
Minifusionは、声や楽器の音をリアルタイムで別の楽器の音色に変換できる、革新的なサウンド変換プラグイン。
音楽制作だけでなく、ライブパフォーマンスやアイデアスケッチにも役立つ、注目の無料β版です。
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Minifusion:ライブ楽器の音色をリアルタイム変換する革新的プラグイン

音楽制作やライブパフォーマンスの世界では、AIを活用したツールが次々と登場しています。
その中でもひときわ注目を集めているのが、Minifusionというプラグインです。
Minifusionは、あなたの声や楽器の音を“別の楽器の音色”にリアルタイムで変換できる新しいタイプのサウンドデザインツール。
現在はβ版として提供されており、WindowsとmacOSで使用可能です。
Minifusionの特徴
Minifusionは、AIを活用してライブ音源の音色をリアルタイムで変換(ティンバー・トランスファー)するという、これまでにない体験を提供してくれるプラグインです。
以下のような機能があります。
- ライブビートボックス変換
- 口でビートを刻むだけで、本物のドラム音にリアルタイムで変換されます。
- ドラムセットのように聞こえるように変換されるため、ビート制作に革新をもたらします。
- 声をサックスに、ギターをピアノに変換
- 歌声を吹奏楽器のような音に変える「声→サックス」
- ギターの演奏をピアノのように聞こえさせる「ギター→ピアノ」
- 演奏表現の幅が一気に広がります。
- 声のモーフィング(Vocal Morphing)
- 声質を変えたり、エフェクトのように声をなめらかに変化させる機能。
- DXスタイルのエレピ(エレクトリック・ピアノ)
- Yamaha DX7風のエレピ音をリアルタイムで再現可能。
- 独特のノスタルジックなサウンドが魅力です。
- アップライトベース変換
- 声や他の楽器の入力を、ジャズやアコースティック系で使われるアップライトベースに変換。
- リアルな低音域を再現できます。
- ボウド・ストリングス(弓で弾く弦楽器)
- エレキギターを弦楽器(バイオリンのような音)へと変換。
- 民族音楽や映画音楽などで使える独特なサウンドを得られます。
利用可能な音源データセット(学習モデル)
Minifusionでは以下のようなオープンデータセットを用いて音色変換モデルを構築しています。
- Latin Drums (Candombe)
- ウルグアイの伝統的なカンドンベ太鼓の音源。
- Drumset
- 拡張MIDIグルーブデータセット(E-GMD)。電子ドラムで演奏された2時間50分分の音。
- DX Piano
- Yamaha DX7のエレクトリックピアノ音源をDexedで再現。
- Vocals
- VCTK Dataset(さまざまな英語話者の音声)を使用。
- Sax(サックス)
- Filosax Datasetというオープンなサックス音源から学習。
- Strings(ストリングス)
- URMP Dataset(バイオリンやチェロなどの録音)を使用。
ユーザーが自分でモデルを学習することも可能
Minifusionは「BRAVEモデル」と呼ばれる独自モデルに対応しており、自分で音源を学習させて新しい変換モデルを作ることもできます。
- BRAVE Train Instructionsという公式ガイドが提供されており、手順に沿えば誰でもカスタムモデルの学習が可能。
- より自分好みのサウンドデザインを追求したい方にとっては、大きな魅力です。
実際の使用感と活用例
レビューサイト「Bedroom Producers Blog」でも取り上げられたMinifusionの活用例を紹介します。
- ライブパフォーマンスでの活用
- ギターで演奏しながら、バイオリンのような音を出すことが可能。
- 「思わず二度見されるような」意外性のあるサウンド演出に。
- 作曲・アイデアスケッチ
- サックスでメロディを吹けなくても、声でフレーズを口ずさむだけでサックス音に変換可能。
- 楽器が弾けなくてもアイデアを形にできるツールとして便利。
- サウンドデザイン
- 実験的な音作りや、珍しい音色の組み合わせが試せる。
- 効果音制作や映画音楽などにも応用可能。
Minifusionは誰におすすめか?
以下のような方には、特にMinifusionをおすすめします:
- 楽器を演奏できないけど、アイデアを素早く形にしたい方
- ライブでユニークな音色を使いたいパフォーマー
- サウンドデザインを深掘りしたいクリエイター
- AIを活用した音楽制作に興味がある人
Minifusionの対応環境・フォーマット
- 対応OS:
- Windows 11 / Windows 10(ただし、今後の更新はWindows 11が中心になる見込み)
- macOS(M1チップ以降)
- 対応フォーマット:
- VST3(Windows / macOS)
- AU(macOSのみ)
まとめ:Franco Caspe「Minifusio」声がサックスに、ギターがピアノに変わる!?AIで楽器の音色をリアルタイム変換できる、AIによるリアルタイム音色変換プラグイン|DTMプラグインセール
Minifusionはこんなプラグインです。
- AI技術で声や楽器の音をリアルタイムに変換
- ドラム・ピアノ・サックス・弦楽器など、変換できる音色は多彩
- ライブパフォーマンスでも、作曲のアイデアスケッチでも活躍
- 学習済みの音源データセットで高品質な音変換を実現
- 自分で学習モデルを作って追加することも可能
- 現在は無料β版として公開中
Minifusionは、「こんな音が出せたらいいのに」をすぐ形にしてくれる、新世代の音楽制作ツール。
AIによるサウンド変換を、ぜひ体験してみてください。
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