
空間オーディオ制作をもっと自由に、もっと直感的に。
SSA PluginsのaXBundleは、VR・AR・360度映像など、あらゆる3D音響プロジェクトに対応できる本格的なAmbisonicsプラグインスイートです。
この記事では、その機能と活用法をわかりやすく解説します。
aXBundle:空間オーディオ制作に必要な全ツールがそろう最強バンドル

aXBundleは、SSA Pluginsが提供する高精度なAmbisonicオーディオ制作向けプラグインスイートです。
VR、AR、360°ビデオ、空間音楽、インスタレーションなど、臨場感あふれる3D音響を扱うすべてのクリエイターにとって、理想的なツールキットと言えるでしょう。
aXBundleの特徴と機能まとめ

aXBundleの特徴は、以下の通りです。
高次Ambisonics対応(最大10次)
- 空間解像度が圧倒的に高い:
10th-order Ambisonicsまで対応しており、よりリアルで緻密な3D音場を再現可能。 - VRや360°映像と完璧にマッチ:
音の動きや位置が細部まで正確に再現されます。
エンドツーエンドのAmbisonicワークフロー
- 入力から出力までを一括処理:
各種プラグインが連携し、Ambisonicオーディオ制作の全工程をカバー。 - 従来のDAWに統合可能:
VST3、AAX、AUフォーマット対応。WindowsとmacOS両対応。
aXPanner:モノ/ステレオ音源を空間音響に変換
- 直感的な空間配置:
画面上でドラッグするだけで音を3D空間内に配置。 - 360°映像との同期も簡単:
タイミングと位置の精度が高く、映像制作との相性も抜群。
aXMonitor:高精度バイノーラル変換
- ヘッドホン再生用に最適化:
Ambisonic音声をバイノーラル形式へ変換。 - HRTFカスタマイズ対応:
自分の耳の形に合わせた再生が可能で、より自然な定位を実現。 - UHJステレオ出力にも対応:
通常の2chステレオでも空間感が活かせます。
aXEqualizer、aXCompressor、aXGate:音質コントロールに特化
- Ambisonic空間を壊さない処理:
EQやコンプレッションを加えても、音の位置感や方向性を維持。 - 細やかな調整が可能:
ミックスの透明度を損なわずにクリアな音像に。
aXRotate:音場を自由に回転
- リアルタイムでの回転操作が可能:
VRヘッドトラッキングとの連携もOK。 - 手動でもOSC制御でも操作可能:
ユーザーの演出意図に合わせて柔軟にコントロール。
aXDelay:空間的ディレイで奥行きを演出
- 5つのディレイモジュールを搭載。
- エコーの配置も空間上で制御:
移動感・立体感を加えたディレイ効果が演出可能。 - フィードバックや拡がりの調整も自由自在。
aXDeesser:空間感を壊さずサ行の歯擦音を除去
- Ambisonic録音の問題点を解消:
空間の歪みを起こすことなく不要な歯擦音を除去。 - ナレーションやボーカルにも安心して使える。
直感的なUI設計で導入がスムーズ
- 視覚的フィードバックが豊富:
音の動きや処理の状態が一目でわかる。 - 従来のプラグインに慣れた人にも優しい:
UIは一般的なDAWに馴染むスタイルで設計。
aXBundleの使い方・活用法

aXBundleは単なるAmbisonics対応のプラグイン集ではなく、「空間音響を作品の武器にしたい」と考えるクリエイターにとって、極めて実践的で柔軟なツールです。
以下に、aXBundleをどのような場面で、どう活用できるのかを具体的に解説します。
活用法の具体例:
- VR・ARコンテンツの音響設計
- ユーザーの動きに合わせたリアルタイムな音場の回転が可能(aXRotateの活用)。
- バイノーラル変換によって、HMDやスマートフォン視聴でも高品質な空間体験を維持。
- 360度動画のナレーションやBGM制作
- ナレーションや環境音をaXPannerで適切な位置に配置。
- 位置感を保ったままEQ・コンプレッサー処理ができるので、視聴者に違和感を与えない。
- 空間音楽・立体音響のライブインスタレーション
- 高次Ambisonicsによるリアルな音像の再現。
- aXDelayやaXRotateを使った動的な音の演出で、空間全体を作品の一部として活用。
- 教育用途・研究プロジェクトでの使用
- 明瞭なUIと構成により、Ambisonicsの理解が深まる。
- 自作のHRTFを適用して個別検証が可能(aXMonitorの活用)。
- ポッドキャストやナレーション収録のブラッシュアップ
- aXDeesserでサ行の歯擦音を空間的な歪みなしに除去。
- aXGateで収録ノイズを抑えつつ、立体感を維持した音作りが可能。
aXBundleがおすすめな人
aXBundleは、高次Ambisonicsに対応したプロ仕様の空間オーディオ制作ツールですが、専門家だけのためのものではありません。
むしろ、「空間音響を本格的に取り入れたい」と考えている人すべてに向けて設計された、使いやすく奥の深いバンドルです。
以下に、aXBundleが特におすすめな人の具体的な例を紹介します。
こんな人におすすめ:
- VR・ARコンテンツの音響担当者
- 動きに合わせて音の位置を動的に変化させたい。
- ヘッドセットで聴いたときのリアリティを重視したい。
- 360度動画のクリエイター
- 音像を正確にコントロールして、視聴者の没入感を高めたい。
- ステレオ音源を空間的に広げて使いたい。
- 立体音楽や音のインスタレーションを制作しているアーティスト
- 複数スピーカー環境で音を自由に動かしたい。
- 空間そのものを音響表現の一部として活用したい。
- サウンドデザインにこだわる映像制作者や作曲家
- 映像と音の動きを一致させる空間設計をしたい。
- 視覚と聴覚が連動するような没入型サウンドを追求したい。
- 教育・研究分野でAmbisonicsを扱う指導者や学生
- 自分の耳の特性(HRTF)を適用した実験がしたい。
- 教材として使えるわかりやすいUIのツールを探している。
- ナレーション・ボイス制作をしているエンジニア
- 歯擦音除去やノイズ処理を空間音声のまま行いたい。
- クリアな定位を持った音声処理が求められる現場で使用したい。
対応環境とフォーマット
- OS:macOS / Windows
- フォーマット:VST3, AAX, AU
まとめ:SSA Plugins「aXBundle」高次音場処理からミックス・モニタリングまで!VR・AR・360度映像・空間音楽に対応した次世代のAmbisonicsプラグイン|DTMプラグインセール
aXBundleは、空間音響の未来を切り開くためのツールがすべてそろった「完成された制作環境」と言えるプラグインバンドルです。
- aXBundleは空間音響に特化したプラグインバンドル
- 10th-order Ambisonics対応で極めて高解像度の空間表現が可能
- 収録からミックス、モニタリング、演出まで一貫して対応
- VR/AR、360度映像、音楽制作、教育、研究分野など幅広い用途に活用できる
- 各プラグインの用途と特長を詳しく紹介
- 誰におすすめかを具体的にリストアップ
このように、aXBundleは「空間音響に取り組みたいすべての人」に向けた完成度の高いツールです。
もしあなたが、音の位置や広がりをもっと自由に表現したいと感じているなら、このバンドルは確実に制作の幅を広げてくれるはずです。