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MousePlugins「The Trick」同じ周波数であえて“ブーストとカット”を同時に行う!回路そのものを再現したパッシブEQ

【無料配布】MousePlugins「The Trick」がリリース & 無料配布!

MousePlugins「The Trick」同じ周波数であえて“ブーストとカット”を同時に行う!回路そのものを再現したパッシブEQ|DTMプラグインセール

同じ周波数で、あえて「ブースト」と「カット」を同時に行う。
一見すると矛盾したその操作が、低域を太く、しかも引き締める。

The Trickは、カーブではなく回路そのものを動かす発想から生まれた、キャラクター重視のパッシブEQプラグインです。

CONTENTS

The Trickとは

MousePlugins「The Trick」同じ周波数であえて“ブーストとカット”を同時に行う!回路そのものを再現したパッシブEQ|DTMプラグインセール

The Trickは、クラシックなパッシブ・プログラムEQの回路そのものをモデリングしたEQプラグインです。
一般的なEQのように「カーブを再現する」のではなく、実際のアナログ回路構造をサンプル単位で動かします。

BoostとCutを同時に行う。
しかも、あえて同じ周波数で。
この一見矛盾した動作こそが、The Trickの名前の由来です。

最大の特徴:Boost & Cutを同時に行う回路設計

The Trickの低域セクションは、以下の構成です。

  • LF Boost
  • LF Atten(Attenuation)
  • 共有の周波数セレクター(20 / 30 / 60 / 100 Hz)

BoostとAttenは同じ周波数を選択します。
しかし、内部では独立したLCネットワークとして動作します。

その結果どうなるか。

  • まず低域が共振的に持ち上がる
  • そのすぐ上が軽く削られる

つまり、
「太くなるのに、もたつかない」
という独特のカーブが自然に生まれます。

これはソフト的な裏技ではありません。
ハードウェアと同じ理由で起きる現象です。

高域セクション:Air Without Sizzle

高域には2つの独立ネットワークがあります。

HF Boost

  • 7段階の周波数選択(3 / 4 / 5 / 8 / 10 / 12 / 16 kHz)
  • Bandwidth(Q)調整可能
  • 共振型RLCピーク

例えば、

  • 10 kHzをブーストすると存在感が出る
  • 8〜10 kHzで空気感を足せる
  • 3〜5 kHzでボーカルの前出しが可能

HF Atten

  • 5 / 10 / 20 kHzの3ポジション
  • 独立したハイシェルフ・カット

おすすめの使い方は、

  • 10 kHzをBoost
  • 20 kHzをAtten

こうすることで、存在感は増すのに、耳障りなシズル感を抑えられます。

いわゆる「Air without sizzle」です。

EQをオフにしても残るキャラクター

The Trickは、EQをすべてゼロにしても完全なバイパスにはなりません。

信号は常に以下を通過します。

  • チューブ・メイクアップステージ
  • トランスフォーマーのボイシング

その結果、

  • 偶数次倍音の付加
  • 低域のわずかな温かみ

が加わります。

いわば「電源を入れているだけで鳴りが変わる」タイプの設計です。

モデリング方式:Wave Digital Filter

The Trickは、Wave Digital Filter(WDF)ツリーとして回路を実装しています。

  • 抵抗
  • コンデンサ
  • インダクタ
  • 周波数セレクタースイッチ

これらをサンプル単位で動作させます。

重要なポイントは、

  • パッシブ回路部分は線形
  • そのためエイリアシングが発生しない

オーバーサンプリングが必要なのはチューブステージのみです。

品質モード(Quality)

チューブステージ専用のオーバーサンプリング設定です。

  • Eco(1x)
  • Normal(2x)
  • HQ(4x)
  • Ultra(8x)

用途の目安は以下のとおりです。

  • トラッキング時はEco
  • 通常作業はNormal
  • 最終書き出しはUltra

典型的な使いどころ

推奨チェーン例です。

1. バスやマスターで

source → comp / de-ess → The Trick → limiter

ダイナミクス処理の後、ピークキャッチ前に置く。
素材全体のトーンを整える用途です。

2. マスタリング的な流れ

source → The Trick → opto/VCA leveler → limiter

ハードウェアの典型的な接続方法。
レベル変化を後段で吸収します。

3. 名前の由来ムーブ

source → The Trick(60 HzでBoost & Atten両方上げる)→ saturator
  • Outputを−6 dBから開始
  • LF BoostとLF Attenを0.3から上げていく
  • 0.3〜0.7付近でピーク→ディップが決まる

低域が締まりながら前に出ます。

どんなEQではないのか

The Trickは、サージカル用途には向きません。

  • LFは4ポジション
  • HF Boostは7ポジション

狭帯域で特定の共振をピンポイントで削る設計ではありません。

用途はあくまで、

  • トーンシェイピング
  • ハーモニックな色付け
  • 音楽的な持ち上げ

音を整えるより、音を育てるタイプのEQです。

システム要件

  • Windows 10+ 64bit / Linux 64bit
  • 44.1 kHz 〜 192 kHz対応
  • 64bit x86 CPU
  • Ecoモードではレイテンシーゼロ
  • メール認証方式
  • iLok不要

【無料配布】MousePlugins「The Trick」がリリース & 無料配布!

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まとめ:MousePlugins「The Trick」同じ周波数であえて“ブーストとカット”を同時に行う!回路そのものを再現したパッシブEQ|DTMプラグインセール

The Trickは、カーブではなく回路を動かすEQです。

同じ周波数でBoostとCutを同時に行う。
その結果、低域が太く、しかし整理される。

高域は空気感を足しながら耳障りさを抑えられる。
さらに、チューブとトランスの色が常に乗る。

細かく削るEQではありません。
音楽的に押し出すためのEQです。

「整える」より「キャラクターを足す」。
そういう発想で使うと、このプラグインの本質がよく見えてきます。

MousePlugins「The Trick」同じ周波数であえて“ブーストとカット”を同時に行う!回路そのものを再現したパッシブEQ|DTMプラグインセール

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