
デジタルミックスに“温かみ”や“まとまり”が足りないと感じたことはありませんか?
そんなときに頼りになるのが、アナログテープの質感を手軽に加えられる「HoRNet TapeLite」です。
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HoRNet TapeLite:ミックスにアナログの温かみと一体感を加える無料テープサチュレーションプラグイン

現代の音楽制作において、デジタル録音は以下のような利便性を提供してくれます。
- 無制限のトラック数
- 瞬時の再現性(インスタントリコール)
- ノイズフロアがゼロ
ただし、この便利さの裏にはある種の「冷たさ」や「無機質さ」が潜んでいます。
- デジタル録音は「直線的」な記録方式であり、
音に対して「反応しない」「押し返さない」特性を持っています。 - そのため、ミックス全体が「バラバラ」「無機質」に感じられることも。
そこで登場するのが「HoRNet TapeLite」
HoRNet TapeLiteは、アナログテープの非線形な特性をデジタルミックスに取り入れるためのテープサチュレーション・プラグインです。以下のような効果を通して、トラック同士を自然に“接着”し、音に奥行きと一体感を与えてくれます。
主な特徴
- 非線形の挙動を再現
テープ録音特有の「押し返すような反応」「自然な飽和感」をデジタル環境でも再現。 - 倍音の追加
サチュレーションによって自然な倍音が加わり、音に豊かさや厚みが増します。 - 微細なコンプレッション効果
テープ独特の柔らかいコンプレッションが、ピークをなだらかに抑えながらも音を前に出します。 - 周波数特性の“バンプ”
アナログテープならではの、わずかに持ち上がる特定の周波数が、音に“キャラクター”を付加します。
音質の要「Otari MX80」に基づいたエミュレーション
- TapeLiteは、名機Otari MX80(マルチトラックアナログテープレコーダー)をベースに設計。
- このエミュレーションにより、リアルで温かみのあるテープサウンドを再現可能。
2つのテープスピード設定
- 15 IPS(Inches Per Second)
低域が豊かで太さのあるサウンド。ヴィンテージ感を出したいときにおすすめ。 - 30 IPS
よりクリアでハイファイなサウンド。ミックス全体を引き締めたいときに向いています。
高音質設計:固定4倍オーバーサンプリング
- 内部処理は常に4倍のサンプリングで行われるため、エイリアシング(音のにじみ)を抑えた高品位な出力が可能。
- ローファイさとクオリティの両立を図っています。
どんな場面で使えるのか?
- ミックスにアナログ感を足したいとき
- トラック同士を“接着”して一体感を出したいとき
- サブグループ(ドラムバスやボーカルバスなど)での使用
- 2ミックス(ステレオアウト)に最終的なキャラクター付加として
対応フォーマット
- VST3、AU
- Mac / Windows 両対応
まとめ:HoRNet Plugins「HoRNet TapeLite」デジタルの冷たさを和らげ、自然な温かみと一体感を生む“本物志向”のテープエミュレーションプラグイン|DTMプラグインセール
HoRNet TapeLiteは、アナログテープレコーダーの特性を再現した無料のサチュレーションプラグインです。
非線形の倍音生成やコンプレッション効果、テープ速度の切り替えなどを備え、無機質になりがちなデジタルミックスに自然な一体感を与えます。
- アナログ機器「Otari MX80」を元に設計された本格的なテープサチュレーション
- 15IPS / 30IPS の2つのテープ速度で音のキャラクターを使い分け可能
- 4倍オーバーサンプリング処理によって高品位なサウンドを実現
- ミックスに温かみ・粘り・まとまりを付加できる
- VST3 / AU 対応、MacとWindowsで使用可能
- 完全無料で利用可能
「ミックスにもう一段階の“まとまり”を加えたい」
そんなときに、まず試してほしいのがこのHoRNet TapeLiteです。
手軽さと高音質を両立した、ミキシングの心強い味方になるでしょう。
