
ヘヴィギターのダブリングで「音が濁る」「輪郭がぼやける」と感じたことはありませんか。
ChugMateは、そんな悩みを解消するために設計された、リズムギター特化型のダブリングプラグインです。
従来のダブラーとは異なるアプローチで、タイトさと立体感の両立を狙います。
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ChugMate:ヘヴィギター向け“リアルなダブリング”を実現するVSTプラグイン

ギターのダブリングといえば、ミックスの広がりを作る定番テクニックです。
ただし一般的なダブラー系プラグインには、こんな悩みがつきまといます。
- トランジェント(ピッキングの立ち上がり)がぼやける
- 位相が崩れて音が濁る
- モノラル再生で破綻する
- コーラスっぽい不自然な広がりになる
こうした問題を解決するために開発されたのが「ChugMate」です。
ChugMateの特徴
“重いリフ専用”にチューニングされたダブラー
ChugMateは、一般的なダブラーとは設計思想が大きく異なります。
単純なディレイ処理ではなく、「リアルな2人演奏」に近づけることを目的に作られています。
主なポイントは以下の通りです。
- レイテンシーゼロのVST3プラグイン
- ヘヴィリズムギター(特にパームミュート)に特化
- トランジェントを崩さずにステレオ化
- モノラル互換性も重視
コア技術の解説
ChugMateの中身はかなりユニークです。
特に重要な仕組みを順番に見ていきましょう。
トランジェント分離(Transient Splitting)
- アタックとサステインを別々に処理
- 超高速クロスフェードでクリックノイズを防止
- ピッキングの瞬間を両チャンネルでしっかり維持
結果として、
- ピッキングがシャープに残る
- “ダブったのに輪郭がぼやけない”状態になる
スマート・テイル処理(Smart Tail Choke)
ヘヴィギターでは「音と音の間の無音」が重要です。
通常のダブラーだと、
- ミュート後に音がズレて残る
- “フラム”のような違和感が出る
ChugMateでは、
- 原音が止まった瞬間にディレイ側も即停止
- 左右の音が同時に止まる
これにより、
- タイトなリフでも濁らない
- メタル特有のキレが維持される
ダイナミック・ピボット&インテンシティ
- 演奏の強弱に応じて処理が変化
- 一律ではなく“演奏に追従するダブリング”
その結果、
- 機械的なコピー感が減る
- もう一人のギタリストっぽい動きになる
マルチバンド・サチュレーション(Smart Grit)
- 位相を考慮したサチュレーション
- テープ/チューブモードを搭載
特徴として、
- 倍音を加えて“広がり感”を強化
- ダブ側をより自然に感じさせる
位相メーター(Phase Correlation Meter)
- 位相状態を視覚的に確認できる
- モノラル互換のチェックが可能
これは地味ですが、実用面ではかなり重要です。
使い方のポイント
正しく使わないと効果が出にくいプラグインです。
基本セッティング
必ず守るべきルールがあります。
- アンプシミュレーターの「前」に挿す
- 生のDIトラックで使用する
- 実録アンプ音には基本的に使えない
推奨ルーティング
- DIトラックを複製
- 片方はそのまま(原音)
- もう片方にChugMateを挿す
- 左右にハードパン
または、
- ステレオ入力対応のアンプシムで処理する方法も可能
注意点(かなり重要)
ChugMateは用途がかなり限定されています。
- ボーカル用途ではうまく動かない場合あり
- コンプレッサー後に挿すと誤動作しやすい
- トランジェント検出に依存しているため入力レベルが重要
特に、
- 入力が大きすぎる
- トランジェントが多すぎる
といった場合は、
- Threshold調整
- ゲイン調整
が必要になります。
対応環境
- OS:Windows 10 / 11(64bitのみ)
- 形式:VST3
- 対応DAW:
- REAPER
- Cubase
- Studio One
- Ableton Live
- FL Studio
- Bitwig など
非対応:
- Pro Tools(AAX)
- Logic Pro(AU)
まとめ:Wormhole Labs「ChugMate」ヘヴィギターのダブリングで音が濁る問題を解決!トランジェントを保ったまま自然に広げるギター専用ダブラー|DTMプラグインセール
“パームミュートを崩さないダブラー”という新しい選択肢
ChugMateは、いわゆる万能ダブラーではありません。
しかし用途を絞った分、かなり尖った性能を持っています。
特にこんな人に向いています。
- モダンメタル系のリフを作る人
- タイトなギターをステレオ化したい人
- 位相やモノラル互換まで気にする人
逆に、
- 軽いコーラス用途
- ボーカルダブ
- 汎用的なステレオ化
にはあまり向いていません。
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