
オーケストラ音楽に興味はあるものの、何から始めればいいのか分からない。
そんな方に向けて用意されているのが、基礎から実践までを丁寧に学べる無料のオンラインコースです。
オーケストラの仕組みと、DAWを使った現実的な書き方を、無理なく身につけられる内容になっています。
Introduction to Writing for Orchestra:無料のオンラインミニコース

Introduction to Writing for Orchestra は、オーケストラ作曲をこれから始めたい方に向けた、無料のオンラインミニコースです。
映画やゲーム、映像音楽の分野で活躍する Guy Michelmore が講師を務めています。
このコースでは、Spitfire Audio が提供する Spitfire Symphony Orchestra Discover を使いながら、オーケストラの基礎知識から、DAW上での実践的な書き方までを段階的に学びます。
作曲経験が浅い方でも理解しやすい構成で、「オーケストラは難しそう」という心理的ハードルを下げてくれる内容になっています。
このコースで学べることの全体像
Introduction to Writing for Orchestra の目的は、オーケストラ音楽を「理論だけでなく、実際に書けるようになること」です。
コース全体を通して、次のような力が身につきます。
- オーケストラがどのような楽器編成で成り立っているかの理解。
- DAWとサンプル音源を使った、現実的なオーケストラ表現。
- 技術的な操作に振り回されず、音楽的な発想に集中するための考え方。
- テーマを書き進めるための、実践的なワークフロー。
単なる機能説明ではなく、「どう考えればオーケストラらしく聴こえるのか」に重点が置かれている点が特徴です。
モジュール1:インストールと初期設定
最初のモジュールでは、制作環境の準備から始まります。
ここでは主に次の内容を扱います。
- Spitfire Audio ライブラリへのアクセス方法。
- Kontakt Player を使った音源の管理とセットアップ。
- サンプルをどこにインストールすると、DAWで扱いやすいか。
- 使用しているDAW内での基本的な読み込み手順。
オーケストラ音源に初めて触れる方がつまずきやすい部分を、順を追って丁寧に解説してくれる構成です。
モジュール2:オーケストラの基礎理解
次のモジュールでは、オーケストラそのものについて学びます。
取り上げられる主なポイントはこちらです。
- 弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器という楽器ファミリーの役割。
- それぞれの楽器が、アンサンブルの中で担う音楽的な役目。
- Spitfire Symphony Orchestra Discover に含まれる編成の特徴。
- DAW上で、より自然に聴こえる鳴らし方の考え方。
楽器の名前を覚えるだけでなく、「なぜこの楽器がここで使われるのか」という視点が強調されます。
モジュール3:サンプルによるオーケストレーション入門
オーケストラ作曲を始めたばかりの頃は、DAWの機能を持て余してしまうことが少なくありません。
このモジュールでは、作業をシンプルに保つための考え方を学びます。
具体的には、次のような内容です。
- リアルなモックアップに必要な最低限のツール。
- アーティキュレーションや奏法の切り替え方。
- テンプレートを使うことのメリット。
- 作曲と操作を分離する、効率的なワークフロー。
「全部やろうとしない」という発想が、結果的に音楽の完成度を高めることを実感できる内容です。
モジュール4:実際にオーケストラ曲を書く
最後のモジュールでは、これまで学んだ内容を実践に移します。
ここでは、ミニ課題を通して次の力を養います。
- 最初の作曲プロジェクトをスムーズに立ち上げる方法。
- テーマ作りに集中できる作業手順の組み立て。
- 技術的な問題で手が止まらないための準備。
- 書き進めながら修正していく、現実的な制作感覚。
理論と操作が一体化し、「書ける感覚」を身につけるための重要なパートです。
講師 Guy Michelmore について
このコースを担当する Guy Michelmore は、映画、テレビ、ゲーム分野で長年活動してきた作曲家です。
- 世界的に知られる映像作品への参加経験。
- テレビシリーズの音楽で評価を受けた実績。
- 教育的で分かりやすい解説スタイル。
YouTube などを通じて、音楽理論や作曲を身近な言葉で伝えてきた人物でもあります。
初心者の視点を理解した指導が、このコース全体を支えています。
ダウンロード教材とインタラクティブ機能
Introduction to Writing for Orchestra には、学習を助ける補助コンテンツも用意されています。
主な内容はこちらです。
- Logic、Cubase、Ableton Live 用のオーケストラテンプレート。
- 完成された楽曲データを読み込んで分析できる素材。
- 弦楽テーマを書くためのミニプロジェクト。
- モチーフ生成や、各楽器の役割を理解するためのインタラクティブ機能。
「何から書けばいいか分からない」という状態を避けるための工夫が、随所に盛り込まれています。
このコースが向いている人
Introduction to Writing for Orchestra は、次のような方に特に向いています。
- オーケストラ作曲に興味はあるが、難しそうで手を出せなかった方。
- DAWは使えるが、オーケストラ表現に自信がない方。
- 映像音楽やシネマティックなサウンドを作りたい方。
- 基礎から順序立てて学びたい方。
自分のペースで、何度でも学び直せる点も大きな魅力です。
まとめ:Spitfire Audio「Introduction to Writing for Orchestra」楽器編成の基礎からDAWでの書き方まで丁寧に学べる!オーケストラ作曲をゼロから始めたい人のための実践入門講座|DTMプラグインセール
Introduction to Writing for Orchestra は、オーケストラ作曲を「知識」と「実践」の両面から学べる入門向けコースです。
難解になりがちなオーケストレーションを、実際の制作手順に落とし込みながら理解できる点が大きな特徴です。
- オーケストラの楽器編成と役割を、音楽的な視点で学べる
- DAWとサンプル音源を使った、現実的な制作方法に焦点を当てている
- 操作に振り回されず、作曲に集中するための考え方が身につく
- テンプレートや課題を通して、手を動かしながら理解できる
- 初心者がつまずきやすいポイントを、順序立てて解消してくれる
オーケストラ作曲への最初の一歩として、安心して取り組める内容を探している方にとって、非常に相性の良いコースと言えるでしょう。

