
Analog Deck 24は、24種類のエフェクトを搭載したマルチFXワークステーションです。
ダイナミクス処理、音色補正、空間演出、モジュレーションを1つのプラグインに集約しており、ワンクリックでアナログ感のあるサウンドへ仕上げられます。
この記事では、主な機能や特徴、活用法、おすすめな人について詳しく解説します。
Analog Deck 24|24種類のエフェクトを搭載したアナログ質感FXワークステーション

Analog Deck 24は、Cloudy Samplesが開発したマルチFXワークステーションです。
ドラム、ボーカル、シンセ、ギター、さらにはマスターバスまで、さまざまなトラックにアナログらしい質感やヴィンテージテイストを加えられます。
複雑なルーティングや細かな設定を行わなくても、ワンクリックでサウンドに変化を与えられる点が大きな特徴です。
制作スピードを重視しながらも、音作りの幅を広げたいプロデューサーやクリエイターに適しています。
Analog Deck 24の特徴
Analog Deck 24には、4つのデッキに分かれた24種類のエフェクトが搭載されています。
各デッキは異なる役割を持ち、サウンドのキャラクターを素早く調整できます。
- Dynamics(ダイナミクス)
- Tone(トーン)
- Space(空間系)
- Modulation(モジュレーション)
用途ごとに整理されているため、直感的な操作で目的のサウンドへ近づけます。
Dynamicsデッキ
Dynamicsデッキは、音の勢いやまとまりをコントロールするためのセクションです。
トランジェントや音圧の調整に役立ちます。
搭載エフェクト
- Punch
- Crush
- Tight
- Glue
- Control
- Limit
ドラムを力強くしたり、ミックス全体を引き締めたりと、サウンドの土台作りに活躍します。
Toneデッキ
Toneデッキは、周波数バランスや音色のキャラクターを調整するセクションです。
アナログ機材を通したような質感を加えながら、音の印象を変化させます。
搭載エフェクト
- Warm
- Bright
- Dark
- Air
- Body
- Crisp
ボーカルを前に出したい場合や、楽器の存在感を高めたい場合にも便利です。
Spaceデッキ
Spaceデッキは、空間表現を担当するセクションです。
奥行きや広がりを簡単に追加できます。
搭載エフェクト
- Room
- Hall
- Plate
- Spring
- Width
- Ambience
自然な空間感から広がりのあるサウンドまで、さまざまな演出に対応します。
Modulationデッキ
Modulationデッキは、揺らぎや動きを加えるエフェクトを収録しています。
クラシックなモジュレーション効果からローファイ系のテクスチャまで利用できます。
搭載エフェクト
- Chorus
- Flange
- Phase
- Doubler
- Wobble
- Vinyl
単調なサウンドに個性や動きを与えたい場面で役立ちます。
エフェクトごとの細かな調整が可能
各エフェクトボタンをクリックすると、専用スライダーが表示されます。
直感的に調整できるだけでなく、数値入力にも対応しています。
主なメリットは以下のとおりです。
- エフェクト量を細かく設定できる
- マウス操作で素早く調整できる
- 数値入力による正確なコントロールが可能
- 音作りの再現性を高められる
シンプルな操作性と細かな調整機能を両立しています。
マスターセクション
マスターセクションには、最終的な音量やバランスを管理する機能が搭載されています。
主な機能
- Input Gain
- Output Gain
- Global Mixノブ
- A/B比較機能
Global Mixノブを利用すると、パラレル処理も簡単に行えます。
A/B比較機能によって、処理前後の違いを素早く確認できます。
Intelligent Auto Gainを搭載
複数のエフェクトを有効化すると音量が変化しやすくなります。
Analog Deck 24では、Intelligent Auto Gain機能によって出力レベルを自動で管理できます。
主なメリット
- 音量差による判断ミスを防げる
- エフェクトの効果を正確に確認できる
- ミックス時の作業効率が向上する
音量変化に惑わされず、純粋に音の変化へ集中できます。
3バンドEQを搭載
最終的な音色調整用として3バンドEQも用意されています。
EQセクションには専用バイパス機能も搭載されています。
できること
- 低域の補正
- 中域の調整
- 高域のコントロール
- EQのオン・オフ比較
エフェクト処理後の仕上げにも便利です。
プリセットブラウザー
Analog Deck 24には32種類のファクトリープリセットが収録されています。
