
ギターの音作りにおいて「キャビネットIR選び」はサウンドの命とも言えます。
ML Sound Labが提供する「Free Premium IR」は、プロ仕様の音質を体感できる本格的な無料IRパックです。
「IRって何が違うの?」という方も、ソリッドステートとチューブの違い、AI対応の最新モデルまで一気に試せる内容になっています。
CONTENTS
Free Premium IR:ML Sound Labの無料IRファイル
ギタートーンを本格的に追求する中で、Impulse Response(IR)は欠かせない存在になっています。
今回は、ML Sound Labが無料で提供している「Free Premium IR」について、どんな内容なのか、何が入っているのかを詳しく解説していきます。
Free Premium IRの基本情報
この「Free Premium IR」は、以下のようなスペックで制作された高品質なキャビネットIRサンプルです。
- 元となるキャビネット:Mesa Boogie™ Traditional 4×12
- 使用マイク:
- Shure™ SM57
- Royer™ R121
- 収録フォーマット:
- 48kHz / 24-bit / 200msの高解像度
このような環境で収録されたIRは、リアルで奥行きのあるギターサウンド再現に最適です。
Free Premium IRに含まれるファイル一覧とその詳細
Free Premium IRをダウンロードすると、以下の複数のファイルが同梱されています。
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
ML IR Color Calibrated
- ML Sound Lab独自のIR方式を使用したキャリブレーション済みIRファイル
- リアルで一貫性のある音を目指した「正しい」キャプチャ方法
- モデリングの精度が高く、プロ仕様のIR制作に用いられる手法
ML IR With Solid State Color
- 一般的なIR制作で用いられるトランジスタアンプの特性を活かしたIR
- ソリッドステート(半導体)アンプの音色特性が再現されている
- 多くの無料IRで使われている手法に近い仕上がり
ML IR With Tube Color
- 真空管アンプを使ってキャプチャしたIR
- ML独自のキャリブレーションは行っていないバージョン
- キャリブレーションなしでのチューブアンプらしさが色濃く出るサウンド
ML NAM AI Cab(for NAM Plugin)
- AIベースのプラグイン「NAM(Neural Amp Modeler)」に最適化されたIR
- MLがキャリブレーション済みで作成したAI用キャビネットIR
- NAMユーザーにとって、即戦力のIRファイルとして活用可能
Solid State Color & Tube Color(単体ファイル)
- パワーアンプのキャラクターを再現したIRファイル
- 単体で使うことで、アンプの音色に「色」を加える用途にも使える
- 自分のIRと組み合わせてトーンに変化を加えるのにも適している
無料でここまで試せる理由とは?
ML Sound Labは、単なる「お試し用」ではなく、プロフェッショナルにも通用するクオリティのIRを無料で提供しています。
その目的は以下のように考えられます。
- 同社独自のキャリブレーション方式の違いを体感してもらう
- ソリッドステートとチューブの音の違いを比較して学べる機会を提供
- NAMなどのAIベースのアンププラグインとの相性を実感してもらう
無料とはいえ、トーンの作り込みにおいてかなり実践的な内容です。
まとめ:ML Sound Lab「Free Premium IR」IR初心者でも違いが体感できる!チューブとソリッドステートの音の違い・キャリブレーション済みIRの凄さ・NAM対応の高精度AIキャビネットまでを無料で試せる超実践パック|DTMプラグインセール
IRファイルは膨大な種類があり、何を選べばいいか迷うことも多いですが、ML Sound LabのFree Premium IRはその基準として最適なサンプルです。
- 高品質な機材とプロの手によるキャプチャ
- キャリブレーションの有無による音の違いが分かる
- トランジスタ/チューブそれぞれの色味を比較できる
- NAM対応のAI用IRも含まれていて応用性が高い
「もっといいギタートーンを作りたい」「IR選びの基準が分からない」という方にとって、まず試して損はないコンテンツです。
