
幻想的で人間味のある「声」を、楽曲の一部として自然に取り入れたい。
Ethereal Vocal Collection は、そんな制作ニーズに応えるボーカル音源コレクションです。
メロディとしても、空気感としても使える声が、楽曲の世界観を静かに広げます。
Ethereal Vocal Collection:ボーカル特化型の音源コレクション

Ethereal Vocal Collection は、映画音楽やゲーム音楽、アンビエント、ファンタジー系楽曲の制作を想定して作られた、ボーカル特化型の音源コレクションです。
人の声が持つ空気感や神秘性を活かし、楽曲に奥行きや情緒を加えることを目的としています。
単なる「歌声」ではなく、パッドやテクスチャのように使えるボーカル素材が中心で、シンセやオーケストラ音源と自然に溶け込む点が特徴です。
Ethereal Vocal Collectionの収録内容
Ethereal Vocal Collection には、性格の異なる4つのボーカル系ライブラリが収録されています。
それぞれが明確な役割を持ち、楽曲制作のさまざまな場面に対応できる構成となっています。
Vocal Tools Poetic
ゴシックで神秘的な世界観から着想を得たライブラリです。
ソプラノ・ソリストが、この音源のために書き下ろされた詩を歌い上げています。
一般的な単発サンプルではなく、「In my darkness」「Hear the goddess」といった実際の歌唱フレーズを収録している点が特徴です。
主なポイントは以下のとおりです。
- カスタム詩による歌唱フレーズを収録
説明的な歌詞ではなく、雰囲気を重視した言葉選びがされています。 - 強化されたレガートシステムを採用
MIDIノートの動きに追従し、音程を変えてもフレーズが自然につながります。 - フレーズが演奏に合わせて流動的に変化
コードやメロディを変えるだけで、表情の異なる歌唱を演出可能です。
固定されたサンプル再生では得られない、有機的な動きが魅力といえます。
Vocal Tools Spoken
ティーンエイジャーのメゾソプラノによる歌唱をもとに制作されたライブラリです。
若さ特有の透明感と純粋さが、音色全体に反映されています。
収録されているのは、印象的で力のある歌われた言葉や短いフレーズです。
特徴は次のとおりです。
- 若々しく澄んだ声質のメゾソプラノ
重すぎず、楽曲に自然に溶け込みます。 - 「The spirit flies」「We all shall rise」などの印象的なフレーズ
楽曲の象徴的なワンポイントとして使用しやすい構成です。 - V Script シーケンサーに対応
フレーズを組み合わせ、複雑な展開を持つアレンジも可能です。
単体で主役にすることも、他の音源と絡めて使うことも想定された設計となっています。
V Pad Pro Volume 1
V Pad Pro Volume 1 は、作曲時のスケッチパッドのような役割を担う音源です。
オペラ調の女性アルトと、シンセベースのチェンバー・ストリングスを組み合わせています。
短時間で楽曲の土台を作りたい場面に向いた構成です。
主な特徴は以下のとおりです。
- 女性アルトによる厚みのあるボーカル
落ち着いた音域で、楽曲全体を支えます。 - シンセベースのチェンバー・ストリングスをレイヤー
弦のざらつきと声の息遣いが同時に得られます。 - 「EW」「AW」の母音ブレンドを収録
太く、シネマティックな質感が強調されています。
短時間で雰囲気を固めたい場合に、特に使いやすい音源です。
V Pad Pro Volume 2
Volume 2 は、Volume 1 のコンセプトを引き継ぎつつ、音色の幅をさらに広げたバージョンです。
よりダークで奥行きのある質感が特徴となっています。
内容のポイントは次のとおりです。
- 「EH」「AH(ダーク)」の母音パフォーマンスを追加
暗く、深みのあるトーンが中心です。 - チェンバー・ストリングスレイヤーを引き続き搭載
