
Equilibriumは、5つの帯域ごとにEQやステレオ幅、パンを個別に調整できるマスターバス向けのスペクトルバランサーです。
リアルタイム解析によって帯域のバランスを視覚的に確認できるため、耳だけでは気付きにくい問題も把握しやすくなります。
この記事では、Equilibriumの特徴や主な機能、対応環境について詳しく紹介します。
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Equilibrium:5バンドでミックスバランスを整えられるマスターバス向けプラグイン

ミックスの仕上げでは、低域が強すぎたり、高域だけが目立ってしまったりと、帯域ごとのバランス調整に悩むことがあります。
Equilibriumは、そのような問題を視覚的に確認しながら調整できるマスターバス向けのスペクトルバランサープラグインです。
一般的なパラメトリックEQとは異なり、5つの帯域ごとにEQだけでなくステレオ幅やパンまでまとめて調整できます。
さらに、リアルタイム解析機能を搭載しているため、耳だけに頼らず客観的にミックスを確認しながら作業を進められます。
主な特徴は次のとおりです。
- 5つの帯域を個別にコントロールできる
- 帯域ごとにEQ・ステレオ幅・パンを調整できる
- リアルタイム解析で帯域ごとのエネルギーを確認できる
- レイテンシーゼロで動作する
- ミックスからマスタリング前の調整に適している
5つの帯域を個別にコントロール
Equilibriumでは、音を次の5つの帯域に分けて表示します。
- Sub
- Bass
- Mid
- Hi-Mid
- Presence
各帯域には専用のコントロールが用意されています。
そのため、「低域だけを少し整理したい」「中高域だけを広げたい」といった調整を直感的に行えます。
Band Indicator Barsでミックスを見える化
Equilibriumの大きな特徴がBand Indicator Barsです。
一般的なFFTスペクトラム表示とは異なり、各帯域のエネルギー量を分かりやすく表示します。
表示を見ながら調整できるため、次のような作業がスムーズになります。
- どの帯域が強すぎるか確認できる
- 目標との差を視覚的に把握できる
- 必要な帯域だけ素早く補正できる
- EQポイントを探し回る必要がない
耳だけでは判断しづらい帯域バランスも確認しやすくなります。
帯域ごとにステレオ幅を調整
Equilibriumでは、それぞれの帯域ごとにステレオイメージを変更できます。
調整範囲はモノラルから150%まで対応しています。
例えば次のような使い方ができます。
- サブベースだけをモノラルにする
- 中高域だけ広げる
- ボーカル帯域の定位を安定させる
- ミックス全体の広がりを細かく調整する
帯域ごとに幅を変更できるため、自然なステレオ感を作りやすくなります。
パンニングも帯域ごとに調整可能
EQだけでなく、各帯域にはパンコントロールも用意されています。
そのため、特定の帯域だけ左右バランスを補正できます。
例えば次のような場面で役立ちます。
- 左右どちらかに寄った低域を修正する
- 中域だけ定位を整える
- 全体のL/Rバランスを微調整する
モノ互換性を高めるMono Floor
Mono Floorは、サイド成分にハイパスフィルターを適用する機能です。
0〜300Hzの範囲で設定できます。
主な用途は次のとおりです。
- 低域のステレオ成分を整理する
- モノラル再生時の安定性を向上させる
- ベースやキックの定位を安定させる
Auto Gain Compensationを搭載
EQで音量が変化すると、音質の違いを正しく判断しにくくなることがあります。
Auto Gain Compensationを有効にすると、EQ調整中でも出力レベルを一定に保ちやすくなります。
これにより、音量差ではなく音質そのものを比較しながら調整できます。
Pre-Master Static Gain Correction
マスタリング前のゲイン調整を補助する機能です。
目標ピークレベルを設定すると、自動で静的ゲイン補正を行います。
設定できる目標値は次の範囲です。
- -6dB
- -3dB
マスタリングチェーンへ送る前のレベル管理に役立ちます。
ミックスを分析できる各種メーター
Equilibriumには分析機能も多数搭載されています。
確認できる情報は次のとおりです。
- Phase Correlationメーター
- L/Rバランス表示
- ゴニオメーター表示
- バンドエネルギー表示
視覚的な情報を活用することで、ミックスの問題点を見つけやすくなります。
Mono・Deltaモニタリングに対応
診断用としてモニタリング機能も搭載されています。
利用できるモードは次の2種類です。
- Monoモード
- Deltaモード
通常では気付きにくい問題を確認したい場面で便利です。
SNAPでAIにミックスを分析してもらえる
EquilibriumにはSNAPという機能があります。
現在のプラグイン設定をMarkdown形式で書き出せます。
保存される内容は次のような情報です。
- スペクトル情報
- バンドレベル
- 各種パラメータ
- プラグイン設定
出力したMarkdownファイルをChatGPTなどのAIへ渡すことで、ミックス内容の分析や改善案の提案を受けられます。
AIを制作フローへ取り入れたい人にとって便利な機能です。
対応環境
EquilibriumはCLAP形式で提供されています。
対応環境は次のとおりです。
- Windows 11(64bit)
- Linux(64bit)
- macOS(Apple Silicon)
対応DAWの例は以下です。
- Reaper
- Bitwig Studio
- Studio One
- FL Studio
まとめ:LX Audiolabs「Equilibrium」5つの帯域ごとにEQ・ステレオ幅・パンを個別調整できるマスターバス向けスペクトルバランサー|DTMプラグインセール
Equilibriumは、5つの帯域を個別に管理できるマスターバス向けスペクトルバランサーです。
一般的なEQのように周波数を細かく探すのではなく、帯域単位で視覚的に調整できるため、効率よくミックスを仕上げられます。
主な特徴をまとめると次のとおりです。
- 5バンド構成のスペクトルバランサー
- 帯域ごとにEQ・ステレオ幅・パンを調整できる
- Band Indicator Barsで帯域の状態を視覚化
- Auto Gain Compensationを搭載
- Mono Floorで低域を整理できる
- Phase Correlationやゴニオメーターなど分析機能が充実
- SNAPでAIへミックス情報を渡して分析してもらえる
- レイテンシーゼロで快適に使用できる
ミックスバランスを視覚的に確認しながら仕上げたい人にとって、便利な機能が数多く搭載されたプラグインです。
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