
ギター用アンプシミュレーター「AmpBender」は、Marshall JCM800をベースに開発された革新的なプラグイン。
リアルなサウンドだけでなく、自由な音作りが可能な“Bending Patchbay”など、従来のシミュレーターとは一線を画す機能が魅力です。
今回はその魅力を詳しく解説します。
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AmpBender:Marshall JCM800系を極限まで操れる次世代アンプシミュレーター

AmpBenderは、伝説的なMarshall JCM800の回路をベースに開発された、革新的な真空管アンプシミュレーターです。
ただの「再現」では終わらず、JCM800の枠を超えて“新しい音”を探求するためのツールとして設計されています。
AmpBenderの特徴まとめ
AmpBenderの特徴は、以下の通りです。
特許級の機能「Bending Patchbay」
AmpBender最大の特徴がこのBending Patchbay(ベンディング・パッチベイ)。
- シグナルのルーティングを自由にカスタマイズ
- 入力やゲインステージの流れを、パッチケーブルのように視覚的に接続可能
- 実際の配線図のようにGUIで操作できるため、視覚的にとても分かりやすい
- ハイ/ロー入力の切り替えもGUI上で実装
- 実機のように、ギター入力を「HIGH」や「LOW」に切り替えて音のキャラクターを変更できる
- インパルスレスポンス(IR)対応のキャビネットシミュレーション
- IRファイルをドラッグ&ドロップで簡単に読み込み可能
- 波形プレビュー付きで、音の変化を視覚的に確認できる
- 内蔵の4×12キャビネットIRも搭載
最新の真空管アンプモデリング技術
- Wave Digital Filter(WDF)技術を使用
- スタンフォード大学の研究を基に開発されたアルゴリズム
- 実機アンプに限りなく近い挙動を再現
- ChowDSPのオープンソース技術を応用
- プロ品質のサウンドを、誰でも扱える環境で提供
回路改造(MOD)機能を内蔵
- JCM800の人気MODを内蔵
- 「Gain Boost(ゲインブースト)」で音の迫力アップ
- 「Input Warmth(インプット・ウォームス)」で音に太さと暖かさを追加
- MODスイッチにはLEDインジケーター付き
- どの機能がオンになっているか一目で分かる
電源部のシミュレーションもリアル
- VARIAC(電圧調整)によるコンプレッション効果を再現
- 電圧を下げることで、80年代ハードロック特有の「ブラウンサウンド」を生み出せる
- 実際の真空管アンプで起こる「電圧のたわみ」も忠実に再現
入力選択と視覚化
- HIGH/LOWインプットの切替で異なるサウンドキャラクターを再現
- シグナルの流れをリアルタイムで視覚化
- 音作りのどの段階でどんな処理がされているかが一目瞭然
IRキャビネットローダー機能
- 外部のIRファイル(.wav)を読み込んで本物のキャビネットサウンドを再現
- お気に入りのIRを読み込めば、自分好みの“箱鳴り”を再現可能
- 波形プレビュー付きのUIで音の傾向がすぐにわかる
- サウンドの可視化が直感的
リアルタイムスペクトラムアナライザー(31バンド)
- 調整ごとにトーンの変化をリアルタイムで表示
- 可視化により、「耳だけ」では気付きにくい音域の変化もチェックできる
- EQ調整の目安にも最適
対応プラグイン形式・スペック詳細
- 対応フォーマット
- VST3、AU(macOS)、スタンドアロン
- 対応OS
- Windows 10以降(64bit)
- macOS 10.13以降(Intel & Apple Silicon 両対応)
- サンプルレート
- 44.1〜192kHz
- ビット深度
- 32bitフロート
- レイテンシー
- ゼロ(リアルタイムプレイにも最適)
- 推奨スペック
- Intel Core i7(第8世代以降)、Ryzen 5(3000番台以降)もしくはApple M1以降
- メモリ8GB以上(16GB以上推奨)
現在はベータ版として提供中
AmpBenderは現在V1.0.13 BETAとして提供されており、今後さらなる機能追加や調整が行われる予定です。
- バグ報告やフィードバックはGitHubで受付中
- 安定版のリリースに向けて、ユーザーの声を積極的に取り入れている段階
まとめ:Heath Audio「AmpBender」IRローダー・VARIAC搭載!JCM800サウンドをリアルに再現&自由に変形できる、無料で使える次世代アンプシミュレーター|DTMプラグインセール
AmpBenderは、Marshall JCM800の魅力を最大限に活かしつつ、現代的な音作りに対応できる新時代のアンプシミュレーターです。
- 初心者でも扱いやすいUI
- 上級者でも満足できる音作りの自由度
- 実機では不可能な音の探求
このような特長を持つAmpBenderは、「単なるアンプシミュレーター」を超えた、音の“実験装置”とも言える存在です。
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