Eventide「H3000 Factory Mk II」ピッチシフター、ディレイ、モジュレーションの最高峰！600以上のプリセット、MIDI制御、19波形のファンクションジェネレーター搭載で音楽制作の限界を超える究極のマルチエフェクト

音に“深み”や“個性”を加えたいとき、頼れるのが優秀なエフェクトプラグイン。

中でもEventideの『H3000 Factory Mk II』は、伝説的ハード「H3000」をDAW環境で再現した、まさにマルチエフェクトの最高峰です。

ピッチシフター、ディレイ、モジュレーションを自在に組み合わせられる18ブロック構成に加え、600以上のプリセットや19波形のファンクションジェネレーターを搭載。

この記事では、その機能や魅力、活用法までをわかりやすく解説します。

「もっと音にこだわりたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてください。

H3000 Factory Mk IIとは？その魅力をわかりやすく解説

Eventide H3000 Factory Mk IIは、1980年代の名機「H3000 Ultra-Harmonizer」をもとに、当時のサウンドアルゴリズムや質感を現代のDAW環境で再現したプラグインです。

単なる復刻ではなく、モジュール構成や操作性を強化することで、現代の制作現場にもフィットする柔軟なツールへと進化しています。

音楽制作はもちろん、映像やゲームのサウンドデザインなど、幅広い場面で“音に個性”を加えることができる点が最大の魅力です。

• ピッチシフト機能では、
  ±1200セント（1オクターブ）までの精密な音程変化が可能。
  たとえばボーカルを1オクターブ下げて重厚感を出したり、微細なデチューンでコーラス感を加えることができます
• ディレイブロックはテンポ同期に対応しており、
  Beat Grid上で視覚的に遅延タイミングを調整可能。
  4分音符ディレイや複雑なリズムパターンも直感的に構築できます
• フィルターブロックでは、
  バンドパス／ローパス／ハイパスを選択でき、最大Q=1000までの極端なレゾナンスも設定可能。
  音に鋭さやうねりを加える過激な音作りも思いのままです
• LFOやエンベロープを使ったモジュレーションでは、
  エフェクトパラメータをリアルタイムで変化させられます。
  例えば、LFOでピッチを周期的に揺らし、独特のビブラート効果を作成可能
• 600以上のプリセットには、
  実際の楽曲制作で使える具体的なエフェクトチェーンが用意されており、「エレキギターのワイドステレオ化」「パッド音源の空間拡張」「ドラムのグリッチ化」などがワンクリックで適用できます

Eventide「H3000 Factory Mk II」の価格

H3000 Factory Mk IIの主な機能を徹底解剖

H3000 Factory Mk IIは、ただの“多機能エフェクト”ではなく、音作りを“自由に構築するためのシステム”のような存在です。

18個のエフェクトブロックを自由に接続し、それぞれをMIDIやモジュレーションで動的に制御できるため、通常のプラグインでは難しい複雑な音響処理も簡単に実現できます。

こうした構成により、空間演出から音響実験まで、目的に応じて自在な音作りが可能です。

• 18種類のブロック（ピッチシフト、ディレイ、フィルター、アンプモジュレーションなど）を好きな順番で配置可能。
  接続順や構成次第で、同じエフェクトでも全く異なる効果を生み出せます
• 各ブロックには「Mod」入力があり、
  LFOやエンベロープ、Soft Key、MIDIなどからモジュレーションをかけられるため、時間的に変化する音や複雑な動きを簡単に作れます
• ファンクションジェネレーターでは、
  19種類の波形（サイン波、ノコギリ波、ランダム、ステップなど）を使用でき、たとえば一定周期でピッチを揺らしたり、パラメータにランダムな動きを加えることも可能です
• Side Chain入力を使えば、
  外部オーディオ信号に反応してモジュレーションを発動する設定も可能。
  ボーカルに合わせて他のトラックを自動的に下げる“ダッキング”のような効果が作れます
• 「Soft Key」機能では、
  複数のパラメータを1つの仮想ノブでコントロールできるため、ライブでのリアルタイム操作や自作プリセットの使い勝手を大きく向上させることができます

