
AliasSynthは、「音の正確さ」よりも「ノイズや折返し」に価値を見出す実験的なシンセサイザーです。
あえてアンチエイリアス処理を搭載せず、ナイキスト周波数を超える信号を可聴帯域に折り返すことで、鋭くザラついた異色のサウンドを実現します。
定番シンセでは出せない音を求める方にこそ試してほしい一台です。
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AliasSynth:エイリアスノイズを積極的に活かす実験的シンセ&サンプルプレイヤー

AliasSynthは、あえてアンチエイリアス処理を搭載していないというユニークな設計思想を持つ、Windows向けのソフトウェア・シンセサイザー/サンプルプレイヤーです。
一般的なシンセでは抑制される「ナイキスト周波数(22050Hz)を超える音」がそのまま可聴帯域に折り返され、過激で荒々しい音像を生み出します。
これはミスではなく「設計されたノイズ」。
AliasSynthは、クリーンで正確な音を目指すシンセではなく、エイリアシングやスペクトル折返しを積極的に活用する音響実験ツールです。
AliasSynthの主な用途と活用シーン
このシンセは、下記のような目的に向いています。
実験的で不思議なパッド・スタブの音作り
- 荒く独特な倍音を含む音を生成可能
- お気に入りのフィルターやエフェクトで加工することで、予想外の響きに
サンプルを高音で再生し「データグリッチ風」のサウンドを作る
- C0設定でサンプルを読み込み、C5やC6など高音で再生すると、
極端に短く、高音質なグリッチ系音色が作れる
低いナイキストカットオフで個性的なベース音を作る
- 再生限界に近い周波数を使うことで、歪んだ低域や倍音のあるベースが生成可能
予測不能な音を楽しむサウンドデザイン全般
- 極端な設定での動作も「バグ」ではなく、意図された挙動
- 通常のシンセでは得られない音を創作に取り入れられる
主要な音色モードと機能
AliasSynthには、以下のようなモードと機能が搭載されています。
音色モード一覧
- Subtractive Saw(減算式ソウ)
基本周波数のみを生成し、波形をフォールディング処理。CPU負荷が低い - Additive Saw(加算式ソウ)
64個の倍音から成るSaw波。各倍音ごとに個別でナイキスト折返し処理を実施。高負荷だが複雑な倍音が得られる - Sine Wave(サイン波)
クラシックなFM用途に適したシンプルな単一オシレーター - Sample(Root C0)
読み込んだモノラルサンプルを「C0」基準で再生。ナイキスト折返しは再生速度に影響し、倍音には影響しない
高音で再生すると極端に短くなる=グリッチ音向き - Sample(Root C5)
C5で元のピッチになる設定。一般的な用途向け - Sample(Root C10)
C10が基準音になる設定。低い鍵盤で再生すると長く引き伸ばされる
主な機能
- ADSRエンベロープ:シンプルなアタック・ディケイ・サステイン・リリース制御
- 2オペレーターFM(周波数変調):サイン波モジュレーター搭載(デフォルトON)
- ビットレート/周波数コントロール:粗さの調整に使用
- トランスポーズ/グライド:ピッチの滑らかな移行も対応
- ウェーブフォールディング:波形の折り返し効果を追加
- サンプル&ホールド:ランダム性のある変調や不規則な変化に
AliasSynthがおすすめな人
AliasSynthは、次のような方に強くおすすめです。
- 既存のシンセ音に飽きている
- ノイズや予想外の音を音楽に取り入れたい
- サンプルを変則的に使って、グリッチ的な演出をしたい
- ソフトウェア・シンセで“不安定さ”や“バグっぽさ”を武器にしたい
開発・ライセンス情報
- AliasSynthはオープンソースで、JUCEフレームワークを用いて開発
- Google GeminiおよびChatGPTのサポートを受けて制作
- ソースコードは自由に利用可能(ただし、そのまま販売することは禁止)
まとめ:Aqua Node「AliasSynth VST for Windows」実験音楽・チップチューン・IDMに最適!あえてアンチエイリアスを外し、ノイズと折返しを積極的に使う“設計された粗さ”のあるVSTシンセサイザー|DTMプラグインセール
AliasSynthは、エイリアシングとスペクトルフォールディングを積極的に活用することで、予測不能で荒々しい音色を生み出すシンセサイザー兼サンプルプレイヤーです。
クリーンさを排除した設計が、逆に新たな音の可能性を引き出します。
- アンチエイリアス非搭載で“意図的なノイズ”を生成
ナイキスト周波数を超えた音が折返しされ、可聴帯域に独特な倍音が現れる - 6つの音色モードを搭載(減算式、加算式、サンプル再生など)
倍音構成や再生挙動が異なるため、目的に応じた音作りが可能 - FM、ビットレート、ウェーブフォールディング、グライドなど実験的な変調機能も充実
極端な設定ほど“想定外”の音に出会える - サンプルプレイヤーとしても強力
C0〜C10基準で読み込み音程を操作し、グリッチや変調素材に - ソースコードはオープン。JUCEベースで自由に拡張可能
コードの再配布は不可だが、改変・流用は自由
AliasSynthは、きれいな音を求める人ではなく、「混沌の中から音を探したい人」のための道具です。
