Strix Instruments「EMISYNTH」30〜50年前のソビエト製子供用シンセサイザー11台をを完全収録！時間と保存状態が生み出した個性的な音色を持つ独特のレトロサウンド

懐かしい80年代のシンセサウンドを手軽に取り入れたい
ユニークなレトロシンセを探している

そんな人にぴったりなのが、Strix Instrumentsの「EMISYNTH」です。

30〜50年前のソビエト製子供向けシンセサイザー11台を完全収録し、時間の経過や保存状態が生み出した独特の劣化やアナログ特有の不完全さが魅力。

Lo-Fiやシンセウェーブ、映画音楽など、幅広いジャンルで活躍するサウンドが詰まっています。

さらに、チェルノブイリの廃墟で録音されたリバーブを搭載し、時代を封じ込めたような独特の響きを再現しています。

この記事では、EMISYNTHの特徴や音色、活用方法を詳しく解説します。

レトロなシンセに興味がある人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

EMISYNTHとは？特徴と基本情報

EMISYNTHは、ソビエト時代の子供向けシンセサイザー11台をサンプリングしたソフト音源です。

30〜50年前に製造された希少なシンセを収録しており、アナログ特有の温かみと、経年劣化による独特のノイズが魅力です。

一般的なシンセ音源と違い、オリジナルのスピーカーを通した音を録音しているため、当時の空気感まで再現されています。

Lo-Fiやシンセウェーブ、映画音楽の制作にぴったりで、他では得られないレトロなサウンドを手軽に使えます。

• 希少なソビエト製シンセを11台収録
  → 「Faemi」「Melody」「Elektronika」など、当時の子供向けシンセがそのまま使える
• 経年劣化が生み出す独特のアナログサウンド
  → ピッチの揺れやわずかなノイズが、ヴィンテージ機材ならではの雰囲気を演出
• オリジナルスピーカーを使用した録音
  → 直接ライン出力ではなく、実際のスピーカー音を収録することでリアルな質感を再現
• Kontakt専用の音源で直感的に操作可能
  → プリセットやエフェクトを組み合わせ、すぐに作曲に活かせる

EMISYNTHに収録されているシンセサイザー一覧

EMISYNTHには、ソビエト時代に製造された11台の子供向けシンセサイザーが収録されています。

これらのシンセは、現在ではほとんど市場に出回っておらず、ヴィンテージ機材としても貴重な存在です。

それぞれのシンセには独自の音の個性があり、温かみのあるアナログサウンドや、わずかに不安定なピッチ、独特のフィルター特性が特徴です。

当時の技術や設計によって生まれた音のクセをそのまま楽しめるため、レトロな雰囲気を求める人には最適な音源といえます。

• Faemi（幻想的なポリフォニックサウンド）
  → 滑らかで柔らかいトーンが特徴。
  パッドやコード演奏に最適
• Simona（繊細で透明感のあるベル系音色）
  → 高音域がクリアで美しく、エレクトロやアンビエントに向いている
• PilleGrey1 & PilleBlack1（太く存在感のあるモノシンセ）
  → 力強いリードやベースに適しており、Lo-Fiやダークな楽曲に最適
• Pif1（軽快でかわいらしいトイシンセ）
  → ゲーム音楽のようなピコピコした音が特徴。
  チップチューンにも活用可能
• Melody（温かみのあるオルガン風サウンド）
  → ノスタルジックな雰囲気を演出し、シンセポップや映画音楽にぴったり
• Notka1（レトロな電子音とシンプルな構造）
  → シンプルながらも独特の響きがあり、80年代風のメロディラインに向いている
• Emifon（独特なフィルターとビブラートが特徴）
  → シンセパッドとして使いやすく、幻想的な雰囲気を作り出せる
• Elektronika1（鋭くシャープなリードサウンド）
  → 目立つメロディやシンセソロに最適で、攻撃的な音作りが可能
• Organola1（クラシックなオルガンサウンド）
  → 教会オルガンのような響きがあり、荘厳な雰囲気を演出できる
• Vyaselka1（軽快で可愛らしいトイシンセ）
  → 高音域のきらびやかさが特徴で、レトロな楽曲やポップな音楽に最適

