
シネマティックやアンビエント、実験的な音楽を手がけるクリエイターにとって、音源選びは作品の世界観を左右する重要なポイントです。
23GBを超える音源には、ギターやハープ、シンセパッド、民族楽器など、他では手に入らない音色が詰まっています。
Dark Intervals Complete Bundle:Kontakt向け作曲ツールライブラリを一挙収録

作曲家やサウンドデザイナー向けに、シネマティックでアンビエント、エクスペリメンタルな音楽制作に最適なライブラリをまとめた、Dark Intervals Complete Bundle。
このバンドルには、13種類のKontaktライブラリが含まれており、合計23GBを超える音源が収録されています。
ギター、ハープ、パッド、アンビエントサウンドなど、多様なインストゥルメントが搭載され、音楽制作の可能性が大きく広がる内容となっています。
Dark Intervals Complete Bundleの主な特徴

- Kontaktフルバージョン専用(v6.3.2以上)
- 無料版のKontakt Playerでは使用不可
- 一部(UDU)はv6.6.1以上が必要
- 合計23GB以上のライブラリ容量
- 作曲に必要な幅広い音源を網羅
- シネマティック・アンビエント・実験的な音楽制作に最適
- 4つのマイクポジションが設定できるインストゥルメントも含まれる
- すべての音源がカスタムGUI付きで、直感的な音作りが可能
- PC・Mac対応(8GB以上のRAM推奨)
バンドルに含まれるライブラリ一覧と解説
以下に、収録されている13のKontaktライブラリとその特徴を詳しくご紹介します。
1. Deep Blue
- 深く広がるアンビエント系サウンドに特化
- 収録カテゴリ:ベース、リード、パッド、プラック、シーケンス(全50プリセット)
- GUIにより音量、パン、フィルター、ADSR、リバーブなど細かく調整可能
2. Rawa
- 民族的・ワールドミュージックに最適なエスニックサウンド集
- 上記と同様の50プリセット構成
3. Artefact
- グリッチ系、歪んだサウンドを収録
- ダークで実験的なトラックにぴったり
4. Sonorous
- 豊かで美しいアンビエントサウンドに特化
- 柔らかく包み込むような音色が特徴
5. Patmos
- 映画音楽向けの壮大でシネマティックな音源
- ドラマティックな展開に使える壮大なプリセット多数
6〜8. Guitars in Space 1〜3
- エレキギターのピック弾きを多彩に収録
- ミュート奏法やパッド音への加工も豊富
9〜10. Smooth Guitars 1 & 2
- ジャズやファンクにマッチするレトロなループ&フレーズ集
- Kontakt用ライブラリだけでなく、WAV/MP3サンプルパックも同梱
11. ARCTICA
- シンセ系サウンドに特化
- 鋭くエッジの効いたポリシンセ、冷たく夢見心地なパッドなどを収録
12. MANDOLIN TEXTURES
- アコースティックマンドリンの音色を大胆に変化させたテクスチャーサウンド
- マンドリン本来の音とは一味違った表現が可能
13. Irish Lyre Harp / Lite版も同梱
- ケルト風ハープのあたたかく親密なサウンド
- 通常版は4つのマイクポジション搭載、Lite版は軽量化されたバージョン
14. UDU
- ナイジェリアの民族打楽器「ウドゥ」のKontakt音源
- 多様な奏法を収録し、リアルで表情豊かな演奏が可能
Dark Intervals Complete Bundleの使い方・活用法
Dark Intervals Complete Bundleは、ただの音源パッケージではなく、クリエイターの創造力を広げる多彩なツールセットです。
特に映画音楽やアンビエント、実験音楽など「雰囲気」を重視するジャンルで、その真価を発揮します。
ここでは、実際の制作現場でどのようにこのバンドルを活用できるのかを具体的にご紹介します。
活用例一覧
- 映画やドラマの劇伴に使う
- ライブラリに含まれる「Patmos」や「Sonorous」は、壮大で感情的なパッドやアンビエントサウンドが豊富です。
- シーンごとの雰囲気に合わせた音作りが可能なので、映像に合わせたスコア制作に最適。
- トレーラー音楽やシネマティックサウンド制作
