
ステレオでは迫力があるのに、モノ再生にすると急に弱くなる。
そんなミックスの落とし穴を、周波数ごとに可視化できるのがCHECKです。
モノ互換を「感覚」ではなく「帯域別の事実」で確認できます。
無料配布
KERN「CHECK」ミックスのモノ互換をリアルタイムで可視化する無料アナライザー

KERNの「CHECK」は、ミックスがモノにまとめられたときにどこが崩れるのかを、周波数ごとにリアルタイムで可視化できる無料ユーティリティです。
単なる相関メーターではありません。
40バンドに分割したスペクトル相関表示で、問題の周波数帯を具体的に示してくれます。
主なポイントは次のとおりです。
- ステレオ信号を周波数帯ごとに解析
- モノにサミングした際の相関を可視化
- 問題の帯域を色分け表示
- 低域を重視した独自スコアを算出
つまり、「どこが危ないか」を一目で把握できるツールです。
アカウント登録は不要。
iLokも必要ありません。
ダウンロードするだけですぐ使えます。
CHECKの主な機能
CHECKの主な機能は、以下の通りです。
スペクトラル相関カーブ
CHECKは、40のERBバンドに分けて相関を表示します。
一般的な相関メーターは全体を一つの数値で示します。
しかしCHECKは違います。
- どの帯域が安全か
- どこが崩れているか
- 問題が低域か高域か
これをリアルタイムで確認できます。
「広がっているつもり」が、実は位相崩れだった。
そうしたミスを見逃しません。
ベース重視スコア
CHECKのスコアは、低域を高域の3倍重く評価します。
なぜか。
モノ崩れが最も深刻なのは低域だからです。
もし低域スコアが60%を下回ると、クラブ環境では低音が十分に再現されない可能性があります。
- キックが細くなる
- ベースが消える
- グルーヴが弱まる
そうしたトラブルを未然に防げます。
単なる見た目のスコアではなく、実用的な基準を持った設計です。
FOCUSノブ
FOCUSノブでは、解析帯域を切り替えられます。
- LOW:低域のみ確認
- FULL:全帯域
- HIGH:高域のみ確認
低域だけを徹底的にチェックする。
ステレオ感を作ったハイ帯域だけを見る。
目的に応じて絞り込めます。
問題の特定が速くなります。
MONO / SIDEモニタリング
CHECKは表示だけで終わりません。
実際に聴いて確認できます。
- MONOボタン:強制的にモノ再生
- SIDEボタン:サイド成分のみ再生
SIDEをソロにすれば、モノにしたとき消える成分だけを確認できます。
視覚と音で二重チェックできるのは実践的です。
技術仕様
CHECKの主な仕様は以下の通りです。
- 40 ERBバンド解析
- 2048ポイントFFT
- ゼロレイテンシー
- 4つのコントロール
- ベース重視モノスコア搭載
- MONO / SIDE出力対応
- VST3 / AU形式
レイテンシーがないため、制作中のトラックにも安心して挿せます。
マスターバスだけでなく、グループや個別トラックにも活用できます。
CHECKが向いている人
次のような方に特に役立ちます。
- クラブ再生を前提としたトラックを作る人
- スマートフォン再生を意識する人
- マスター段階で不安を感じる人
- ステレオ処理を多用する人
- 位相問題を目視で管理したい人
ミックスの最終確認ツールとしても有効です。
広げすぎたステレオを安全圏に戻す判断材料になります。
動作環境
動作環境は、以下の通りです。
macOS
- macOS 12以降
- Intel / Apple Silicon対応
Windows
- Windows 10以降 64bit
- 近日対応予定
DAW
- VST3 / AU対応ホスト
主要な制作環境で使用できます。
まとめ:KERN「CHECK」40バンドのスペクトラル相関表示でミックスのモノ崩れを周波数ごとに可視化する無料アナライザー|DTMプラグインセール
CHECKは、ミックスのモノ互換を周波数単位で可視化できる無料アナライザーです。
特徴を整理すると、
- 40バンドのリアルタイム相関表示
- 低域を重視した実用的スコア
- MONO / SIDEの即時モニタリング
- ゼロレイテンシー
- 無料で利用可能
モノで崩れるかどうか。
それを「感覚」ではなく「帯域別の事実」で確認できる点が最大の価値です。
ステレオが広いだけでは足りません。
モノでも成立してこそ、強いミックスになります。
CHECKは、その確認を確実にしてくれるツールです。
無料配布