Strix Instruments「EMISYNTH」の価格

EMISYNTHの音質と実際のサウンド

EMISYNTHの音質は、ヴィンテージシンセ特有の温かみと、時間の経過による独特の劣化が魅力です。

現代のデジタルシンセでは再現が難しい、微妙なピッチの揺らぎや、スピーカーの歪みがそのまま収録されています。

また、オリジナルのスピーカーから録音されたことで、当時のシンセが持つ独特の空気感やノスタルジックな響きがリアルに再現されています。

その結果として、Lo-Fiやシンセウェーブ、映画音楽など、レトロな雰囲気を求めるジャンルに最適なサウンドを生み出せます。

• アナログならではの暖かい音質
  → 経年劣化によるわずかなノイズや倍音が加わり、柔らかく深みのある響きを持つ
• スピーカー録音によるリアルな質感
  → ダイレクトなライン録音ではなく、空間の響きを含んだ本物のレトロサウンドを実現
• 微妙なピッチの揺れや歪み
  → 完璧ではない音のクセが、ヴィンテージ機材特有の味わいを生み出す
• デジタルシンセにはない独特のアナログフィール
  → Lo-Fi、シンセウェーブ、アンビエント、ホラー映画音楽など、多彩なジャンルで活躍

実際のサウンドデモとプリセットの種類

EMISYNTHには、100種類のプリセットと979のバリエーションが用意されており、多彩なサウンドが収録されています。

各シンセごとにベース、リード、パッド、プラックなどの異なる音色が設定されており、即戦力として使えるのが魅力です。

また、サウンドデモを聴くと、アナログ特有の温かみや、わずかに揺らぐピッチが心地よい独特の雰囲気を持っていることがわかります。

シンセウェーブやLo-Fiだけでなく、アンビエントやホラー映画のサウンドデザインにも適した音色が揃っています。

• 100種類のプリセットを収録
  → ベース、リード、パッド、プラックなど幅広い音作りが可能
• 979のバリエーションで細かいニュアンスを調整可能
  → 音の揺らぎやエフェクトの違いを活かし、楽曲の雰囲気を演出
• ヴィンテージ感あふれるサウンドデモ
  → 80年代のアナログシンセらしい暖かい音質と独特の不完全さが魅力
• シンセウェーブやLo-Fiだけでなく映画音楽にも最適
  → 幻想的なパッドやノスタルジックなリード音が、幅広いジャンルで活躍

チェルノブイリで録音されたリバーブとは

EMISYNTHには、チェルノブイリの廃墟で収録された特別なリバーブが搭載されています。

これは、実際にチェルノブイリ周辺の廃墟や音楽学校、住宅などで録音されたインパルスレスポンスを使用したもので、通常のリバーブとは異なる独特の響きを持っています。

これにより、まるで時間が止まったような幻想的な残響を楽曲に加えることができます。

特に、シンセウェーブやLo-Fi、映画音楽など、ノスタルジックでミステリアスな雰囲気を演出するのに最適です。

• チェルノブイリの廃墟で録音されたリアルなリバーブ
  → 放棄された音楽学校や住宅の音響特性をそのまま再現
• 通常のリバーブでは得られない独特の響き
  → どこか寂しげで、時が止まったような幻想的な音空間を作り出す
• シンセウェーブやLo-Fi、映画音楽に最適
  → 廃墟の響きを活かし、神秘的な雰囲気や深みを加えることができる
• エフェクトの調整が可能
  → 空間の広がりや響きの強さをカスタマイズし、楽曲に合わせた音作りができる

