
Double Freakは、入力したオーディオのピッチに追従して2基のオシレーターを鳴らせるシンセプラグインです。
ボーカルやベース、シンセなどの単音素材に厚みや個性を加えられるほか、予測できないサウンド変化も楽しめます。
ディストーション機能も搭載しており、幅広い音作りに対応できるのが魅力です。
この記事では、Double Freakの特徴や機能、どのような音に向いているのかを詳しく紹介します。
Double Freak:入力音に追従するデュアルオシレーターシンセプラグイン

Double Freakは、入力されたオーディオのピッチを検出し、その音程に合わせて2基のオシレーターを鳴らせるシンセプラグインです。
ボーカルやシンセ、ベースなどの音にシンセサウンドを重ねたり、元の音を大胆に変化させたりできます。
一般的なピッチトラッキング系エフェクトとは少し違い、予測できない動きや荒々しいサウンドも特徴です。
単純に音を太くする用途だけでなく、個性的なサウンドデザインにも活躍します。
Double Freakの特徴
Double Freakは、入力音をもとに2つのオシレーターを動かすことで、独特なサウンドを生み出します。
主な特徴はこちらです。
- 入力された音程をリアルタイムで追従
- 2基のオシレーターで厚みのあるサウンドを作れる
- ノコギリ波・矩形波・三角波を選択可能
- ピッチの追従具合を細かく調整できる
- モノラル音源との相性が非常に良い
- ステレオ処理やディストーションも搭載
- ディストーション専用プラグインとしても使用可能
音を少し太くする使い方から、元の音が分からないほど大胆に変化させる使い方まで対応しています。
2基のオシレーターで音を変化させる
Double Freak最大の特徴は、2つのオシレーターが入力音のピッチを追いかけながら発音することです。
オシレーターには以下の波形を使用できます。
- ノコギリ波(Sawtooth)
- 矩形波(Square)
- 三角波(Triangle)
ピッチへの追従は、しっかり追いかける設定にも、あえて少しズラす設定にもできます。
そのため、自然なレイヤーサウンドだけでなく、不安定で怪しいシンセサウンドも作れます。
シンセギターのような印象を受ける場面もありますが、それだけでは表現できない独特なキャラクターを持っています。
モノフォニック音源で真価を発揮
Double Freakは、単音で鳴る音源との組み合わせが特に得意です。
例えば次のような音源で効果を発揮します。
- ボーカルトラック
- ソロシンセ
- ベースライン
- 単音メロディ
- その他の音程がはっきりしたサウンド
入力音のピッチを正確に検出しやすいため、オシレーターも自然に追従します。
ポリフォニック入力では予測できない動きになる
和音やノイズ成分の多い音にも使用できます。
ただし、この場合は正確なピッチ検出ではなく、不安定で予測できない動作になります。
例えば次のような素材です。
- コード演奏
- ドラム
- ノイズ系サウンド
- アトーナルな音源
通常であれば扱いづらい挙動ですが、Double Freakではその不安定さもサウンドデザインの一部として楽しめます。
偶然生まれるフレーズや予測不能な変化を狙いたい場合に向いています。
ピッチエンベロープ機能:音の立ち上がりにピッチ変化を加えられる
Double Freakには、Env ModとDecayによるピッチエンベロープ機能があります。
音の立ち上がりだけピッチを上下させることができます。
調整できる内容は次の通りです。
- ノート開始時にピッチを上げる
- ノート開始時にピッチを下げる
- ピッチ変化の量を調整
- 元の音程へ戻るまでの時間を調整
シンプルなメロディでも、より動きのあるシンセサウンドを作れます。
ステレオチャンネルのリンク機能:左右チャンネルを別々にも連動にもできる
ステレオ素材では、左右チャンネルのピッチトラッキング方法を切り替えられます。
設定によってサウンドの印象が大きく変わります。
- 左右を独立してトラッキング
- 左右を同じピッチで動作させる
独立モードでは左右で異なるピッチを検出するため、非常に広がりのあるサウンドになります。
一方、リンクモードでは左右が同じ動きをするため、定位が安定し、まとまりのあるサウンドになります。
アナログモデリングディストーション:2種類のディストーションを搭載
Double Freakには、アナログ機材をモデリングした2種類のディストーションが搭載されています。
ディストーション処理はミキサーの後段で行われます。
そのため、オシレーターだけでなく、元の入力音にも歪みを加えられます。
主なポイントはこちらです。
- 2種類のアナログモデリングディストーション
- ドライ音も歪ませられる
- ミックス後にディストーション処理を実行
- 歪み量はドライレベルの設定でも変化
音作りの幅が大きく広がる機能です。
ディストーション専用プラグインとしても使える
Double Freakは、オシレーターを使わずにディストーションだけ利用することもできます。
設定は非常にシンプルです。
- オシレーターの音量を下げる
- ドライ音を残す
- 必要な歪み量に調整する
これだけで、ディストーションエフェクトとして使用できます。
シンセ機能だけでなく、歪み系エフェクトとして活用できる点も魅力です。
どんな音に向いている?
Double Freakは幅広い素材に使用できます。
特に相性が良い音源はこちらです。
- ボーカル
- ベース
- モノフォニックシンセ
- メロディライン
- 単音楽器
一方で、ドラムやコード演奏などに使用すると、意図的に不安定なトラッキングが発生します。
予測できないサウンドを楽しみたい場合には、こうした素材にも積極的に使えます。
対応環境
Double Freakはオーディオプラグインとして提供されています。
対応環境は次の通りです。
- macOS
- Windows
- Audio Unit v3
- VST3
幅広いDAWやオーディオアプリで利用できます。
まとめ:Bjango「Double Freak」入力音のピッチに追従する2基のオシレーターで個性的なシンセサウンドを作れるデュアルオシレーター|DTMプラグインセール
Double Freakは、入力音のピッチを追従する2基のオシレーターを搭載した個性的なシンセプラグインです。
自然に音を厚くする用途にも使えますが、本領を発揮するのは予測できない動きや大胆なサウンドデザインです。
特徴をまとめると次のようになります。
- 入力音に追従するデュアルオシレーター
- 3種類の波形を搭載
- モノフォニック音源との相性が良い
- ポリフォニック入力では独特な不安定さを楽しめる
- ピッチエンベロープで音の立ち上がりを演出できる
- 左右チャンネルのトラッキング方式を切り替え可能
- アナログモデリングディストーションを搭載
- ディストーション単体としても利用できる
シンプルな操作で大胆な音作りができるため、ボーカルやシンセだけでなく、あらゆる素材に試してみたくなるユニークなプラグインです。
