
音で物語を描きたい
そんなクリエイターのために生まれたのが「Dystopia Diary by Ocean Swift」です。
この記事では、その特徴や活用法、どんな人に向いているかを詳しくご紹介します。
CONTENTS
Dystopia Diary by Ocean Swift:重厚なサウンド世界を創造できるKontakt音源

「Dystopia Diary」は、ただのKontakt音源ではありません。
6つのカスタマイズ可能なレイヤーによって、緊張感・混沌・美しさが共存する音の世界を構築できる、非常に奥深いツールです。
サウンドデザインや映画・ゲーム音楽制作に携わる方にとっては、まさに“音のスケッチブック”とも言える存在です。
特徴まとめ:Dystopia Diaryの魅力とは

- 6つのカスタマイズ可能なサウンドレイヤー
- 各レイヤーに異なるサンプルを割り当て、複雑なテクスチャや音響的な動きを作成可能
- アンビエントからノイズ、ミリタリー系まで幅広い表現が可能
- 楽器としても、サンプルライブラリとしても機能
- サンプル数は1,900以上。Kontakt外でも自由に使用可能
- サンプルは非暗号化で、ファイルシステムから直接アクセスできる
- ドラッグ&ドロップで自分の音も組み込める
- ユーザー自身のサウンドファイルをインポートして活用できる
- オリジナルの音作りに最適
- 強力なフィルターとエフェクトセクション
- デュアルフィルター搭載
- 最新世代のKontaktエフェクト群を使用可能
- 即戦力となるプリセットが多数収録
- 数百のスナップショット(プリセット)が付属
- プロが制作したスタート地点から、すぐにクリエイティブな制作が始められる
- 無料版のKontakt Playerでも使用可能
- Native Accessを使った簡単なインストール
- ライセンス購入後すぐに使える
- NKS2完全対応で直感的な操作性
- Kontrol Mk3キーボードと連携して全パラメーターを表示
- ハードウェア側での編集や操作がスムーズに行える
サウンドカテゴリーの詳細
Dystopia Diaryに収録されているサウンドカテゴリは、どれも個性的で深い質感を持っています。
以下は主なカテゴリとその内容です。
- Carpets
- 長く進化するサウンドスケープ
- 映像やゲームのバックグラウンドに最適
- Industry
- 機械音、発電機、ドローンなどの工業系サウンド
- 無機質で冷たい雰囲気の演出にぴったり
- Military
- 戦闘機、ドローン、戦車、アラームなど緊迫した音
- ミリタリーテーマの作品に最適
- Noise
- シンセや実録から生まれたピュアで雰囲気のあるノイズ
- ポストアポカリプス系作品におすすめ
- Outside
- 自然音・都市音:鳥の声、海、雨、教会の鐘など
- 実在感のある環境音を作るのに便利
- Chatter
- 警察無線、短波ラジオ、留守電、政府記録など
- 混沌とした世界観やストーリー性を演出
- Twilight
- 幻想的で不気味なラジオの断片音
- 不条理で夢のようなサウンドデザインに最適
- Transport
- 飛行機、電車、バス、車などの交通音
- ダイナミックな場面転換に活用可能
- Tune
- チューニングされたドローンやアンビエンス
- Ocean Swift独自のシンセから生成
- Untune
- 非調性でありながら豊かな音色
- ミステリアスな雰囲気づくりに使える
- Elmooht
- Ocean Swift創設者によるアンビエント別名義の楽曲から派生
- 哀愁と深みのあるドローン系サウンドが中心
- Porphyra
- Porphyra Hybridシンセから録音・加工された音
- アナログ的な質感を持つ
- User
- ユーザー専用の空フォルダ
- 自作音源を自由に追加可能
Dystopia Diary by Ocean Swiftの使い方・活用法

