
とにかく音を大きくしたい
限界まで潰したい
そんな欲望を、真正面から実現するのが「Absolutely Smashing」です。
RMS と LUFS を極限まで押し上げる設計で、デジタル的に可能な最大音量へと一気に追い込みます。
ナチュラルさよりも、圧と破壊力。
その方向に振り切ったエクストリーム・クリッパーです。
Sunbunny Absolutely Smashing:エクストリーム・クリッパー

Sunbunny Absolutely Smashing は、RMS と LUFS を極限まで押し上げることを目的に設計された“エクストリーム・クリッパー”です。
ミックスやサウンドを、デジタル的に可能な限りラウドに追い込むためのツールと考えると分かりやすいでしょう。
開発側もはっきりと警告しています。
このプラグインは、とにかく大きな音になります。
使用時はまずアウトプットレベルをしっかり下げておくこと。
どれほどの音量になるのか把握するまでは、慎重に扱う必要があります。
コンセプトは非常にシンプルです。
・入力された音に“無限ゲイン”を与える
・それをデジタル・ハードクリッパーに叩き込む
・可能な限りラウドネスを最大化する
その結果、+3 LUFS 以上を狙える設計になっています。
どんな人に向いているのか
Absolutely Smashing は、次のような場面で力を発揮します。
・とにかくラウドなサウンドを作りたい
・配信向けに音圧を極限まで上げたい
・クリッピングのキャラクターそのものを音作りに使いたい
・実験的な歪みや破壊的な音像を求めている
ナチュラルさよりも「強さ」「圧」「限界突破」を優先するタイプのプラグインです。
繊細なマスタリング用途というより、攻めの音作り向けと言えます。
主な機能
機能はシンプルに見えて、実はかなり作り込まれています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
RMS & LUFS-maxxing Extreme Clipper
・RMS と LUFS を最大化するためのクリッパー
・+3 LUFS 以上を目指せる設計
単なるリミッターではありません。
“限界まで潰す”ことを前提に設計された、かなり攻撃的な処理です。
Input EQ(Lo / Hi)
クリッピング前に音を整えるための EQ です。
・低域と高域それぞれに周波数とゲインを設定可能
・クリップ前の音のバランスをコントロールできる
どの帯域を先に押し込むかで、歪みの質が変わります。
低域を強めれば重量感のある歪みになりますし、高域を持ち上げればより鋭い印象になります。
Output EQ(Lo / Hi)
クリッピング後、オートゲイン前に配置された EQ です。
・潰れたあとのトーンを整形できる
・2段構えの EQ 構成
入力側で歪みの性質を作り、出力側で最終的な音色を整える。
この流れが、音作りの自由度を大きく広げています。
Auto Gain
処理後の信号を自動で正規化する機能です。
・出力ゲインを除くすべての処理後に適用
・内部で最も大きいサンプルが ±1 にクリップするよう自動調整
・デジタル的に可能な最大音量へ揃える
重要なのは、「ただ音量を揃える」だけでなく、内部的に最大まで到達させること。
常に限界値に張り付かせる設計です。
LUFS Boost
LUFS に基づいた専用ブーストコントロールです。
・LUFS 測定で使われる知覚カーブを正確に再現
・そのカーブに基づいた EQ ブースト
Auto Gain をオンにしている場合、入力素材によっては逆に少し静かになることもあります。
単純な音量ブーストではなく、「知覚ラウドネス」に基づく処理という点がポイントです。
包括的なメーター表示
視覚的な確認も非常に充実しています。
・Rail%
・RMS
・LUFS momentary
・Sample Peak
・True Peak
・Output Level
特に注目したいのが Rail%。
これは、信号が完全に最大値に張り付いている時間の割合を示します。
どれだけ“Absolutely Smashed”な状態かを数値で把握できます。
Oversampling
クリッピングの質感を調整する重要な項目です。
・高いオーバーサンプリングほど滑らかな音
・ただし最大まで張り付かせにくくなり、音量はわずかに下がる(約1〜2dB)
・1x(オフ)は最もラウドだが、より荒々しい質感
滑らかさを取るか、ラウドさを取るか。
ここは完全にトレードオフです。
目的に応じて選びましょう。
ゼロレイテンシー
・ルックアヘッドなし
・レイテンシーなし
・リアルタイム処理可能
制作中のトラックに挿して、その場で“破壊的ラウド”を確認できます。
対応環境とフォーマット
形式は VST3 のみです。
対応プラットフォームは以下の通りです。
・Windows(64bit、Windows 10 以降)
・macOS(Intel / Apple Silicon、macOS 11 以降)
・Linux(x86_64、Ubuntu 20.04 以降または同等環境)
Ableton Live、FL Studio、Reaper、Bitwig などの VST3 対応ホストで使用できます。
Logic でもラッパー経由で利用可能です。
まとめ:Sunbunny「Absolutely Smashing」+3 LUFS超えを本気で狙う!RMS&LUFS最大化エクストリーム・クリッパー|DTMプラグインセール
Sunbunny Absolutely Smashing は、「限界まで潰したい」という明確な目的を持つ人のためのプラグインです。
・とにかくラウドにしたい
・デジタルクリッピングのキャラクターを積極的に使いたい
・音圧を武器にしたサウンドを作りたい
そうした制作スタイルなら、強力な選択肢になります。
一方で、自然さや透明感を重視する用途には向きません。
このプラグインは、名前の通り“Absolutely Smashing”。
容赦なく叩きつけるためのツールです。