H3000 Factory Mk IIの使い方：プリセットと活用例

H3000 Factory Mk IIには、600種類以上のプリセットが収録されており、ジャンルや楽器別に多彩なエフェクトが用意されています。

初心者でもすぐに高品質な音を適用でき、上級者はそこからカスタマイズして自分だけの音を作り込むことができます。

どんな音楽スタイルでも使いやすく、特に“空間演出”や“音に動きを与える処理”に強みがあります。

• 「Wide Guitar」などのステレオ広がり系プリセットでは、
  ディレイとピッチを組み合わせることでエレキギターを立体的に聴かせることが可能
• 「Ambient Pad」系プリセットでは、
  複数のディレイやフィルターを組み合わせて、浮遊感のある音響空間を作り出す。シンセやストリングスに最適
• 「Glitch FX」系では、
  短いディレイやピッチ変調をLFOで揺らすことで、ノイズ的な効果音や実験的サウンドを瞬時に生成できる
• ボーカル用の「Vocal Doubler」プリセットでは、
  微細なピッチとディレイの変化で自然なダブリング効果を加え、厚みのある歌声に仕上げられる
• 「Dynamic Repeater」などのダイナミック系プリセットは、
  エンベロープやサイドチェインを利用して、音量に応じた変化やリズム感のあるエフェクトを付与可能

DAWとの連携・操作性はどうか？実用面をレビュー

H3000 Factory Mk IIは、単に音が良いだけでなく、制作現場で“ストレスなく使える”設計がされています。

GUIは視認性が高く、モジュールの接続もドラッグ操作で完結。

さらに、各種パラメータはすべてDAWからオートメーション可能で、細かな表現も思い通りに実現できます。

このことから、曲中でのリアルタイム変化やライブ演奏における操作性の高さも大きな魅力です。

• GUIは拡大・縮小が可能で、
  表示領域を自由に調整できるため、解像度の違うモニター環境でも快適に操作可能
• モジュール同士の接続はクリック＆ドラッグで行い、
  接続先ごとに色分けされるケーブル表示で視覚的にルーティングを把握しやすい
• 各パラメータはDAWのオートメーションに完全対応しており、
  時間変化するフィルターの動きやディレイタイミングの調整も直感的に記録可能
• 「スナップショット機能」により、
  1つのプリセット内に最大32のバリエーションを保存でき、場面に応じて瞬時に切り替えることができる
• Soft Keyの値を1つのMIDIノブにアサインすることで、
  複数のエフェクトパラメータを一括制御でき、ライブパフォーマンスや実験的なサウンドにも柔軟に対応

H3000 Factory Mk IIはどんな人におすすめか

H3000 Factory Mk IIは、単なる“高機能なマルチエフェクト”ではなく、音作りの自由度と創造性を求める人にこそフィットするプラグインです。

特に、既存のエフェクトチェーンでは満足できない方や、自分だけのサウンドを構築したい方にとっては、他にはない魅力があります。

また、操作性も直感的なので、初心者でも安心して導入できる設計になっています。

• プリセットを呼び出すだけで高品質なサウンドが完成するため、
  エフェクトに詳しくない初心者でもすぐに扱える
• 音楽ジャンルを問わず使用でき、
  特にアンビエント、エレクトロ、ロック、ポップス、劇伴など、空間演出を重視するシーンで威力を発揮
• サウンドデザイナーや映像系の効果音制作者にとっては、
  LFOやファンクションジェネレーターを活用した“動きのある音”作りがしやすく、細かな表現にも対応
• 他社プラグインにはない「モジュールを自由に組み合わせる構造」によって、
  独自のルーティングやエフェクト設計ができるため、実験的なアプローチにも向いている
• MIDIコントローラーやソフトキーとの連携で、
  ライブパフォーマンスやリアルタイム操作が求められる環境にも適応可能

H3000 Factory Mk IIで実現できる音作りのアイディア集

H3000 Factory Mk IIは、ただの“プリセット再生ツール”ではありません。

LFO、エンベロープ、ファンクションジェネレーター、さらにはサイドチェインやSoft Keyといった柔軟な制御機能を組み合わせることで、他では実現できない音作りが可能になります。

