
CloudReverbは、オープンソースの高品質なアルゴリズム・リバーブです。
クラシックな80年代リバーブ機器を再現しつつ、現代的な操作性と柔軟なサウンド設計が魅力の無料プラグインです。
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CloudReverb:クラシックな響きを現代に再現したアルゴリズムリバーブ

CloudReverbは、Xunil-Cloudによって開発されたオープンソースのアルゴリズム・リバーブ・プラグインです。
その中核には、Valdemar Erlingsson氏による伝説的なリバーブエンジン「CloudSeed」が搭載されており、それをJUCEフレームワークで一から再構築することで、よりモダンで扱いやすいプラグインとして生まれ変わりました。
このプラグインは、Windows / Linux でネイティブ動作するほか、MacOSもビルド可能です。
CloudReverbの主な特徴
CloudReverbの魅力は、単に「無料」であることではなく、プロフェッショナルでも納得する高機能と柔軟性を備えていることにあります。
CloudSeedベースの豊かな音響エンジン
- 1980年代のデジタルリバーブ機器を意識した設計
- LexiconやEventideを思わせる空間の広がりを再現。
- 多段階アーキテクチャ
- 「アーリー(初期)反射」「レイト(後期)反射」などを個別に制御可能。
JUCEで完全再設計された使いやすいUI
- モジュールの接続関係を可視化するルーティング図を内蔵。
- 直感的なGUIはリサイズも可能で、初心者から上級者まで扱いやすい。
柔軟なサウンドデザインが可能なDSP構成
- アーリーリフレクション:
- マルチタップディレイ+モジュレーション付きのオールパスフィルター構成。
- レイトリバーブ:
- 最大12本のパラレルディレイラインを装備。
- 各ラインにはフィードバックフィルター・モジュレーション・拡散処理あり。
モジュレーションとランダム性の制御が秀逸
- **ディフュージョンやディレイの「シード値」**を自分で調整可能。
- 「クロスシード」機能で左右チャンネルのランダム性をずらし、ステレオ感を強調。
Reverbサウンドを仕上げるEQ機能も搭載
- ハイシェルフ・ロウシェルフEQに加えてローパスフィルターも用意。
- リバーブの「尾」の質感を整えるのに非常に有用。
CloudReverbが他と違うポイント
CloudReverbは、数ある無料リバーブプラグインの中でも頭ひとつ抜けた存在です。
- 単なるCloudSeedの移植ではなく、ゼロからの最適化と改良が行われている
- GUIと音響処理のバランスが非常に良く、即戦力として使える
- 詳細なルーティング図と視覚的なインターフェースにより、内部処理を理解しながら音作りができる
サポートしているフォーマット
CloudReverbは、さまざまな環境での使用に対応しています。
- VST3(Windows/Linux)
- LV2
- AU(macOSでのビルドが必要)
- スタンドアロンアプリケーションとしても動作可能
まとめ:Xunil-Cloud「CloudReverb」80年代の名機を彷彿とさせる残響空間!CloudSeedエンジンをJUCEで完全再構築した無料の高性能アルゴリズム・リバーブ|DTMプラグインセール
CloudReverbは、音響的な豊かさ、細部まで作り込まれたUI、そしてオープンソースの自由度という3つを兼ね備えた、現代の音楽制作環境にふさわしいリバーブプラグインです。
・CloudSeedエンジンをベースに再設計されたアルゴリズム・リバーブ
・Windows / Linuxで動作、macOSでもビルド可能
・アーリー/レイトの2段階処理で豊かな残響
・最大12本のパラレルディレイ+フィードバック&拡散処理
・シード値やクロスシードによるステレオ制御も可能
・ルーティング図付きの分かりやすいGUI
CloudReverbは、無料とは思えないほどの完成度を誇るリバーブプラグインです。
「ただ鳴らすだけじゃ物足りない」──そんな音作りにこだわる方に、ぜひ試してほしい1本です。
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