
Wurlitzer Toolkitは、エレクトリック・ピアノ「Wurlitzer」のサウンドを斬新に再構築したKontakt専用音源です。
クラシックな響きをベースに、歪みや揺らぎを取り入れた4種のバリエーションを収録。
映画音楽やアンビエント、ローファイなど、多彩なジャンルに対応する“ひと味違う”エレピ音源を探している方にぴったりのライブラリです。
Wurlitzer Toolkit by Sound Dust|エレピの常識を超えるシネマティック音源
Wurlitzer Toolkit は、Sound Dust が手がけたユニークなKontakt用音源です。
クラシックなエレクトリック・ピアノ「Wurlitzer 200」の魅力を土台にしながら、サウンドの常識を軽やかに飛び越えた ― そんな“新しいエレピ体験”を提供します。
- クラシックWurlitzerの再解釈
使用されているのは、シェリル・クロウ、オアシス、ノエル・ギャラガーらのバンドで実際に使われた由緒あるWurlitzer 200。 - 特別なモディファイが施された個体
Tremoloスピードをリアルタイムで変えられる改造がされており、一般的なWurlitzerでは不可能な揺らぎを実現しています。 - Kontakt専用(※フルバージョン6.7.1以降が必要)
無料のKontakt Playerでは10分でタイムアウトしますのでご注意を。 - 映画音楽やアンビエント向けにも対応
柔らかく有機的な質感と、どこか懐かしくメランコリックな音色が特徴。シネマティックな楽曲制作に最適です。
Wurlitzer Toolkitの特徴的な4つのサウンドエンジン
Wurlitzer Toolkit は、1つのWurlitzerを4通りのアプローチで収録し、それぞれをSound Dustの拡張版DRIFTエンジンに搭載しています。
バリエーション豊かな4つのKontaktインストゥルメントが収録されています。
Good Wurlitzer(グッド・ウーリッツァー)

- 最も“正統派”なサウンド
スタジオクオリティで丁寧に録音された、王道のエレピサウンド。 - 仕様
- 7段階のベロシティレイヤー
- 高品位プリアンプを通して収録
- 個性的なループが組み込まれており、単なるクリーンサウンドでは終わらない
Bad Wurlitzer(バッド・ウーリッツァー)

- 意図的に“壊した”サウンド
AKAI MPC100のローファイなピッチシフトアルゴリズムを使用。音を1オクターブから1セミトーンまで下げて録音。 - 特徴
- デチューン感や劣化した音質がクセになる
- 12段階のベロシティレイヤー
- 不完全さの中に美しさが宿る、ローファイファン必聴の仕上がり
Fuzzy Wurlitzer(ファジー・ウーリッツァー)

- サウンドに“歪み”の魔法をかけたモデル
「Dust Cloud Drive」というカスタムファズペダル(Arbiter Fuzz Faceを基にした自作機)を使用して全ノートを録音。 - 特徴
- どのノートにもユニークな歪みが加わる
- ファズ系エフェクトによる温かくも荒々しいテクスチャ
- サイケ〜オルタナティブな楽曲制作にもマッチ
Chaotic Wurlitzer(カオティック・ウーリッツァー)

- リアルタイムで揺れる“混沌”のサウンド
Tremoloスピードのノブを手動で操作しながら録音された、即興的で生々しいエフェクト。 - 仕様
- ベロシティレイヤーは3段階
- 各ノートに異なる揺らぎがあり、予測不可能な動きが特徴
- 「不完全さ」を音楽的な強みに変えるクリエイティブな音色
Wurlitzer Toolkitの使い方・活用法
Wurlitzer Toolkitは、クラシックなWurlitzerサウンドの枠を超えた柔軟な表現力を持っています。
ここでは、実際の音楽制作における具体的な活用方法を紹介します。
こんなシーンで活用できます
- 映画やドラマの劇伴音楽に使う
柔らかく揺れるトーンや、歪んだエッジの効いた音が、シネマティックな場面の空気感を一気に高めます。
特にFuzzyやChaoticバージョンは、感情の揺れや緊張感の演出に最適。 - アンビエントやエクスペリメンタル系の楽曲に
Good Wurlitzerのナチュラルな響きや、Bad Wurlitzerのローファイな質感は、背景音や浮遊感を生む素材としてぴったりです。 - ポップスやR&Bのコードバッキングに使う
ほどよい個性を持ちながらも、基本のエレピとしての役割もしっかり果たします。
エレピの音に“もう一味”加えたいときに。 - エフェクト処理によるサウンドデザインの素材に
もともとの音がユニークなので、リバーブやグラニュラーエフェクトとの相性も抜群。
新たな音作りのベースとして活躍します。 - 即興演奏やライブパフォーマンスでの変化球に
Chaotic Wurlitzerの予測不能な揺らぎや、Fuzzyの激しい歪みを活かして、ライブに即興的な刺激をプラスできます。
Wurlitzer Toolkitがおすすめな人
Wurlitzer Toolkitは、ただのエレピ音源とは一線を画す個性的なライブラリです。
そのため、万人向けというよりは“ピンポイントで響く”タイプの音源です。以下に、特におすすめできるタイプのクリエイター像をまとめました。
こんな人におすすめです
- シネマティックや映像向けの音楽を作る人
柔らかく、温かく、そして少し物悲しい…そんな音が映像の雰囲気づくりにぴったりです。 - 普通のエレピ音源に物足りなさを感じている人
Goodだけでなく、Bad・Fuzzy・Chaoticというユニークな4バリエーションがあるため、サウンドに“遊び”が欲しい人に向いています。 - ローファイやオルタナ系の音作りをしている人
ピッチを崩したり、ファズで潰したりといったラフな加工があらかじめ施されているため、手間をかけずに独特のテイストを出せます。 - 音源に“質感”や“ムード”を求める人
ハイクオリティな収録と独特な処理により、単なる音ではなく“空気ごと録った”ようなサウンドが特徴です。 - Kontaktを使い慣れている中〜上級者
無料版では使用制限があるため、フルバージョンを使いこなせるユーザーにおすすめです。
収録内容のまとめ
- 4種類のKontakt音源(Good / Bad / Fuzzy / Chaotic)
- 220種類のスナップショット
- 1.4 GBの非圧縮サンプルデータ
- Kontaktフルバージョン(6.7.1以降)専用
まとめ:Sound Dust「Wurlitzer Toolkit」普通のエレピにもう飽きた?クラシックWurlitzerの美しさに歪みと揺らぎを加えた、Sound Dust渾身の4つの(Good・Bad・Fuzzy・Chaotic)エレピ音源|DTMプラグインセール
Wurlitzer Toolkitは、単なるエレピ音源ではありません。
4つの異なるアプローチによって生まれたサウンドは、どれもユニークで、時に美しく、時に混沌とし、そして非常に“使える”サウンドばかり。
- Wurlitzer Toolkitは4種類の異なるアプローチで録音されたエレピ音源
- シネマティックやアンビエントなど“質感重視”の楽曲制作に最適
- Kontaktのフルバージョンが必須(無料版では制限あり)
- 音源はGood / Bad / Fuzzy / Chaotic の4バリエーション
- 実在のWurlitzer 200を使用し、アーティスト所有の特別な個体を収録
- ローファイから実験的な用途まで、幅広く対応できる
- 普通のエレピに飽きたクリエイターにおすすめ
Wurlitzer Toolkitは、単なる“エレピ音源”ではなく、クリエイティブな表現を支えるツールです。
個性あるサウンドを探している方は、ぜひチェックしてみてください。