
世界各地のリズムを取り込みながら、自由に再構築できるループ音源を探している方へ。
Expeditionsは、豊富なワールド系ループと4コア構造のエンジンを組み合わせ、シネマティックな楽曲制作を強力にサポートします。
単なる素材集ではなく、「組み立てる楽しさ」を味わえる音源です。
Expeditions:シネマティック&ワールド系ループを自在に操る、4コア・リズムエンジン
Expeditionsは、Sample Logicが開発したダイナミックなリズムシーケンス&エフェクトエンジンです。
世界各地のシネマティック/ワールド系ループを多数収録し、ジャンルを問わず楽曲制作に活用できます。
単なるループ集ではありません。
4コア構造の強力なループエンジンを軸に、リアルタイムで加工・再構築できる設計になっています。
「素材を並べる」のではなく、「素材から楽曲を生み出す」ための音源です。
世界中のサウンドを収録したループコレクション

Expeditions最大の魅力は、グローバルに広がる音素材の豊富さです。
収録ループの特徴
- アフリカ、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、ラテンアメリカなど世界各地のサウンド
- アコースティック、メロディック、シンセティック、オーケストラ、ハイブリッド、インダストリアルなど多彩なジャンル
- 実演奏をもとに制作された高品質な録音素材
- 965種類のループ
- 800以上のプリセット
ドラムキット、オーケストラ、管楽器、民族打楽器、ピアノ、シンセなど、多様な音源を融合しています。
ワールドミュージック制作はもちろん、映画音楽、トレーラー、アンビエント、ゲーム音楽にも相性が良い構成です。
4コア・ループエンジンとは何か

Expeditionsの核となるのが「4コア・ループエンジン」です。
基本構造
- 最大4つのループソースを同時再生可能
- 各ループは独立した「ループコア」にロード
- リアルタイムでエフェクト処理
- ループを重ねて複雑なグルーヴを構築
単にレイヤーするだけではありません。
各コアに対して細かくエディットが可能です。
各ループコアに搭載されるエフェクト
- リバーブ
- ディレイ
- フィルター
- ディストーション
- その他多数
さらに、4つのコア全体に適用できるマスタリングエフェクトも用意されています。
複数のグルーヴを絡ませながら、統一感あるサウンドに仕上げられます。
ループを「再構築」するセグメント機能

Expeditionsでは、各ループがリズミックなセグメント単位に分割されています。
セグメント単位で可能な操作
- 再生順の変更
- 再生方向の切り替え
- シーケンスの自由構築
- 個別エフェクト適用
静的エフェクトとして、以下の加工が行えます。
- スタッター
- トランスポーズ
- リバース
- ボリューム調整
- パンオートメーション
さらに、ダイナミックエフェクトシーケンスをホットスワップ可能です。
これにより、単調になりがちなループが、生きたリズムへと変わります。
セグメント単位のエフェクト・シーケンス
各エフェクトモジュールは、セグメントごとにシーケンス設定が可能です。
- ユーザー定義のテンポ分解能
- セグメント単位でエフェクトをオン/オフ
- 4コア間でセグメントを横断的に制御
つまり、「どのタイミングで、どのコアが鳴るか」を緻密にデザインできます。
単なるループプレイヤーとは一線を画す構造です。
直感的なランダマイズ機能
制作スピードを上げたい場面にも強い設計です。
ランダマイズの特徴
- 12以上のパラメータをランダム化可能
- 任意のパラメータだけを選択してランダム化
- 1兆通り以上の組み合わせ
インスピレーションが欲しいときに非常に有効です。
意図しなかった展開から、新しい楽曲の方向性が見つかることもあります。
サウンドカテゴリーの幅広さ
収録カテゴリは非常に多岐にわたります。
例として、
- Africa / Asia / Europe / Middle East / Latin
- Cinematic / Ambient / Hybrid / House
- Drum Kit / Hand Percussion / Taiko / Tabla
- Synth / Brass / Winds / Guitar / Vocal