「Dystopia Diary by Ocean Swift」は、単なるサンプルパックやシンセ音源にとどまらず、音楽制作からサウンドデザイン、映像演出まで幅広い分野で活用できます。
ここでは、具体的な活用法をいくつかのシーンに分けてご紹介します。
主な活用法
- 映画や映像作品のBGM・効果音制作に使う
- カーペット系のサウンドを使えば、静かに場面の空気を支える環境音を構築できます
- ミリタリー、ノイズ、トワイライト系の素材は、緊張感・違和感・不穏さを演出するのに最適です
- 都市音・自然音などは「リアリティを持たせたいシーン」の下地として活躍します
- ゲーム音楽やインタラクティブサウンドに組み込む
- アンビエント素材をループさせてゲーム内の空気感を作ることができます
- ノイズ系やチャッター(通信音)は、プレイヤーの緊張を高めたいシーンにぴったりです
- UntuneやElmoohtの音源は、非現実的・幻想的な世界観にマッチします
- サウンドアート・インスタレーション作品に活用する
- 長時間再生に耐える持続系サウンドが豊富に揃っているため、音響空間の演出にぴったりです
- ドラッグ&ドロップで自作素材も混ぜられるので、インタラクティブ性を持たせることも可能です
- 楽曲制作のインスピレーション源として活用
- 通常のコード進行やメロディに頼らず、質感や音の動きから曲作りを始めるというアプローチに最適です
- DroneやTune系の音は、アンビエントやエレクトロニカの下地として使えます
- Kontakt Player初心者の学習用にもおすすめ
- 複雑すぎないUIと、NKS2対応による直感的な操作性により、Kontaktの操作に慣れる練習としても有用です
- 多くのプリセットが用意されているため、最初から“完成された音”に触れながら編集感覚を養うことができます
Dystopia Diary by Ocean Swiftがおすすめな人
「Dystopia Diary by Ocean Swift」は、一般的なサンプル集やシンセとは一線を画す、深みのある音響ツールです。
すべてのクリエイターにとって便利な製品ですが、特に以下のようなタイプの方には強くおすすめできます。
こんな方におすすめ
- 映画・ドラマ・アニメの音楽や効果音を作る人
- 長尺で持続する音や、情景を描写するためのアンビエンスが豊富
- 工業音・交通音・自然音・ミリタリー系など「場面のリアリティを強調する音」が揃っている
- ゲーム開発者やゲームサウンドクリエイター
- チャッターやトワイライト系の素材は、SFやサイバーパンク、ホラーなどのジャンルにぴったり
- プレイヤーの緊張感や没入感を高めるためのノイズ系・ドローン系の音が豊富
- アンビエントやエクスペリメンタル系の音楽を作る人
- 調性に縛られないUntuneやElmoohtのカテゴリは、実験的な表現と相性が良い
- Scope DSPやPorphyraなどの元ネタを知っている人には特に刺さる素材が多い
- Kontaktの初心者〜中級者
- 無料のKontakt Playerで使えるので、導入が簡単
- 膨大なプリセットから試せるので、Kontaktの使い方を自然に学びながら音作りができる
- 自分の素材を活かしたいクリエイター
- ユーザー用の空カテゴリがあり、ドラッグ&ドロップで自分の音をインポートできる
- オリジナル作品への統合が非常にスムーズ
- サウンドインスタレーション・メディアアートに関心のある人
- 環境音や持続音が多く、空間での再生に向いている
- NKS2対応により、ハードウェアとの連携もスムーズで直感的に演出できる
まとめ:Ocean Swift「Dystopia Diary」重厚なドローン・短波ラジオ・工業ノイズなど独特なサウンドを網羅!1900超のサンプルと自由度の高い音作りで、世界観のある音響表現が誰でも可能になる高品質サウンドライブラリ|DTMプラグインセール
「Dystopia Diary」は、膨大なサンプルと直感的な操作性で、どんなジャンルでも深い音の世界を創造できます。
- Dystopia Diaryは6レイヤー構成のKontakt音源で、深い音響表現が可能
- 1,900以上の非暗号化サンプルを収録、Kontakt外でも使用できる
- 自作サウンドのインポートに対応、完全な自由度を確保
- 映画やゲーム制作、アンビエント系音楽に最適
- 初心者にも扱いやすく、NKS2対応で直感的な操作性
- 推奨ユーザーは映像・ゲーム制作者、サウンドアーティスト、Kontakt初心者など
このように、「Dystopia Diary」はあらゆるクリエイターにとって、創作の幅を広げる頼れる音響ツールです。
もし“音で世界を描きたい”という想いがあるなら、ぜひ一度その可能性を体感してみてください。