- 重厚なテクスチャーやシンセサウンドを組み合わせて、迫力のあるサウンドを構築できます。
- 特に「Artefact」や「ARCTICA」の音色は、スリリングな展開や緊張感の演出に向いています。
- アンビエントやエレクトロニカの楽曲制作
- 滑らかなパッドや空間系エフェクトを生かして、空気感のあるトラックを作成。
- 「Deep Blue」や「Rawa」など、浮遊感のあるサウンドが得意なライブラリが役立ちます。
- ゲーム音楽や効果音のベース素材として
- ファンタジーや民族系ゲームには、「Irish Lyre Harp」や「UDU」などの個性的な音色がマッチ。
- 効果音と音楽の中間のような音作りにも使えます。
- ポストロックやエレクトロアコースティックのアレンジ
- 「Guitars in Space」シリーズは、シンプルなコードワークでも独特の空気感を演出できます。
- サウンドスケープの土台として重宝するライブラリ。
- ローファイやチル系トラックの装飾に
- 「Smooth Guitars」シリーズに含まれるレトロなギターリフは、ビートメイクのスパイスとして最適です。
Dark Intervals Complete Bundleがおすすめな人
Dark Intervals Complete Bundleは、すべての音楽制作者に向けた万能パッケージというよりも、「特定の目的」や「こだわり」を持ったクリエイターに特に強くおすすめできる内容です。
以下に当てはまる人であれば、このバンドルのポテンシャルを最大限に引き出せるでしょう。
こんな人におすすめ
- 映像音楽や劇伴の作曲に携わっている人
- シネマティックで感情的な音色が多く、ドラマ、映画、CMなどのスコアにマッチ。
- パッド、テクスチャー、アンビエント素材が豊富なので、シーンごとの雰囲気づくりがしやすい。
- アンビエントやエクスペリメンタル音楽の制作者
- 深く浮遊感のある音や、変則的でユニークなテクスチャーを活用可能。
- 静かで内省的な音楽制作にぴったり。
- シンセとアコースティックを融合させたい人
- ハープやマンドリン、ギターなどの生音と、シンセサイザー音源の両方が入っているため、ジャンルを越えた表現が可能。
- 民族楽器や世界観のある音を探している人
- UDUやIrish Lyre Harpなど、他では手に入りにくいユニークな楽器を収録。
- 民族音楽やファンタジー系作品にも最適。
- ライブラリを使って楽曲のアイデアを素早く形にしたい人
- どのライブラリもプリセットが豊富で、即戦力として使える構成。
- 素材をそのまま使ってもクオリティが高く、時短に繋がる。
- Kontaktユーザーで、表現力の高い音源を求めている人
- GUIがわかりやすく、細かいサウンド調整もスムーズ。
- Kontaktフル版の活用範囲を大きく広げられる。
注意点
- 使用にはKontaktフルバージョン(6.3.2以上)が必要です。
→ 無料のKontakt Playerでは動作しません。 - ライブラリによっては、さらに新しいバージョン(例:UDUは6.6.1)を必要とする場合もあります。
- ライセンスの確認やシステム要件を事前にチェックするのがおすすめです。
まとめ:Dark Intervals「Complete Bundle」シネマティック・アンビエント・実験音楽に最適な23GB超のKontakt音源集!幻想的なパッド、繊細なギター、ケルトハープや民族打楽器など、多彩な音源を詰め込んだ、創作の幅を広げる13種の個性的ライブラリ|DTMプラグインセール
今回の記事では、Dark Intervals Complete Bundleに含まれる音源の詳細と、その活用方法、おすすめできる人について紹介しました。
映画やゲーム、アンビエントなど、空気感・世界観の演出に特化した音楽制作を行う人には特におすすめの内容です。
- Kontakt専用の13音源・合計23GB超を収録したバンドル
- 映画音楽やアンビエント、エクスペリメンタルに最適
- ギター、ハープ、民族楽器、シンセなどジャンル横断的に活用可能
- GUIでの音作りがしやすく、即戦力として使えるプリセット多数
- 映像系、環境音楽、民族系など「雰囲気重視」の楽曲に最適な構成
もし、あなたが音楽で“空気を描きたい”と考えているなら、このバンドルはきっと理想的な相棒になってくれるはずです。