EMISYNTHの使い方と音楽制作への活用

EMISYNTHは、Kontakt 5以降のフルバージョンで使用できるソフト音源です。

シンプルなインターフェースと直感的な操作性が特徴で、シンセ初心者でも扱いやすい設計になっています。

基本的な使い方として、まずプリセットを選び、フィルターやエフェクトを調整して好みのサウンドに仕上げます。

ビンテージシンセ特有の不完全さを活かし、シンセウェーブやLo-Fi、映画音楽などの制作に最適です。

• Kontakt 5 フルバージョンで動作
  → 無料版のKontakt Playerには対応していないため、フルバージョンが必要
• シンプルなインターフェースで直感的に操作可能
  → シンセ初心者でもプリセットを選ぶだけで、すぐにレトロなサウンドを作れる
• フィルターやエフェクトを活用して音作りができる
  → フィルターカットオフ、リバーブ、ディレイなどを調整し、理想のサウンドを作成
• シンセウェーブ、Lo-Fi、映画音楽に適した音色
  → レトロな質感を活かし、1980年代のシンセサウンドやノスタルジックな雰囲気を演出

他のKontakt音源と組み合わせる方法

EMISYNTHは単体でも魅力的な音源ですが、他のKontakt音源と組み合わせることで、さらに幅広いサウンドデザインが可能になります。

特に、モダンなシンセ音源やアコースティック楽器と組み合わせることで、レトロ感を保ちつつ新しい質感を加えることができます。

また、Lo-Fiやシンセウェーブに限らず、オーケストラ音源やドラムサンプルと組み合わせることで、映画音楽やエレクトロニカなどの多彩なジャンルにも応用できます。

• モダンなシンセ音源と組み合わせる
  → EMISYNTHのヴィンテージサウンドに、SerumやMassiveなどのデジタルシンセを加えることで、懐かしさと新しさを融合したユニークなサウンドを作成
• オーケストラ音源と組み合わせる
  → ストリングスやピアノと合わせることで、映画音楽やアンビエントのような壮大な雰囲気を演出
• Lo-Fiビートとブレンドする
  → EMISYNTHのレトロな音に、Lo-Fiドラムキットやビンテージテープエフェクトを加えることで、よりノスタルジックなサウンドに仕上げる
• サウンドスケープやFX音源との併用
  → 環境音やノイズサンプルと組み合わせることで、幻想的で実験的なサウンドデザインが可能
• Kontaktの内蔵エフェクトを活用
  → 内蔵のリバーブやディレイを調整することで、さらに奥行きのあるサウンドを作り込める

どんな音楽ジャンルに向いているのか

EMISYNTHは、レトロで温かみのあるサウンドを持つため、特定の音楽ジャンルと相性が抜群です。

80年代のシンセサウンドを再現できるだけでなく、経年劣化による独特の揺らぎやノイズを活かして、Lo-Fiやアンビエントなどのジャンルにも適しています。

特に、シンセウェーブやLo-Fiヒップホップ、映画音楽のサウンドデザインにおいて、他にはないヴィンテージ感を演出できるのが大きな魅力です。

• シンセウェーブ
  → 80年代のシンセサウンドを再現できるため、懐かしさと未来感を兼ね備えた楽曲制作に最適
• Lo-Fiヒップホップ
  → アナログの不完全さを活かし、温かみのあるノスタルジックなビートが作れる
• アンビエント・エレクトロニカ
  → 幻想的なパッドや空間系サウンドを使い、深みのある音楽表現が可能
• ホラー・SF映画音楽
  → ゆがんだ音やチェルノブイリリバーブを活用し、不気味な雰囲気を演出
• ゲーム音楽（チップチューンやレトロサウンド）
  → ピコピコしたトイシンセの音を活かし、レトロゲーム風のサウンドを作成可能

シンセウェーブやLo-Fiでの活用方法

EMISYNTHは、シンセウェーブやLo-Fiの楽曲制作にぴったりの音源です。

80年代のシンセサウンドを再現できるだけでなく、時間の経過によるピッチの揺れや、アナログ特有の不完全さが心地よいノスタルジックな雰囲気を作り出します。

特に、フィルターやリバーブを活用すると、よりレトロで奥行きのあるサウンドを作れるため、音作りの幅が広がります。

• シンセウェーブの制作
  → 太いベース（PilleBlack1）、煌びやかなパッド（Faemi）、鋭いリード（Elektronika1）を組み合わせることで、80年代風のサウンドが完成
• Lo-Fiヒップホップの制作
  → ゆらぎのあるエレクトリックピアノ（Melody）やトイシンセ（Vyaselka1）を使い、温かみのあるLo-Fiビートを作成
• フィルターを活用する
  → ローパスフィルターを使って高音を抑え、より柔らかいアナログ感のある音に調整
• リバーブとディレイで奥行きを演出
  → チェルノブイリリバーブを使うことで、幻想的で深みのあるサウンドを作れる
• ピッチの揺らぎを活かす
  → ピッチをわずかに揺らすことで、古いカセットテープのような温かみのある質感に仕上げる