プリセットブラウザーから簡単に呼び出せます。
主な機能
- プリセットの読み込み
- プリセット管理
- オリジナル設定の保存
- カスタムプリセットの呼び出し
音作りの出発点として活用できるため、短時間で理想のサウンドへ近づけます。
リアルタイム解析機能
Analysis Windowでは、サウンドの状態を視覚的に確認できます。
ドライ音とウェット音の両方をモニタリング可能です。
主な特徴
- リアルタイム表示
- Dry/Wetの視覚比較
- ミックス状況の確認
- より正確な音作りをサポート
耳だけでなく視覚的な判断も行えるため、効率的なミキシング作業につながります。
MIDI Learnとオートメーション対応
MIDI Learn機能とフルオートメーションに対応しています。
そのため、外部MIDIコントローラーとの連携もスムーズです。
活用例
- ノブ操作によるリアルタイムコントロール
- DAW上での自動化
- ライブパフォーマンスでの利用
- ダイナミックなエフェクト変化の作成
制作だけでなくパフォーマンス用途にも適しています。
Analog Deck 24の使い方・活用法
Analog Deck 24は、ミックスの仕上げから個別トラックの音作りまで幅広く活用できます。
24種類のエフェクトを組み合わせることで、短時間でも印象的なサウンドに仕上げやすくなります。
主な活用方法は以下のとおりです。
- ドラムにPunchやTightを使用してアタック感を強化する
- ボーカルにWarmやAirを加えて存在感を高める
- シンセやパッドにWidthやHallを適用して広がりを演出する
- ギターにChorusやDoublerを加えて厚みを出す
- VinylやWobbleを使ってローファイな質感を作る
- マスターバスにGlueやControlを使用してミックス全体をまとめる
- Global Mixノブを活用して自然なパラレル処理を行う
- A/B比較機能を使って最適な設定を素早く見つける
特に、複数のプラグインを立ち上げなくても、ダイナミクス処理・音色補正・空間演出・モジュレーションを1つの画面で調整できる点が魅力です。
アイデアを形にするスピードを落とさずに音作りを進められるため、ビートメイクや楽曲制作はもちろん、ミックスやマスタリングの最終調整にも役立ちます。
Analog Deck 24がおすすめな人
Analog Deck 24は、複雑な設定を行わずにサウンドへアナログ感やヴィンテージテイストを加えたい方に向いています。
操作がシンプルなため、初心者から経験豊富なプロデューサーまで幅広く活用できます。
特に以下のような方におすすめです。
- 手軽にアナログライクな質感を加えたい方
- ミックス作業を効率化したい方
- 複数のエフェクトを1つのプラグインで管理したい方
- ドラムやボーカルの存在感を簡単に高めたい方
- ローファイやヴィンテージサウンドが好きな方
- プリセットを活用しながら音作りしたい方
- DAW上で素早くミックスの方向性を決めたい方
- MIDIコントローラーを使ったリアルタイム操作を行いたい方
- 楽曲制作からミックスまで幅広く使えるエフェクトを探している方
一方で、コンプレッサーやリバーブなどを細かく作り込みたい場合は、専用プラグインの方が適していることもあります。
Analog Deck 24は細部の設定を追い込むというよりも、短時間でサウンドを魅力的に仕上げたい方にぴったりのマルチFXプラグインです。
対応環境
Analog Deck 24は主要な制作環境で利用できます。
対応内容
- VST3形式
- AU形式
- 64bit対応
- Windows対応
- macOS対応
ほとんどの主要DAWで使用できます。
まとめ:Cloudy Samples「Analog Deck 24」アナログ感とヴィンテージテイストを手軽に追加できる、24種類のエフェクトを搭載したマルチFXワークステーション|DTMプラグインセール
Analog Deck 24は、24種類のエフェクトを4つのデッキに整理したマルチFXワークステーションです。
特徴をまとめると以下のとおりです。
- 24種類のエフェクトを搭載
- Dynamics、Tone、Space、Modulationの4デッキ構成
- ワンクリックでアナログ感のあるサウンドを追加
- Auto Gain機能を搭載
- 3バンドEQを搭載
- 32種類のファクトリープリセットを収録
- MIDI Learnとフルオートメーション対応
- WindowsとmacOSに対応
複雑な設定を必要とせず、素早く音に個性を加えられるプラグインです。
アナログ感やヴィンテージテイストを手軽に取り入れたい方に適したFXツールといえるでしょう。


