
Just Say It!は、入力したテキストをそのまま音声として再生できるテキスト読み上げプラグインです。
DAW上で楽器のように扱える設計になっており、リアルタイムのピッチ変更やタイムストレッチ、MIDI演奏などにも対応しています。
この記事では、Just Say It!の特徴や主な機能、対応環境について分かりやすく紹介します。
Just Say It!とは

Just Say It!は、入力したテキストをそのまま音声として再生できるテキスト読み上げプラグインです。
一般的なブラウザ上の読み上げツールとは異なり、DAWで楽器のように扱えるよう設計されています。
パソコンにインストールされている音声を利用するため、インターネット接続やクラウドサービスは不要です。
入力した文章をリアルタイムで加工したり、MIDIで演奏したり、WAVファイルとして書き出したりと、音楽制作向けの機能が充実しています。
- テキストを入力するだけで音声を生成
- DAW上でソフトウェア音源として利用可能
- macOS・Windowsのシステム音声を利用
- リアルタイムでピッチや再生速度を変更
- MIDIキーボードから演奏可能
- リバーブ・ディレイをすぐに追加
- WAVファイルへ書き出し可能
- スタンドアロンアプリとしても利用可能
システム音声をそのまま利用できる
Just Say It!は、パソコンにインストールされている読み上げ音声を利用します。
新しい音声エンジンをダウンロードする必要はありません。
MacではmacOS Speech、WindowsではWindows Speech(WinRT・SAPI)を使用します。
利用できる音声はOS側にインストールされているものが一覧表示されます。
主なポイントは次のとおりです。
- 音声名と言語を一覧から選択できる
- Mac・Windows両方に対応
- システムへ追加した音声も利用可能
- インターネット接続不要
- AI音声は使用しない
テキストをリアルタイムで加工できる
入力した音声は、再生しながらリアルタイムで加工できます。
音程だけでなく、再生速度も自由に変更できるため、効果音やボーカル素材のような使い方も可能です。
利用できる加工機能は以下のとおりです。
- ピッチを±48半音まで変更
- 再生速度を1.0〜10.0倍まで変更
- WSOLA方式によるタイムストレッチ
- 再生中でもリアルタイムに操作可能
SpaceとEchoマクロを搭載
Just Say It!には、リバーブとディレイを素早く調整できるマクロが用意されています。
細かなパラメーターを調整する必要がなく、ノブを回すだけで音の広がりや残響を追加できます。
利用できる機能は次のとおりです。
- Spaceでリバーブ量を調整
- Echoでディレイ量を調整
- エフェクトの順番を切り替え可能
- 再生中でもリアルタイムに反映
- WAV書き出し時にもエフェクトを反映
Space → Echo
標準設定です。
先にリバーブをかけ、その後にディレイを加えます。
ディレイがリバーブに埋もれにくく、比較的すっきりした残響になります。
Echo → Space
先にディレイを通し、その後にリバーブを加えます。
ディレイ音までリバーブへ送られるため、より広がりのある空間表現になります。
MIDI演奏に対応
Just Say It!はMIDI入力にも対応しています。
MIDIノートを受信すると、入力したテキストの読み上げを開始します。
また、ノート番号に応じてピッチも変化します。
主な仕様は次のとおりです。
- Note Onで読み上げ開始
- C3が基準ピッチ
- MIDIノート0〜96に対応
- キーボード全体で±48半音をコントロール
WAVファイルを書き出せる
作成した音声は、そのままWAVファイルとして保存できます。
書き出し時には、再生中に設定した各種パラメーターも反映されます。
書き出し内容は以下のとおりです。
- モノラル16bit WAV
- ピッチ変更を反映
- ストレッチを反映
- Space・Echoを反映
- 音量設定を反映
DAWとの連携
Just Say It!は、DAW内で通常のソフトウェア音源と同じように扱えます。
プロジェクト保存時には、入力したテキストや設定内容も一緒に保存されます。
対応内容は次のとおりです。
- オートメーションに対応
- Voice切り替えも保存
- UIサイズもプロジェクトに保存
- インスタンスごとに設定を保持
- テキストも個別に保存
スタンドアロンでも使える
DAWがなくても単体アプリとして起動できます。
オーディオ出力やMIDIデバイスも設定できるため、簡単な読み上げ用途にも利用できます。
利用できる機能は次のとおりです。
- スタンドアロンアプリを付属
- オーディオ出力を選択可能
- MIDIデバイスを選択可能
- macOS・Windowsの両方に対応
完全ローカルで動作
Just Say It!は、すべての処理をパソコン内で実行します。
クラウドへデータを送信することはなく、アカウント登録も必要ありません。
特徴をまとめると次のとおりです。
- ローカル環境のみで動作
- AIモデルを使用しない
- クラウド通信不要
- テキストをアップロードしない
- レイテンシーは0サンプル
対応フォーマット・動作環境
Just Say It!は主要なプラグイン規格に対応しています。
対応フォーマット
- VST3
- CLAP
- Audio Units(macOS)
- スタンドアロンアプリ
対応OS
- macOS 10.14以降
- Windows 10以降(64bit)
プラグイン仕様
- インストゥルメントプラグイン
- ステレオ出力
- レイテンシー0サンプル
- ピッチ範囲:-48〜+48半音
- ストレッチ範囲:1.0〜10.0倍
- Space・Echo:0〜100%
- 音量:-60〜0dB
- MIDIノート:0〜96(C3が基準)
- UIサイズ変更対応
- モノラル16bit WAVを書き出し対応
まとめ:Celestial Textures「Just Say It!」入力したテキストをそのまま音声化してDAWで演奏・加工できる無料テキスト読み上げプラグイン|DTMプラグインセール
Just Say It!は、入力したテキストをDAW上で自由に扱えるテキスト読み上げプラグインです。
OS標準の音声を利用するため、インターネット接続やAIサービスに依存せず、すぐに利用できます。
さらに、リアルタイムのピッチ変更やタイムストレッチ、MIDI演奏、リバーブ・ディレイ、WAV書き出しなど、音楽制作で活用しやすい機能が一通り揃っています。
ナレーション素材の作成はもちろん、ボーカルエフェクトやサンプル制作、効果音作成まで幅広く活用できるプラグインです。