こうして、ジャンルを問わず“表現力のある音”を手に入れたい人にとって、非常に強力な選択肢となります。

• アンビエント音楽での利用例：
  複数のディレイとフィルターを直列接続し、LFOでゆっくり揺らすことで、浮遊感のある空間系パッドが完成
• グリッチ系エフェクトの構築例：
  短いディレイに高Qのフィルターを組み合わせ、LFOでテンポ同期させると、ビートに追従する実験的なノイズエフェクトが生成できる
• サイドチェイン活用法：
  ボーカルをサイドチェイン入力として使用し、その他のトラックに対して自動的なダッキングや空間制御を加えることが可能
• ピッチとディレイの複合効果：
  微細なピッチシフトとステレオディレイを組み合わせることで、自然なダブリングや立体感のあるコーラス効果を演出
• ファンクションジェネレーターの応用：
  ランダム波形を用いてパラメータに予測不能な変化を加えることで、動きのある背景音や演出効果に変化を与える

実機との比較とユーザーの声から見るH3000 Factory Mk IIの実力

H3000 Factory Mk IIは、単なる“エミュレーション”ではありません。

実機H3000のサウンドアルゴリズムだけでなく、AD/DA変換の質感やフィルターの挙動まで忠実に再現しており、オリジナルのファンからも高く評価されています。

一方で、プラグイン化により得られたメリットも多く、モダンな制作環境に適した仕様となっている点も見逃せません。

• 実機H3000に搭載されていたアナログ変換のキャラクターをソフトウェア上で再現。
  とくにフィルターのレゾナンスやピッチの滑らかさにおいて“あの音”が感じられると好評
• 実機と比べて圧倒的に省スペースかつ低コストで導入できるため、
  ホームスタジオや個人クリエイターにも手が届く存在になった
• 一部のユーザーからは
  「操作に慣れるまで時間がかかった」という声もあるが、UIが改善されて以降は直感的に扱えるという意見が多い
• スナップショット機能や600以上のプリセットにより、
  実機にはなかったスピード感でアイディアを展開できるようになったという評価が目立つ
• 海外ユーザーからは
  「ソフトウェアでこれだけ深いモジュレーションができるとは思わなかった」「もはやH3000以上」といったコメントも見られ、評価は非常に高い

システム要件

H3000 Factory Mk IIは高機能なプラグインでありながら、一般的なDTM環境で快適に動作するよう設計されています。

ただし、使用するにはいくつかの最低条件を満たす必要があります。

特にiLokアカウントの有無やDAWの対応形式は事前に確認しておくと安心です。

制作環境やOSの種類に応じて正しくセットアップすることで、安定した動作と高音質のエフェクト処理が可能になります。

• OSの対応状況
  • Windows：10以降（64bit）
  • macOS：10.14 Mojave以降（Intel / Apple Silicon 両対応）
• 対応プラグインフォーマット
  • AAX（64bit）
  • VST2 / VST3（64bit）
  • Audio Units（64bit）※Macのみ
• iLokライセンスについて
  • iLokアカウントが必要（物理ドングルは不要）
  • オンライン認証またはクラウド認証に対応
• 動作確認済みのDAW（例）
  • Ableton Live
  • Logic Pro
  • Cubase
  • Pro Tools
  • Studio One など
• インストール時の注意点
  • プリセットファイル（.tide形式）はOSごとに決まったフォルダへ保存される
  • DAW独自のプリセット保存機能ではなく、H3000の専用プリセットバーを使用するのが推奨

まとめ：Eventide「H3000 Factory Mk II」ピッチシフター、ディレイ、モジュレーションの最高峰！600以上のプリセット、MIDI制御、19波形のファンクションジェネレーター搭載で音楽制作の限界を超える究極のマルチエフェクト｜DTMプラグインセール

今回の記事ではこんなことを書きました。
以下に要点をまとめます。

• H3000 Factory Mk IIは、
  伝説的なハード「H3000」のアルゴリズムを再現したプラグイン
• 18のエフェクトブロックを
  自由に組み合わせることで、柔軟かつ強力な音作りが可能
• ピッチ、ディレイ、モジュレーションに加え、
  モジュレーションソースやSoft Keyなどの制御機能も充実
• 600以上のプリセットやスナップショット機能により、
  即戦力としてすぐに活用できる
• 実機との再現性も高く、
  音質面・操作面の両方で多くのユーザーに評価されている

このように、H3000 Factory Mk IIは単なるマルチエフェクトではなく、音楽制作に新たな発想と可能性をもたらす“音の設計ツール”です。

「音にもう一歩踏み込んだ表現をしたい」と感じている方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。