
    特に、ミックスの最終段階で微調整をしたいときに便利。

システム要件

IHNY-2は、多くの主要なDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)で動作するプラグインですが、使用する環境によってはシステム要件を満たしている必要があります

特に、CPU負荷を抑えながら快適に動作させるためには、推奨スペックを確認しておくことが重要です。

IHNY-2の対応環境について、詳細を見ていきましょう。

  • 対応OS
    • Mac:macOS 10.7以降(Catalina、Big Sur、Monterey、M1/M2チップ対応)
    • Windows:Windows 7以降(64bit対応)
  • 対応プラグインフォーマット
    • VST
    • VST3
    • AU(Audio Units)
    • AAX(Pro Tools対応)
  • 対応DAW(主要な動作確認済みソフト)
    • Ableton Live
    • Pro Tools
    • Logic Pro
    • FL Studio
    • Cubase
    • Nuendo
    • Reaper
    • Reason
    • その他VST/AU/AAXに対応したDAW
  • CPU負荷と推奨スペック
    • IHNY-2は軽量な設計ながら、2x/4xのオーバーサンプリング機能を使用するとCPU負荷が増加するため、安定した動作のためにマルチコアCPU(Intel i5以上、またはM1/M2チップ)を推奨
    • RAMは8GB以上推奨(大規模なプロジェクトで使用する場合は16GB以上が理想的)。
  • インストールとライセンス認証
    • インストールファイルは、公式サイト(babyaud.io/downloads)からダウンロード可能
    • 購入時に発行されるシリアルキーを入力し、オンライン認証を行うことでアクティベーション完了
    • トライアル版は60秒ごとに5秒間の無音が挿入される制限付き

まとめ:Baby Audio「IHNY-2」ドラムにパンチと存在感を与える魔法!XYパッドで直感操作できる超攻撃的パラレルコンプレッサー

この記事では、IHNY-2の特徴や使い方、活用シチュエーションについて詳しく解説しました。

IHNY-2は、並列圧縮を簡単に適用し、パンチのあるサウンドを素早く作れるコンプレッサーです。

特に、ドラムやベース、ボーカルの存在感を強調したい場面で力を発揮します。

  • ドラムやベースにパンチ感を加えたい人
  • 並列圧縮を手軽に適用したい人
  • ミックス全体にまとまりを持たせたい人
  • 初心者でも簡単に扱えるコンプレッサーを探している人
  • プロのような音圧を短時間で得たい人

IHNY-2は、直感的なXYパッド操作や独自のPUNCH・HARMONICS機能を備えており、ミックスにダイナミクスを残しながら、アグレッシブな圧縮を加えることが可能です。

初心者からプロまで幅広く活用できるプラグインなので、気になった方はぜひ試してみてください。

価格:$99.00

>>>IHNY-2の販売ページはコチラ

>>>その他Baby Audio製品はコチラ

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