
Commodore 64をただのレトロPCだと思っていませんか?
A-SIDは、そのC64を“ワウペダル”に変えてしまう、まったく新しい音響ツールです。
この記事では、A-SIDの仕組みと魅力、使い方を分かりやすく解説します。
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A-SID:C64がアナログ・ワウエフェクトになる音響ツール

A-SIDは、あの懐かしのCommodore 64(C64)を使ってワウエフェクトを生成できる画期的なツールです。
ハードウェアの改造は不要で、ソフトをカセットにコピーし、簡単なケーブルを自作することで使用可能になります。
さらに、C64を持っていない人も、DAW上で同じ体験ができるプラグイン版が用意されています。
A-SIDの主な特徴

- レゾナント・バンドパスフィルター(6 dB/oct)搭載
アナログ的な温かみを持ったフィルタリングを再現します。 - 16段階で調整可能なパラメータ
カットオフ周波数、LFOの深さ、LFO速度の設定が可能。C64ではジョイスティック、現代のDAWではマウスやタッチ操作に対応。 - SIDチップの違いによるカットオフ範囲
MOS 8580搭載機:400Hz~2.2kHz、MOS 6581搭載機:不定の範囲。 - LFOの仕様
サイン波ベースのLFO、出力値256段階、周波数範囲は約0.4Hz〜25Hz。C64では若干の揺らぎあり。 - 視覚的に楽しめるグラフィック
C64では320×200ピクセル、11色を使用したインタラクティブな表示。プラグイン版では自由にリサイズ可能。 - エクスプレッションペダル対応(C64のみ)
パドル端子を通じて接続し、カットオフ周波数をリアルタイムで操作可能。起動時にキャリブレーションを実行。
A-SIDプラグインの動作環境
動作環境は、以下の通りです。
サポート形式
- VST3、LV2
Windows
- OS:Windows 10以降
- ブラウザ:Edge(最新版)
- CPU:Intel Core i5以上
- メモリ:4GB以上
- 空き容量:1GB以上
macOS
- OS:macOS Ventura以降
- ブラウザ:Safari(最新版)
- CPU:Intel Core i5またはApple Silicon
- メモリ:4GB以上
- 空き容量:1GB以上
Linux
- OS:Debian 12以降、またはUbuntu 22.04 LTS / Linux Mint 21以降
- Qt 6 WebEngine Widgetsが必要(libqt6webenginewidgets6)
- CPU、メモリ、空き容量は他OSと同様
まとめ:Clack.DIGITAL「A-SID」C64ユーザーが待ち望んだ本格派エフェクト登場!アナログワウ効果とSIDチップの本格再現を、実機でもDAWでも楽しめる次世代音響ツール|DTMプラグインセール
A-SIDは、Commodore 64をアナログ風ワウエフェクトに変身させるユニークな音響ツールです。
・A-SIDは、C64をワウエフェクト化できるユニークな音響ツール
・ハードウェア改造不要で、カセットテープとケーブルを自作すれば使用可能
・プラグイン版ならDAWでもSIDフィルターを再現可能
・LFOやフィルター設定も細かく調整でき、アナログ的な音作りが楽しめる
・オープンソース要素も多く、技術的な学びや応用にも最適
C64をただのレトロマシンで終わらせない。音響クリエイティブの実験台として活用したい方は、ぜひA-SIDをチェックしてみてください。
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