ユーザーのレビューや評価は？

EMISYNTHは、ヴィンテージシンセ特有の温かみのある音質や、個性的なサウンドが評価されています。

特に、Lo-Fiやシンセウェーブ、映画音楽の制作をしているユーザーからの支持が厚く、「デジタルシンセにはない独特の質感が魅力」との声が多く見られます。

また、Kontakt音源の中でもシンプルな設計のため、操作が簡単で初心者でも扱いやすい点も好評です。

• ヴィンテージ感のあるサウンドが高評価
  → 「アナログの不完全さが心地よく、レトロな雰囲気が出しやすい」
• Lo-Fiやシンセウェーブに最適
  → 「Lo-Fiのビートメイキングにぴったり」「80年代風の曲作りがしやすい」
• 操作がシンプルで使いやすい
  → 「Kontakt音源の中でも直感的に操作でき、初心者でもすぐに使える」
• Kontakt 5のフルバージョンが必要なのがネック
  → 「Kontakt Playerでは動作しないため、持っていない人には追加コストがかかる」

システム要件

EMISYNTHを使用するには、Kontakt 5以降のフルバージョンが必要です。

無料版のKontakt Playerでは動作しないため、すでにKontaktを持っているか事前に確認することをおすすめします。

また、サンプルライブラリの容量は約2.52GB（解凍後2.66GB）あり、高品質なサウンドを維持するために96kHzでの再生が推奨されています。

これにより、Kontakt内のエフェクト処理がよりスムーズになります。

• 対応ソフトウェア
  → Kontakt 5以降のフルバージョンが必要（無料版のKontakt Player非対応）
• 推奨サンプルレート
  → 96kHz推奨（48kHz/24bitで録音されたサンプルを収録）
• ライブラリ容量
  → 圧縮時：約2.52GB ／ 解凍後：約2.66GB
• 必要なストレージ空き容量
  → インストールのために最低3GB以上の空き容量が必要
• 対応OS
  → Windows / Mac（Kontaktの動作環境に準ずる）
• その他の仕様
  → 100種類のプリセット、979のバリエーションを収録
  → Komplete Kontrolに対応し、直感的な操作が可能

まとめ：Strix Instruments「EMISYNTH」30〜50年前のソビエト製子供用シンセサイザー11台をを完全収録！時間と保存状態が生み出した個性的な音色を持つ独特のレトロサウンド｜DTMプラグインセール

この記事では、Strix Instrumentsの「EMISYNTH」**について詳しく解説しました。

EMISYNTHは、30〜50年前のソビエト製子供向けシンセサイザー11台を収録したKontakt音源で、独特のレトロなサウンドが魅力です。

アナログ特有の不完全さや経年劣化による揺らぎを活かし、Lo-Fiやシンセウェーブ、映画音楽など、さまざまなジャンルで活用できます。

• EMISYNTHには11台のソビエト製シンセが収録されている
  → 現在では入手困難なヴィンテージシンセをソフト音源として再現
• 独特のアナログ質感と経年劣化のノイズが魅力
  → 完璧ではない音のクセが、ヴィンテージサウンドならではの深みを生み出す
• チェルノブイリで録音されたリバーブを搭載
  → 廃墟の響きを活かした幻想的な音空間を作ることができる
• シンセウェーブやLo-Fi、映画音楽に最適
  → 80年代風のレトロな楽曲制作に強く、他のKontakt音源と組み合わせても面白い

レトロなシンセサウンドを楽曲に取り入れたい人にとって、EMISYNTHは非常に魅力的な音源です。

ぜひ試して、あなたの楽曲に取り入れてみてください！