- Glitch / Industrial / Distorted
- Soft / Hard / Fast / Slow
ワールド系に特化しながらも、エレクトロニックやトレーラー系とも自然に融合できる設計です。
Expeditionsの使い方・活用法
Expeditionsは、単にループを再生する音源ではありません。
「組み合わせ」「再構築」「変化」を軸に使うことで、本来の魅力が発揮されます。
ここでは、制作現場で実践しやすい活用法を具体的に紹介します。
シネマティック楽曲の土台作りに使う
映画音楽やトレーラー制作では、序盤の空気作りが重要です。
Expeditionsは、世界各地の打楽器やオーケストラル要素を組み合わせることで、短時間で重厚なグルーヴを構築できます。
活用のポイントは以下です。
- 4コアに異なる地域系ループを配置する
- 低域パーカッションで重心を作る
- 中高域の民族楽器で動きを出す
- マスターエフェクトで空間をまとめる
ゼロから打ち込むよりもスピード感があります。
プリセットを起点に細部を調整していく方法も効果的です。
ワールド要素をポップスやEDMに取り入れる
ポップスやEDMに民族的なニュアンスを加えたい場合にも役立ちます。
ループをそのまま前面に出すのではなく、テクスチャとして混ぜるのがコツです。
具体例として、
- サビ前のビルドアップに民族パーカッションを重ねる
- ブレイク部分でワールド系ループを単独で鳴らす
- EDMキックと組み合わせてハイブリッドグルーヴを作る
セグメント単位で再構築できるため、リズムパターンを現代的にアレンジできます。
そのまま使っても「ループ感」が出にくい点が強みです。
セグメント編集でオリジナルパターンを作る
Expeditionsの本領は、セグメント編集機能にあります。
ループを細かく分割し、順序や方向を自由に変更できます。
活用アイデアは以下です。
- 再生順を入れ替えて別パターンを生成する
- 一部セグメントだけリバースさせる
- スタッターを特定箇所にだけ適用する
- テンポ解像度を変えてグルーヴを崩す
既存ループを素材として扱い、自分だけのフレーズに変換できます。
この工程が、他のループ音源との差別化ポイントになります。
ランダマイズでアイデア出しを高速化する
制作中に行き詰まったとき、ランダマイズ機能が役立ちます。
複数パラメータを同時に変化させることで、思いがけない展開が生まれます。
おすすめの使い方は、
- ループ構成は固定し、エフェクトだけランダム化する
- 特定のコアだけをランダム対象にする
- 新しいイントロパターンを作るために全体を変化させる
偶然性を取り入れることで、作業効率が上がります。
完全に任せるのではなく、方向性を絞って使うのがポイントです。
トレーラーやゲーム音楽の展開作りに使う
展開重視の楽曲制作にも向いています。
セグメントのオン/オフを切り替えるだけで、曲の緊張感をコントロールできます。
例えば、
- Aメロでは2コアのみ使用する
- サビで4コアすべてを開放する
- ブレイクでパーカッションを一時停止する
構造的なアレンジが直感的に行えます。
打ち込みよりも早く、大胆な変化を試せるのが魅力です。
サウンドデザイン用途として使う
Expeditionsはリズム用途に限りません。
エフェクトを強くかければ、サウンドデザイン素材としても活用できます。
具体的には、
- フィルターとディストーションでテクスチャを生成する
- 極端なテンポ解像度でグリッチサウンドを作る
- マスタリングエフェクトで空間的な効果音を作る
映像作品やゲームの背景効果音にも応用可能です。
ループ音源の枠を超えた使い方ができます。
Expeditionsがおすすめな人
Expeditionsは、単なるループ集ではなく「ループを再構築するためのエンジン」です。
その特性を踏まえると、特に相性が良いユーザー像が見えてきます。
ここでは、どんな方に向いているのかを具体的に整理します。
シネマティックやトレーラー音楽を制作する人
重厚で展開のあるリズムを求める方に適しています。
- 映画音楽や予告編風トラックを制作している
- ゲーム音楽で緊張感のあるビートを作りたい
- パーカッション主体の壮大なサウンドを組み立てたい
- 世界観を感じさせるグルーヴを短時間で作りたい