Volume 1 と同様、厚みのあるサウンドを簡単に構築できます。 - バックグラウンド向けの設計
主張しすぎず、ミックスの背後で空気感を支えます。
密度の高いエーテル的テクスチャを作りたい場合に適した内容です。
収録されているボーカルの特徴

本コレクションには、エフェクト処理や音楽的加工が施された多彩なボーカルサウンドが含まれています。
主な特徴は以下のとおりです。
- 明確な歌詞を持たない発声が中心
- 神秘的・幻想的な雰囲気を重視したサウンド設計
- 楽曲の主役にも、背景のレイヤーにも使える構成
そのため、ボーカル入り楽曲を作る場合だけでなく、インストゥルメンタル曲の演出用途としても活躍します。
ボーカルの種類と内容
Ethereal Vocal Collection には、用途別に整理された複数のボーカル素材が収録されています。
代表的な内容は次のとおりです。
- ロングトーン系ボーカル
持続音を中心とした声素材で、パッド感覚で使用可能。楽曲全体に広がりを与えます。 - フレーズ系ボーカル
短いメロディや動きのある発声を収録。楽曲の印象的なアクセントとして使えます。 - ハーモニー系ボーカル
重ね録りされた声による厚みのあるサウンド。壮大さや神聖さの演出に向いています。 - テクスチャ・効果音的ボイス
明確な旋律よりも、雰囲気作りを重視した声素材。環境音やアンビエンスとしても有効です。
音楽ジャンルとの相性
このボーカルコレクションは、特定のジャンルに限定されず、幅広い制作環境で使用できます。
特に相性が良いジャンルとして、次のようなものが挙げられます。
- 映画・映像向けのシネマティック音楽
- ファンタジー系RPGやアドベンチャーゲームのBGM
- アンビエント、ニューエイジ、ヒーリング音楽
- エレクトロニカや実験的サウンドデザイン
声が前に出すぎない設計のため、他の楽器と組み合わせてもバランスを崩しにくい点が強みです。
制作面での使いやすさ
Ethereal Vocal Collection は、直感的に扱える構成が意識されています。
制作時に便利なポイントは以下のとおりです。
- キーやテンポに合わせて使いやすい素材構成
- レイヤーしやすい音作りでミックスに馴染みやすい
- 単音使用・重ね使用のどちらにも対応
アイデア出しの段階から、完成間近の楽曲への追加要素としても使える柔軟性があります。
Ethereal Vocal Collectionの使い方・活用法

Ethereal Vocal Collection は、メロディ主体の楽曲だけでなく、雰囲気作りや空間演出にも使いやすいボーカル音源です。
ここでは、制作シーン別に具体的な活用方法を整理します。
シネマティック楽曲での活用
映像音楽やトレーラー向け楽曲では、声の存在感と空気感が重要になります。
- 冒頭や静かな場面での導入
低音量でボーカルを敷くことで、映像に神秘性や緊張感を加えられます。 - クライマックス前の盛り上げ役
フレーズ系ボーカルを薄く重ね、感情の高まりを演出します。 - オーケストラやシンセとのレイヤー
ストリングスの上に重ねることで、音の厚みと人間味を両立できます。
ゲーム音楽・ファンタジーBGMでの活用
世界観を支えるBGMでは、主張しすぎないボーカルが効果的です。
- エリアBGMの背景要素として使用
パッド系ボーカルを使い、常に流れている空気感を表現します。 - 神殿・異世界・重要地点の演出
声を加えることで、特別な場所であることを自然に印象づけられます。 - ループ再生を前提とした使い方
持続音中心の素材を選ぶことで、違和感のないループが可能です。
アンビエント・ヒーリング楽曲での活用
静的な楽曲では、ボーカルの質感そのものが楽曲の魅力になります。
- メロディを持たない声のテクスチャとして使用
歌詞を意識させず、音色として声を扱えます。 - リバーブやディレイを深めに設定
空間系エフェクトと相性が良く、広がりのある音像を作れます。 - シンセパッドとのブレンド
