
音にもうひと味ほしい…
そんなときに頼れるのが、Safari Pedals の『Gorilla Drive』
この記事では、Gorilla Driveの機能や活用法、どんな人におすすめなのかを詳しく解説していきます。
Gorilla Drive by Safari Pedals :荒々しくも温かいヴィンテージサウンドを手に入れるプラグイン

Safari Pedals がリリースした「Gorilla Drive」は、ヴィンテージ感あふれるプリアンプとジャーマニウム・オーバードライブを融合したオーディオプラグイン。
シンプルな操作性ながらも、トラックに奥行きやキャラクターを加えたいクリエイターにとっては見逃せない一本です。
以下に、Gorilla Drive の特長と魅力を詳しくご紹介します。
Gorilla Driveの主な特徴

シルキーで滑らかなプリアンプエミュレーション
- 温かみのあるサウンドを再現するプリアンプ回路を忠実にエミュレート
- 滑らかで耳馴染みの良い質感が得られる
ジャーマニウム・オーバードライブ
- アナログ機材に使われていたジャーマニウムトランジスタによるサチュレーション
- デジタルでは再現しにくい”粗さ”と”太さ”をプラス
Tone Tilt EQ(ユニークなトーン調整)
- 1つのノブで低音から高音までをシームレスにコントロール
- 低域ブースト → 高域ブーストを直感的に切り替え可能
- “バナナ・クレイジーなトーンシフター”という異名を持つユニークな設計
Input & Output ノブによるドライブ調整
- 入力ゲインと出力レベルを別々に設定可能
- 入力を上げることでより深いサチュレーションとハーモニクスを得られる
- 出力でレベルを整えながら好みの「ゴリラファンク」サウンドを作成
ブレンドノブ
- 原音(ドライ)とエフェクト音(ウェット)をミックス
- サチュレーションを加えつつ、音の輪郭やダイナミクスを維持
オートゲイン機能
- 入出力レベルを自動調整し、モニタリング中の耳疲れを軽減
- トーンメイクに集中できる環境を提供
フェーズボタン(180度反転)
- パラレル処理時に便利なフェーズ反転機能を搭載
シンプルで直感的なGUI
- 必要最低限のノブだけで構成されたインターフェース
- 初心者でも迷わず使い始められる設計
Gorilla Driveの使い方・活用法

「Gorilla Drive」は、ただのサチュレーションプラグインではありません。
用途によって柔軟に使い分けることができる、多機能で直感的なツールです。
ここでは、実際の音楽制作やミックスの現場でどのように活用できるのか、シチュエーション別にご紹介します。
- ドラムトラックに“パンチ”と“厚み”を追加
・キックドラムに適度なドライブを加えることで、サブ帯域に存在感が生まれ、ミックスで埋もれにくくなる
・スネアに少しだけサチュレーションをかけることで、倍音が増えスナップ感や空気感がアップ
・ハイハットに使うと、ザラつきのあるアナログ的な質感が加わり、よりリアルに感じられる - ベースラインを“立たせる”
・ブレンドノブを活用し、原音のパワーを残しつつ中域〜高域に倍音を付加することで、抜けの良いサウンドに
・トーンEQを使ってローエンドを強調し、ラウドなトラックにも埋もれない土台を形成 - ボーカルに“質感”を加える
・うっすらとサチュレーションを加えることで、ボーカルの声質に温かみと個性が出る
・過度に加工しすぎずにキャラクターを出したいときに最適 - ギターの“抜け”を改善する
・エレキギターのライン録音音源に、リアンプのような効果を簡単に追加可能
・特にソロやアルペジオに使うと、歯切れの良さやピッキングニュアンスが際立つ - サウンドデザインで“未知の音”を作る
・ブレンドノブとフェーズ反転を組み合わせることで、奇抜なテクスチャや空間系エフェクトの前段処理として活用可能
・フィールドレコーディング素材やノイズ系サンプルを大胆に変化させたいときにおすすめ - マスタリングやバス処理にも使える柔軟性
・グループトラック全体にわずかに使うと、統一感と暖かみが得られる
・オートゲイン機能により、音量バランスを崩すことなく安全に試行錯誤できる
Gorilla Driveがおすすめな人
「Gorilla Drive」は、見た目のシンプルさとは裏腹に、音作りにおける柔軟性と独自性を持ち合わせたプラグインです。
どんな人に特におすすめかを整理してみました。
以下のいずれかに当てはまる方は、きっとこのプラグインの恩恵を受けられるはずです。
- アナログライクな音の質感を手軽に取り入れたい人
・ハードウェアを持っていないけど、温かみのあるサチュレーションを求めている
・デジタル臭さを軽減して、音に“ぬくもり”を加えたい人に最適 - ミックスで音が埋もれてしまうのが悩みの人
・中低域が弱くて存在感が出ない
・倍音や音の厚みを足して“前に出る音”を作りたい人 - スピーディーに音作りしたい人
・トラックメイク中に迷いたくない
・シンプルなUIで直感的に効果を得たい人にぴったり - 多用途に使えるサチュレーターを探している人
・ドラムやベースだけでなく、ボーカルやギター、さらにはバス処理にも活用したい
・ひとつのツールでいろんな音源に対応したい人に向いている - “普通”では物足りないと感じる人
・ちょっとクセのある音、個性的なキャラクターを求めている
・音楽や映像制作で、他と違うサウンド演出をしたい人 - サウンドデザインにも力を入れたい人
・既存の音に変化を加えたい
・効果音やBGM制作で“思いもよらない質感”を加えたい人
システム要件と対応フォーマット
- 対応OS
- macOS 10.15以上(11推奨)
- Windows 8以上(64bit)
- 対応プラグイン形式
- VST3
- AU(Macのみ)
- AAX
- 最低動作環境
- Intelデュアルコア(または同等のAMDプロセッサ)1GHz以上
- メモリ4GB以上
- その他
- 1ライセンスで最大3台のPCにインストール可能
- Windows環境では手動でのVST3/AAX配置が必要な場合あり
まとめ:Safari Pedals「Gorilla Drive」音がこもる・薄い・抜けない…そんな悩みを解決するサチュレーション!トラックにアナログの温かみと個性を与え、ボーカルにもベースにも効く“音のキャラクター付け”プラグインの決定版|DTMプラグインセール
Safari Pedals の Gorilla Drive は、単なる「音を太くする」プラグインではありません。
トラックに生命を吹き込み、サウンドに個性を与えるためのクリエイティブな道具です。
・Gorilla Driveは、温かみのあるプリアンプとジャーマニウム・オーバードライブを組み合わせたプラグイン
・Tone Tilt EQやブレンドノブ、オートゲインなど機能はシンプルながら実用性抜群
・ドラム、ベース、ボーカル、ギター、サウンドデザインまで幅広く活用可能
・初心者でも使いやすく、直感的なUIで音作りに集中できる
・音に独特なキャラクターを加えたい人や、ミックスで抜けの悪さに悩んでいる人におすすめ
以上のように、Gorilla Driveは「音に何かを足したい」と感じた瞬間に真価を発揮するツールです。
クセのある音が欲しい人も、自然な倍音で厚みを足したい人も、ぜひ一度使ってみてください。
今すぐあなたの制作環境に、Gorilla Driveという“野生のキャラクター”を加えてみてはいかがでしょうか。