4コア構造によって段階的な盛り上げが簡単に作れます。
展開重視の楽曲と特に相性が良い音源です。
ワールドミュージックを現代的に取り入れたい人
民族楽器や各地域のリズムを、今のサウンドに融合させたい方にも向いています。
- アフリカや中東、アジア系リズムを楽曲に取り入れたい
- 生演奏系の質感をデジタル制作に加えたい
- ワールド要素をポップスやEDMに自然に混ぜたい
- 既存の打ち込みドラムに変化を加えたい
ループを細かく再構築できるため、いわゆる「素材そのまま感」が出にくい点が魅力です。
個性を保ちながら民族要素を取り込めます。
ループをそのまま使いたくない人
既製ループを並べるだけの制作に物足りなさを感じている方にもおすすめです。
- ループを自分なりに加工したい
- 同じ素材でもオリジナル性を出したい
- セグメント単位で細かく編集したい
- エフェクトも含めて一体的にコントロールしたい
セグメント編集やエフェクトシーケンス機能があるため、素材を「部品」として扱えます。
完成品ではなく、素材から組み立てたい方に向いています。
アイデア出しを高速化したい人
制作スピードを重視する方にも相性が良い設計です。
- 短時間で曲の土台を作りたい
- 行き詰まったときの刺激が欲しい
- ランダマイズ機能で発想を広げたい
- 直感的な操作で展開を試したい
パラメータを一部だけランダム化することで、予想外のリズムが生まれます。
インスピレーション重視の制作スタイルとよく合います。
ハイブリッドなサウンドを作りたい人
アコースティックとエレクトロニックを融合させたい方にもおすすめです。
- 民族打楽器とシンセを組み合わせたい
- オーケストラとビートを一体化させたい
- グリッチやインダストリアル要素を加えたい
- 複数ジャンルを横断する楽曲を制作したい
収録ループのジャンル幅が広く、ハイブリッド構築に向いています。
ジャンルに縛られない制作スタイルに適した音源です。
逆に向いていない可能性がある人
参考までに、以下のような方は機能を持て余すかもしれません。
- 単純にワンショット素材だけが欲しい
- 複雑なエディットは行わない
- ループをそのまま再生する用途が中心
Expeditionsは「操作してこそ価値が出る」設計です。
能動的に触る人ほど真価を感じられます。
製品概要
- 開発元:Sample Logic
- 容量:1.5GB
- フォーマット:Kontakt用ライブラリ
- 必要環境:Kontakt 5.7以上のフルバージョン(Kontakt Player非対応)
- スタンドアロン/VST/Audio Units/AAX対応
- Maschine、Komplete Kontrol対応
- NKS対応
Kontaktベースで動作するため、既存の制作環境にもスムーズに組み込めます。
ただしKontakt Playerでは動作しない点は注意が必要です。
動作環境
動作環境は、以下の通りです。
必須条件
- Kontakt 5.7以上(フルバージョン)
Mac
- macOS 10.10〜10.12(64bit)
- Intel Core 2 Duo
- 4GB RAM(6GB推奨)
Windows
- Windows 7 / 8 / 10
- Intel Core 2 Duo または AMD Athlon 64 X2
- 4GB RAM(6GB推奨)
- 空きディスク容量:1.5GB
まとめ:Sample Logic「Expeditions」世界各地のリズムを自由に再構築!4コア・ループエンジンで無限のグルーヴを生み出すシネマティック音源|DTMプラグインセール
Expeditionsは、世界中の多彩なループ素材をベースに、柔軟なシーケンス編集とエフェクト処理が行えるリズム音源です。
4コア構造によって複雑なグルーヴを直感的に構築でき、シネマティックやワールド系制作に深みを加えます。
- 世界各地のリズムを収録した豊富なループ群
- 最大4系統を同時に扱えるマルチコア設計
- セグメント単位で再構築できるシーケンス機能
- 多彩な内蔵エフェクトとマスター処理
- パラメータを自在に変化させるランダマイズ機能
- NKS対応によるスムーズな連携環境
ループを「並べる」のではなく、「再構築する」
その発想で制作したい方にとって、有力な選択肢となる音源です。