声とシンセを一体化させ、柔らかいサウンドレイヤーを構築します。
楽曲制作のスケッチ段階での活用
アイデア出しや構成確認にも向いています。
- コード進行確認用の下地作り
パッド系ボーカルを敷くだけで、楽曲全体の方向性を掴みやすくなります。 - 仮メロディ代わりの使用
楽器では表現しにくい感情の流れを、声で補えます。 - 後から差し替える前提のラフ用途
完成段階で音量や配置を調整しやすい点も利点です。
ミックス時の注意点
ボーカル音源ならではの扱い方も意識すると、仕上がりが安定します。
- 中域が重なりすぎないようEQで調整
ストリングスやパッドと帯域が被りやすいため注意が必要です。 - 音量は控えめに設定
前に出しすぎず、あくまで雰囲気を支える位置が適しています。 - ステレオ幅を活かした配置
広がりを持たせることで、楽曲全体に奥行きを与えられます。
Ethereal Vocal Collectionがおすすめな人
Ethereal Vocal Collection は、一般的な歌モノ用ボーカル音源とは方向性が異なり、
雰囲気や世界観の構築を重視する制作者に向いたコレクションです。
以下に、特に相性が良いタイプを整理します。
シネマティック・映像音楽を制作する人
映像に寄り添う音楽では、感情を直接語らない声の使い方が重要になります。
- 映画、トレーラー、映像作品向けの楽曲を作っている
- オーケストラやストリングス中心の編成が多い
- 盛り上げ役よりも空気感を重視したボーカルを求めている
音楽が映像の邪魔をせず、印象を深める用途に向いています。
ゲーム音楽・ファンタジー系BGM制作者
世界観を長時間支えるBGMでは、主張しすぎない声素材が重宝されます。
- RPGやファンタジー作品のBGMを制作している
- ループ再生前提の楽曲が多い
- 神殿や異世界など、神秘的な空間表現を必要としている
背景に溶け込むボーカルとして使いやすい点が特徴です。
アンビエント・空間系サウンドが好きな人
声をメロディではなく音色として扱いたい場合にも適しています。
- アンビエントやニューエイジ系楽曲を制作している
- 長音パッドやテクスチャを多用する
- 声を使って抽象的な雰囲気を作りたい
シンセやエフェクトとの相性も良く、音作りの幅が広がります。
歌モノ以外でボーカルを取り入れたい人
ボーカリストを前提としない制作環境でも活躍します。
- 歌詞やメロディが前面に出る楽曲は作らない
- 人の声の要素だけを楽曲に加えたい
- ボーカル素材の扱いに慣れていない
難しい設定をせず、直感的に使える点も安心材料です。
作曲・アレンジのアイデア出しを効率化したい人
制作初期の段階で雰囲気を固めたい場合にも向いています。
- 短時間で楽曲の方向性を決めたい
- コード進行や構成確認用の下地が欲しい
- 後から差し替えや調整を行う前提で使いたい
スケッチ用途から仕上げまで対応できる柔軟性があります。
まとめ:Bela D Media「Ethereal Vocal Collection」幻想的な声を”歌”ではなく”空気”として使う発想!シネマティック・ファンタジー制作に特化した背景に溶け込むボーカル音源|DTMプラグインセール
Ethereal Vocal Collection は、歌詞や主旋律を前面に出すための音源ではなく、楽曲の雰囲気や奥行きを支える「声のレイヤー」を重視した構成が特徴です。
シネマティックやファンタジー系の制作において、表現の幅を無理なく広げられます。
- 実際の言葉を歌ったフレーズを、演奏に追従させて使える
- パッド感覚で扱える持続音ボーカルを多く収録
- ストリングスと一体化した、下地作り向けの音色が揃っている
- 主張しすぎず、背景に溶け込む設計
- アイデア出しから完成段階まで対応できる柔軟性
声を「主役」にしないからこそ、楽曲全体の完成度を底上げできる。
そんな使い方を求める制作者にとって、実用性の高いコレクションといえます。
